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管理人Voice

第481回〜第490回

2020シーズン選手登録リスト発表

 1月10日、鹿島は宮崎キャンプのため、宮崎に移動。そして、今季の選手登録リストを発表した。
 早くもシーズンが始まった。昨シーズン出場機会が多かった選手は今も休養が充てられ、移籍加入選手や出場機会が多くなかった選手を中心に始動している。ザーゴ新監督も来日し、9日の練習の様子を見ている模様。
 さて、今季の選手登録リスト、背番号が発表された。1月10日現在の背番号を見てみると、10番が空き番になっている。清水の時に白崎が10を背負ったことがあるので、あるとすれば白崎かなと思ったが、41のままやね。個人的には、いずれは名古に10を背負ってくれたらと思うが、名古も30のまま。
 背番号で気になっていたのが3は誰か?と。川崎で3だった奈良やね。犬飼も清水の時に3だったので、どちらかかなと思っていた。あとは杉岡の5は予想通り、和泉が11というのはいい意味で意外。名古屋の時が29やったし、川俣の29が空いていたし。永戸が14、広瀬が22となっている。
 背番号も気になっていたが、やはり選手登録メンバー。近年は若い選手の海外移籍が増え、チーム作りが格段に難しくなり、他のJクラブからの移籍も多くなった。さらに昨シーズンの無冠の反省を踏まえ、これまでにない大型補強を敢行。他のJクラブから日本人選手を5人獲得したのは初。新しい鹿島を作り上げていく時である。ポジション別に見てみよう。

・GKは今季もスンテと曽ヶ端が軸?

 中堅選手だった川俣が、昨シーズンで契約満了。ユースから山田大樹が昇格した。ここは年齢構成上、大ベテラン2人と若手2人の構成になる。
 まずは今季も正GKはスンテの可能性が高い。曽ヶ端が41歳のシーズンになるが、そろそろ若いGKを育てる年。できれば沖を第2GKにして、いずれ沖を正GKにしたい。リーグ戦はスンテ、ACLの一部の試合では沖を起用して、経験を積ませたい。

・サイドバックには即戦力の移籍選手がズラリ

 昨シーズン最も悩ませたのがサイドバック。まずは右、西が移籍し、伊東幸敏が長期離脱中だった状況で、内田が序盤に右サイドバックを務めるも、内田も長期離脱。平戸や小田が務めるもアピールできず。ボランチが本職の永木が主に右サイドバックを務めた。
 その右サイドバックの即戦力として、マリノスから広瀬が加入。これで広瀬、内田、伊東が右。内田と伊東に関しては、コンディションが良くなれば、ローテーションも可能。不測の事態として、小泉と永木が務めることになるやろう。
 そして左、ここは永戸と杉岡の争いになりそう。左に関しては昨年は安西がいたが、ポルティモネンセへ移籍。小池がその後出場機会を増やすも、レギュラー定着には至らず。山本の長期離脱もあって、センターバックが本職の町田が左サイドバックを務めた。
 佐々木の出場機会も気になるが、メンバー構成的には永戸、杉岡、山本が主に左サイドバックを務める可能性が高い。杉岡に関しては複数ポジションをこなせるが、湘南ではウイングバックを主に務めていた。ウイングバックとサイドバックでは、位置取りや動き方などが違うので、うまくフィットすればいいが、若いながら経験は豊富。状況に応じて3バックを本格的に着手するのであれば、うってつけの存在となる。

・センターバックは奈良の加入が大きい

 昨シーズン限りでチョン スンヒョンが退団し、主力センターバックの一人がいなくなった。そこで、川崎から奈良が加入した。川崎で堅守を支え、3年連続でタイトル獲得の経験を知る奈良が入ったことは大きい。昨年はケガの影響で、出場機会が少なかったので、パフォーマンスは戻っているかどうか。
 センターバックが本職の選手はブエノ、犬飼、奈良、町田、関川の5人となる。センターバックはあまりコロコロと変えるポジションではないが、ACLがあることと、各選手の負担を軽減するためにも柔軟に起用してほしい。あとは関川は勝負やね。植田直通にしても1年目はリーグ戦の出場はゼロで、2年目に頭角を現した。その当時と状況は違うが、少なくともリーグ戦の出場はしてほしい。

・MFも即戦力ズラリも、セルジーニョの去就

 昨年のボランチ、本職がボランチの選手は三竿、レオ シルバ、永木、名古、小泉の5人。今年は新外国人MFファン アラーノが加入した。ファン アラーノは中盤の選手のようだが、どうだろうか。ボランチとサイド両方できるのか。ボランチに関してはレオと永木がベテランの区域に入り、彼らに負担がかからないようにしたいところ。なので、名古と小泉の出場機会は増えてくると思いたい。
 登録メンバーに入っているものの、一番気になるのがセルジーニョの去就。代理人を務める父親曰く、中国リーグへの移籍が決定的のようなことを報じられている。2トップの一角、サイドハーフのポジションが担え、昨シーズンのチーム得点王が抜けると非常に痛くなる。
 セルジーニョがいないことを想定すると、サイドハーフは遠藤、白崎、和泉が主に務めることになるかと思われる。あとは名古やファン アラーノが務めることもできそう。荒木遼太郎、松村優太に関しては、高卒新人ということもあって、出場できたとしても途中からとかになりそうだが、早い時期に名乗りを挙げてくれたらうれしい。サイドハーフの層はやや薄い。セルジーニョが抜けた場合は、新たな外国人選手を獲るという報道もある。

・FWはエヴェラウドに期待がかかる

 FW登録の選手はエヴェラウド、伊藤翔、上田綺世、高卒新人の染野唯月の4人。ここにMF登録の土居、セルジーニョが入る構図となる。セルジーニョに関しては先ほども述べている通り、去就が気になるが。
 最も期待したいのがエヴェラウド。昨シーズン序盤は優磨が不在で、伊藤が活躍した。しかし、過密日程の影響から伊藤のコンディションが低下。さらに優磨は移籍。土居、セルジーニョにも負担が大きく懸かった。上田に関しては途中から加入し、リーグ戦ではまずまずの成績は残したものの、天皇杯では規定によって出場できなかった。なので、エヴェラウドに大きな期待。

【まとめ】

 2020シーズンも2チーム分保有しているくらいの戦力になったと思う。現時点で気になっているのはサイドハーフの層とセルジーニョの去就。ここは今後見ていくことにする。あとはACLの外国人登録メンバー。Jリーグでは外国人選手の保有人数の制限がなくなり、ベンチ入りメンバーは5人まで可能。しかし、ACLはアジア枠1名+外国籍選手3名の4人。ここをどうするかだと思う。
 一部のメディアが報じている通り、2020シーズンは大改革の1年目、かつ新監督を迎えての戦いとなるため、ゆっくり時間をかけてチーム作りをするものと思われる。選手の疲労や、出場機会などを考え、柔軟に対応してほしいと思う。まずはACLプレーオフから、これを勝たないと、これだけのメンバー保有は何なのか?ということになる。新シーズンも期待している。

セルジーニョ、長春亜泰足球倶楽部へ完全移籍

 1月25日、鹿島はMFセルジーニョの中国リーグ長春亜泰足球倶楽部への完全移籍を発表した。予てから報じられていたが、前日に長春亜泰足球倶楽部がセルジーニョの獲得を発表したが、鹿島も発表する形になった。
 覚悟はしていたが、大きな戦力を失うことに寂しいし残念。セルジーニョは2018年8月に、ジーコの推薦で加入した。途中加入でありながら、リーグ戦、ACLでもコンスタントに得点を重ね、2018年のACL初制覇に大きく貢献してくれた。そして、2019年はリーグ戦でチーム得点王。2トップの一角での起用が多かったが、2019年途中に右サイドハーフでの起用も増え、そこでもゴールを重ねた。
 セルジーニョが退団し、外国人はスンテ、ブエノ、レオ シルバ、ファン アラーノ、エヴェラウドの5人に。ただ、セルジーニョ流出に備え、新たな外国人獲得の報道があったが、今はどうするのだろうか。そこは気になるところだが、もしかするとACLプレーオフの結果を待って判断するかも。
 今後の補強は見ていくとして、セルジーニョ、約1年半の在籍で、これだけの活躍をしてくれたことに感謝したい。これからの活躍を願ってます。ありがとうございました!

2020年度J1順位予想

 2020シーズンのJリーグ、今年は東京オリンピックがあるため、ルヴァンカップが早くも始まり、リーグ戦も始まる。各クラブの戦力がほぼ整っている状態だと思う。
 現在、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、サッカー界においても、ACLの日程が変更になるなど影響が出ている。いつになったら収束するのか。
 新型コロナウイルスの感染拡大が心配されるが、早速順位予想を行ってみよう。他は当たらなくていいが、鹿島だけは当たってほしい(笑)。

  • 優勝 鹿島アントラーズ
  • 2位 川崎フロンターレ
  • 3位 横浜F・マリノス
  • 4位 セレッソ大阪
  • 5位 ガンバ大阪
  • 6位 FC東京
  • 7位 ヴィッセル神戸
  • 8位 柏レイソル
  • 9位 サンフレッチェ広島
  • 10位 北海道コンサドーレ札幌
  • 11位 大分トリニータ
  • 12位 浦和レッズ
  • 13位 清水エスパルス
  • 14位 サガン鳥栖
  • 15位 ベガルタ仙台
  • 16位 名古屋グランパス
  • 17位 湘南ベルマーレ
  • 18位 横浜FC

■優勝争いは横浜FM、鹿島、川崎が軸か

 優勝はもちろん鹿島(笑)。鹿島に関しては後日詳しく述べるが、補強はうまくいった。ザーゴ新監督に替わって、最初は我慢の時だと思うが、浸透すれば飛躍の可能性あり。
 昨年のJ1王者の横浜FMはACLと並行して戦う。特に攻撃の層が厚い。今年も優勝争いをすると思う。そして、最も不気味なチームは川崎だと思う。ACLがなく、国内タイトルに集中できるが、これまでの4-2-3-1から4-3-3へ挑戦し、これが機能していると。リーグ3連覇を逃したが、新布陣が機能しているとなると、かなり不気味な存在になる。

■台風の目はG大阪か

 昨年7位に終わったG大阪、一時残留争いをしていたこともあって、勝ち点はそんなに取れていないが、最終的にはいつの間にか7位に。
 まずはやっぱり注目となると3バックだと思う。キム ヨングォン、三浦、昌子の日韓代表経験のあるDFが最終ラインに並ぶ。攻撃力に加え、この3バックが安定すれば、かなり不気味な存在になる。昨年から3-3-2-2で戦ってきたが、ツネ様の采配がカギを握る。

■FC東京と神戸は?

 昨年リーグ戦2位のFC東京、今季はアダイウトンやレアンドロなどを獲得し、さらにシステムをこれまでの4-4-2から4-3-3に挑戦。まだまだ模索中だと思うが、ACLとの並行だけに、戦術の浸透にどれだけ要するか。FC東京も鹿島と同様、最初は我慢の時かも知れない。
 そして、昨年度の天皇杯優勝の神戸、初めてのACLを戦うが、戦力補強がそれほどでもなかった。ビジャの現役引退、ポドルスキなどが退団も、清水からドウグラスが入るが、分厚い戦力補強というわけではない。選手層がやや不安かなと思われるが、昨年途中にフィンク監督が就任して、次第に戦術が浸透した。今季は1年通じての真価が問われるが、さらなる飛躍は十分秘めている。

■昇格組は明暗?

 柏と横浜FCがJ1に昇格し、今季はJ1で戦う。まずは柏だが、昨年の最終節では、京都を相手に13対1で大勝。中でもオルンガが8得点を決めるなど、昨年J2で圧倒的な強さを示した。J1だけにうまくいかないことはあると思うが、選手層は充実していると思うし、上位を狙える力はあると思う。やはり最も注目するのはオルンガだと思う。J1でどれだけ結果を残せるか。
 そしてもう一つの昇格クラブは横浜FC。2007年以来のJ1昇格。今季も若手とベテランの融合で、まずは残留したいところだが、若い選手は着々と成長を見せているものの、J1でどれだけ通用するかは未知数。ベテラン選手はすでに全盛期は過ぎていると思うので、下平監督の手腕が問われると思う。

【最後に】

 ここに挙げていないチームは多くあるが、戦力は拮抗していると思う。今年も予想しにくい順位予想になったが、このようにしてみた。まぁ、昨年をベースに予想してしまうなぁ。
 早くもルヴァンカップが始まり、そしてJ1が開幕。新型コロナウイルスの感染拡大が心配される中の開幕になるが、今年は東京オリンピックもあるし、いち早く収束して、不安のない中でサッカーを楽しみたい。

2020シーズンの鹿島は?

 鹿島の2020シーズン、1月のACLプレーオフで敗退。早くも1つ目のタイトルを失い、ルヴァンカップグループステージに参加することになった。
 今季は大幅な選手の入れ替えを敢行し、2チーム分できるくらいの戦力を整えたが、オフの期間が短く、かつ新監督を迎えての戦いのため、チーム作りが不十分なままACLプレーオフ敗退。残り3つの国内タイトルを目指すことになった。今季の鹿島を占おう。

・補強はほぼうまくいったが

 昨年最も悩ませたポジションはサイドバック。右に広瀬、左に永戸と杉岡が加入。しかし、右に関してはやや不安のままの開幕となる。右に関しては広瀬、内田、伊東がいるが、内田はプレシーズンマッチで負傷し、開幕はほぼアウト。伊東に関してもまだ復帰できていないのか。右に関しては広瀬のパフォーマンスに期待がかかる。不測の事態として、永木と小泉で補うものと思われる。
 センターバックは奈良を獲得。そして、もう一つ悩ませたのがセンターフォワード。ここにエヴェラウドが加入。このエヴェラウドがフィットするかしないかで、チームの浮沈を握りそう。

・シーズン始めは我慢の時

 鹿島は元旦の天皇杯決勝で敗れ、1月下旬にACLプレーオフがあったため、オフがたったの6日。移籍組や出場機会が比較的少なかった選手だけで始動したが、準備期間が短すぎた。
 今季はザーゴ新監督を迎えての戦いとなり、戦術の浸透には時間がかかると思うし、3年連続でACLに出場など、主力選手の蓄積疲労が今はどうなのか。戦術の浸透に、これまでの蓄積疲労から、いきなり結果を求めるのは酷だと思う。ただ、その中でも勝ちは求めたいが、ザーゴのやりたいサッカーが見えてくれば。

・2チーム分でうまくローテーションしてほしい

 ACLを戦うため、今季も2チーム分を保有しているくらいの戦力となったが、ACLはプレーオフ敗退。国内タイトルに集中できるが、どう戦っていくか。
 個人的には、昨年出場機会が少なかった若い選手を積極的に起用してほしいというのが希望。特に関川と沖、2人はルヴァンカップでの出場の可能性があるが、リーグ戦もどこかで起用する場面が出てきたらと。
 若い選手の起用は希望だが、やはり最もコンディションがよい選手が起用され、極力中3日で戦う選手が少なくなればと。うまくローテーションしてほしい。

・今年の高卒新人は一味違う?

 2020シーズンを戦う高卒新人、染野唯月、荒木遼太郎、松村優太、山田大樹。染野に関してはケガもあって、プレシーズンマッチは欠場したが、FW登録は4人だけに、高卒1年目からチャンスはありそう。
 そして最もアピールしているのが荒木。練習試合やプレシーズンマッチで得点し、結果を残している。一部のメディアでは開幕スタメンあるか?と報じられたことがあったが、1年目から出場機会はあるのではないかと。非常に楽しみな新人が入ってきた。

・優勝できる戦力はある

 補強はほぼうまくいき、選手層は厚い。優勝できる戦力は十分に持っている。ただ、先ほども述べているが、今季はザーゴ新監督を迎えての戦いになり、戦術の浸透に時間がかかる。そのため、シーズン序盤は我慢の時だと思っている。主力選手の蓄積疲労もあるし。
 戦術の浸透にどれだけかかるかによるが、浸透すれば上昇気流に乗りそう。シーズン後半にはどんな状況になっているか。勝負はシーズン後半になると思う。

【最後に】

 ACLプレーオフは敗退し、国内タイトルに集中することになるが、今季はある程度若手の起用が増えるのではないかと。まぁ、ルヴァンカップは21歳以下の選手を1名先発に含めることが義務ではあるが、戦術の浸透を重点において、若い選手の起用も希望したい。
 3つの国内タイトルを目指して戦うことになったが、シーズン序盤は我慢も、最後には優勝という結果になればうれしい。今季の鹿島アントラーズに注目!

2020年度J2順位予想

 2020シーズンのJリーグ、J2も開幕まであとわずか。新型コロナウイルス感染拡大の影響の中、マラソンなど多くの人が集まるイベントで中止などの影響が出ている。Jリーグに関しては予定通り開催するが、無観客試合や日程変更もありえるとのこと。
 磐田と松本がJ2降格、北九州と群馬がJ2に昇格し、今季はこの4クラブを交えての戦いとなる。毎年言っていることだけど、J2は特に予想が難しい。今季のJ2も予想してみよう。

  • 優勝 ジュビロ磐田
  • 2位 ヴァンフォーレ甲府
  • 3位 大宮アルディージャ
  • 4位 京都サンガF.C.
  • 5位 東京ヴェルディ
  • 6位 松本山雅FC
  • 7位 水戸ホーリーホック
  • 8位 アビスパ福岡
  • 9位 モンテディオ山形
  • 10位 V・ファーレン長崎
  • 11位 徳島ヴォルティス
  • 12位 アルビレックス新潟
  • 13位 ファジアーノ岡山
  • 14位 FC町田ゼルビア
  • 15位 レノファ山口FC
  • 16位 ジェフユナイテッド千葉
  • 17位 ツエーゲン金沢
  • 18位 ザスパクサツ群馬
  • 19位 ギラヴァンツ北九州
  • 20位 FC琉球
  • 21位 愛媛FC
  • 22位 栃木SC

■J1昇格争いは混戦予想

 J1自動昇格圏内は磐田と甲府と予想した。が、はっきり言ってわからない。これといって決め手がないかなと。今のところ、戦力的に充実しているのかなと思うのが磐田。フベロ監督に昨年途中から変わり、J1残留は果たせなかったものの、フベロ監督のやりたいサッカーが見え始めてきた印象。今年はシーズン最初から指揮を執るので、真価を問われるやろうし、1年でのJ1復帰を狙っているはず。
 2位に挙げたのが甲府。そろそろ復帰をという願望ではあるが、力はあるはず。守備もそうだが、攻撃のほうもいい選手が揃っていると思うので。

■J1参入プレーオフ圏内も混戦予想

 J1参入プレーオフ圏内の3位から6位は大宮、京都、東京V、松本と予想。大宮は2位予想でもよかったかも知れないが、大前が群馬へ移籍したのは痛いか。
 今季の台風の目と思われるのが京都と東京V。4位と5位とそれぞれ予想はしているが、京都はJ1で実績のある李忠成やピーターウタカ、森脇良太などを補強した。昨年の最終節で13失点という歴史的大敗を喫したその鬱憤を晴らすシーズンとなる。
 5位と予想しているが、東京Vは大久保嘉人が加入した。大久保がチームの浮沈を握りそうだが、J1で実績のあるレアンドロもいて、昨年よりかは順位は上げてきそう。

■J2の残留争いもわからない

 北九州と群馬がJ2に戻ってきた。共にまずはJ2残留を期待したいところ。群馬は経験豊富な大前が加入したところは大きい。元鹿島でMF田中稔也は、今季から背番号が11に。さらに力をつけて、チームを勝利に導いてほしいし、また縁があれば鹿島に。
 下位の予想は、昨年の成績を踏まえて、上記のように予想してみたが、全然わからない。J2は混戦になることが多々あるし、この予想も当たらないことは当然ありえる。

【最後に】

 今年のJ2に関しては、昇格争い、プレーオフ圏内の争い、残留争いがそれぞれ混戦になると予想している。昨年の柏のような図抜けた戦力を持ったチームがないような気がする。
 とりあえず、このように予想してみた。まぁ、やっぱり自動昇格圏内の2位以上を目指したい。新型コロナウイルスの感染拡大が心配されるが、J2に関しても、大きな影響が出ないことを祈りたい。

Jリーグ、新型コロナウイルスの影響により開催延期

 2月25日、Jリーグは定例理事会において、2月28(金)から3月15日(日)に予定されていたJリーグおよびルヴァンカップのすべての試合に関して、開催延期を発表した。
 非常に重大な決断、これはやむを得ないこと。他国のリーグでも、中国スーパーリーグ、イタリアセリエA、韓国のKリーグも開催が延期されている。感染拡大が心配される中、この1、2週間で急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際とのことで、急速な拡大はあってほしくないところ。この判断が遅いか早いかというのは抜きにして、このJリーグの決断を尊重したい。
 予定では3月15日(日)までの公式戦が全て行われない。異例の開催延期は、2011年にもあった。2011年は東日本大震災が発生し、この時は約1ヶ月半にわたって全試合が行われなかった。さらに、ナビスコカップ(現ルヴァンカップ)は規模を縮小して開催された。この時と比較はできないところはあるが、その当時も大変だったことを覚えている。
 最も大変なのは選手だと思う。約3週間近く試合が行われない、この間の調整は各クラブはどうしていくのか。流行の状況次第では、さらに開催延期対象試合が増える可能性があるだけに、コンディション調整が大変だと思う。各クラブは頭を悩ませるところだと思う。
 専門家の方々を否定するかのような言い方をするけど、「過度に恐れる必要はない」とよく聞くが、そうかなぁって思ってしまう。今のところ、致死率は2、3%といっても肺炎であって、しかも特効薬がない。自分自身がその2、3%になったらと思うとどうかなぁ。
 日程がどうなるかはさておき、今は感染拡大防止のため、一人ひとりが手洗い、アルコール消毒、マスクなど、自身ができることを徹底することだと思うし、俺もできることは実施しているつもり。

Jリーグ、3月までの公式戦を延期

 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。WHOがついに「パンデミック(世界的大流行)」を宣言。そして、Jリーグは3月までの公式戦の延期を発表した。
 この1、2週間で感染が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際との見方を示した先月下旬、日本は今のところ、韓国やイタリアのような急速な拡大ではないものの、1日ごとの発表者数が30〜60人弱で推移するようになった。一応「持ちこたえている」との見解が示されているものの、不安が続く。
 さて、Jリーグになるが、3月までの公式戦の延期が決まった。4月の再開を目指しているが、いつ再開されるかが不透明な中、選手たちはコンディション調整が大変だと思う。ただ、いつ再開してもいいように、各クラブは柔軟に判断してそうなので、それほど心配することはなさそう。
 3月2日には日本野球機構(NPB)と日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が協力して、感染状況の的確な判断、開催へ向けての準備、選手やサポーターの感染防止策などを共有するとのことで、お互いが良い方向へ導きだせるよう、一緒になってこの問題を解決しようとするところは素晴らしい。これには非常に期待している。
 いつ収束するのだろうか。今も1日ごとの発表者数が30〜60人弱になっている。急にゼロにはなることはないと思うが、早い段階で1日ごとの発表者数が一桁で推移するような状況になれば、収束までもう少しというものが見えてきそう。まだしばらくは我慢かなと。

新型コロナウイルスとの戦いは長期戦か

 依然として感染拡大が止まらない新型コロナウイルス、Jリーグは4月3日以降の公式戦の延期、そしてJ3から段階的に再開を目指すと発表。
 ここ数日は特に東京だけで、1日ごとの発表者数が60人以上に増えている。昨日は千葉でも集団感染と思われる感染者が60人以上と、昨日は1日ごとに発表される数としては200人で最も多くなった。ただ、手洗いやアルコール消毒、マスク着用などの効果もあって、今冬のインフルエンザの感染者数はかなり減っている。
 そんな今日だが、ここ数日の感染拡大のニュースを見ていて、気になる記事などをピックアップした。あくまで、俺自身が思うところなので、ここら辺はご了承を。

・嗅覚、味覚の異常で感染事例←メディアへ一言「早く伝えんかい!」

 阪神の藤浪晋太郎、伊藤隼太、長坂拳弥の3選手が先日、新型コロナウイルスに感染したと球団が発表した。藤浪は数日前から「においを感じない」と訴えていて、検査を受けた結果、陽性反応が出た。「周知につながるのであれば」ということで、経緯や実名の報道は本人から公表してほしいという希望があったようで。
 海外では嗅覚、味覚の異常で感染という事例があると、つい先日知った。殆どの人がそういった事例があったことは知らなかったと思うし、そういった事例があるなら、メディアに対して「早く伝えんかい!」と思った。藤浪ら3選手たちは、10人以上で食事会を行っていたようで、食事会開催はどうかと思うが、早期に申告し、嗅覚、味覚の異常で感染の可能性があることを世間に共有されたという点は良かったんじゃないかと。

・クラスター、オーバーシュート、ロックダウン←自慢したいのか?

 この新型コロナウイルスのニュースから、やたらと「クラスター(集団感染)」「オーバーシュート(感染爆発)」「ロックダウン(都市封鎖)」という用語が使われるようになった。各メディアは「クラスター」だけ表記したり、感染症に詳しい専門家がNHKニュースウオッチ9で「オーバーシュート」とやたら強調した言い方するし、小池東京都知事までも「都市の封鎖、"いわゆるロックダウン"」、いわゆるロックダウンって・・・。なんだかこういった用語を使われると、「俺たちはこんな用語知ってるでぇ〜」って自慢したいのか?と思ってしまう。
 河野太郎防衛相は「ロックダウンとかオーバーシュートとか、分かりにくいという声も出ているので、そこは分かりやすい言葉にした方がいいのではないか」と。これには大いに賛同する。俺自身もまだこれらの用語に慣れていない。過去にインフルエンザの集団感染に関するニュースを見たことはあるが、クラスターという表現はこれまでほぼ使われなかったはず。普通に集団感染、感染拡大、都市封鎖と言ってしまえばいい。

・外出自粛に「気にしない」「今さら遅い」←お前がうんざり

 この土日、東京都内で不要不急の外出を自粛するよう求められていたが、今日の共同通信の記事「東京で買い物やカラオケ 外出自粛『気にしない』『遅い』」といった記事を見つけた。この土日の渋谷は普段と比べて少なかったらしいが、ある男子大学生は「外出しても感染するとは限らない。閉まっている店が多く、もう収まってほしい」とうんざりした様子だったと。
 一言、お前がうんざり。確かに感染するとは限らない、自分のこともそうやけど、家族や友人、周りの人のためだということを理解するべきやろう。もし自分が感染してしまって、他にうつしたらどうするんやろ?「もう収まってほしい」という発言があったようだが、お前のような奴らがいる以上は、なかなか収まらない。
 NHKのニュースで見たけど、他にも「なかなか会えない友人だから」とかで自粛しなかったとか。俺自身は前職のメンバーとスキーのために、基本1年に1回だけ会っている。今年も2月上旬会ったが、まだ感染が全然拡大していない時期だった。この2月上旬に感染が拡大していたら、会うのを控えていた。インタビューを受けていた若い女性は、どれだけ会えない知り合いだったのかは知らないが、我慢できないのだろうか。

【最後に】

 他にも以前、沖縄で休校期間中に10代女子生徒は家族とスペイン旅行に出かけて、帰国して成田空港検疫所で検査結果を待たずして沖縄へ帰って、後に陽性反応が出たというニュースがあったが、こんなもんは論外。女子生徒もそうやけど、親が特にダメダメ。
 俺自身は今冬のスキーは、感染拡大を懸念して2回だけ。3月上旬までは行きたかったが断念。毎日ポケモンGOはプレーしているが、人通りの少ない近所でプレーしているし、人が多くなるショッピングセンターにはなるべく行かないようにしている。
 Jリーグは段階的に再開を目指すとしているが、これも不透明。鹿島の場合は、新戦術の浸透に時間をかけられるものの、いつ再開されるかが不透明な中での調整は大変だと思う。
 後手後手政府の対応にも問題はあるが、物事すべてがうまくいくとは限らない。ただ、昨日の安倍総理の会見で「長期戦を覚悟する必要がある」とのことで、兎にも角にも当面は我慢。正直「コロナ疲れ」がちょっときているけど、周りに迷惑かけないように、自分のできることはやっているつもり。でもなぁ、いつどこで感染してしまうかわからんし。我慢我慢。

何をしてるの?

 収束どころか、感染拡大が止まらない。東京都では今日、118名の新型コロナウイルスの感染確認が確認された。京都では、欧州旅行をしていた京都産業大学の卒業生から感染が拡大して、昨日は1日ごとに発表される数としては最多の18名に。どんどん近づいてきた感がある。
 こういった状況の中、今日の20時現在でも安倍総理は緊急事態宣言を出していない。いったい何をしているのか。今は欧州やアメリカで感染拡大が深刻。特にアメリカのニューヨーク州が特に深刻。
 昨日のTBSの動画ニュースで、そのニューヨーク州とカリフォルニア州と差はなぜ、と題した動画を見つけた。この動画によると、ニューヨーク州とカリフォルニア州とで死者数が大幅に違うことを報じている。動画を見ると、「外出禁止令のタイミング」が大きな要因とのこと。5日遅れただけでこんなに差が出ることを証明している。東京や大阪、京都など、アメリカと比較できない部分はあるかも知れないが、こういったデータがあるにも関わらず、安倍総理の考えがわからない。
 先週から東京では不要不急の外出を控えるよう、さらに大阪なども不要不急の外出を控えるように要請している。先週の渋谷のスクランブル交差点では、人は減っているものの、相変わらず若い人を中心に呑気に歩いている姿が。今週はさらに減った感はあるが、それでも手繋ぎバカップルがいたり。
 緊急事態宣言を出すことによって、不要不急の外出の自粛に加えて、イベントや休校などの「要請」「指示」ができるようになったりするが、緊急事態宣言を出したとしたら何を以って、出さない理由は何を以って、というところを明確に、そして説明してほしい。安倍総理は「緊急事態宣言を出す状況ではない」ばかり。
 不要不急の外出の自粛、これによる効果はすぐには現れないと思うが、ホントに待ったなしの状態。万が一、感染爆発してしまったら、安倍総理の責任は非常に重い。
 今のところ、岩手、鳥取、島根では感染者が確認されていない。だからといって、鳥取砂丘などの観光地へ行くなどしないでほしい。春節の時、多くの中国人が日本に訪れ、ネット上でも「(日本に)来ないでほしい」といった書き込みを見た。そう考えると、鳥取県民としては迷惑なことだと思う。前回の管理人Voiceでも述べているが、兎にも角にも我慢。でも疲れるわぁ。

ついに緊急事態宣言へ

 6日安倍総理は、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県に対して、7日にも「緊急事態宣言」を発令すると表明。翌8日から約1ヶ月を予定しているとのこと。
 ついに緊急事態宣言へ。ようやく出たという印象。依然として歯止めがかからない感染拡大、医療現場は崩壊寸前、この宣言はやっぱり遅いという印象。
 緊急事態宣言で何が変わるか、何が変わらないか、概ねは理解した。最も効果があるのは外出自粛とされるが、先月から不要不急の外出自粛が呼びかけられるも、他国のような外出禁止令や罰則はないし、公共交通機関も概ね通常通り運行する。通勤、通学など、どうしても外出しなければならない場合は制限がない。となると、効果が出てくるかは疑問に残る。
 残念ながら、神戸大学の学生で、3月中旬にドイツ旅行から帰国した後、新型コロナウイルスに感染したことが判明。同大学では海外への渡航は控えるように周知されていた模様で、それを無視した格好に。やむを得ず海外旅行をキャンセルした学生たちが大半だと思いたいが、こういったニュースを見ると、他にもいるんじゃないかと思ってしまう。
 7都府県に対して緊急事態宣言を発令するが、決して7都府県だけと思ってはいけない。「うちの県は大丈夫」とか「関係ない」とか思っては、いつまでたっても収束しない。すぐには効果が出ることはないと思うが、今後の動向に注目していきたい。


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