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第731回から第740回

移籍情報続々と(エウベル)

 鹿島は12日、FWエウベルが横浜F・マリノスより完全移籍加入すると発表した。
 ようこそ!鹿島へ!同じサイドアタッカーのヤン マテウスに、鹿島など複数のクラブが獲得に動いているという報道があったが、ヤン マテウスは現在もマリノスにいる。エウベルに関しては、最近報道があったものの、夏の移籍市場が閉じようとするタイミングだったんで、加入あるのかなと思ったが、いい補強になった。
 マリノスで主に起用されていたポジションは3トップの左ウイング、鹿島であれば左サイドハーフの起用が最有力。左サイドハーフは昨年、仲間隼斗、藤井智也といった主力メンバーがいたが、オフに移籍した。今シーズン当初は左サイドハーフが本職の選手が不在で、誰が務めることになるのか、というところがあった。
 最近では主にチャヴリッチと松村が務めていた。チャヴリッチは右での起用が脅威になっていた。そして、小池の右サイドハーフ起用もあるし、そうなると、チャヴリッチは左。松村は元々右のほうが本職で、左を本格的に務めたのは今シーズンが初。
 2022年、マリノスのJ1優勝に貢献したエウベル、小池とレオ セアラもいるし、特にレオ セアラとは家族ぐるみで仲が良いとの報道も。いち早くフィットするかどうかは、エウベル本人次第だが、レオ セアラがいるのは大きいと思う。
 そうかぁ、エウベルもいつのまにか33歳になっていたんやね。ベテランといってもいい年齢だが、経験は豊富。J1制覇が遠ざかっていて、優勝の味を知らない鹿島の選手が殆どの中、3年前の優勝の経験を、この鹿島に導く活躍を見せてほしい。期待してます。

どうでもいい?チャントの相違

 J1リーグは、浦和がクラブワールドカップに出場していた関係で、消化していなかった試合が27日に行われ、これで全チームの消化試合数が揃うが、殆どのチームは中断期間に入っている。
 さて、今日はチャントについて。どのチームも選手個人のチャントやチームチャントが多く作成されていて、試合ではサポーターが大きな声援を送っている。鹿島に関しても、インファイトが中心となって、チームチャントや個人チャントを作成している。
 一方で、チャント作成も、サポーターにうまく浸透せず、歌詞を一部変えたりするなど、鹿島ではちょくちょくある(他のチームはわからないが)。また、誤ったまま浸透?したチャントもあるかも知れない。そういったチャントを3つ挙げてみた。

ブロディ・・・個人的には「オイ」のほうが言いやすい

  • 変更前:オオオ~ オイ、オオオ~ オイ・・・
  • 変更後:オオオ~ オ~、オオオ~ オ~・・・

 今年、チームチャントとして登場した「ブロディ」、主に試合前に使用される。オオオ~オ~!の後の手拍子がスタジアムにすごく響き渡り、迫力がある。
 確かホーム京都戦だったかと思うが、この歌詞を一部変更している。オオオ~オイ!からオオオ~オ~!に変更。京都戦以降、オ~!に聞こえるかとなると、オイ!に聞こえることもあるかなという印象で、オ~!に変更されていることを知らない人もいるかも知れない。
 個人的には「オ~!」と声出しているが、「オイ!」と言ってしまいそうになることも。「オイ!オイ!アントラーズ!」のオイ!の影響かな・・・。

知念慶チャント・・・確かに「け~~い」がいいかも

  • 変更前:ち~~~ね~~~ん~~~・・・
  • 変更後:ち~~~ね~~~んけ~~い・・・

 2023年に川崎から加入した知念、今年でもう3年目。2023年開幕節のアウェイ京都戦から早速、この知念慶のチャントが登場した。
 知念のチャントの出だし、苗字を伸ばして「ち~~ね~~ん~~」だったが、これも比較的早い段階で出だしを変更。今ではフルネームで「ち~~ね~~んけ~~い」と。
 確か「ん~~」が出しにくいから変更したんだったかと(うろ覚え)。今ではほぼフルネーム呼びの出だしのチャントは浸透しているように思う。確かに「ん~~」は言いにくいかも。

ロール・・・手拍子、多くの人は誤り?

  • 誤り?:(*、****)オ~アントラ~ズ!・・・
  • 正解?:(**、****)オ~アントラ~ズ!・・・

 上記の「*」は太鼓が鳴っている部分。鹿島のチームチャントの代表格といってもいい「ロール」、長年使用されていて、すっかり定着している。
 一方で、多くの人の手拍子の仕方が、インファイトなどのコアサポーターとで異なっている。これは出だしの部分で、太鼓に合わせて手拍子後「オ~アントラ~ズ!」と声を出すのだが、その太鼓、出だしの太鼓の回数は2回で、コアサポーターは太鼓に合わせて2回手を叩いている人が多いが、他のサポーターは1回。
 俺自身はメインスタンドで観戦することが多いが、周りの殆どは1回に対し、俺は2回叩いている。ゴール裏でも1回が多いかな。声出し応援ができなかったコロナ禍、この時は手拍子だけで応援していたが、コロナ禍の時は、多くの人は2回叩いていたような。

【結論】

 こういった感じで一部歌詞変更などがあったりした鹿島のチャントだが、結論、大きく外れていない限り「どうでもいい」という人多いかな(笑)。特にロールの手拍子。
 鹿島のチャントは基本的にオリジナルだが、最近は原曲があって、それを個人チャントにしているケース(舩橋佑、仲間隼斗(現:柏)など)もある。覚えやすいチャントを作成してくれているインファイトに感謝しつつ、みんなで楽しく鹿島を応援したいもの。
 柏戦では松村の劇的なゴールで勝利し、いい形で中断期間に入っている。鹿島の次の公式戦は、8月6日の天皇杯ラウンド16。しばらくの中断期間だが、英気を養うとともに、本格的な夏場に向けて、よいコンディションのもとで天皇杯を戦いたい。

来年4月から、自転車の交通違反に「青切符」

 もうとっくに報道はされていることだが、来年4月から、自転車の交通違反に「青切符」制度が導入されることが決まり、113の違反項目に対する反則金の具体的な金額も決まった。
 近年、自転車の運転の仕方がアカン意味で変わり、自動車や歩行者が絡む交通事故の件数としては年々減少するも、自転車が絡む交通事故の件数は増加。これ以上は看過できない状況と判断したんやろう。
 何かと騒がれている青切符制度、反則金の具体的な金額や、実際取り締まれるのか?取り締まりの対象になってしまうのか?など、疑問が絶えないままスタートとなりそう。俺自身の見解を述べたいと思う。

・反則金の具体的な金額・・・ながら運転はもう少し高く

 各テレビ局の公式YouTubeチャンネルをよく見るが、反則金の金額に対してどう思うか?の問いに「高い」と回答する人が多い。一部では「もう少し取った方がいい」という意見も。
 ながら運転、自動車の場合は違反点数3点で、18,000円の反則金、原付バイクは違反点数3点で、12,000円の反則金となる。自転車は12,000円の反則金となる。原付バイクと同額だが、原付バイクと自転車はもう少し高くしてもいいと思う。せめて15,000円とか。
 反則金の金額に対して「高い」と思った人は、自転車の危険性に対する意識が低いか、生活がギリギリなどがあると思う。ながら運転に関してはもう少し高くしたほうがいいと思うが、他の違反行為に関しては、一旦これでいいんじゃないかと。

・113の違反項目全部取り締まる?・・・無理でしょう

 今回の青切符の対象となる違反行為は113、これを全部取り締まれるかとなると、まず「無理」がある。113の違反項目を誰も覚えられない。それに、GoogleやYAHOO!で検索キーワード「自転車 違反 一覧」などと検索しても、ヒットするのは「主な違反項目」ばかりで、113の違反行為の一覧が載ったサイトが全然ない。
 ながら運転、一時不停止、逆走、信号無視、並走、イヤホン使用など、明らかに危ない行為に対しての取り締まりなら、と思うが、例えば、左折や右折の際に合図しなかった「合図義務違反」に青切符、これは無理があるんじゃないかと。
 確かに、自転車は気軽に運転ができる一方、どういう方向へ進むのか、わからないことがあるが、ちゃんと合図をしている人は見かけない。ただ、違反項目113の行為は、全て危ない行為。そう考えると、確かに合図は必要な動作だとは思うが、浸透するのか。自転車も原チャリのように、ウインカー付けるか?

・歩道走行・・・難しい判断

 今回最も難しい判断ではないかと思われるのが、「歩道走行」の違反。自転車は車道を走るのが原則である、というのは少しは理解が進んできたかも知れないが、歩道走行OKなのは、13歳未満と70歳以上の人、自転車通行可能の標識がある、車道を走行するほうが危険な場合となる。
 実際、取り締まりができるか?となると、限定的ではないかと思う。歩道をビュンビュン走行して、歩行者を驚かせたりした、というのは当然取り締まってほしいが、自転車が安心して走行できる道路整備はあまり進んでいない。
 もちろん整備は必要、ただ、それを整備できてからだと、いつまでたっても取り締まりできないし、きちんと整備できている箇所、歩行者を妨げる行為しか取り締まりができないんじゃないかと思う。

・何でもかんでも青切符ではない・・・甘い

 違反行為をしたからといって、すぐに青切符が切られるというわけではない模様。指導や警告をした上で、行為を続けたり無視をする、危険性を伴う行為をした場合に対象となるらしい。
 甘い。行為によっては即座に青切符を切っていいと思う。ながら運転、信号無視、一時不停止、逆走など。イヤホン使用においては、周囲を確認できないくらい大きな音量にしている時らしい。これもイヤホン付けていたらアウトにすべき。呼び止めて、それに違反者が反応しなかったら、大きな音量にしているんじゃないかと推測できるかも知れないが、判断が難しいし、すぐにアウトにすべき。

【まとめ】

 来年4月から導入される自転車の「青切符」制度、自転車が安全に走行できる道路整備は徐々に進んでいくものとして、さすがに危険な行為(ながら運転、一時不停止、逆走、信号無視、並走、イヤホン使用など)から取り締まりをすればよいのではないかと思う。
 113の行為は全て危ない行為であり、危ない行為をしなければ青切符は切られない。ただ、113も違反項目があり、安全に走行していると思ったら、交通機動隊に呼び止められて「えっ?これも違反?」というのも出てくると思う。
 まずは来年4月、導入してみてどうなるか。一定の手応えはありつつ、課題は必ず出てくると思う。あとは効果があるかどうか。その効果によっては、反則金の金額改定などの法改正は必要かと思う。俺自身、自転車に乗ることは最近はめっきり減ったが、乗るときには自動車と同様、安全運転に務めたい。

藤浪晋太郎、横浜DeNAへ

 横浜DeNAベイスターズは、マリナーズ傘下3Aタコマを自由契約になった藤浪晋太郎が入団することが決まったと発表した。背番号は27に決まった。
 俺自身、日本の球団では阪神のユニフォーム以外は着ないやろうと思っていたんで、かなりの違和感がある。複雑な気持ち。2015年から、甲子園で現地観戦する際は藤浪のユニフォーム(しかもプロコレクション)を着て、何度も甲子園へ足を運んだんで。
 2013年から2015年まで3年連続二桁勝利を挙げていたが、2016年以降は精細を欠いた。元々制球力で勝負をするタイプではなく、力のある速球を軸に勝負する。2023年にアスレチックス、オリオールズに在籍し7勝を挙げたものの、2024年のメッツ、今年のマリナーズではメジャー登板がなかった。
 じゃぁ、日本に戻ることが決まって、DeNAで活躍できるかとなると未知数。懐疑的な見方もあれば、ポテンシャルの高さを評価する見方、藤浪に関してはいろいろな見方がある。
 まぁ、いずれにしても頑張れ!阪神戦以外で(笑)。阪神戦、しかも甲子園初登板の際には、大きなどよめきや拍手などがあると思う。もう一花咲かせることができるか、注目したい。

備蓄米は美味しい?

 参議院選挙の投票日が一週間後に控え、各党とも活動が活発化。争点のひとつになりそうなのが物価高、まぁ、子育て支援はもちろん重要だが、俺自身、子育てなんて関係ないんでね・・・。物価高は全国民に関係するので、何とかならないものか。
 さて、今日は備蓄米について。小泉進次郎「コメ担当大臣」の政策で、随意契約によってスーパーに並び始めた備蓄米、先日、我が家にも備蓄米が手に入った。令和3年産。ネットなどで「古米臭」や「粘り気がない」といった内容を見たことがあり、本当か、実際に食べてみた感想を述べてみる。なお、人それぞれの食感があるので、あくまでも俺自身の感想。

・古米臭がする・・・確かにするかも

 備蓄米は少し水を多めに、そして炊き上がった後、15分ほど待つ、というのがよいと説明書きにあった。15分経って炊飯器の蓋を開けたが、確かに臭いはした。新米と古古古米の匂いの違いをあまり確認はしていないが、人によっては古古古米の匂いを不快に感じるかも知れない。
 今回購入できた令和3年産の備蓄米の匂い、そこまでキツい臭いかとなると、人によっては「そうでもない」と言う人もいるかも。俺自身はそこまで匂いがキツいかとなると、確かに臭うが、それほどでもない感覚。

・粘り気がない・・・確かに

 実際に一口食べてみた、確かに粘り気はない。でも、味に関しては新米とそんなに変わらない。なので「美味しい」。
 1993年、冷夏の影響で、戦後最大の凶作と言われた年、所謂「平成の米騒動」、当時はタイ産米やアメリカ産米など、外国産米を買っていた。タイ米を食べたとき、味は悪くないが、粘り気がなくパサパサした食感だったことを覚えている。チャーハンくらいしか使えないなと。外国産米は日本人には合わないのかなと。
 タイ米と比べると、備蓄米のほうが味はしっかりしていると思う。まぁ、これは国産米を食べ慣れているということもあると思う。

【結論】

 備蓄米はどうよ?と問いかけられたら、俺自身は「いける」と思う。古米臭は確かにするが大したことはない、粘り気は確かにないが、味に関しては新米とそんなに変わらない。備蓄米の炊き方や活用方法は、ネットなどでもたくさんヒットし、自身に合った方法を見つけたほうがいいのではないかと思う。美味しく召し上がれる方法は人それぞれ。
 随意契約による備蓄米の放出、コメの価格が下がり始めているが、銘柄米に関しては若干下がっている程度で、横ばいに近い。以前は銘柄米でも5キロ2,000円強で買えたコメ、今は普通に4,000円を超えている(地域やスーパーにもよる)。コメだけではなく物価高、参議院選挙では大きな争点になると思うが、何でも値上げ、というのはもう勘弁してほしい。

交流戦終了、ここまでの阪神タイガースを振り返る

 プロ野球の交流戦、雨天中止に伴う残り1試合が24日に行われ、今年も全ての交流戦の日程を終えた。優勝はソフトバンク、不振や怪我人が多いながら、やっぱり地力で勝るのか。ソフトバンクは交流戦に強いというのもあるが。
 そして、阪神タイガースは8勝10敗の8位で交流戦を終えた。交流戦はパ・リーグが強い年が多いが、今年は顕著。上位は全てパ・リーグのチームになっている。
 阪神は今年から、藤川球児監督が指揮し、どういう戦いになるのか注目していた。交流戦を終えて、38勝30敗2分のセ・リーグ首位。2位DeNAとは3.5ゲーム差。首位に立っているが、ここまでの評価を見てみることにする。

・打線は概ね固定も、少しずついじり始める

 昨年までの岡田前監督の時は、守備位置や打線は概ね固定されていた。藤川監督においても、概ね固定。当初は森下を4番に据えていたが、現在は慣れ親しんだ3番。佐藤輝が4番、大山が5番で起用されている。
 そして、守備においても、当初は佐藤輝はサード、森下はライトを守っていたが、前川の不振やヘルナンデスなどを生かすため、ヘルナンデスがサード、森下はレフト、佐藤輝は3年ぶりにライトの守備に就いている。

・前川の誤算、代打陣の選手層がやや薄い

 昨年はシーズン通して一軍に帯同した前川右京、シーズンが始まったときは連続試合安打が14まで伸び、悪くないスタートを切ったと思ったが、その後不振に陥り、2年ぶりに二軍降格。現在は一軍に復帰しているものの、代打でアピールし、スタメン奪還を目指している。
 代打に関して、岡田前監督の時は、左は糸原健斗、右は原口文仁、所謂左右のそれぞれの「代打の切り札」がいた。さらに渡邉諒もいた。今年は原口が不振で、現在も二軍調整している。渡邉諒も二軍調整。今「代打の切り札」と言えるのは糸原のみという印象。昨年DeNAを戦力外になり、阪神に入団した楠本はヒットが出ず。
 一方で、糸原以外の代打で、成績を残し始めているのが豊田寛。プロ初打点をマークするなど、右の代打として結果を残し始めている。

・投打とも、左右は関係ない

 野球では、左投手なら右打者、右投手なら左打者が有利というセオリーがあり、昨年の岡田前監督の時はそれが顕著だった。所謂「左右病」。
 藤川監督の場合は、左右は関係なく起用しているように思う。相手投手が左でも、左の糸原を代打で起用したり、投手起用においても、右打者との対戦時、左の及川を起用するなど、左右には拘っていない感じがする。
 起用の意図は、藤川監督や首脳陣にしかわからないと思うので、想像でしか答えられないが、この打者ならこの投手を起用すれば抑えられる、この投手ならこの打者を起用すれば打てる、ということを考えた起用だと思いたい。

・ゲラ、ビーズリーは誤算もデュプランティエは期待通り

 続いて投手陣、陣容は12球団トップクラスの選手層を誇る。先発は村上が躍動、これは文句なし。昨年13勝の才木は、序盤やや躓いたが、現在5勝を挙げている。そして、シーズン序盤はリリーフ起用も、現在は先発起用の伊原、抜群の安定感で5勝を挙げている。
 新外国人投手のデュプランティエ、現在は3勝ではあるが、交流戦の日本ハム戦やロッテ戦では、抜群の安定感を披露。打線の援護に恵まれなかっただけに、後半戦はもう少し勝ち星をつけてあげたい。
 リリーフ陣においても、桐敷、石井、及川、復活の湯浅ら、そして岩崎は健在。ただ、ゲラ、先発もいけるビーズリーが誤算、桐敷は一時期打ち込まれた。湯浅は復活も、疲労のためか現在は二軍調整。そして、石井のアクシデントは痛い。オリックス戦で頭部に打球が直撃、復帰が待たれるが、頭部だけにじっくり時間をかけてもいいと思う。
 自慢のリリーフ陣に少し綻びが出てくるかも知れない現在、岡留、富田、ネルソンあたりがカバーしてほしいところ。

・謎采配?

 投手や野手、起用面をここまで見てきたが、6月22日のソフトバンク戦、謎采配?とも捉えられる采配が見られた。
 7回裏の阪神の攻撃、先頭の大山がヒット、高寺のバスターエンドランが決まって無死1塁3塁。小幡が倒れて1死1塁3塁。そこで藤川監督は3塁走者の大山に代わって、俊足の熊谷を起用。続く打者は坂本、ここで2018年を思い出した人もいると思う。
 2018年、金本采配の代名詞となった「申告スクイズ」。2018年4月の中日戦、9回裏1死3塁、3塁に代走植田を起用、打者は打率1割台の梅野だがバントが上手い選手。当然スクイズを警戒する中日バッテリー、本当にスクイズを決行し、結果はホームゲッツーで試合終了という最悪の結末。選手批判もした金本監督にバッシングが飛んだ。
 今回も似たような状況になり、坂本は3ボールノーストライクの状況でスクイズを決行。結果、1塁走者を2塁に進めただけの送りバントのような形で、3塁走者の熊谷はそのまま。続く代打糸原はセンターフライで、この回無得点に終わった。
 藤川監督はこれについて、作戦なので意図は語らなかったが、セーフティスクイズであれば、少なくとも併殺打は避けたかったのか。セーフティスクイズはスクイズと違って、打者がバントを成功してから本塁を狙うが、そのバントがいい方向にボールが転がらなかったので、熊谷は本塁を突けなかった。

【まとめ】

 交流戦で一時7連敗を喫し、セ・リーグ首位陥落もあり得るはずが、他のチームもお付き合いしてくれて、殆どゲーム差は変わらなかった。運も味方したのかなと。
 現在首位に立っている阪神だが、すごく強いという印象ではない。ただ、昨年より盗塁の数は多いし、佐藤輝が本塁打、打点でトップ。近年エラーが多かったが、今年は交流戦終了時点でセ・リーグでは最も少ない。
 何と言っても交流戦終了時点でチーム防御率が2.06、12球団トップの数字。先発、リリーフ、ともに活躍が目立った。かつてはチーム防御率2点台というのはあまりなかったが、近年は投高打低で、チーム防御率は殆どのチームで2点台。
 金曜日からリーグ戦再開、交流戦で7連敗を喫したように、どこかでまた勝てない時期はあると思う。ただ、7連敗のように大型連敗にならないようにしたい。代打陣もそうだが、野手陣の選手層がやや薄い印象なので、チーム全体の底上げも期待したい。そして、2年ぶりのリーグ優勝と日本一を期待したい。

これって本当?

 J1リーグは第21節が行われ、鹿島は町田に1対2で敗れ、勝ち点は41のままだが、首位は変わらない。これで2年連続で、町田との対戦はいずれもホームチームが勝利した。
 さて、これは一部のネットの声ではあるが「鹿島は国立開催後の成績がよくない」「鹿島は夏場に弱い」というのを聞く。Jリーグ主催試合で国立競技場を使用することが、2023年から本格的に使用が始まっている。鹿島は国立でのホームゲーム開催では、3年連続で勝利している。
 夏場に関しても、近年の夏は記録的な猛暑に、選手だけではなく、サポーター、すべての方々も「暑いなぁ」と思っている。国立開催後の成績、夏場の成績をまずは数字で見てみる。

・「鹿島は国立開催後の成績がよくない」・・・数字的には確かに

 下記図は、国立開催(オレンジ色)から、その後の成績を示している。国立開催後、何試合程度で判断すればいいかは少し悩んだが、5試合とした。

国立開催後の5試合

国立開催後の5試合

 そのように判断してみると、2023年は名古屋戦を勝利した後、1勝1敗3分。2024年も横浜FMに勝利した後、1勝1敗3分。今年は川崎に勝利した後、2勝2敗1分。
 2023年、2024年、今年もそうだが、国立開催まで連勝している。2023年は国立開催まで4連勝していて、しかも失点ゼロだった。2024年も国立開催まで3連勝。今年も国立開催まで5連勝していた。国立開催まで連勝を伸ばせていたので、国立燃え尽き症候群?ではないが、シーズンどこかで調子の悪い時期があるので、それが国立開催後だったかも知れない。

・「鹿島は夏場に弱い」・・・そうかなぁ

 下記図は、2016年から2024年までで、7月と8月の成績。近年は6月や9月も暑いが、本格的な夏は7月と8月なので、そのように定義して、まとめている。

鹿島の夏場の成績

鹿島の夏場の成績

 2016年から2024年までの夏場の成績をトータルすると40勝22敗18分。数字だけを見れば、大勝しているわけではないが、かといって、黒星が多いというわけではないかも知れない。
 夏場が影響して、星を落としている年は、強いて言えば2016年と2024年か。2016年、1stステージ後にカイオが移籍し、メンバー構成をやりくりするも、7月の下旬から8月上旬はなかなか勝てていなかった。まぁ、暑いというのもあるかとは思うが。
 去年は8月の鳥栖戦勝利後、全く勝てなくなった。夏場であるにも関わらず、当時のポポヴィッチ体制の超固定メンバーで、殆どメンバーの入れ替えがなかった。8月の天皇杯においては、多少のメンバーの入れ替えはあったとはいえ、植田直通の疲労がさすがに顕著だった。
 2020年はコロナの影響で、7月と8月に開催が集中したが、夏場というより、チームがまだ浸透していない状況での戦いだった。2022年も星を伸ばせなかったが、上田綺世の移籍の影響が大きく、レネ ヴァイラー監督の退任にも繋がってしまった。夏の暑さも多少あると思うが、上田綺世の移籍の影響が大きすぎた。

【まとめ】

 国立開催後の成績は良くない、確かに数字通りだと思うが、それまで大型連勝があったので、その反動が来たのが国立開催後と思いたい。
 夏場の鹿島、弱いとする根拠は見当たらないのではないかと思う。星を伸ばせていない年は、選手が移籍したり、戦い方の不味さ(2024年)などが影響していると思う。
 来年からは秋春制に移行するので、6月と7月はおそらくリーグ戦は組まれないはず。とはいえ、これから暑い夏が本格化する。特にチャヴリッチは昨年、本格的な夏場に負傷離脱しているため、日本の夏を本格的に経験するのは初に近い。すでに町田戦やクラブハウスでの練習においても、日本の夏を実感していると思うが、町田戦では61分で退いている。
 リーグ戦の日程に関しては、鹿島はやや緩和されているが、厳しい本格的な夏を迎える。選手たちには、コンディションを整えて、万全な状態で、岡山戦に臨んでほしい。

移籍情報続々と(千田海人、小川諒也)

 J1リーグは中断期間に入り、日本代表の活動(ワールドカップ最終予選)が行われている。鹿島は明後日、天皇杯を挟んで、今週末にJ1リーグが再開される。
 6月の特別登録期間、各クラブは続々と選手の加入、移籍を発表しているが、鹿島は東京ヴェルディより千田海人、シント=トロイデンVVより小川諒也が完全移籍加入すると発表した。

・千田海人、東京ヴェルディより完全移籍加入

 ようこそ!鹿島へ!いやぁ、これは大きいなぁ。即戦力のセンターバック。関川の長期離脱が確実となり、今シーズンは絶望濃厚。シーズン移行前の特別大会も微妙かも知れない。それだけに千田の獲得は大きい。
 千田は当時J3の秋田でキャリアをスタートし、秋田をJ2に導き、2022年シーズン終了後、東京ヴェルディに移籍。ヴェルディでも活躍し、昨年からJ1の舞台で戦っている。
 小池龍太がJFL、J3、J2、J1と1年ごとにステップアップしているが、千田に関してもJ3、J2、J1と数年ごとにカテゴリーを上げている。
 植田直通と同い年で、ベテランに差し掛かっていて、経験豊富、空中戦に強く、パワーもあるセンターバックのようで、関川の穴埋めだけではなく、出突っ張りの状態の植田の負担軽減にも期待できそう。

・小川諒也、シント=トロイデンVVより完全移籍加入

 ようこそ!鹿島へ!いやぁ、日本代表経験のある即戦力サイドバックの加入は大きい。関川と同様、安西に関しても、今シーズンは絶望濃厚で、シーズン移行前の特別大会も微妙。
 小川はJリーグではFC東京一筋でやってきて、2022年夏に海外へ。3年ぶりのJリーグ復帰も、FC東京のサイドバックは飽和状態で、FC東京への復帰はできずと報じられている。安西の長期離脱で白羽の矢が立ったのが小川だった。
 安西と小川は同じ左サイドバックも、プレースタイルは違う。左利きで、キックの精度がよく、空中戦に強い。左サイドバックが主戦場の選手は安西、溝口、新人の佐藤だが、佐藤はこれからの選手。小川が試合に出られる状態になるまで、しばらくは小池、キム テヒョンを左サイドバックで起用する場面が出てくるのではないかと。

【最後に】

 去年とは打って変わって、補強のスピードの速さに驚いている。今後、彼らがフィットしていくのはこれからだが、特に小川に関しては、秋春制のベルギーリーグを戦った後に戻ってくるわけなので、コンディション面を整える必要があると思う。
 関川、安西の長期離脱に伴って、同ポジションのそれぞれの補強、まずはホッとしている。彼らが試合出場できるだけのコンディション、戦術理解が進むまでは我慢する必要があるが、必ず、J1優勝のための戦力になる。千田、小川、期待しています!

試練の後半戦へ、ここまでの鹿島を振り返る

 J1リーグは、日本代表の活動(ワールドカップ最終予選)のため、2週間の中断期間に入った。ルヴァン杯プレーオフステージ、天皇杯を挟んで、来週末にリーグ戦が再開される。
 今日はここまでの鹿島を振り返る。J1リーグ戦は、前半戦が終了して首位。ルヴァン杯は昨年同様、1stラウンド2回戦で敗退。天皇杯は来週、ザスパ群馬と対戦する。前半戦の振り返りと、今後に向けて述べてみることにする。

・想定以上?の勝ち点の積み上げ

 今季から、川崎で8シーズン指揮した鬼木達氏が鹿島の監督として戻ってきた。近年、監督の交代が相次ぎ、なかなか戦術が定まらない、方向性が見えてこない状況だった。
 今年は鬼木監督の下、鹿島がこれまで培っていた球際の強さ、「止める、蹴る」を代名詞に、パスを繋いで相手を崩すサッカーを目指したシーズン。止める、蹴る、そう簡単には浸透しないだろうと、今年の序盤は不安定な戦いが増えるかなと思っていたが、7連勝するなど、想定以上の勝ち点を積み上げている。
 5敗は喫しているものの、勝ちきれない試合も出てくるかと思ったが、ここまで引き分けは1つのみで、13勝できるとは思っていなかった。

・戦術浸透度はまだまだ

 勝ち点を積み上げているが、戦術浸透度はまだまだだと思う。まぁ、近年の鹿島は、先ほども述べているが、監督交代が相次いで、監督によって戦術が変わってくるのは当然。2020年からザーゴを招聘してから、自分たちがボールを支配し、攻撃的なサッカーへと本格的に舵を切った。しかし、そのサッカーがなかなか浸透せず、監督交代が相次いだ。
 今年のオニさんに関しても、鹿島のこれまで培ってきたものを大切にしながら、パスを繋いで相手を崩すサッカー。じゃぁ、それができているかとなると、多くの人は「まだまだ」と答えるんじゃないかと思う。
 ひとつのシーンだけ具体例として取り上げるが、第7節のホーム神戸戦、39分にその片鱗が見えた場面があった。舩橋から優磨、安西が小刻みにボールを回して、最後はレオ セアラがダイレクトでシュートを放ち、惜しくも入らなかったが、こういうサッカーをしたいんやろうなというのが見えたシーンだった。

・怪我人続出、でもチーム全員でカバー

 そして、これは取り上げないわけにはいかないのが、怪我人続出。6月4日、ガンバ戦で負傷した安西に対する公式発表があり、左膝前十字靭帯損傷とのこと。公式発表があったということは、長期離脱は必至。今季絶望濃厚か。
 これで公式に負傷の発表があった選手は5人に。徳田誉、下田栄祐、師岡柊生、関川郁万、安西幸輝。徳田と下田に関しては、シーズン中に復帰する可能性はあるかも知れないが、師岡、関川、安西は今季絶望濃厚。
 公式には発表はなかったものの、濃野、樋口、小池、知念、レオ セアラ、田川らに関しても負傷で欠場したことも。これだけの離脱者、一時離脱者がいながらも、他の選手がカバーし、チーム全体の底上げもできてきた。
 ここはオニさんの采配が見事だったとしか言いようがない。離脱者が続出すると、交代カードを切るにしても、タイミングやどんな選手を交代するかなど、選択肢が限られると思う。それでも限られた中で、最大限の采配を見せたオニさん、やっぱり凄いわ。

・レオ セアラは期待通り、舩橋、津久井の台頭

 今季、C大阪から加入のレオ セアラ、ここまでは期待通り、点取り屋として力を発揮している。開幕節こそ無得点で敗れたものの、第2節の東京V戦で2得点、以降得点を重ねてリーグトップの11ゴールをマークしている。
 キム テヒョンに関しても、序盤は植田、関川の2人が君臨していたこともあり、出場機会は限られたものの、関川の負傷離脱から、以降しっかりカバーしている。
 若い選手の台頭も。やはり舩橋と津久井やろうね。舩橋は、昨年のポポヴィッチ体制までほぼ戦力として計算されていなかった。中後さんが監督に就任した昨年の秋、出場機会を増え始め、今年の成長に繋げている。比較的柴崎と似ているプレースタイルで、アウェイ岡山戦で見せた絶妙な縦パス、ここからターレスの逆転ゴールへとつなげた。横浜FM戦で舩橋チャントも作成され、今後さらなる期待がかかる。
 津久井に関しても、本職のセンターバックではないものの、アウェイC大阪戦で小池のアクシデントによって、右サイドバックとして先発に抜擢。以降、右サイドバックで新境地を開いた。

【今後に向けて】

 前半戦は予想以上に勝ち点を伸ばしていて、チーム全員で戦えた。フィールドプレーヤーでベンチ入りしていないトップ選手は、負傷離脱中の下田のみで、まさに総力戦の前半戦だった。
 じゃぁ、後半、前半戦と同様に勝ち点を伸ばせるかとなると、そうは思えない。怪我人が続出し、レオ セアラに関しても万全の状態ではない。チャヴリッチはシーズンが進むにつれてコンディションが上がってきて、右サイドハーフとして躍動。日本の夏、昨年はその夏場に負傷離脱していたので、夏場にどれだけやれるか。
 やっぱり補強は必要じゃないかな。安西、関川の不在は痛い。セルヴェット退団の噂がある常本佳吾とか、G大阪から佐々木翔悟(怪我してなければ)をレンタルとかないかな。補強の動向については、今後見ていくことにする。
 ルヴァン杯は敗退していて、残されたタイトルはリーグ戦と天皇杯。前半戦は結構日程が詰まっていたが、6月のリーグ戦は3試合、7月のリーグ戦は2試合、リーグ戦の日程はやや緩和。それでも、各クラブは補強に動くやろうし、実際に6月の特別登録期間に補強したクラブもある。それ次第で順位も大きく動く可能性があるし、鹿島も今後必ず正念場はくる。というか、今まさに正念場かも。厳しい戦いは続くが、最後に笑うのは鹿島でありたい。

2025シーズンJ1、ここまでを「簡単な一言」で評価する

 J1リーグ戦は前半戦が終了した。ACL組やクラブワールドカップに出場する浦和など、消化試合数にはばらつきがあるが、多くのチームは19試合を戦った。日本代表の活動、天皇杯を挟んで、2週間ほど後に後半戦が始まる。
 6月1日終了時点で首位は鹿島、もちろん首位ターンできたのはよかったが、怪我人続出もあり、前半戦のように勝ち星を伸ばせるとは思えない、必ず正念場はくる。
 鹿島を含め、J1の20チームのここまでを「簡単な一言」で評価し、感じたことなどを述べてみようと思う。

  • チーム全員の力・・・鹿島アントラーズ
  • 一時期首位に・・・京都サンガF.C.
  • 軌道に乗り始めたか・・・浦和レッズ
  • 下馬評を覆す躍進・・・柏レイソル
  • いずれは力を発揮する・・・サンフレッチェ広島
  • いずれは力を発揮する・・・ヴィッセル神戸
  • 引き分けが多い・・・川崎フロンターレ
  • 得点力あり、失点も多い・・・セレッソ大阪
  • 強いチームには変わりない・・・清水エスパルス
  • 昨年の躍進が一転・・・FC町田ゼルビア
  • J1初挑戦なら悪くない・・・ファジアーノ岡山
  • 昨年の堅守はどこへ?・・・ガンバ大阪
  • 得点力がほしい・・・東京ヴェルディ
  • 一時期最下位も少し改善?・・・名古屋グランパス
  • 一時期首位も失速・・・アビスパ福岡
  • 開幕ダッシュ成功も失速・・・湘南ベルマーレ
  • 2年前とは違う・・・横浜FC
  • 戦術ミスマッチ?・・・FC東京
  • なかなか安定しないねぇ・・・アルビレックス新潟
  • フロント・・・横浜F・マリノス

・チーム全員の力・・・鹿島

 鹿島に関しては後日、詳しく述べたいので、ここでは大まかに述べる。開幕節の湘南戦では黒星スタートも、第2節から4連勝、第11節から7連勝など、連勝街道を歩んできた。
 しかし、4月から怪我人が続出し、一時期公式戦4連敗を喫する。それでも、チーム全員でカバーし、勝ち点40の首位に立つ。1点差勝利が多く、ギリギリの戦いを強いられている。

・快進撃も明暗・・・京都、柏、福岡、湘南

 下馬評はともかく、この4チームに関しては、前半戦に一時期首位に立っていたことがある。特に京都と福岡に関しては、クラブ史上初の首位に立っていた。この4チームはその後、明暗が分かれている。
 まずは「明」、暫定2位につける京都、まずはラファエル エリアスの活躍が光った。アウェイ鹿島戦でハットトリック、カシマスタジアムで初勝利の立役者になった。今季もラファエル エリアス、原大智、マルコ トゥーリオの強力な3枚に加え、10年ぶりに京都に帰ってきた奥川雅也がよい働きをみせている。
 俺自身が懸念していたのが、昨年の強力な3トップが万一不在になったとき。最近では、原大智とラファエル エリアスが負傷で不在、マルコ トゥーリオは怪我や出場停止が絡んだが、FC東京戦では3対0で勝利している。FC東京の出来がどうか、というところもあるが、強力3トップが不在でも勝利する力が付いてきた。
 柏に関しても上位をキープしている。今季就任したリカルド ロドリゲス監督の下、今季から3バックに変更し、マテウス サヴィオが抜けたチームを躍進に繋げている。
 続いて「暗」、湘南に関しては開幕3連勝で、開幕ダッシュに成功。しかし、この好調が続かず、第6節から3連敗を喫し、その後も勝ち星が伸ばせずにいる。
 湘南とは対照的に、福岡は開幕3連敗を喫したものの、第4節から6勝1分で、第10節には首位に立った。今季から就任した金明輝監督、当初はパワハラ歴があり、就任に反対するサポーターもあったが、鳥栖で指揮していた時は、結果は残していた。現在は失速しているが、これからが勝負ではないか。

・いずれは力を発揮する・・・広島、神戸

 昨年の前半の総括で、広島と神戸は「いずれは力を発揮する」と一言で評価したが、今年も同じ評価にしている。
 まずは広島、スキッベ監督の2試合ベンチ入り停止処分があり、3連敗を喫した時があったが、その後5連勝で上位に戻ってきた。6月の特別登録期間で、柏から木下康介を完全移籍で獲得。今後のACLEを見据えての補強かもしれない。
 神戸に関しては、ACLEや怪我人続出の影響で、シーズン序盤は躓いたが、6位まで順位を上げてきた。昨年のMVP武藤嘉紀が長期離脱中で、ここが懸念されるところだと思うが、2連覇中のチームだけに、いずれは優勝争いに顔を出してくると思う。

・まさかの最下位、横浜FM

 まさかの最下位に沈んでいるのが、横浜FM。2019年、3年前の2022年にはJ1を制覇したオリジナル10の1チーム。2年前の2023年も2位で、優勝争いをした。しかし、去年からフロントの監督人選の失敗の影響もあり、低迷。さらに今年はスティーブ ホーランド氏を監督に招聘も、4月に解任された。パトリック キスノーボ氏が暫定的に指揮を執り、その後正式に監督に就任。
 かつては堅守をベースに戦っていたマリノスも、攻撃的サッカーへと舵を切った。2019年にその取り組みが実を結び、J1制覇。しかし、今年は戦い方、方向性が中途半端になり、7連敗を喫した時期も。
 しかし、鹿島戦でその7連敗でストップ。町田にも勝利し、2連勝。これでようやく方向性が見えてくればよいが、2連勝だけでは判断はできないかなと。まぁ、これだけのメンバーがいて、最下位に甘んじるチームではないし、やっぱり方向性が定まられば、一気に降格圏は脱出できると思うんだが。

【最後に】

 ここに挙げていないチームは多くあるが、6月の特別登録期間や夏の移籍市場で、多くのチームは補強に動くと思う。そうなると、補強次第で、どのチームにもチャンスがある。最下位のマリノスが首位の鹿島に勝つというのは、Jリーグあるある。それだけ力が拮抗しているのがJリーグだと思う。
 約3ヶ月半で、多くのチームはリーグ戦19試合を戦った。ルヴァン杯勝ち残り、天皇杯、ACLなど、チームによっては今後、過密日程になるが、J1リーグ戦においては、6月中旬に再開し、12月上旬に終了する。J1リーグ戦としては、少し日程は緩和される。
 天皇杯を挟んで、来週末にリーグ戦は後半戦に入る。この日本代表の活動の間、低迷しているチームは立て直し、負傷者が多いチームはコンディション回復など、有効な中断期間にしてほしい。まだまだこれからのJ1リーグ、優勝の行方は。