管理人Voice

第741回から第750回

2025シーズンのJ2クラブを「簡単な一言」で評価する

 J2リーグに関しても、2025シーズンの全日程を終え、J1昇格は水戸、長崎、そしてJ1昇格プレーオフを勝ち抜いた千葉となった。そして、J3への降格クラブも決まり、熊本、山口、愛媛が来季J3へ降格する。
 J2に関しても、J1自動昇格の2位以内がどこになるか、最後までわからない状況が続いた。J2に関しても茨城県勢の水戸が優勝し、J1初昇格に花を添えた。J1ですら、実力が拮抗しているのに、J2はさらに拮抗している。そんなJ2も「簡単な一言」で評価する。

  • J2の「門番」卒業・・・水戸ホーリーホック
  • やはり力はあるんで・・・V・ファーレン長崎
  • やっとJ2卒業・・・ジェフユナイテッド千葉
  • あと一歩・・・徳島ヴォルティス
  • 監督交代も劇薬にならず・・・ジュビロ磐田
  • J2昇格即J1昇格ならずとも手応え・・・RB大宮アルディージャ
  • 殆どがプレーオフ圏内にいたのに・・・ベガルタ仙台
  • 立て直しにはもう少しかかりそう・・・サガン鳥栖
  • 今年も9位、次はプレーオフ圏内以上・・・いわきFC
  • 土居聖真・・・モンテディオ山形
  • チームもスタジアムもステップアップ中・・・FC今治
  • シーズン通してもどかしい・・・北海道コンサドーレ札幌
  • J2定着は嫌や・・・ヴァンフォーレ甲府
  • スタジアム問題大丈夫?・・・ブラウブリッツ秋田
  • 須藤エンタテインメントサッカーの終わり・・・藤枝MYFC
  • J2定着は嫌や・・・大分トリニータ
  • 奇跡・・・カターレ富山
  • 悪夢・・・ロアッソ熊本
  • 降格圏にずっと低迷・・・レノファ山口FC
  • 最後まで低迷・・・愛媛FC

・最後までもつれた自動昇格争い

 J1同様、最後までもつれた優勝争い。そして自動昇格圏の争いも。これまで1チームは、最終節前までに自動昇格圏の2位以内を決めるシーズンが多かったが、今年は長崎、水戸、千葉に自動昇格圏の2位以内、かつJ2優勝の可能性があった。
 最終節前まで2位だった水戸がJ2初優勝、およびJ1初昇格を決めた。長崎は徳島に引き分けたものの、8年ぶりのJ1昇格。試合終了間際、GK後藤の顔面ブロックがなければ、3位に転落する可能性があったんで、魂のブロックだったと思う。

・千葉は歓喜、徳島と大宮は惜しかった

 J1昇格プレーオフを制したのは千葉。2009シーズンでJ2降格が決まり、久々のJ1復帰となる。そういえば序盤の主役だったのは千葉だった。首位をキープし「この強さは本物か?」と。その後は2位や3位あたりをキープし、自動昇格はならなかったが、プレーオフを制し、久々のJ1復帰となった。
 惜しくも決勝で千葉に敗れた徳島、徳島も安定してプレーオフ圏内に位置し、J1昇格もあるかと思ったが、やはり攻撃か。J2最少失点の堅守の一方で、得点はJ2で12番目。プレーオフ決勝でも決定力に課題が残った。
 そして大宮、レッドブル傘下で「RB大宮アルディージャ」として、J2復帰1年目を戦った。俺自身は台風の目になるかなと思っていたが、シーズンが始まるとプレーオフ圏内以上で推移し、これはJ2昇格1年目でJ1昇格という初めてのケースがあるかもと思ったが、プレーオフ準決勝で千葉に大逆転負けを喫した。

・J2降格3チームは無念

 昨年までJ1で、今年J2で戦うことになった鳥栖、札幌、磐田。3チームとも1年でのJ1復帰はならなかった。
 鳥栖と札幌は、序盤に出遅れた。鳥栖は開幕3連敗、札幌は開幕4連敗。鳥栖はその後順位は上げたものの、プレーオフ圏内に届かなかった。札幌に関してもプレーオフ圏内に届かなかった上、シーズン通して不安定さを露呈した結果に。
 磐田は序盤はプレーオフ圏内も、次第にプレーオフ圏当落選上に。監督を交代し、最終節でプレーオフ圏内の5位に滑り込んだものの、プレーオフ準決勝で徳島に敗れた。

【最後に】

 J2は富山が奇跡の残留を果たした一方で、熊本が悪夢の降格となり、山口と愛媛もJ3へ降格となった。来年前半に行われる百年構想リーグでは、昇降格がないため、少なくとも1.5シーズンはJ3所属となるが、すぐに戻ってきてほしい。
 J1同様、最後までJ2優勝争いがもつれたJ2、水戸の初昇格、2000年からJ2参入も、ずっとJ2に所属し、ようやく卒業。長崎は8年ぶりの昇格、千葉は17年ぶりの昇格。J1昇格おめでとうございます。
 百年構想リーグではJ2とJ3混合で、4つの地区に分かれての戦い、そしてプレーオフラウンド、これまでになかった戦いが来年前半にあるので、それも楽しみにしたい。今シーズンもお疲れ様でした。来年も楽しみにします。

2025シーズンのJ1クラブを「簡単な一言」で評価する

 2025シーズンの国内サッカーの日程は全てを終え、J1は鹿島が9年ぶり9回目の優勝。来季J2に降格するのは横浜FC、湘南、新潟の3クラブとなった。
 今も優勝の余韻に浸っている俺、現地観戦はできなかったが、最高の結果になって本当によかった。Jリーグアウォーズでは数々の賞が鹿島に。MVPは早川、これは異論なし、幾度ものピンチを救ってくれたわけで。では早速、2025シーズンのJ1クラブを「簡単な一言」で評価する。

  • 9年ぶりの歓喜!・・・鹿島アントラーズ
  • あと一歩・・・柏レイソル
  • 最強サンガ・・・京都サンガF.C.
  • スキッベさん・・・サンフレッチェ広島
  • 寝耳に水・・・ヴィッセル神戸
  • 強いときは無敵・・・FC町田ゼルビア
  • 安定感のある戦い方ができれば・・・浦和レッズ
  • 3年連続8位・・・川崎フロンターレ
  • 強いのか、そうでもないのか・・・ガンバ大阪
  • 得点と失点のバランス・・・セレッソ大阪
  • 低迷も、少しずつ手応え?・・・FC東京
  • 一時首位はあったが・・・アビスパ福岡
  • J1初挑戦はまずまずか・・・ファジアーノ岡山
  • J1定着へ・・・清水エスパルス
  • 苦しかったが、来季に生きる・・・横浜F・マリノス
  • 最後までパッとせず・・・名古屋グランパス
  • 堅守でも得点が・・・東京ヴェルディ
  • 得点力がほしかった・・・横浜FC
  • 次々と引き抜かれ・・・湘南ベルマーレ
  • 元々厳しいし・・・アルビレックス新潟

・最後までもつれた優勝争い

 優勝は鹿島。前回の管理人Voiceでも詳しく述べているので、簡単に振り返るが、オニさんが今年監督に就任し、また新しい戦術に取り組みということで、最初は躓くかなと思っていたが、順調に勝ち点を積み重ねて優勝を決めた。
 そして、2位になった柏、柏サポーター以外は残留争いをするのではないかと、多くの人は思っていたんじゃないかと。俺自身も18位予想をしていた。ごめんなさい。マテウス サヴィオが浦和に移籍したんで、厳しいかと思われたが、リカルド ロドリゲス監督の手腕が光り、いち早く戦術が浸透。終盤は鹿島と柏の一騎打ちとなり、優勝まであと一歩まで迫った。

・過去最高の3位、京都サンガF.C.

 今年は京都の躍進はめざましいものがあった。俺自身は、京都がJ1復帰以降、そんなに厳しい戦力か?と疑問に思っていて、ポテンシャルの高いチームだと思っていた。
 昨年の前半は一時期J2降格圏にいたものの、ラファエル エリアスらの加入から一気に強くなった。マルコ トゥーリオも急に覚醒したし。
 その勢いそのままに、ラファエル エリアスの規格外の決定力、選手全員がよく走り、8月には首位をキープし、盤石な強さを見せた。
 しかし、9月に入り、その勢いが失速。10月の鹿島戦では、マルコ トゥーリオの先制も、試合終了間際のラストプレーで鈴木優磨に押し込まれ、非常に痛いドロー。それで少し心が折れたのか、次の横浜FM戦では完敗し、優勝争いから脱落。
 悲願のJ1初優勝には届かなかったものの、(負傷などで)誰が抜けても、勝ち点を積み重ねて優勝争いまで演じたことは、選手たちは貴重な経験をしたと思う。

・「心残りない」退任、「寝耳に水」退任

 今季リーグ戦は4位に終わった広島、新スタジアムも完成し、新スタジアムでの優勝を目指していたものの、そこには届かなかった。しかし、就任4年間で優勝争いができるチームに導き、ルヴァン杯も2度制した。
 スキッベ監督はこの4年間を振り返り、「心残りない」と。広島での4年間「やりきった」という感じなんやろう。次期監督にバルトシュ・ガウル氏に決まったと発表されている。
 そして神戸、鹿島以来2チーム目の3連覇を目指したシーズンだったが、最終順位は5位。そして、ルヴァン杯や天皇杯も逃し、無冠に終わってしまった。
 ACLEの戦いがシーズン序盤にあり、けが人も続出した。J1開幕当初は躓いたが、徐々に順位を上げていき、首位に立っていたことも。無冠が決定し、ホーム最終戦セレモニーの吉田監督の挨拶、今シーズン限りでの退任を報告すると、サポーターから驚きの声が。まさに寝耳に水やったんやろう。もう一年やるかなと思っていたが。
 その神戸の監督に、スキッベ氏が就任し、吉田監督は清水の監督に就任する。来季以降、リーグ奪還を目指し、新たな時代へと向かう神戸となる。

・神奈川県勢の低迷

 2017年から2022年まで、川崎が4回、横浜FMが2回、J1を制している。近年はお互いが低迷し、川崎は今年も8位で、これで3年連続で8位。今年はエリソン、伊藤達哉らの攻撃陣が力を発揮し、J1最多得点。しかし、失点がJ1で3番目に多い。特に長年センターバックで活躍したジェジエウが怪我がちで離脱することが多く、DF陣の不安定さが響いた。
 そしてマリノス、今年は一時期最下位にも低迷し、初のJ2降格の可能性もあった。2度の監督交代も、夏の移籍市場でジョルディ クルークスや谷村らを補強し、次第に機能。最終節では鹿島に敗れたものの、それまで4連勝していた。しかもすべて3得点以上。かつてない危機だったマリノス、残留を決め、大島監督との契約も更新。来季以降、強いマリノスを取り戻せるか。
 横浜FCと湘南はJ2降格。横浜FCは得点力が劣った。守備は手ごたえはありつつも、得点のチームトップはルキアンと櫻川ソロモンの4得点。湘南は開幕3連勝も、その後は主力選手が海外移籍するなど、次々と主力が引き抜かれた。

【最後に】

 ここに挙げていないチームもたくさんあるが、ここら辺で。希望通り、鹿島が優勝したことはよかった。一方で、特にマリノスかな、2001年もそうだが、ここまで厳しいシーズンというのはなかったかと。2001年の2年後の2003年は、J1リーグ両ステージ制覇で完全優勝した。なので、今シーズンの苦しい経験は来年以降繋がってくると思う。
 来年の前半は、シーズン移行の合間の期間を利用して、百年構想リーグがある。昇降格がないので、各クラブどういった戦いをしてくるのか。J1のほうはACLEの出場権を獲得できるし、この百年構想リーグの優勝も立派なタイトルやし、熱い戦いを期待したい。
 J2に降格した横浜FC、湘南、新潟は少なくとも1.5シーズンはJ2になるが、すぐに復帰してほしい。今シーズンもお疲れ様でした。

鹿島アントラーズJ1制覇!今季を振り返る

 J1最終節が行われ、前節まで首位だった鹿島が横浜FMに2対1で勝利し、9年ぶり9回目のJ1優勝を決めた。ACLを制した2018年以来のタイトル獲得。国内タイトル獲得は2016年J1リーグ戦以来となる。
 俺自身はマリノス戦のチケットが取れなかったので、NHK BSでの観戦となったが、本当にうれしい。1点差に詰められた時には、ハラハラドキドキした。なんせ、柏がリードしていただけに、同点に追いつかれたら優勝を逃すから。1点差のまま逃げ切った。
 久しぶりのタイトル獲得となった鹿島、幾度も修羅場を乗り越えてJ1優勝。今季の鹿島を振り返ることにする。

・開幕戦は躓くも、勝ち点を積み重ねる

 今年は鬼木達氏が鹿島の監督となり、また新しい戦術の取り組みを行うことに。川崎で培った「止める、蹴る」を代名詞に、正確なパスワークで相手を崩す、鹿島伝統の球際の強さ、勝負強さの融合を目指し、2025年シーズンのスタート。
 開幕節の湘南戦は、その戦術がかみ合わずに敗戦も、第2節の東京V戦では4対0で大勝し、その後順調に勝ち点を積み重ねた。第8節から第10節で3連敗を喫したが、第19節を終えて前半は首位で折り返した。

・怪我人の続出、チームの底上げ、早期の補強

 今季は怪我人が続出、しかも長期離脱の選手が多かった。公式に発表されたのが徳田誉(9月下旬に復帰)、下田栄祐、関川郁万、師岡柊生、安西幸輝。公式には発表はなかったものの、濃野公人、小池龍太、樋口雄太、レオ セアラなども一時期戦列を離れた。
 怪我人の続出は非常に痛い一方で、チーム全体の底上げができてきたのも大きかった。特に右サイドバック、アウェイC大阪戦で濃野がメンバー外、小池が先発予定も急遽津久井が先発。津久井の本職はセンターバックだが、右サイドバックとして新境地を開いた。そして、関川の離脱に伴い、キム テヒョンが主力に定着し、韓国代表にも選出された。
 昨年までなら補強が遅かったが、今年は中田浩二FDの的確でスピード補強を敢行。関川と安西の長期離脱の穴埋めとして、千田海人と小川諒也をそれぞれ補強。さらに横浜FMからエウベルを獲得した。的確な補強も大きかった。

・ルヴァン杯、天皇杯は早期敗退

 リーグ戦では勝ち点は積み上げていたものの、ルヴァン杯と天皇杯は早期に敗退。ルヴァン杯は昨年から大きく方式が変わり、J1J2J3全60クラブが参加する方式に。
 鹿島は1stラウンド1回戦の栃木シティには勝利したものの、2回戦のレノファ山口にPK戦の末敗退。この時期はちょうど過密日程の真っただ中で、かつ、リーグ戦も連敗中だった。それが影響したのか、早期に敗退する結果に。
 天皇杯は準々決勝で敗退。その当時対戦した町田ゼルビアの調子がよく、他を寄せ付けない盤石の強さを発揮していた時だった。その町田との対戦では力負け。Gスタでは、昨年から公式戦4戦4敗。鬼門のスタジアムになりつつある。鹿島の今季ワーストゲームを挙げるなら、この天皇杯準々決勝の町田戦だと思う。

・「このままだと優勝できない」危機感

 「このままだと優勝できない」という言葉、これは9月の浦和戦(埼玉)で勝利した後、鈴木優磨が勝利インタビューで語った言葉である。
 確かに、この試合では勝利したものの、結果だけであって、「押し込まれ続けたサッカーでは必ず限界が来る」「もっと主導権を握らないと」などと語っていて、かなりの危機感を感じていた。その後の9月の2試合では快勝した。
 優磨が語った言葉は、選手たちには伝わっているはずで、特にアウェイ名古屋戦では今季ベストゲームに近い試合内容で、4対0の快勝だった。

・勝ち点1の重み

 試合が引き分けだと、両チームに勝ち点1が与えられるが、その引き分けの意味合いは試合内容によって様々で、今後に大きく左右する可能性がある。
 その中で、今季鹿島は1対1の引き分けに終わった試合は5試合あり、全て追い付いて引き分けに持ち込んでいる。その中でも、誰もが「価値ある勝ち点1」と言える試合は、第35節アウェイ京都戦だと思う。
 京都とはホームでラファエル エリアスのハットトリックに屈し敗戦。アウェイでもマルコ トゥーリオに先制点を許す苦しい展開。試合終了間際のラストプレーで、松村からのボールを優磨が押し込んで同点に。すぐさまタイムアップの笛、敗戦濃厚から救った価値ある勝ち点1だった。
 優勝した鹿島と2位柏との勝ち点差は1、京都戦の勝ち点1がすべてではないが、この勝ち点1がなければ、鹿島は2位になっていたので、本当に価値ある勝ち点1だったと思う。

・今季のベストゲームは?

 今季の公式戦、先ほども述べているが、ワーストとなれば天皇杯準々決勝の町田戦になるかと思う。じゃぁ、今季のベストゲームを挙げるとしたら、みんなはどのゲームを選ぶかな?俺自身は3試合候補があり、第24節のホーム柏戦、先ほども述べているが第32節アウェイ名古屋戦、そして最終節のホーム横浜FM戦の3試合。
 柏戦、2点先制しながら追いつかれ、逆転危機だったPKを早川の駆け引きもあり、小屋松が失敗。そして、後半アディショナルタイム、古賀のパスミスから松村が劇的な決勝ゴールを決めた。リーグ戦3連敗中だったチームの危機を救った試合であり、この試合以降リーグ戦負けなし。この試合がターニングポイントになったのではないかと。
 名古屋戦、浦和戦後に「このままだと優勝できない」と優磨が語った通り、4対0で快勝したが、何といっても徳田、特に4点目のゴールはスーパーゴラッソ。
 そして最終節のマリノス戦、試合を通じて、鹿島の選手たちはよく動き、パスも繋がり、パスミスはあってもすぐさまボールを奪って、自分たちのペースに持ち込んだ。1点返されたものの、試合を通じて内容は非常によかった。
 じゃぁ、今季のベストゲームは?となると、甲乙つけがたいが、最終節のマリノス戦かな。1点は返されたものの、試合を通じて内容が非常に良かったし、最高の結果になったわけなので。

・番外編:曽根優アナウンサーは「神」

 NHKのサッカー実況といえば、かつては山本浩氏、栗田晴行氏など、リーグ優勝がかかった試合で実況することが多かった。そして俺自身は曽根優アナウンサーをすごく推している。
 その理由は、最終節でリーグ優勝のかかった試合を実況をすると優勝するから。2007年の鹿島の大逆転優勝、2008年の鹿島連覇、2013年の広島の逆転優勝、2022年のマリノスの優勝と、リーグ優勝の実況をしている。今年の最終節のマリノス戦の実況が曽根優アナウンサーと聞いて「よし!」と思ったし、今回もリーグ優勝の実況となった。
 なんかここまでリーグ優勝の実況をしてもらえると、「優勝請負人」から「神実況」と思いたいくらい。来シーズンも、鹿島の優勝がかかった試合では、実況よろしくお願いします!

【最後に】

 長かった9年間、ようやくリーグタイトルを手にした。複数のクラブでリーグ制覇した監督はオニさんが初やったんやね。それは気づかなかった。おめでとうございます。
 残る公式戦は、J1、J2それぞれの昇格プレーオフ。J2は同じ茨城県勢の水戸が初優勝にJ1昇格、J3は栃木シティがJ入会初年度で優勝しJ2昇格。J3リーグ1年目でJ2昇格を果たしたのが山口、いわき。それに続いて、栃木シティが3クラブ目の快挙。プレーオフも楽しみ。
 来シーズンは8月開幕、6月上旬終了の「秋春制」へとシーズン移行となる。シーズン移行の期間の合間(2月から6月)を利用して、特別大会「百年構想リーグ」がある。新しい大会方式で、これも楽しみにしたい。
 J1リーグは全日程を終え、神戸の3連覇を阻止した上で、鹿島がリーグ優勝という最高の結果になり、非常に嬉しい。これまでのリーグ優勝8回中5回が巨人のリーグ優勝と被っていたが、阪神のリーグ優勝と鹿島の優勝が被ったのは初めて。阪神ファンでもある俺からすると最高の年になった。
 今年も長い戦いを終え、選手、監督たちは、メディアへの出演がたくさんあると思うし、どんどん喜びを語ってほしい。今年もお疲れ様でした!また来シーズンも優勝しましょう!おめでとうございます、そしてありがとう!

優勝争いは鹿島と柏の一騎打ち

 J1はいよいよ大詰め、現在は天皇杯、日本代表の活動により、J1リーグは中断しているが、今月末、J1第37節が行われる。
 第36節、優勝の可能性があった京都は、横浜FMに敗れ、悲願のJ1初優勝は潰えた。そして神戸もG大阪に引き分け、鹿島と柏が勝利したことから、神戸の優勝がなくなり、3連覇の夢は潰えた。この結果、優勝争いは鹿島と柏の2チームに絞られた。
 鹿島と柏の一騎打ちという状況になったJ1、鹿島は第37節は東京V、最終節は横浜FMと対戦する。柏は第37節は新潟、最終節は町田と対戦する。ここまできたら、過去の対戦成績や相性とかは関係ないかも知れないが、今回はそれも含めて、残り2試合を占ってみる。

・鹿島、どちらも簡単な相手ではない

 まずは首位鹿島、東京Vとの対戦成績は、東京VがJ1に復帰した昨年から1勝1敗1分。昨年は1敗1分で勝てなかった鹿島だが、今年の第2節のホームでは4対0で圧勝している。
 その時はレオ セアラと優磨の2ゴールずつだったが、レオ セアラと当時対峙した千田海人は、鹿島に加入後に出演したリクシルスポーツの公式YouTubeチャンネルで「今年は鹿島が優勝するな」と、その当時の圧力を肌で感じていた。
 最も厄介なのはマリノスのほうかも知れない。マリノスは第36節でJ1残留を決めたが、直近の3試合では浦和に4対0、広島に3対0、京都に3対0と圧勝している。さらに、2022年からのマリノスとの対戦成績は、通算1勝6敗で、鹿島が苦手にしている。2018年から2021年までの4年間は6勝2敗で鹿島のほうがよかった。2019年途中、鹿島に加入した上田綺世が、対マリノス戦5試合連続ゴールを挙げた「マリノスキラー」でもあったんで。今はマリノスを苦手にしている。

・柏は「勝利なし」のチームとの対戦

 2位の柏、第37節の対戦相手である新潟、新潟がJ1に復帰した2023年からの対戦成績は5試合で5分け。2023年からの対戦では勝利がない。最終節の相手は町田、町田がJ1初挑戦となった昨年からの対戦成績は1分2敗で、町田とはJ1での勝利がない。
 過去の対戦成績がネットの書き込まれていたのを見たので、こちらも調べてみたら確かに。昨年までの柏は残留争いをしていたので、そこまで気にしなかったが、今年も新潟と町田には勝ってないんやね。
 柏からすると、町田のほうが厄介か。町田だけとは限らないが、今年の町田が一時期強かった時には、他を寄せ付けず盤石な強さを発揮していた。天皇杯を制し、初めてのタイトルを手にした。その勢いそのままに、残り2試合を戦うと思うし。

・でも、勝機は十分にあると思う

 鹿島が第37節で対戦する東京V、現在は堅守のチームに。ここ5試合で失点はわずかに1。ただ、いいように考えたいのが、その5試合は中位に位置するチームとの対戦。神戸には4失点、広島には3失点を喫している。なので、鹿島も大量得点とは言わないが、堅守ヴェルディから複数得点を奪えるチャンスはあると思う。
 最も厄介なのがマリノス、J1残留を決めて、プレッシャーにも開放されて、のびのびとプレーできると思う。厄介な選手は他にもいるが、シーズン途中にいわきFCから加入の谷村海那を封じ込めることを前提に、鹿島がマリノスに負けないハードワークすれば。
 柏に関しても、J2降格が決まっている新潟は、監督交代後勝利がない相手。追うチームのほうが勝利することが多いし、さすがに柏が勝つのではないかと思われるが、新潟がホーム最終戦で意地を見せることができるか。
 最終節の町田戦、確かに今年は0対3で敗れている相手。第37節を終えて、どのような状況になるかにもよるが、ホームでやれるという利点、いち早く戦術が浸透し、積み上げてきたものもある。最後に勝利して、優勝したいという思いは当然ある。

【最後に】

 鹿島と柏の一騎打ちとなったJ1、第37節で鹿島が勝ち、柏が敗れた場合のみ、鹿島の9度目のリーグ制覇が決まる。鹿島としては、まずはヴェルディに勝利した上で、天命を待つ。引き分け以下は許されない。対して柏も勝利した上で、鹿島の結果を待つ。
 俺自身の現地観戦だが、ヴェルディ戦のチケットは確保したものの、マリノス戦のチケットは確保できず。一般発売前のファンクラブ先行販売の段階で完売した。こういった時って、一般発売分は確保してないのかな。俺自身は、ファンクラブに入っていない。レギュラーでも入っておけばよかったかも知れないが、そう何度もホームゲームへは行けないし。
 団体利用のキャンセルや不正転売分の対応などにより、11月27日(木)に追加販売されることが発表されたが、どの席種で、何枚ほど販売されるかもわからない。これも争奪戦確実。最後の争奪戦に懸けるが、まぁ、絶望的・・・。
 残り2試合となり、鹿島と柏の2チームに優勝争いが絞られ、いよいよ大詰め。俺自身の希望からすると、第37節で優勝が決まってほしい・・・。マリノス戦のチケット入手は絶望的なので・・・。さぁ、勝負や!

2025年プロ野球、今季の12球団「簡単な一言」で評価する

 プロ野球は日本シリーズが終了し、2025年の全日程を終えた。前回も述べているが、ソフトバンクが5年ぶりの日本一に輝いた。これからは、来季へ向けての戦力補強、FA選手の動向などに注目が集まる。
 今年のプロ野球は、リーグ優勝チームがクライマックスシリーズを勝ち抜き、日本シリーズへ。もしも阪神がCS敗退となったら、CS存続へ向けての議論が加速しそうな感じはしたが、阪神は3連勝、アドバンテージ1勝を含めて4勝0敗で日本シリーズ進出を決めた。そもそもCS自体が反対な俺、阪神の結果がどうであれ、CSに関する議論があってもいいのではないかと思う。
 日本シリーズが終了し、これから来季へ向けての動きが始まるが、2025年の各12球団を「簡単な一言」で振り返ってみることにする。

  • ぶっちぎりも、日本シリーズは悔しい・・・阪神タイガース
  • 2位でも退任・・・横浜DeNAベイスターズ
  • 不動の4番不在は響いたか・・・読売ジャイアンツ
  • 阪神キラー・・・中日ドラゴンズ
  • シーズン終盤の失速は定番?・・・広島東洋カープ
  • 村神様以外にも怪我人続出・・・東京ヤクルトスワローズ
  • 底力の凄まじさ・・・福岡ソフトバンクホークス
  • あと一歩・・・北海道日本ハムファイターズ
  • 地味にAクラス・・・オリックスバファローズ
  • 世代交代着手中・・・東北楽天ゴールデンイーグルス
  • 打線復活に手応え・・・埼玉西武ライオンズ
  • 投打とも誤算・・・千葉ロッテマリーンズ

・怪我人の影響が勝敗を分けたか(セ・リーグ)

 今年のセ・リーグ、これまで不動の4番を務めた選手の離脱が目立った。DeNAは終盤に牧が離脱、巨人は岡本が長期離脱、中日も細川が一時離脱、そしてヤクルトも村上が長期離脱した。対して、阪神はシーズン通して長期離脱した主力選手はいなかった。
 近年は日替わり打線を組んで試合に臨むチームもある中、概ね固定して打線を組むチームにとって、不動の4番が離脱となると厳しくなる。結果的にその影響を受けたDeNA、巨人、中日、ヤクルト。阪神はシーズン途中から4番を務めた佐藤輝が、シーズン通して活躍できた。
 牧は終盤に離脱し、CSで復帰したが、CSで敗退したものの本塁打を放つなど存在感を示した。岡本、細川、村上も復帰後は存在感を示した。

・ソフトバンクの底力

 昨年のソフトバンクは、レギュラーシーズンで91勝し、ぶっちぎりのリーグ優勝を果たした。昨年オフに、甲斐がFAで巨人へ移籍し、その影響がどうかと思われていた。
 ところが、甲斐の移籍がどうこうというより、シーズン序盤は怪我人の続出で、一時期最下位まで沈んだ。しかし、柳町、牧原大成らの台頭で、順位が上がっていき、負傷者が復帰してくるとさらに活性化した。
 レギュラーシーズンは日本ハムとの接戦を制し、リーグ優勝。CSファイナルステージはアドバンテージ1勝を含め3連勝も、日本ハムの猛追で3連敗。最後は日本ハムを振り切り、日本シリーズ進出を決め、日本シリーズで阪神を下して、日本一に輝いた。

・世代交代

 どんなスポーツでもそうだが、世代交代というのも大切なものだが、世代交代か?すでに着手しているか?というチームが楽天とロッテではないかと。
 まずは楽天、投手においては岸が40歳、則本が34歳、則本に関しては海外FAを行使の意向があり、今後の動向が注目される。昨シーズンオフに田中将大が退団したが、今年は24歳の古謝が台頭。先発投手陣においては徐々に世代交代をしてきているか。
 気になるのが打線。長年活躍してきた選手の低迷がやや目立つ。浅村は楽天移籍後最低の9本塁打にとどまった。2021年の打点王、そして2022年の最多安打とベストナインに輝いた島内も、今年は結果を残せず戦力外通告を受けた。さらに岡島は現役引退。鈴木大地や阿部も低迷。阿部に関しては戦力外通告を受けた。
 一方で、新人の宗山がシーズン通じて一定の成績を残し、2年目の中島大輔も一定の成績を残した。さらに昨年初めて規定打席に到達した村林も、一時期首位打者争いをした。
 ロッテに関しても、長年活躍してきた選手の退団が発表されている。石川歩、澤村拓一、荻野貴司。美馬に関しては現役引退。二木は戦力外通告を受け、現役引退を決断したとの報道も。
 打線においては、ソト、ポランコが低迷した上、戦力として計算されていなければならない中村奨吾、佐藤都志也が昨年より成績が落ちた。山口に関しても、復調気配はあったものの、結果として35試合の出場にとどまった。安田は昨年よりは試合数は多いものの、2年連続で本塁打ゼロに終わっている。
 一方で、新人の西川がシーズンが進むにつれ、プロとしての手応えを掴み始め、成績が上昇し、新人王候補に名乗りを挙げたと思う。あと、寺地隆成、池田来翔、上田希由翔、山本大斗も今年頭角を現し、不振だった主力に代わって、出場機会を伸ばした。
 世代交代をしながら勝つというのは、非常に難しい。頭角を現しはじめた選手が、このまま来シーズン以降も成績を伸ばせるとは限らないし。

・あと一歩、日本ハム

 2年連続でレギュラーシーズンを2位で終えた日本ハム、ソフトバンクを最も追い詰めたといっていいと思う。
 2022年から指揮を執っている新庄監督、2年連続で最下位だったものの、昨年は2位と躍進。就任当初から元々戦力的に厳しいチームを、4年かけて優勝争いをできるチームにした。
 日本ハムは投打とも、年齢構成のバランスが取れているチームだと思う。さらに、4年かけて選手層も厚くなってきた。優勝に手が届かなかったのは、ソフトバンクの底力や経験の差があったのではないかと思う。

【最後に】

 日本一に輝いたソフトバンク、怪我人続出によって一時期最下位だったものの、リーグ優勝、そして日本一に輝いた。これで怪我人がいなかったら、どれだけ勝っていたのか。
 俺自身の今季の順位予想、セ、パともに、Aクラス予想は正解、Bクラス予想は全滅という結果に・・・。まぁ、毎度思うことだが、阪神優勝、日本一になってくれたらそれでいいのだが(笑)。まぁ、これは来年以降のお楽しみ。
 2025年のプロ野球の全日程が終了し、あとはFA選手の動向、各球団の戦力補強など、来季へ向けての動きは始まっている。来年も、熱い試合で、ファンを楽しませてほしいと思う。今シーズンもお疲れ様でした。

2025年の阪神タイガースを振り返る

 プロ野球、日本シリーズ第5戦で、ソフトバンクが阪神を3対2で破り、5年ぶりの日本一に輝いた。2025年プロ野球は全日程を終了した。
 あぁ、悔しい、というか、打線が影を潜めた。佐藤輝は奮闘するも、大山が「逆シリーズ男」になってしまった。第5戦の8回表、石井がギータに2ランホームランを打たれたのは仕方ない。シーズンで失点したのは4月4日の巨人戦と、日本シリーズ第5戦のみ。ここまで無失点が続いたのはとんでもない記録、どれだけ石井に助けられたか。誰も責めない。
 阪神にとっては2年ぶりの日本一はならなかったが、2年ぶりのリーグ優勝。久々に優勝した年の2年後、というのは優勝なのかな。そんな今年の阪神タイガースを振り返る。

・6番以降の打線が弱かった

 今年は藤川監督の下、森下をシーズン当初は4番に据え、3番佐藤輝、5番大山でスタート。シーズンの早い段階で、森下を慣れ親しんだ3番に戻り、4番に佐藤輝を起用。その佐藤輝は4番として本塁打を量産、森下、佐藤輝が凡退しても5番に大山がいるという打線を構築。
 しかし、今季は主にレフトを務める6番打者が固まらなかった。昨年躍進のきっかけを掴んだ前川右京が、シーズン開幕当初は悪くなかったものの、失速。本職が捕手の中川や、内野手が本職の髙寺らがレフトに就くことも。ヘルナンデスをサード、森下をレフト、佐藤輝を3年ぶりのライトの守備に就くなどもした。
 元々打撃が課題だった坂本に関しては、シーズン最多の117試合出場で、打撃面は向上した一方で、ショートのポジションも、主に小幡と木浪が務めるも、小幡は故障で一時離脱、木浪は打率が2割を切った。ショートもいまいち固まらなかった。

・代打陣の層の薄さ

 岡田前監督の2年間、代打として期待ができる選手が主に3人いた。左の糸原健斗、右は原口文仁と渡邉諒。今年も主にこの3人が代打として期待されていたが、3人とも結果が残せなかった。糸原は一時二軍調整、原口は今季限りで引退、渡邉諒は戦力外通告を受けた。
 昨年、DeNAを戦力外通告を受けて、阪神に加入した楠本泰史に関しても、代打で結果を残せず、戦力外通告を受けた。
 これまでの代打陣が結果を残せない中、木浪や髙寺、豊田、ヘルナンデスらが代打を務めたことがあったが、今ひとつインパクトが足りなかった。

・森下と佐藤輝はこれくらいやれる

 6番以降の打線、代打陣が弱かった打線だったが、1番から5番までは概ね固定。近本と中野は、盗塁の数が昨年より大幅に増え、佐藤輝も昨年盗塁ゼロだったのが、3年ぶりの二桁盗塁の10盗塁。佐藤輝は決して足が遅い選手ではない。
 森下は今年23本塁打、89打点と活躍。本人は30本塁打を目標に掲げていたようだが、そこには届かなかったものの、年々数字が上がっている。本塁打もそうだが、俺自身は100打点を稼いでほしいなと。その上で30本塁打に届けば。
 そして、今年は何と言っても佐藤輝、40本塁打、102打点で自己最高の成績。森下もそうだが、佐藤輝はこれくらいの成績を残せるだけのポテンシャルを持っていたし、今年ようやく大きく飛躍した。

・投手陣は今年も盤石

 12球団屈指の投手力ではないかと思っていたが、その通り、今年も投手王国となった。チーム防御率は12球団トップの2.21。近年は投高打低だが、それでも2.21はすごい数字。
 先発は村上、才木を軸に、デュプランティエ、大竹らが君臨。そして、何と言ってもリリーフ陣。特に及川と石井が防御率0点台で、先ほども述べているが、石井に関しては、失点したのが4月4日の巨人戦、日本シリーズ第5戦の2度で、レギュラーシーズンの防御率は0.17。
 2011年に中日の浅尾が、79試合の登板で防御率0.41を記録し、セ・リーグのMVP(最優秀選手)に輝いたが、石井は間違いなくMVP候補。おそらく、佐藤輝とのMVP争いとなると思うが、俺自身は石井を推したい。

・エラー減少、盗塁増

 投打ともよかった阪神だが、今季は守備や走塁においても際立っている。守備に関しては近年、リーグワーストの数を記録したことが多かったが、今年は12球団最少の57。特に佐藤輝、昨年の23失策から大幅に減って、今年は6失策。ゴロのさばきやスローインも安定していた。
 そして、先ほども述べているが、盗塁の数が昨年より増えた。昨年は走塁ミスが相次ぎ、積極性が失われているように思えた。今年は藤川監督が就任し、当初から今年は積極的に走ろうというのがあったと思う。近本、中野をはじめ、先ほども述べているが佐藤輝も10盗塁。
 守備や走塁もそうだが、中野の今年の犠打が44で、2番目に多い中日の田中幹也の22の倍をいく。中野はプロ一年目の最初の頃は送りバントがそれほど上手くなかったが、シーズンが進むにつれて上手くなった。こういったチームプレーも大切。

【最後に】

 2025年の阪神タイガースを振り返った。リーグ優勝はしたものの、日本一のタイトルは取れなかったのは残念。これからは、FA取得者の去就、来年へ向けての補強をどうしていくかというところ。
 早速、近本に関しては5年25億円の大型契約を提示し、全力で慰留するということが報じられている。才木と佐藤輝はそれぞれ、将来的な大リーグ挑戦が報じられているが、才木に関しては、今オフのポスティングシステムによる移籍は認めない模様。
 ドラフト会議では、大学No.1スラッガーと評判の立石正広との交渉権を獲得。外国人投手、野手の整備もあるやろう。これは今後注目することにする。
 日本一のタイトルには届かず、悔しい今シーズンとなった。阪神としては来年、球団初の2連覇に再び挑戦する。どういうオフになるかは注目するとして、今シーズンもお疲れ様でした!

いよいよ残り3試合

 J1リーグは第35節が行われ、首位鹿島は京都に対して1対1の引き分け。2位柏は横浜FCに2対0で勝利。この結果、鹿島は勝ち点67、柏は同66と肉薄。京都と神戸は同62で、2チームを追う。いよいよ来月2試合と、12月の最終節を残す。
 9月終了時点で、優勝の可能性があった町田は、今節で優勝の可能性が完全消滅。広島に関しては残り3試合で、鹿島との勝ち点差は8、数字上は可能性があるものの、風前の灯火と言ってもやむを得ない。優勝争いは、鹿島、柏、京都、神戸、この4チームに絞られたか。
 一方で、今節で新潟と湘南のJ2降格が決まった。来年2月からの特別大会「百年構想リーグ」と、秋春制へのシーズン以降の2026-2027シーズンはJ2に所属することになってしまった。少なくとも1年半はJ2となるが、すぐに復帰してほしい。
 さて、残り3試合となったJ1リーグ、いよいよ佳境を迎える。今回は、J1優勝争いに生き残っている鹿島、柏、京都、神戸を中心に、今後の戦いを占ってみることにする。

・第37節で優勝が決まる可能性は?

 鹿島と柏が一歩抜け出した状況にあるが、次節の試合結果次第で、第37節で優勝が決まる可能性がある。まず、鹿島は次節の横浜FCに勝利すれば、第37節の結果次第で優勝が決まる可能性がある。柏は次節の名古屋戦に勝利し、鹿島が引き分け以下で終われば、柏が首位に立ち、第37節の結果次第で優勝が決まる可能性がある。鹿島が敗れ、柏が引き分けだと、勝ち点で並ぶため、第37節では優勝が決まらず、最終節に持ち越しになる。
 次節はお互いがホームのため、共に勝利する可能性が高いと思われるが、取りこぼすと、京都と神戸の結果次第でまた混戦になる可能性がある。Jリーグファンからすると、最終節まで持ち越しを期待しているかも知れないが、鹿島と柏のサポーターにとっては、最終節を待たずに優勝が決まってほしいというのはあると思う。次節はどういう結果になるか。

・「試合勘」がどう影響するか

 次節までは約2週間空き、さらに約3週間後に第37節がある。Jリーグは週一回の試合を基本とし、日程が組まれるが、ルヴァン杯決勝、天皇杯準決勝と決勝が含まれているため、試合間隔が空く。神戸以外は、試合勘の影響が懸念される。
 柏に関しては、ルヴァン杯決勝があるため、第36節までは、週一で試合があるが、第36節から第37節の間の3週間、どうコンディションを整えるか、ということになる。鹿島と京都は、ルヴァン杯と天皇杯は敗退しているため、次節は約2週間後、さらに約3週間後に試合するという難しいコンディション調整を行うことになる。
 特に約3週間のブランク、それほど影響ないかなと思っていたが、2017年、第32節で鹿島は浦和に勝利し、J1リーグ2連覇へ王手をかけたが、第33節の柏戦まで約3週間試合がなかった。これの影響か、柏戦ではスコアレスドローに終わり、優勝は最終節に持ち越しに。さらに最終節もスコアレスドローに終わり、川崎に逆転優勝を許した苦い経験がある。鹿島としては、同じ轍は踏まないようにしたい。

・神戸の11月はやや過密日程

 史上2チーム目のJ1リーグ3連覇を目指す神戸、神戸に関しては、ACLと天皇杯が入っているため、試合勘はあまり関係ない。11月はACLとリーグ戦をそれぞれ2試合、天皇杯は決勝まで勝ち上がると2試合戦い、11月は5試合もしくは6試合戦う。
 月に6試合戦うのは、これまでも普通にありえたが、ACL、天皇杯、リーグ戦、メンバーのやりくりは大変だと思う。ただ、J屈指の総合力を誇る神戸だけに、うまくローテーションしたい。

・「日程くん」は今季も神がかり

 Jリーグを長く見ている人ならわかると思うが、Jリーグの日程は、Jリーグ・マッチスケジューラー(通称「日程くん」)というシステムを使って、日程を自動作成している。この日程くんが作成する対戦カードは、リーグ終盤戦に大きなドラマを起こすような神がかり的な日程になることがある。
 今シーズンの最終節に注目したい。鹿島vs横浜FM、京都vs神戸が組まれている。鹿島は優勝争い、マリノスは残留争い、京都と神戸は優勝を争う直接対決。ここで大きなドラマを起こすのではないかという対戦カードになっており、こういったことから「神」と呼ばれることもある。
 京都と神戸は、最終節まで優勝争いし、直接対決で勝って優勝したい。鹿島と柏に関しては、それまでに優勝を決めたいが、そう簡単にはいかない。マリノスは残留に大きく前進しているが、まだわからない。

【最後に】

 J1リーグは残り3試合、現時点で自力優勝ができるのは鹿島、プロ野球で言えばマジック3の状態。万一、第36節で柏が勝ち、鹿島が引き分け以下に終わると、次は柏にマジック2が点灯するという例え。ゲーム差で例えると、残り3試合で鹿島と柏との差は0.5ゲーム差、鹿島と京都、神戸との差は1.5ゲーム差。厳しいには違いないが、可能性はある数字。
 鹿島が優勝すれば9年ぶり、柏が優勝すれば14年ぶり、京都が優勝すれば悲願の初制覇、神戸が優勝すれば史上2チーム目の3連覇。もしも、鹿島、柏、京都が優勝を逃せば、今回逃したら「いつ優勝できるんだ」ということに。神戸が優勝を逃せば、3連覇の挑戦はまた3年の月日が必要になる。このチャンスをモノにするチームはどこか、残り3試合に注目したい。

10月の戦い

 J1リーグは終盤戦、土曜日と日曜日に第32節が行われ、前節首位の鹿島は名古屋に4対0の大勝で、首位をキープした。残りはいよいよ6試合となった。今週の土日に第33節の試合が行われ、その後は日本代表の活動のため、約2週間中断する。
 9月が終わった時点で首位に立ったのは鹿島、9月は4戦全勝。8月まで首位だった京都は、9月はやや躓き、現在は3位。しかし、C大阪戦でラファエル エリアスの負傷交代のアクシデントを乗り切って、4試合ぶりの勝利を挙げ、優勝争いに食らいついている。
 今回は10月の戦いを占う。前々回の管理人Voiceでは、優勝争いをしそうな6チームを取り上げ、述べてみたが、今回も優勝争いをしている6チーム(鹿島、神戸、京都、柏、町田、広島)を中心に、特に重要な試合や、負傷者、対戦相手などを取り上げたいと思う。

・敗れると優勝は遠のく

 今週末の土曜日、6位広島と5位町田の直接対決がある。勝ち点は共に55、首位鹿島との勝ち点差は共に9、得失点差も15で同じ、総得点で町田が上回っている。
 この試合で敗れたほうが、優勝は遠のいてしまう。もちろん、首位鹿島などの結果次第ではあるが、試合数が残りが少なくなってきた中、両チームとも負けられない戦いになることは、もう言うまでもない。引き分けでも厳しい。

・柏は取りこぼしはできない

 柏は現在勝ち点57の4位、首位鹿島との勝ち点差は7。柏の10月の試合は、横浜FM、G大阪、横浜FCと対戦する。優勝争いに絡むチームとの対戦は10月はない。ACL2に出場中のG大阪、リーグ戦は現在9位、横浜FMと横浜FCは共に残留争いをしている。
 一見、比較的楽な相手にも思えてしまうが、何が起こるかわからないのがJリーグ。下位が上位に勝つことは珍しくないし、残留争いをしている横浜FMと横浜FCとしても、残留のためには、是が非でも勝ち点3が必要なため、お互い必死になることは間違いない。

・優勝争いに大きく左右する鹿島

 アウェイ浦和戦の勝利で首位に立った鹿島、10月はG大阪、神戸、京都と対戦する。10月の3試合中2試合が優勝争いに絡むチームと対戦するため、10月も非常に重要になる。
 神戸vs鹿島も大一番だが、さらなる大一番は京都vs鹿島になると思う。京都と鹿島の直接対決前までに、どれだけの勝ち点差になっているかによるが、敗れると、優勝争いから大きく後退、ほぼ脱落する可能性もある。鹿島は今年、ホームで京都に初めて敗れ、その時はラファエル エリアスのハットトリックに屈した。アウェイでは負けられない。
 鹿島としては、現在9位のG大阪戦での勝利は至上命題。その上で、神戸、京都との上位対決を迎えたい。これを制すると、優勝に大きく近づくことになる。

・一方で「エース」の負傷が気がかり

 大一番が近づく一方で、鹿島と京都には懸念点が。得点ランキングトップのレオ セアラが名古屋戦で負傷交代、さらに優磨も後半に負傷交代している。ふたりともサポーターへの挨拶には参加し、普通に歩いているように見えたが、レオ セアラに関しては、左太ももにサポーター。筋肉系(肉離れ?)のトラブルの可能性がある。
 そして京都も。C大阪戦でラファエル エリアスが前半途中で負傷交代。10月1日時点では、公式の負傷の発表はないが、スポニチの報道では、シーズンを棒に振った感じではなく、そんなに時間はかからないだろうと。なので、長期離脱は避けられそう。ラファエル エリアスがいるのといないとでは全然違う、というネットの書き込みを見たことがあるが、そんなことはない。不在でも勝ち点を積み上げてきたし、全然違うなら、ここまで優勝争いなんてできない。

【最後に】

 数字的には、川崎にも優勝の可能性はあるが、2007年、鹿島は残り5試合で勝ち点差10をひっくり返して大逆転優勝した事例はあるものの、これは極めて稀。残り6試合で勝ち点差12は厳しいため、今回も上位6チームに絞って述べさせてもらった。
 9月は京都がやや躓き、鹿島が9月全勝で首位に立った。10月の結果次第で、優勝争いのチームが絞られる。10月も重要な試合が目白押し。10月終了時点で、優勝争いの先頭に立つチームはどこになるか、踏みとどまるチームはどれだけあるか、脱落してしまうチームはあるか、10月の戦いも期待したい。

在宅勤務と出社

 現在もIT関係の仕事をしている俺、新型コロナウイルス(COVID-19)対策として、今の取引先では2020年4月から在宅勤務(以降、テレワーク)が導入された。今年に入って、出社回帰への話が入ってきて、今月から出社に戻った。現在は公共交通機関で出社している。
 新型コロナ以降、テレワークが本格的に普及したが、企業によってはすぐさま出社に切り替えたり、そもそもテレワークができない職種、様々な事情があり、現在もテレワークを続けている企業もあれば、出社へ切り替えた企業も多くある。IT関係は、比較的テレワークが行いやすい。
 俺自身は約5年半弱、殆どをテレワークを行ってきた。そこで、出社とテレワークの違い、テレワークを実施してみての感想、現在出社になったことによって、何か変化があったかなど、グダグダと述べてみることにする。

  • 出社に関して
    • コミュニケーションが取りやすい
    • 他のメンバーの状況が見えやすい
    • 安易にサボれない
    • 通勤がある(時間がかかれば疲れるが、運動不足を補える)
  • テレワークに関して
    • 通勤が不要で、睡眠時間をより確保できる
    • 自分のペースで仕事ができる
    • コミュニケーションが取りにくい
    • 他のメンバーの状況が見えにくい
    • サボりがちになりやすい
    • 運動不足になることも

 テレワークの大きなメリットは通勤が不要、これが最も大きいと思う。通勤がないため、睡眠時間をより確保できる。今は6時10分頃に起床しているが、テレワークの頃は7時以降に起きている。会社にとっても、通勤手当を支払う必要がない。
 自分のペースで仕事ができる一方で、コミュニケーションの取りづらさ、他のメンバーの状況が見えにくいというデメリットも感じた。仕事仲間とのやりとりは主にチャットやWEB会議で行っていた。また、メンバーの状況も見えにくく、当てにしているのが1日の業務報告のメールなどで、何とか状況をと思うが、なかなか見えない。
 ただ、他のメンバーの状況が見えにくいが、進捗の状況や、成果などは、取引先の上長に行き届いていて、実力不足の派遣メンバーは契約終了という場面も。見えにくいようで、上長はちゃんと見ている。
 通勤がない分、運動不足を少しでも補おうと、俺自身は昼休みの約20分間と、業務が終わった後の約30分間は、ポケモンGOをしながら歩いていた。ただ、雨が降っていたらできない。

・出社回帰、今の状況は

 これまで約5年半弱、テレワークをやってきた。通勤に対する体力がどうかと思ったが、今ようやく慣れてきたという状況。テレワークの期間も時より出社はあったが、その出社の際は、移動が疲れたんで。たまに出社だと疲れるのかな。
 出社していて、今もチャットは利用しているが、取引先の社員さんが傍にいるから、すぐに質問できる。出社に関しては、コミュニケーションが取りやすい、ここが大きなメリットだと思う。他のメンバーも見えるようにもなったし。

・出社がいいのか、テレワークがいいのか

 これは人それぞれ、としか言いようがない。俺自身は、出社もテレワークもそれぞれメリットがあり、どちらでも可。ハイブリッド勤務(出社とテレワークの組み合わせ)が最もできたらいいな、というのが本音。強い思いでもないので、申し出するまでもなかった。
 当初はテレワークより出社派だったが、今年に入ってテレワークのありがたみも。高齢の両親と同居しているので、仕事が終われば食事の手伝いなどもできるし。洗濯物の取り入れとかもちょっとくらいは。
 一方で、テレワークが可能な会社に入ったつもりが、出社回帰と決まったら退職する人もいるんじゃないかと。今回、俺が行っている取引先が出社回帰に至った経緯はわからないが、出社回帰による影響もあるのではないかと。

【最後に】

 俺自身は出社もテレワークのどちらでも可ではあるものの、出社回帰はちょっと勿体ない感じもしている。新型コロナの影響だったものの、本格的に普及したテレワーク、せっかくの新しい働き方だったので。
 テレワーク実施率は減ってきているようだが、テレワークも含めた多種多様な働き方、その従業員に合った働き方ができる会社が多く存在してほしいと思う。

9月の戦い

 J1リーグ戦は第28節が行われ、前節首位の京都は岡山を5対0で大勝し、首位を守った。J1は日本代表の活動があるため、約2週間中断する。
 残りが10試合(ACL組は残り9試合)になってきて、J1リーグも終盤に入ってくる。まだ10試合ある、でも10試合しかない、いろいろと考えてしまうが、今後も優勝争いをしそうな6チーム(京都、鹿島、神戸、町田、柏、広島)を中心に、まずは9月の日程や、今後の戦いを占ってみることにする。

・盤石の強さ・・・京都

 今節のホーム岡山戦で5対0で大勝した京都、これで4連勝とし、首位をキープした。とにもかくにも内容と結果が良すぎる。前節のFC東京戦では、FC東京の自滅ともいえる散々な内容ということもあるが、FC東京のビルドアップのミスを見逃さず、得点につなげた。
 もちろんラファエル エリアスの活躍は光った。岡山戦での3点目となるラファエル エリアスのゴール、「これ決める?」という個の能力がエグかった。
 当然、ラファエル エリアスだけではなく、とにかく全員がよく走る。曺貴裁監督が5年かけて取り組んだサッカーが、今年大きな花を咲かせようとしている。
 9月のポイントとしては、中断明け後の広島戦、第31節の町田戦、この上位直接対決が大きなポイントとなる。これを制すると、10月も勢いが止まらなくなる可能性が高い。ルヴァン杯、天皇杯はいずれも敗退しているが、リーグ戦に集中できることも大きい。

・チームとして完成度が高い・・・柏

 マテウス サヴィオが浦和へ移籍し、柏サポーター以外は残留争いをするのではないかと思われたが、ここまで暫定2位で健闘している。
 鹿島は柏に今年、シーズンダブルを達成しているものの、特にホーム柏戦では苦戦。とにかく柏にチャンスを多く作られてしまい、戦術浸透度の違いを見せつけらた。攻守にわたって連動し、今年は負け数は5敗で、J1では最も少ない。とにかく負けないサッカーをしている。
 9月の柏は、上位の神戸、広島との対決を控えているが、C大阪、川崎と難敵ぞろい。柏はルヴァン杯は勝ち残っているので、J1中断期間の間に戦う。

・武藤の復帰は大きい・・・神戸

 J1リーグ3連覇を目指す神戸、今節では負傷から復帰した武藤が決勝点。昨年のMVPが、負傷からようやく戻ってきた。
 シーズン序盤は、怪我人続出の影響で躓いたが、ここにきてやっぱり上位に。天皇杯ではサブ組が多く出場していることもあって、苦戦はしたが、勝ち残っている。
 9月だけではないが、今後はACLEの戦い、そしてルヴァン杯は準々決勝から登場。今後は過密日程になる。その中で武藤の復帰は大きく、総合力はJ1屈指のものがある。過密日程が始まり、総合力が問われる9月以降になると思う。

・取りこぼしはこれ以上許されない・・・鹿島

 今節のアウェイ清水戦、先制を許すも同点に追いつき、勝ち点1は拾った。追いついたものの、痛恨の引き分けといってもおかしくない。
 戦術に関しては、今後さらに浸透させていくしかないが、濃野と樋口の不安定さが気がかり。いずれも直近で、ミスから失点を招いている。濃野は昨年、超攻撃的サイドバックとして9得点を挙げたが、今季はリーグ戦ゼロ。優磨とレオ セアラが君臨しているので、得点はともかく、守備が今も課題に。樋口は序盤はボランチのレギュラーをして君臨も、負傷により一時戦列を離れた。復帰以降のパフォーマンスがよくない。
 鹿島に関しては何かと言いたいことはたくさんあるが、清水戦で痛恨の引き分けに終わり、9月はこれ以上、取りこぼしが許されない月に。

・ここからが再スタート・・・町田

 今節のアウェイ川崎戦で、3対5で敗れた町田だが、これが公式戦3ヶ月ぶり(公式戦14試合ぶり)の黒星。これまでの負けなしのパフォーマンスは非常によく、好調な京都と同様、町田も好調だった。鹿島は直近の天皇杯で対戦し、今季ワーストの完敗。
 この負けなしの間、藤尾のトップ起用がハマったこともあり、どのチームも寄せ付けない盤石の戦いを見せた。5連戦や猛暑が影響したのか、川崎戦では守備陣が崩壊したが、ACLではこういった過密日程は当たり前。
 9月、初のACLEに挑む町田、選手層は厚いし、ACLの経験豊富な昌子などは、厳しい戦い方になることはわかっているし、総合力が問われる月になりそう。

・J1最少失点の見せどころ・・・広島

 今節のアウェイC大阪戦は、1対1の引き分けで勝ち点1を積み上げた。広島に関しても前評判は高かったが、現在は暫定6位につけている。
 昨年はJ1最多得点、自慢の攻撃力を発揮した広島だが、今年は第28節が終了した時点で、J1の得点では10番目で、昨年ほどの得点数ではない。しかし、荒木隼人らを中心に、J1最少失点の守備を誇る。
 広島に関しても、ACLEに挑み、過密日程になる。これまでは大補強をそれほど行ってないイメージだが、6月の特別登録期間で柏から木下康介、7月には韓国代表DFキム ジュソンを獲得し、選手層を厚くした。ただ、代表に3名(大迫敬介、荒木隼人、キム ジュソン)選出されていて、代表活動後の影響はどうか。
 中断明けに早速、首位京都と対戦する。昨年の5月、京都に5対0で大勝したが、その後はいずれも0対1で敗れていて、京都にはリーグ戦2連敗中。8月の京都vs東京V、京都vs岡山は所謂「矛盾対決」とも言われていたが、この中断明けの広島vs京都は、まさしく「矛盾対決」。J1最多得点の京都、J1最少失点の広島、勝利はどちらに。

【最後に】

 今回は上位6チームについて述べてみた。この6チームだけが優勝争いをするとは限らず、浦和、川崎も可能性を残している。ACL組は1試合多く消化しているだけに、特に町田と広島は勝ち点3が欲しかったところ。
 まずは9月、盤石な京都をどこが倒すか、ここが最も見所になろうかと思う。リーグ戦再開の京都vs広島の矛盾対決に注目する。9月も記録的な暑さになりそうだが、選手、サポーターは一戦必勝で、全力で戦いたい。