

サッカー観戦ガイド
サッカーはよく小規模のルール改正が行われます。時に大きく改正が行われるときがあります。Jリーグ公式サイトのリリースでも確認は可能ですが、当サイトでも、できる限り説明したいと思います。
2025シーズンのJリーグは終了し、2026年に入りますが、2025シーズンまでは、2月中旬開幕12月上旬終了の「春秋制」を採用していたJリーグ、2026年からは8月開幕、翌年6月上旬終了の「秋春制」へとシーズン移行し、日本サッカー界は大きく変化します。当サイトでは、百年構想リーグおよび、2026/27シーズンJリーグ(決定している事項のみ)について説明します。

2026年以降の日程
2025シーズンのJリーグは2025年12月に終了し、次のシーズンは2026年8月に開幕する。ただ、2025シーズン終了から次のシーズンのスタートまで8ヶ月近く空くため、この期間を利用して特別大会が行われる。その特別大会のことを「百年構想リーグ」と名付けられており、今回限りの特別大会である。
後述でも詳しく説明するが、J1は20クラブを2つの地域に分けてリーグ戦を行った後、各地域の同順位同士で戦って、最終順位を決める。
J2とJ3に関しては、合同で開催され、計40クラブを4つの地域に分けてリーグ戦を行った後、各地域の同順位同士で戦って、最終順位を決める。
この百年構想リーグの期間中、ルヴァンカップと天皇杯は行われない。2026/27シーズン中に開催されると思われるが、現時点で発表はない。
百年構想リーグが終われば、2026年8月より本格的なシーズン移行となる。これまでの12月上旬閉幕から、翌年6月上旬閉幕となる。以下は、Jリーグから発表された開催期間となる。なお、詳細に関しては、今後改めて発表される。
現在発表されている日程としては以上になるが、開幕日は2026年8月7日(金)の可能性があると、Jリーグから発表されている。金曜日開催のJリーグ、所謂「金J」と呼ばれる。全ての試合が8月7日ではなく、一部の試合が対象と思われる。
最終節の日程が土日に分散されているように思えるが、近年のJリーグは、残り2節になったら全試合同時刻スタートになっているため、全試合同時刻スタートになると思われる。まだ決定事項ではないと、Jリーグからも発表されている。
発表されている日程に関しては、Jリーグ公式サイトのプレスリリース「2026/27シーズン 明治安田Jリーグの開催期間を決定」を確認してください。
明治安田J1百年構想リーグは、J1に所属する20クラブを東西10クラブずつに分けて「地域リーグラウンド」を戦った後、地域リーグラウンドの同じ順位同士が戦う「プレーオフラウンド」へ。このプレーオフラウンドで、最終順位を決定する。

グループ分け
上記図のように、東西10クラブずつに分かれて地域リーグラウンドを戦う。東を「EAST」、西を「WEST」という名称を用いている。各グループでホーム&アウェイ形式のリーグ戦を行い、地域リーグラウンドの順位を決める。
2026年2月6日(金)~2026年5月23日(土)or 24日(日)
前後半45分ずつの90分で勝敗を決める。勝敗を決しない場合はPK戦で勝敗を決める。延長戦はなし。これまでのリーグ戦とは違い、引き分けはなく、完全決着方式となる。
これまでのリーグ戦の通り、90分以内で勝利した場合は勝ち点3が与えられる(90分以内の敗戦はゼロ)。90分以内で勝敗を決しない場合のPK戦における勝ち点は、勝利チームに勝ち点2、敗戦チームにも勝ち点1が与えられる。

プレーオフラウンド
上記図のように、地域リーグラウンドの最終順位から、各グループ同順位同士がホーム&アウェイ方式の順位決定戦に臨む。
2試合合計スコアで勝者を決定する。合計スコアが同じの場合は、第2戦の後に延長戦を行い、それでも決着しない場合はPK戦で勝者を決定する。第1戦は90分間の勝負のみで、延長戦、PK戦は行われない。
各グループ同順位同士の戦いの勝者が上位、敗者が下位となる。なお、WEST1位vsEAST1位の勝者が、今大会の優勝であり、2026/27シーズンのACLE(AFCチャンピオンズリーグエリート)の出場権が与えられる。
これまでのリーグ戦では、下位3クラブはJ2に降格するが、今大会(百年構想リーグ)終了後、下位クラブのJ2降格はない。WEST10位vsEAST10位の勝者が19位、敗者が20位だが、それであっても降格はない。本格的なシーズン移行の2026/27シーズンのJ1リーグを戦う。
明治安田J2・J3百年構想リーグは、J2およびJ3に所属する計40クラブを4地区10クラブずつに分けて「地域リーグラウンド」を戦った後、地域リーグラウンドの同じ順位同士が戦う「プレーオフラウンド」へ。このプレーオフラウンドで、最終順位を決定する。

グループ分け
上記図のように、J2およびJ3に所属する計40クラブを、東を2グループずつ、西も2グループずつに分けて地域リーグラウンドを戦う。東を「EAST-A」「EAST-B」、西を「WEST-A」「WEST-B」という名称を用いている。各グループでホーム&アウェイ形式のリーグ戦を行い、地域リーグラウンドの順位を決める。
2026年2月7日(土)or 8日(日)~2026年5月23日(土)or 24日(日)
前後半45分ずつの90分で勝敗を決める。勝敗を決しない場合はPK戦で勝敗を決める。延長戦はなし。J1の百年構想リーグと同様、引き分けはなく、完全決着方式となる。
これまでのリーグ戦の通り、90分以内で勝利した場合は勝ち点3が与えられる(90分以内の敗戦はゼロ)。90分以内で勝敗を決しない場合のPK戦における勝ち点は、勝利チームに勝ち点2、敗戦チームにも勝ち点1が与えられる。

プレーオフラウンド
上記図のように、地域リーグラウンドの最終順位から、各グループ同順位同士が「1発勝負」のトーナメント戦に臨む。ホーム&アウェイ形式ではない。
第1戦、第2戦とも1発勝負で勝者を決定する。合計スコアが同じの場合は延長戦を行い、それでも決着しない場合はPK戦で勝者を決定する。
プレーオフラウンドの最終順位1位が今大会の優勝となる。J1と違い、ACLEへの出場権はないが、優勝クラブには1,500万円が与えられる。
なお、今大会(百年構想リーグ)終了後、J2、J3間での昇格、降格はない。引き続き、本格的なシーズン移行の2026/27シーズンのJ2リーグおよびJ3リーグを戦う。
ACLとはアジア地区のクラブNo.1を決める大会で、東西アジア地区のクラブが出場する。近年の各国の成績によって、各国に与えられる枠に入るクラブ数が異なる。
この大会はリーグ戦と並行して行われるため、出場クラブは過密日程を強いられることがある。従って、出場資格を得たクラブは、少しでも戦力補強をして過密日程を乗り切ろうとする。選手層の充実がカギとなる。
ACLは、以下のように3つの層に分けられ、出場資格の上位クラブがACLE(EはエリートのE)、その下のクラブがACL2、ACGLへと分けられる。各国の出場枠は、AFCのランキングに基づき決定される。日本は2025/26、および2026/27シーズンのACGLには参加しない。
2025年12月現在、ACLEではリーグステージの戦いの最中であり、神戸、町田、広島が1位から3位までを独占している状況。リーグステージは2026年2月に再開され、リーグステージ突破を狙っている。
ACL2を戦っているG大阪は、グループステージを6戦全勝でノックアウトステージ進出が決まっている。2026年2月からのノックアウトステージとともに、百年構想リーグを並行して戦うため、勝ち上がり次第では過密日程になる。
2026/27シーズンのACL出場枠は基本、前年のJ1リーグ優勝と2位クラブ、J1百年構想リーグ優勝クラブがACLE、天皇杯優勝クラブがACL2に出場する予定だったが、AFC(アジアサッカー連盟)が、2026/27シーズンよりACLEに出場するクラブを24から32に拡大すると発表し、Jリーグからも出場枠について5月1日に発表した。
発表された内容では、ACLEのリーグステージ(LS)から出場する前年のJ1リーグ優勝と2位クラブ、J1百年構想リーグ優勝クラブに加え、LSに出場するためのプレーオフ(プレリミナリーステージ(PS))に出場する2クラブが与えられた。
その2クラブは、前年J1リーグ3位の京都サンガF.C.と、J1百年構想リーグ準優勝クラブに与えられる。その基本を5月1日現在の状況に当てはめると以下のようになる。
基本は上記のような出場枠だが、例外が多くあり、ややこしくなる。鹿島や町田が百年構想リーグを制した場合や、5月1日現在でACL2の決勝まで勝ち上がっているG大阪がACL2を制したらどうなるのか?などの疑問点が出てきます。
2026年5月1日にリリースされた「2026/27シーズンAFCクラブ競技会の出場枠について」を参照していただきたいが、重複した際には、基本的にはあらかじめ決められた優先順位に基づいて繰り上がるようになっている。