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第671回〜第680回

初めての買取サービス

 Jリーグの日程が発表され、今はどの対戦カードを現地観戦するかを検討している。行ける!と思ったカードがあれば、広島の新スタジアム(エディオンピースウイング広島)は「平日の水曜日やん・・・」って、落胆したり・・・。多くの試合を現地観戦できればと思っている。
 さて、今日は買取サービスについて。俺自身、CD全盛期の時代(90年代)を中心に、これまでCDアルバムを300作近く購入した。しかし、近年は全然取り出すこともなく、眠ったままになっていた。部屋の整理は常日頃やりたいものだが、不用品がなかなか減らないもんやねと。
 そこで、アラフィフながら初めて、これらのアルバムを買い取ってもらって、お金にしようと、HMVの買取サービスを利用した。買取業者は多くあるが、元々ローソンチケットの会員だったので、ユーザー情報はそのまま利用できることもあって、HMVの買取サービスを利用した。
 今回買取依頼したのは、CDアルバム273点、DVD17点。アルバムの多くが90年代の作品だが、一部には80年代も。これでどうなったか、俺自身の感想を述べてみることにする。ただし、買取依頼したアルバムの具体的な作品名に関しては、控えさせていただきます。

・段ボールは、業者が用意してくれる(無料)

 これはありがたかった。業者によっては、段ボールは自身で用意するが、HMVの場合は、申し込みの際、概ねの作品数(正確でなくてもいい)と、段ボールの個数を申し込む。大きさも指定でき、大で100枚収納できるサイズ、小で50枚収納できるサイズ。申込後、2〜3営業日に段ボールが届く予定も、翌日に届いた。
 届いたら、段ボールに入れていく。こわれものに分類されるので、気泡緩衝材(プチプチ)も入れる。通常のアルバムならちょうどいいサイズの段ボールだが、初回限定版などの特殊パッケージが多ければ、100枚も入れられない。
 大きなサイズの段ボール4箱申し込んだが、初回限定版や2枚組なども多く、俺自身が持っている全てのアルバムは買取依頼できなかったが、計290点、段ボール4箱に入れた。
 買取依頼書に必要事項(振込口座など)を記入し、段ボール4箱のどれかに買取依頼書を入れて、封をする。あとは、集荷依頼を届いたURLから手続きをして、佐川が持っていってくれたら待つだけ。

・届いた査定結果は、やはり厳密だった

 買取業者に査定依頼品が到着し、大体3週間後に査定結果がわかるということで、ゆっくり待っていたら、まさか4日後に査定結果が出た。その結果、買い取ってもらえたのは89点、残り201点は値段が付かずという結果に。
 買い取って貰えた89点の合計は8,000円弱だった。大体が14円とか。DVDで1点が1000円ほど付いたものもある。少しはいい値がつくかなと思った作品も14円、一部で500円付いたものもあったが、予想は外れた。
 やはり状態というのをよく見ている、という印象。ジャケット一部しみ、ホチキス錆、トレイの汚れなどが多くみられ、そういったコメントも確認できる。これがマイナス要素になっているんやろう。まぁ、30年眠りっぱなしだとそうなるのかな。
 残り201点、買取できなかったのは状態不良、HMVでは値付かず品、在庫過多が要因だが、どの作品がどの要因に該当するかはわからない。

【最後に】

 とまぁ、初めて買取サービスを利用してみたわけだが、査定金額に関しては予想と違ったが、聴かなくなったアルバムはもう手放して、少しお金にできれば満足かと。買い取ってもらったおかげで、部屋が少し広くなった感じがする。
 今回はHMVの買取サービスを利用したが、ハードオフなど、査定対象品があれば出していって、部屋がもっと快適になればいいなと思っている。ゴミ屋敷レベルではないが、部屋のお片付けって面倒やね・・・。

アレクサンダル チャヴリッチ、鹿島に加入

 鹿島は29日、アレクサンダル チャヴリッチが、SKスロヴァン・ブラチスラヴァ(スロバキア)より期限付き移籍で加入すると発表した。
 これは嬉しい。予てから点取り屋は補強ポイントになっていた。21日の新体制発表会で、小泉社長が詰めの段階まできている旨の回答をしていたが、これはおそらくチャヴリッチのことかと。チャルシッチが欧州国籍の選手として初の鹿島加入のはずだったが、メディカルチェックで問題が発生したため、正式契約できなかっただけに、加入が決まってホッとしている。
 背番号は7、ファン アラーノ(現G大阪)以来やね。個人的には近い将来、松村あたりにつけて欲しかった番号だが、攻撃的な選手に与えられる背番号7、是非ともタイトル獲得に貢献してほしい。これで優磨、垣田、知念、師岡も危機感を感じるやろうね。
 点取り屋に関しては、チャヴリッチの加入でまずは解決。あとはセンターバック、噂になっていた選手はいたが、どうやらダメだった可能性が高い。ここは引き続き、補強に動くことになる。
 チャヴリッチは今日、宮崎キャンプ中のチームに合流し、明日30日から練習に参加するとのこと。チームに馴染んで、ゴールを量産してほしい。期待しています!

2024年度J1順位予想

 2024シーズンのJリーグ、各チームは開幕へ向けてキャンプや、これからプレシーズンマッチなどを経て、いよいよ開幕する。開幕が楽しみになってきた。
 今冬はコロナが5類になって初の冬を迎えているが、去年末ごろからの新変異株「JN.1」が、日本でも拡大傾向。県によって状況にばらつきはあるが、どこまでこの増加傾向が続いてしまうのか。2月頃にピークや、静岡県では3月も続くとか。見解は異なっているものの、状況を注視していきたい。
 さて、楽しみになってきたJ1リーグの開幕、今年からJ1、J2、J3とも20クラブ構成になり、J1は試合数が4試合増える。降格枠は従来どおり3枠に。では、鹿島だけ当たればよい(笑)順位予想をやってみることにする。

  • 優勝 鹿島アントラーズ
  • 2位 サンフレッチェ広島
  • 3位 ヴィッセル神戸
  • 4位 横浜F・マリノス
  • 5位 浦和レッズ
  • 6位 川崎フロンターレ
  • 7位 セレッソ大阪
  • 8位 名古屋グランパス
  • 9位 FC東京
  • 10位 北海道コンサドーレ札幌
  • 11位 FC町田ゼルビア
  • 12位 京都サンガF.C.
  • 13位 サガン鳥栖
  • 14位 アビスパ福岡
  • 15位 ガンバ大阪
  • 16位 柏レイソル
  • 17位 アルビレックス新潟
  • 18位 ジュビロ磐田
  • 19位 湘南ベルマーレ
  • 20位 東京ヴェルディ

・充実の神戸、広島が手強そう

 昨年は本格的に「脱バルサ化」で、攻守にわたってハードワークするチームに生まれ変わり、見事にJ1初制覇を果たした神戸。今季も優勝争いをすると、多くのサッカー評論家などは予想すると思う。やや層が薄かったポジションも、今オフでほぼ埋まり、2チーム分できるくらいの戦力は整ったと思う。昨年のようにハードワークできれば、2連覇は有力。
 次に手強そうなのが広島。元々、大型補強をするようなチーム作りはしないが、湘南から大橋を獲得。スキッベ監督3年目になり、さらに熟成していくのではないかと。そして、新スタジアム初年度ということもあり、選手たちのモチベーションも高いと思う。

・大型補強の浦和、町田は台風の目となるか

 大型補強を敢行した浦和と町田、この2チームは台風の目となる可能性があると思っている。浦和に関しては今年監督が替わり、システムも4-2-3-1から4-1-2-3になる模様。ホセ カンテが現役引退したが、清水からチアゴ サンタナを獲得。松尾佑介が浦和に復帰し、名古屋から前田直輝らを獲得し、前線の枚数は揃った。懸念点としては、左サイドバックが可能の荻原と明本が抜けたところがどうか。大畑、もしくは異例?の復帰となった宇賀神とかが担うと思われる。
 そして、J1初昇格ながら大型補強を行った町田にも注目。昨年はJ2リーグで圧倒的な強さを見せて優勝し、J1初昇格。直近ではベルギー2部に期限付き移籍していた谷や、水戸から山口、経験豊富な昌子など、多くの選手が加入。黒田監督2年目となり、さらなる戦術浸透を図っていくと思うが、これだけ多くの選手を獲得し、うまく使うことができれば、J1初挑戦でいい順位に位置することができるのではないかと。

・「わからない」G大阪、京都、名古屋

 G大阪、京都、名古屋、この3チームは予想が難しい。
 まずはG大阪、昨年はチームの状態が極端に違った。シーズンの中盤に調子よかったが、序盤と終盤は全然だった。GKはマリノスに期限付き移籍していた一森が復帰し、名古屋から中谷を獲得し、守備陣を整備。中盤は山本が抜けたが、鈴木徳真を補強。攻撃陣にあまり目立った整備はなかったが、元々力のある選手が多いだけに、昨年のシーズン中盤の調子良さが今年多く続けば。
 そして京都、京都を残留ギリギリとか降格を予想する人は多いかも知れないが、俺自身はそうは思っていない。とはいっても12位予想だが。今季は攻守に補強を実施。守備がやや不安視されるが、経験豊富な鈴木義宜が加入。2019年に湘南で少じ貴裁監督の下でプレーしたことのある鈴木冬一、前線にはマルコ トゥーリオが加入。彼らがフィットすれば、2002年の年間最高成績5位に近いくらいの躍進も。゙貴裁政権4年目で、チームとしての戦い方はできているのではないかと思うが、機能しなくなると順位も大きく落とす可能性も。
 名古屋に関しては、前線の枚数が豊富になった印象がある。昨年京都で10得点のパトリック、ルヴァン杯制覇に貢献の山岸が福岡から移籍加入、そしてキャスパー ユンカーが完全移籍へと移行。懸念点としては、守備陣か。中谷がG大阪へ、藤井がベルギーへ移籍。これまで鉄壁守備を誇ってきたところで、2人の移籍がどう影響するか。補強はしているが、これまでの鉄壁守備が維持できるかがカギになるかと。

・昇格組は明暗?

 残留争いに目を向けると、磐田、湘南、東京Vを降格と予想してしまった。
 町田に関しては、大型補強を敢行して、台風の目になる可能性と予想したが、磐田に関しては、昨年は補強が禁止されていただけに、補強ができるようになったものの、その新外国人の出来がカギを握りそう。
 実に16年ぶりにJ1の舞台に戻ってきたヴェルディ、育成に定評のあるクラブになり、チームの主力が次々と移籍することがあった。補強はしているものの、J1経験豊富な選手はいない。チームの戦い方は大きく変わらないと思うので、J1定着への一歩となる。林と染野に関しては、J1で手応えを得て、鹿島に戻ってきてくれたら。

【最後に】

 鹿島に関しては後日述べることにする。今年はこのように予想してみた。昨年は神戸の優勝というのは、神戸サポーター以外は殆ど予想していなかったと思う。チームとして戦い方がはっきりすれば、優勝できるもんやね。今年も戦い方のベースは変わらないと思うが、さらなる進化をしようとしているのではないかと。
 述べていないチームも多くあるが、鹿島を含めた新監督になったチームに関しては、序盤がどうなるかだと思う。次はJ2の順位予想をしようと思っている。
 現地観戦する試合に関しては、概ね決まっているが、チケットや駐車場代(車の場合)、交通費(新幹線など)の購入が完了した段階で、トップページを更新しようと思っている。2024シーズンのJ1を楽しみにしよう。

2024年度J2順位予想

 2024シーズンのJリーグ、J2に関しても、これからシーズン開幕へ向けての調整しているものと思われる。
 今年からJ2に関しても、22クラブから20クラブ構成になる。昨年J1だったクラブでは横浜FCがJ2に参戦し、J3からは愛媛と鹿児島がそれぞれJ2に昇格した。そして、これまでのJ3自動降格は2クラブだったが、今年から3クラブになり、J2に関しても残留争いが白熱すると思われる。
 毎年思っていることだが、J1の順位を予想して、それを当てるのは難しいが、J2に関してはもっと難しい。では、J2に関しても順位を予想してみることにする。

  • 優勝 清水エスパルス
  • 2位 横浜FC
  • 3位 ファジアーノ岡山
  • 4位 ヴァンフォーレ甲府
  • 5位 ジェフユナイテッド千葉
  • 6位 V・ファーレン長崎
  • 7位 大分トリニータ
  • 8位 ベガルタ仙台
  • 9位 モンテディオ山形
  • 10位 徳島ヴォルティス
  • 11位 ロアッソ熊本
  • 12位 水戸ホーリーホック
  • 13位 ザスパ群馬
  • 14位 いわきFC
  • 15位 ブラウブリッツ秋田
  • 16位 藤枝MYFC
  • 17位 栃木SC
  • 18位 愛媛FC
  • 19位 レノファ山口FC
  • 20位 鹿児島ユナイテッドFC

 昇格争いに入るのではないかと思われるのが、清水、横浜FC、岡山とみている。昨年、多くの人が清水のJ1昇格を予想していたと思うが(俺も)、序盤の躓きや、乾自ら「勝負弱い」ということから、J1昇格を逃した。まぁ、さすがに今年は昇格するんじゃないかと見ている。
 昨年、唯一のJ2降格となった横浜FCも昇格候補。OUT、INは激しかったが、補強そのものは悪くないのではないかと。岡山に関してもOUT、INが激しかったが、戦力が充実してきた。初のJ1昇格も見えていると思う。
 気になるとなると甲府と長崎か。甲府に関しては、ACL決勝トーナメントが始まるので、チーム作りを急がなければならない。長谷川元希や三浦颯太ら主力が移籍したが、FC東京のアダイウトンらを獲得し、大幅な戦力ダウンは逃れた印象。ACL次第かと。長崎に関しては、やっぱり監督問題。優勝争いできる戦力はあるものの、監督問題をどう解決するのか。
 このように予想してみたが、難しい・・・。昨年は町田がJ1昇格を決める優勝。久しぶりに「J1初昇格」があり、今年に関しては岡山が特にありえそう。いずれにしても、昇格争いと残留争いは熾烈になりそう。J2も楽しみにしよう。

2024シーズンの鹿島を占う

 2月17日、シーズン幕開けを告げるFUJIFILM SUPER CUPが行われ、川崎が1対0で神戸に勝利した。2024シーズンのJリーグ開幕がいよいよとなる。
 さて、2024シーズンのJリーグ開幕がいよいよ近づいてきた。鹿島は11日の水戸とのプレシーズンマッチで、1対0で鹿島は勝利した。今年はポポヴィッチが監督に就任し、新たなシーズンを迎える。23日の名古屋戦まで一週間を切り、開幕へ向けて調整していると思うが、ここで今季の鹿島を占ってみることにする。

・GKは早川で決まりか

 昨年のオフで、スンテが引退、沖が清水へ完全移籍したが、磐田から梶川、岡山へ期限付き移籍していた山田が復帰。GKの陣容は早川、梶川、山田、パク ウィジョンの4人体制となる。
 スンテと沖がいなくなって、梶川と山田が加入および復帰してくれて、4人体制が維持され、ここはホッとしている。水戸とのプレシーズンマッチでは早川がGKを務め、サブには山田が入っていた。昨年は早川がリーグ戦フル出場し、初めて正GKを務めることができた。プレシーズンマッチで早川が務めていたことから、今季も早川が正GKを務めることが有力。
 今季も「育成枠?」的なところで、パク ウィジョンは4番手か。ただ、虎視眈々と試合出場を狙っている。そして2番手は誰になるかと思ったら、プレシーズンマッチでは山田がサブに入っていた。ただ、ここはリーグ戦に入ってみないとわからない。梶川は経験豊富で、必ず力になってくれると思う。

・DF陣は未知数および不安視

 やや不安視されるところは、センターバックとサイドバックの選手層。まずはサイドバック、右は須貝と濃野、左は安西と溝口。サイドハーフが主戦場の須藤が左サイドバックにも取り組んでいるが、左は安西の起用が濃厚。右に関しては濃野が起用される可能性が高くなったか。新人だけに、シーズンに入らないとわからないところがあるので、ここは未知数。大学3年の時にサイドバックにコンバートされ、攻撃的なサイドバックとしてレギュラーを取れるか。
 須貝は昨年途中に鹿島に加入したが、J1の強度や戦術フィットに苦しんだ。濃野とはプレースタイルの異なるサイドバックで、豊富な運動量と対人能力の強さが特徴だが、昨年はその特徴があまり見られなかっただけに、今季は勝負となる。濃野か須貝か、どちらがレギュラーを勝ち取るか。
 シーズン開幕前、最も不安視されるところは、やっぱりセンターバックの選手層。センターバックが本職の選手は植田、関川、津久井の3人。プレシーズンマッチでは植田と津久井が務め、関川は負傷で欠場。関川に関しては名古屋戦には間に合うのではないかと思われるが、このように、センターバック陣に負傷者が出ると、かなり不安視される。それだけチャルシッチが加入できなかったのは痛い。昨年は公式戦出場がなかった2年目の津久井、プレシーズンマッチで出場できたことは収穫だが、今後試合出場が増えるか。

・知念のボランチ起用は継続的か一時的か

 昨年限りでピトゥカが退団し、大きなポイントとなっているボランチ。メンバー的には柴崎、樋口、佐野、名古、舩橋がいるが、知念のボランチ起用というのが話題になっている。
 柴崎はキャンプ中に負傷離脱し、開幕は厳しいと思われる。主力として考えられるのは樋口と佐野、樋口に関してはボランチの他、サイドハーフやトップ下での起用も有力。柴崎負傷離脱から、知念のボランチ起用に注目が集まった。知念本人もびっくりしたようで。水戸戦でもボランチで先発起用された知念だが、OBの名良橋晃氏は中盤でうまくバランスが取れているなど、知念ボランチに高く評価していた。
 じゃぁ、柴崎が復帰してきたとき、知念はどういう起用になるか。メンバーが揃えば、知念は本職のFWに戻るか、前線とボランチの併用なのか。このあたりはわからないが、俺自身、知念のボランチ起用は頭になかったし、一定の手ごたえがあるのであれば、試合展開に応じてボランチで起用するのもアリかと思う。
 あとは佐野海舟、今冬にブレーメンが獲得に動いていたと報じられていたが、開幕はどうやら鹿島の選手として迎えそう。しかし、夏の移籍市場で、移籍してしまう可能性が高くなってきたか。となると、知念ボランチという選択は、今後もありえそう。

・攻撃的な選手は激戦区に

 現状、ポポヴィッチ体制での布陣は4-2-3-1か4-4-2と思われる。サイドには藤井、松村、パレジ、仲間、須藤と枚数は足りていて、4-2-3-1だった時のトップ下は土居、本職がボランチの樋口も。サイドとトップ下は枚数が揃っていて、ここは不測の事態がない限り、このメンバーで戦ってきそう。
 そしてトップ、優磨に関しては、宮崎キャンプの練習試合で負傷および手術を行って、全治5週間程度とされている。練習には合流しているものの、開幕は微妙。そして、水戸戦でいいパフォーマンスを見せたのが、新戦力のチャヴリッチ。起点となって周りを生かすシーンや、足元の技術もよい。そして、速いなぁと。自分でドリブルで打開して、シュートへも持っていくシーンもあった。水戸戦では前半のみで退いたので、水戸戦時点でのコンディションは50%くらい?開幕までにどこまでコンディションを整えられるか、そして夏場も勝負となる。
 優磨が開幕に間に合わないのであれば、4-2-3-1で1トップにチャヴリッチが有力。2トップだと優磨とチャヴリッチという組み合わせが考えられるが、優磨が復帰したとき、この組み合わせが機能するかどうか。機能したら破壊力抜群の2トップになる可能性も。
 チャヴリッチが水戸戦で好パフォーマンスを見せていただけに、垣田と2年目の師岡に関しては、刺激になったはず。水戸戦でボランチ起用だった知念も、途中から本職のトップの位置でプレーしている。トップの選手も競争が激しい。

・昨年ほど不安はないが

 昨年の宮崎キャンプに組んだ練習試合の3試合はJ2相手に全敗。カシマでの東京V戦では勝利したものの、プレシーズンマッチでも0対2で敗れ、かなり不安のスタートとなった昨年とは違い、結果は残している。しかし、不安要素はまだあるので、楽しみな要素と不安要素が頭の中で混じりあっている感じがしている。
 Jリーグファンなら知っていると思うが、ポポヴィッチはJ1での実績は乏しい。2009年途中に大分の監督に就任した当時は、大分の残留争いの最中だったので、やむを得ないにしても、2012年から率いたFC東京では、優勝争いに絡むことはなく、2014年のC大阪では、途中で解任されている。ただ、10年以上前のことなので、あまり参考にはならないが、この不安を払拭するには、タイトル獲得しかないと思う。

【最後に】

 開幕がいよいよ近づいてきた。2017年シーズンから国内タイトルはなく、直近のタイトルは2018年のACL。2020年のザーゴから、これまでの堅守速攻のサッカーからの転換を目指して取り組むも、2023年終了時点では中途半端な状態という印象。
 ポポヴィッチ体制1年目で、戦術が浸透していくのはこれからだと思う。スタートダッシュに成功すればいいが、序盤に関しては見極めかなと。吉岡FD曰く「短期間で戦術を落とし込める」とのことだが、序盤の5試合くらいはその戦術浸透度を見極める感じになるかなと。
 ここ数年「今年こそ」ばっかり言っている気がするが、今年も「今年こそ」という言葉を使わなければならない・・・。とにもかくにも、今年こそタイトル獲得を目標に、2024年シーズンを戦いたい。

2024年プロ野球順位予想

 プロ野球はオープン戦のまっただ中。Jリーグは先月に開幕したが、プロ野球も3月29日に開幕する。
 最近は何かと忙しく、今年のプロ野球をあまり見ていないのだが(そういう人間が何で順位予想するんや?って突っ込まれそう)、阪神に関しては気にしている。ちょっと負けすぎているのが気がかりだが。では早速、今年の順位予想をしてみることにする。

  • セ・リーグ
    • 優勝 阪神タイガース
    • 2位 読売ジャイアンツ
    • 3位 横浜DeNAベイスターズ
    • 4位 広島東洋カープ
    • 5位 中日ドラゴンズ
    • 6位 東京ヤクルトスワローズ
  • パ・リーグ
    • 優勝 千葉ロッテマリーンズ
    • 2位 福岡ソフトバンクホークス
    • 3位 オリックスバファローズ
    • 4位 北海道日本ハムファイターズ
    • 5位 埼玉西武ライオンズ
    • 6位 東北楽天ゴールデンイーグルス

■セ・リーグは混戦予想

 優勝はもちろん「希望」で阪神(笑)。阪神に関しては後日、占ってみることにするが、オープン戦とは言え、この時期になっても負けが続いていることが気がかり。
 Aクラス予想はわからないが、巨人とDeNAとした。巨人に関しては今年、阿部慎之助が監督に就任し、現在も世代交代の最中ではあると思うが、門脇、秋広など、若い選手が頭角を現したが、さらなる上積みがあれば、不気味な存在になると思っている。
 3位はDeNA。投手では今永が大リーグのカブスへ移籍したこと、これは大きい。その穴を埋める投手が出てくれば。そして、打線では新人の度会(父は元ヤクルト度会博文氏)が良さそう。あとはここ2年、故障の影響で不本意なシーズンが続いているオースティン、3年ぶりに打棒復活となるか。
 広島は4位と予想したが、広島も不気味な存在。打線では小園が良さそうだが、外国人のレイノルズとシャイナーが活躍できるか。中日に関しては、近年の貧打が課題だが、オフに中田翔、中島宏之など、野手を大補強。昨年ブレイクの細川は順調そうだが、若い選手の台頭は不可欠。
 最下位はヤクルトと予想しているものの、昨年は少し不本意だった村上、山田らが復活、投手陣に関しても不本意だっただけに、復活すれば、優勝争いに絡める戦力はある。

■パ・リーグは千葉ロッテがひょっとして?

 パ・リーグに関しては、3強3弱と予想。優勝は千葉ロッテと予想。阪神ほどでもないが、オープン戦では負けのほうが上回っている。ただ、先発のコマは結構揃っていそう。佐々木朗希に関しては、1年間ローテーションを担う活躍を期待したい。打線においても、山口、安田、友杉など、若い選手のポテンシャルが高く、さらに上積みがあれば優勝に届く可能性は十分にある。
 ここしばらく不本意なシーズンが続いているソフトバンク、年齢層は高いが、昨年不祥事によってシーズンを棒にふった山川穂高が打棒が蘇る可能性がある。昨年オールハズレだった外国人野手は、巨人からウォーカーが加入。彼の活躍も不可欠だと思う。
 リーグ3連覇中のオリックス、山本由伸が大リーグのドジャース、山ア福也が日本ハムへ移籍した、この影響はかなり大きいと思う。ただ、昨年の新人王の山下舜平大、東晃平らが頭角を現しており、規定投球回数に達した上で2桁勝利の期待がかかる。
 ここからがBクラス予想だが、まずは日本ハム、いやぁ、ポテンシャルはすごくあると思うんやけどね。上沢が大リーグのレイズへ移籍も、山ア福也がFAで加入。先発投手陣は揃いつつある。ただ、打線に関しては、新庄監督の采配にかかっていると思う。ナカジマジックの日替わり打線と違って、昨年は意図のわからない日替わり打線というイメージがあった。
 西武に関しては、投手陣は充実してきたが、かつての「山賊打線」と呼ばれた打線がカギを握ると思う。楽天に関しても、昨年振るわなかった島内らが復活した上で、2年目のフランコの活躍も不可欠。投手は松井裕樹が大リーグのパドレスへ移籍し、今季は則本が守護神を務める模様。これがハマるか。

【最後に】

 セ・リーグ、パ・リーグ、それぞれの順位予想をしてみた。セ・リーグに関しては、昨年の戦力上、阪神が今年も強いと思う人は多いと思うが、阪神ファンの俺からすると、オープン戦の成績を見る限りは、ちょっと不安になっている。
 パ・リーグに関しては、予想している上位3チームは混戦になると予想している。その3チームに日本ハム、西武、楽天が絡めないか?となると、十分に絡める可能性はある。これはシーズンに入ってみないとわからない。
 昨年は甲子園へ現地観戦はできず、日本シリーズの第6戦のみ現地観戦した。今年は甲子園へ現地観戦しようかなと思ったが、おそらくない。というか、忘れていて・・・、アイビーシートが完売ばっかり。なので、テレビ観戦が中心になる。また、昨年のように日本シリーズに阪神が出場できれば、抽選で当たればと思っている。クライマックスシリーズ(進出した場合)は現地観戦しません。制度そのものは今も反対で、現地観戦したら制度を認めたことになるから。
 今年もテレビ観戦が中心となって、阪神を応援しようと思っているが、ちょっと不安な阪神・・・。まぁ、シーズンに入ったらわからないと思って、2024年のプロ野球も楽しみにする。

ラドミル ミロサヴリェヴィッチ、鹿島に加入

 鹿島は29日、ラドミル ミロサヴリェヴィッチが、FKヴォイヴォディナ・ノヴィサド(セルビア)より完全移籍で加入するとクラブ間合意に達したと発表した。チーム合流日は後日発表があるとのこと。
 これは嬉しい。というより驚いた。ミロサヴリェヴィッチのポジションはMF。どういう選手なのかな。センターバックが足りないが、サッカー紙によると、ボランチを主戦場とする選手で、アンカーやトップ下も可能な選手のようで。現状の主力ボランチでは、佐野海舟、柴崎岳、登録はFWの知念慶、トップ下やサイドハーフも可能の樋口雄太らがいるが、彼を補強するというのは、佐野海舟が近い将来の海外移籍を視野にしてか。
 背番号は4、チャルシッチがメディカルチェックで引っかかって、正式契約できなかったんで、空き番になっている。ポポヴィッチから指導経験もある選手のようなので、ポポヴィッチのやりたいサッカーは熟知しているはず。なので、フィットは早いかも。それに、同じセルビア国籍のチャヴリッチがいるんで、同じ国籍の選手同士で、チャヴリッチも歓迎しているんじゃないかな。
 失礼ながら、名前をスラスラと読めない・・・。実況泣かせかも・・・。ミロサヴリェヴィッチ本人は「ライコ」って呼んで!とのことなので、この機会に、ミロサヴリェヴィッチを「ライコ」、チャヴリッチを「チャッキー」とコールに変わればと思うが、インファイトはどう判断するかな。何はともあれ、タイトル獲得に導く活躍を期待しています!

序盤の4試合を終えて

 J1リーグが開幕して約1ヶ月、鹿島はここまで2勝1敗1分、勝点7で4位につけている。数字的なところをみると、まずまずの成績かなと思う。
 現在、日本代表の活動中。ホーム北朝鮮戦では1対0で勝利したが、アウェイ平壌での試合は急遽中止になる前代未聞の事態が発生。ホーム北朝鮮戦の翌日、おは朝の「朝トレ750」のコーナーで俺自身知った。えっ?と思ったが、選手たちは冷静に対応している様子。北朝鮮は何を考えているのか。
 2週間弱の中断期間中のJ1リーグ戦だが、また来週に始まる。ここで、ここまでの序盤4試合を終えての鹿島を振り返ってみることにする。

・センターバックは足りないまま

 シーズン開幕前、加入が決まっていたチャルシッチが、メディカルチェックで引っかかってしまい、正式契約ができなかったことで、本職のセンターバックは植田、関川、津久井の3人でスタートした。
 津久井に関しては、水戸とのプレシーズンマッチ、第3節町田戦、いずれも関川が欠場したことによって起用された。ある程度の手応えはあったものの、植田と関川とを比べると、さすがに経験が足りないのは仕方ないと思う。植田と関川が出場した試合では、ベンチにも入れていない。
 チャルシッチの正式契約ができなかったため、今も補強に動いていると思うが、獲得の情報が3月22日現在ない。一時期、神戸などでプレー経験のある小林友希(セルティック)の獲得が決定的とも報じられていたが、これもどうやらセルティック側が拒否との報道も。
 ほしい選手は、関川と釣り合うような実力をもったセンターバック。関川はおそらく、競争相手がいないと成長しにくい選手かも。2021年終盤は犬飼智也、2023年は昌子源らのライバルがいながらも、レギュラーになった。関川と釣り合う競争相手のいない2022年は不安定、今年も特にC大阪戦では、何かおかしかった。危機感を持ってプレーするほうが、関川は伸びるタイプなんやろう。
 個人的にはブラジル人センターバックであればと。ブラジル国籍の外国人はパレジのみなので、同じ国籍の選手が加入すれば、パレジにとってもずいぶんと違ってくると思う。まぁ、そう簡単にはいかないと思うが。
 開幕戦はフル出場した関川だが、第2節では途中交代、第3節は欠場ということで、佐野海舟がセンターバックに回っていた。関川のパフォーマンスが悪ければ津久井や須貝、というところも考えられたと思うが、ポポヴィッチの求めているレベルには達していないんやろう。

・前線の組み合わせは模索中か

 今季の鹿島、基本的には4-2-3-1での布陣が多くなっているが、前線の布陣が試合ごとに異なっている。以下に示した画像は、第1節から第4節までの先発メンバー。

第1節名古屋戦先発メンバー 第2節C大阪戦先発メンバー
第1節名古屋戦先発メンバー 第2節C大阪戦先発メンバー
第3節町田戦先発メンバー 第4節川崎戦先発メンバー
第3節町田戦先発メンバー 第4節川崎戦先発メンバー

 優磨が宮崎キャンプの練習試合で負傷し、第3節で先発復帰している。前線の布陣が試合ごとに異なっているのは、そういう影響もあると思われる。
 左サイドハーフは、開幕から3試合は仲間が務めていたが、川崎戦はベンチ外だった。藤井は昨年、4-1-2-3だった時は右ウイング、4-4-2の時は左サイドハーフを務めていたが、今年は右サイドハーフでの起用となっている。開幕2試合では、チャヴリッチが1トップを務めて、前線での起点や、自らのドリブル突破など、前線でいい働きを見せている。
 町田戦では、優磨とチャヴリッチの2トップも、優磨はトップ下のような働きのように思った。ただ、町田戦ではこの2トップは機能しなかったかと。川崎戦では優磨が前線、チャヴリッチを左に置いての布陣。チャヴリッチはウイングをやったことがあるようだが、町田戦でも、左サイドからドリブルや切り返しなどで、チャンスメークをしているシーンを見ているので、適正としては左サイドなのか、やはりトップで起用するのか。
 4-2-3-1のトップ下、開幕から土居、樋口が起用されていたが、川崎戦では名古が起用されていた。元々ボランチで、攻守にアグレッシブに動けるタイプ。川崎戦でもその攻守にわたって持ち味を発揮。特に逆転に繋がるインターセプトから、クロスボールはバーに当たったが、優磨が押し込んだ。
 この4試合を見ると、前線の組み合わせはすべて違うが、川崎戦での名古が素晴らしいパフォーマンスを発揮し、同じトップ下を務められる樋口と土居は刺激になったはず。

・知念のボランチ起用は当面継続か

 シーズン前に話題となった知念のボランチ起用、ここまでは攻守にわたって貢献。ボランチは中学生時代にやったことあるようで。知念本人は「まだまだ」と厳しい自己評価をすると思うが、できるもんなんやね。
 ただ、本職がボランチの選手である柴崎岳は怪我により、ここまでベンチ入りがない。舩橋佑もいるが、ここはまだポポヴィッチの求めているレベルには達していないんやろう。
 今後は状況は変わるかも知れない。22日、ミロサヴリェヴィッチの加入が発表され、ライコがどのように起用されるか。一部ではセンターバックへのコンバートか、というネットの書き込みがあるが、それはないと思っている。人数的に今は足りてそうだが、佐野にしても知念にしても、少しケガがちなところがあるので、層を厚くしておきたい意図もあると思う。

【最後に】

 序盤の4試合を終えて、前線の組み合わせは、まだまだこれからだと思う。ただ、どういう組み合わせが機能して、どういう組み合わせだと機能しなかったか、これは起用してみないとわからないが、攻撃バリエーションは増やしておきたい。
 やはりセンターバック、まもなく一旦移籍ウインドウが閉じられるが、もしこれで獲得できないようだと、本職の3人と佐野海舟でやりくりするしかない。もちろん、誰でもいいというわけではなく、関川と釣り合う競争相手がほしい。ここは続報を待つことにしよう。
 まぁ、まだまだこれから、というのが第一印象。2015年2ndステージを最後に川崎に勝っていなかったが、ようやく勝利した。1勝にすぎないが、今後が楽しみになる勝利。これから戦術が浸透していくと思うが、最終的にはJ1優勝に手が届いたら最高。一戦必勝でがんばろう。

2024年の阪神タイガースは?

 オープン戦の日程が終了し、プロ野球が今週金曜日に開幕する。阪神はオープン戦3勝14敗1分で、12球団中最下位に沈んだ。「まぁ、まだオープン戦だから」とか、そういう人もいると思うが、開幕まで一週間を切ったところで、この成績ではちょっと心配になる。
 昨年は18年ぶりのリーグ優勝、そして38年ぶりの日本一になり、今年は球団初の「アレンパ」を目指すことになる。今週開幕するプロ野球、阪神について今日は占ってみることにする。

・今年も先発投手陣は豊富

 今年の開幕投手は、2年連続の青柳に決まっている。昨年の新人王&MVP村上、昨年12勝を挙げた大竹、才木、伊藤将司、西勇輝、そして、西純矢と2年目の門別も候補。ビーズリーは昨年途中に先発に転向したが、右肩コンディション不良などで、開幕は厳しそう。
 キーとなる先発投手は全員だが、特に村上と大竹、昨年は初めて結果が出た。初めて結果が出た年の翌年は非常に大事で、結果が出た年と同じことをしても通用しないと思う。今年はどういったテーマを掲げているかは、本人次第ということもあるが、よりパワーアップした姿を期待したい。
 青柳と西勇輝は昨年、共に8勝にとどまり、規定投球回数にも達しなかった。今年は規定投球回数に達した上で、2桁勝利を期待したい。

・中継ぎ陣がやや不安か、そして守護神は?

 昨年は守護神として35セーブを挙げた岩崎、そして新外国人のゲラがよさそう。今季はダブルストッパーでいくのか、8回岩崎、9回ゲラでいくのか。ここは起用方法に注目する。
 やや不安視されるのが中継ぎか。加治屋、桐敷、石井、島本、岩貞ら、人材は豊富にいるものの、昨年強気のピッチングで相手を抑えてきた石井や島本が不振、湯浅は体調不良の影響で、おそらく開幕には間に合わないのではないかと思われる。
 やや不安視される中継ぎ陣の中で、割って入りそうなのが岡留。登板した9試合は全て無失点。6回や7回での登板が最も有力だと思うが、岩崎、ゲラに繋ぐセットアッパーにハマると、盤石のリリーフ陣を形成することも可能になる。オープン戦の調子が公式戦も続くか。

・昨年と大きく変わらないが、外野のポジション争いは?

 捕手に関しては坂本と梅野は変わらないと思う。春季キャンプ終盤に右肩の肉離れで離脱していた梅野が一軍に合流、坂本とのポジション争いとなる。右肩をケアしつつも、近年打撃が低迷しているだけに、勝負強い打撃を見せたい。捕手はそろそろ若い選手の台頭がほしいところ。
 内野手に関しては概ね確定やろう。ファースト大山、セカンド中野、サード佐藤輝、ショート木浪。ショートに関しては小幡、今年は個人応援歌も作成され、木浪との争いが予想されるが、割って入りたい。
 外野は激戦。センター近本は確定的だが、前川と森下が開幕先発になる可能性が高くなった。ミエセスは打撃不振で二軍降格、昨年の日本シリーズの活躍が認められて残留したノイジーも調子が上がらない。昨年は規定打席には及ばないものの、頭角を現した小野寺、登録は外野手で、外野のポジションに割って入りたい存在だが、内野にも取り組んでいた。ここはこれからどう起用されるかは注目したい。
 ノイジー、ミエセスの不振もあり、開幕先発が有力視されている前川、俺自身、高校時代から推していた選手で、ドラフト上位で指名されると思っていたくらい。昨年は5月くらいに頭角を現すも、やがて二軍調整となったが、今年は一年通して一軍に帯同したい。

・弱点があるなら、達成感からの気抜け?

 弱点があるなら、6年連続でリーグ最多失策の守備だが、昨年は最多失策であるものの、エラーから勝利を逃すという場面が多くなかった印象。まぁ、それだけ勝ってきたということでもあるが。
 球団初の連覇を目指すわけだが、昨年日本一を達成したことで、その達成感からの燃え尽き、気抜けは少なからずあるかも知れない(ただの想像)。日本一を達成しても、まだ勝ちたい、また日本一になりたいという、負けず嫌いの強い意気込みで取り組んでほしいと思う。

【最後に】

 今週開幕するプロ野球、オープン戦の結果を見る限り、不安の開幕となりそうな阪神、いきなりガラッと開幕ダッシュに成功、という感じにはならないと思う。オープン戦とはいえ、ちょっと負けすぎ。
 ただ、野球解説者などは、今年も阪神の順位を上位に予想する人が多いと思う。それはもちろん、昨年日本一になって、顔ぶれも大きく変わってないし、若手、中堅が多く、あと2年くらいはいける顔ぶれが揃う。
 まぁ、最終的にアレンパを達成できればいいと思う。レギュラーシーズンを現地観戦することはないと思うが、昨年のように日本シリーズのチケットが入手できたら。まぁ、先のことは置いといて(笑)、球団初の連覇へ向けて、今週の金曜日に開幕するプロ野球を楽しみにする。


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