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第451回〜第460回

安西幸輝、ポルティモネンセSCへ移籍合意

 7月9日、鹿島は安西幸輝のポルトガル1部ポルティモネンセSCへの完全移籍について、クラブ間で合意に達したと発表した。今後は現地でのメディカルチェック等を経て、正式契約が結ばれる予定とのこと。
 予てから報じられていたが、鹿島からついに発表。寂しくなる。安西は2018年、東京Vから完全移籍で鹿島に加入。両サイドバックと両サイドハーフがこなせて、かなり重宝していた。鹿島での1年半は、左サイドバックでの出場が最も多かったが、右もあり、サイドハーフで出場した試合もあった。
 運動量も豊富で、果敢なドリブル突破も武器。そして、今年は守備力も得点力も上がった。白崎や安部と左サイドを制圧。横浜FM戦では白崎の縦パスに反応して、先制点をゲット。今の鹿島にとって、サイドバック1番手は安西。ホントに代えのきかない選手が移籍してしまうのは寂しい。
 代えのきかない安西が移籍するが、左サイドバックには小池が出場機会を増やしつつある。小池はシント=トロイデンからの期限付き移籍だが、小池に目処が立ったと思いたい。両サイドバックをこなせる山本もいて、本職ではない永木らもいる。サイドバックに関しては、このままでは補強が必要。内田と伊東の復帰の目途はいつになるのか。小田も奮起したい。水面下で調査は進んでいると思いたい。
 安西のチャントは今年途中からできたが、もう使えないね。というか、移籍が決まったからには、すぐにJリーグに戻ってくることがないよう、海外でビッグになってほしい。さぁ、行ってこい!

安部裕葵、FCバルセロナへ移籍合意

 7月12日、鹿島は安部裕葵のスペイン1部FCバルセロナへの完全移籍について、クラブ間で合意に達したと発表した。今後は現地でのメディカルチェック等を経て、正式契約が結ばれる予定とのこと。
 安西と同様、安部の移籍に関しても、予てから報じられていたが、今日鹿島から発表。ついに発表になって、複雑な思い。海外でガンバレ!と鹿島にもう少し残ってほしいという思い。
 安部はプロ3年目の20歳、今年から鹿島の10番を背負うことになった。鹿島だけとは限らないが、鹿島にとって10番は特別な番号のひとつ。本山が2015年まで10番を長く付けていたが、柴崎が2016年に1年間、2018年は金崎、今年は安部が約半年のみだった。特別な番号の10番、着用した本人たちは当然重みのある番号と認識していると思うが、何だかねぇ。
 トップ下が得意なポジションな安部だが、鹿島に入ってからは、殆どがサイドハーフでの起用。今年はさらに白崎が加入して、サイドハーフのポジション争いも激化。白崎が先発に起用されてから、安部は途中出場が多くなったが、ACLとリーグ優勝のダブル獲りのためには必要不可欠な存在だった。移籍してしまうのは寂しい。
 スポーツ報知によると、サイドバック転向プランをバルサから提示されていると報じている。本人は問題ないようだが、あくまでも転向の可能性があるとのことだそうで。
 安西と同様、安部のチャントも今年できたが、また使えなくなった。当面は2部B(実質3部)のバルサBでプレーすると報じられているが、すぐにJリーグに戻ってくることがないよう、将来的には1部リーグで活躍する安部が見たい。さぁ、ガンバレ!

鈴木優磨、シント=トロイデンVVへ移籍合意

 7月15日、鹿島は鈴木優磨のベルギー1部シント=トロイデンVVへの完全移籍について、クラブ間で合意に達したと発表した。今後は現地でのメディカルチェック等を経て、正式契約が結ばれる予定とのこと。
 ついに3人目、優磨も移籍が決まった。安部や安西と同様、鹿島にもう少し残ってほしいという思いもありながら、海外で活躍してほしいという思い。移籍が決まるとやっぱり複雑な思いになる。
 優磨は2015年の加入でプロ5年目だが、下部組織のジュニアからずっと鹿島でプレーしてきた生え抜き選手。鹿島への想いは相当なもの。本人のコメントにもある通り「海外でやりたい気持ちと鹿島でやりたい気持ちが入り混じっていた」と。でもやっぱり、年齢的にも考えたら逃すわけにいかないやろうね。大迫も、プロ5年目のシーズンが終了してドイツへ移籍したので、ちょうどいいタイミングなのかな。
 大迫と同様、優磨も1年目の背番号は34、1年目から出場機会があって、リーグ戦では2得点を挙げた。2年目には31試合に出場して8得点。そして3年目は背番号を9に変更。昨年金崎が移籍した後は、言うまでもなく鹿島のエース格に。ACL優勝にも大きく貢献した。
 昨年の天皇杯準決勝で、右ハムストリング筋を損傷。シーズン開幕前に再び同箇所を負傷し、今シーズンは出場がない。今のコンディションはどうなっているのかが気になるが、それでもシント=トロイデンは優磨の実力、ポテンシャルを期待、評価をしている。
 かつてのベルギーリーグとは違って、リーグのレベルは上がっているはず。ベルギーリーグには日本人が所属しているクラブも増えてきた。植田、豊川、遠藤航、伊東純也など。そして、シュミット・ダニエルとチームメイトになるね。日本人選手が所属しているとコミュニケーションも取りやすくなると思うし、互いに切磋琢磨してほしい。寂しいが、海外で活躍してビッグになってこい!

小泉慶、柏レイソルより完全移籍加入

 7月23日、鹿島は柏レイソル所属のMF小泉慶を完全移籍で獲得したと発表した。今夏初めての補強となる。
 ようこそ!鹿島へ。期待したい。安西、安部、鈴木の3人が立て続けに移籍したが、補強の噂が全然出てこなかった。やっぱり水面下で調査していたんやね。さすがやね。そう言えば、完全移籍で獲得した日本人選手で、シーズン途中に獲得した日本人は、小泉が初やね。
 さて、その小泉、マリノスの下部組織出身で、流通経済大学柏高校を経て、2014年に新潟に加入した選手。その当時はレオ シルバがいた。そのレオと再びチームメイトになれるということになるね。昨年から柏に移籍して、今年は1試合の出場にとどまっているが、このあたりはどうか。
 本職はボランチというイメージが強かったが、サイドバックも可能な選手なんやね。鹿島は今最も危惧しているポジションはサイドバック。安西の移籍、内田と伊東がまだ復帰できず、山本は34歳のベテランなどを考えると、鹿島での起用はサイドバックが主となる可能性がある。そうなると、小泉の加入は非常に助かる。
 やっと補強のニュースが入ってきた。特にサイドバックが可能な選手が入ってきたことで、まずはホッとしている。あとは、いち早くチームにフィットして、ACL連覇とリーグ優勝に貢献してほしい。期待してます。

法政大学上田綺世、鹿島アントラーズに加入

 7月26日、法政大学3年上田綺世が、同大学体育会サッカー部を退部し、今シーズンより鹿島に加入することを発表した。2021年の加入予定が前倒しとなった。Jリーグ特別指定選手として出場も可能ではあったが、大学との両立が難しいとのことで、大学には籍を残すが、サッカーは鹿島に専念するとのこと。
 2021年まで待つのかぁと思っていたら、こういうこともあるんやね。上田は鹿島ノルテジュニアユースには在籍していたものの、ユースには昇格できなかった。そこから鹿島学園高校、法政大学で力を付けてきた。その実力が認められ、2021年に鹿島に加入する予定だった。
 今年のコパ・アメリカに臨む日本代表メンバーに選出。残念ながらゴールという結果には結びつかなかったが、プロを経験していない大学生が、日本代表に選ばれるのは稀。
 Jリーグでのプレー、これは楽しみやね。優磨が移籍して、FWに関しても欲しかった。近い将来のエース候補、というか即戦力のFW。今はMF登録の土居とセルジーニョ、翔さん、金森が主に前線でプレーしている。ここから割って入れるかが注目になる。
 法政大学のサッカー部は退部するものの、大学には籍を残したまま鹿島でのプレーって大丈夫なのかなぁ。まぁ、それは大学と鹿島がしっかりと協力してくれていると思う。来年は、尚志高校の染野唯月くんも加入するし、染野と上田の2トップというのも期待している。まぁ、それはまだ早いとして(笑)、まずは鹿島での活躍を期待したい。

金森健志、サガン鳥栖へ期限付き移籍

 7月29日、鹿島は金森健志がサガン鳥栖へ期限付き移籍すると発表した。期限付き移籍期間は2020年1月31日までとなっており、この移籍期間中、契約により鹿島と対戦する公式戦の出場ができない。
 いつかはレギュラーをと思っていたが、残念。金森は2017年に鹿島へ加入。新体制発表会見で、全試合出場、タイトル獲得、鹿島の代表としてA代表に入るという、非常に高い目標を設定。しかし、金崎(現:鳥栖)や鈴木(現:シント=トロイデン)など、前線には非常に能力の高いFWが揃っていたこともあって、出場機会が限られていた。2018年には14試合で2得点を挙げ、これからという時だったが、出場機会がやっぱりほしかったんやろうね。
 金森はフィジカルが強く、運動量もある。そして、ケガが少なかったという印象。というか、金森の負傷離脱ってあったっけ?鳥栖に移籍するわけだが、鳥栖には金崎がいる。2017年には金崎と金森との2トップという試合もあった。フェルナンド トーレスが来月の神戸戦で引退、攻撃陣が課題の鳥栖にとっては、金森加入は大きいと思うし、きっと、鳥栖を残留に導いてくれると思う。
 上田綺世が入り、来季には尚志高校の染野くんも加入する。そして、金沢へ期限付き移籍中の垣田が来季どうなるか。できれば来季、金森には戻ってきてもらいたいが、そういったことも考えると、どうかなぁ。しかし、今はこういったことは考えないでおこう。金森には、鹿島で培った経験を、鳥栖で活かして、鳥栖を残留に導いてほしい。期待したい。

株式会社メルカリ、鹿島の経営権取得

 7月30日、株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シーが発行する株式の61.6%を株式会社メルカリに譲渡する株式譲渡契約を締結したと発表した。Jリーグの理事会においても承認されたことも合わせて発表。これにより、メルカリが筆頭株主となった。
 これは大きなニュースになる。住友金属(現:日本製鉄)から長きにわたって、筆頭株主として支援してきた。これまでの貢献度は計り知れない。IT企業が経営するというのは、これも時代の流れなのかと。ソフトバンクや楽天、DeNAなどもスポーツの経営に。この流れに乗った形かと。
 メルカリ、7期連続で赤字というのが気になっている。ただ、何でもかんでもメルカリに経営を任せるというわけではなく、これからも鹿島アントラーズ・エフ・シー、日本製鉄とともにサポートするわけなので。メルカリの小泉社長も「鹿島のフィロソフィーは大事にしたい。補強だけでなく育成、アントラーズが大事にしてきた考え方を重視」との見解を示した。これに関しては必ず守ってほしい。
 筆頭株主がメルカリになるわけだが、これまで通りアントラーズを応援する気持ちは変わらない。これから経営の手腕が問われるわけだが、メルカリには、鹿島アントラーズ・エフ・シー、日本製鉄とともに、これまでのやり方を踏襲しつつ、これから更に成長・発展するために、アントラーズを経営してほしい。

平戸太貴、FC町田ゼルビアへ完全移籍

 8月1日、鹿島は平戸太貴がFC町田ゼルビアへ完全移籍すると発表した。今夏、鹿島を退団した選手は、これで5人目となった。
 残念、寂しい。平戸はジュニアからずっと鹿島、トップ昇格を果たした2016年はリーグ戦での出場はなく、2017年に町田ゼルビアに期限付き移籍。2年間町田でプレーし、出場機会を伸ばして、昨年は8月のJ2月間MVPに選ばれた。大きく成長して、今年鹿島に戻ってきた。
 今年もACLを戦うため、選手層を厚くして臨んた。MF登録の選手は、平戸を含めて全員即戦力。不慣れな右サイドバックでの出場もあったが、ACLでは初得点をマーク。しかし、リーグ戦では1試合の出場にとどまった。本職であるボランチやサイドには、多くの実力者がいて、そこから割って入ることができなかった格好になってしまったかと。
 同期入団の田中稔也は今年から群馬へ、垣田裕暉は金沢へ期限付き移籍中。平戸が移籍して、残っている同期は町田浩樹のみに。平戸の移籍を最も寂しいと思っているのは町田やろうね。残った町田には、鹿島のセンターバックとして、必ずレギュラーを獲得してほしい。
 平戸は町田ゼルビアで背番号「10」を背負うとのこと。町田サポーターにとっては、J2優勝争いに大きく貢献した平戸の復帰を歓迎する一方、鹿島での活躍も期待したかった人もいるとは思う。平戸には、町田ゼルビアを必ずJ1昇格に導いてほしい。ガンバレ!

鹿島と浦和の見分け方

 俺自身はこのHPのテーマの通り、Jリーグは鹿島を応援している。日本代表よりJリーグが好き。俺の周りには、特定のJクラブを応援している人が極端に少ない。二人くらいかな。
 そういう俺自身の人間関係なのだが、Jリーグそのものが興味がないことがあるのか、俺の周りには何故か、鹿島と浦和の区別がつかない人がこれまでも多かった。応援しているのって浦和だったっけ?とか、Jリーグは浦和しかわからないとか。3年前、ノエスタでスタジアムグルメの店員を務めていたネパール人?からも「浦和のおすすめは?」とか言われるし。
 朝の番組「おはようコールABC」という関西ローカルの番組がある。最新ニュースのコーナーで、メルカリがJ1鹿島の経営権を取得したニュースがあった。そのニュースの最後の映像が浦和の映像。何で槙野ら3選手がいるのか?とかなり疑った。翌日、別のチームの映像が流れたことを謝罪していた。報道する側がこんな大失態を犯すなんて思わなかった。Jリーグに興味ない人が編集したのか?
 こんなにまで鹿島と浦和との違いがわからないか?と思ってしまうが、ここで、サッカーに興味がない人に、鹿島と浦和の違いを分かってもらえたら(外見を中心に)。というか、このHPの訪問者が少ないのに(泣)、サッカーに興味ない人が、このHPに辿りつくのかなぁ(汗)。

  • ユニフォームのに注目、鹿島は「LIXIL」、浦和は「POLUS
  • 浦和はホームゲームでは赤のユニフォームに白パンツ、鹿島は赤のユニフォームだが白パンツではない
  • ユニフォーム左胸付近のエンブレム、浦和はダイヤモンドの輝き、鹿島は鹿の枝角をモチーフにしたもの
  • 浦和の赤は明るめの赤、鹿島の赤は少し濃い赤と紺を使用

 鹿島も浦和も赤がチームカラーになっているので、見た目は確かにわかりにくい部分はある。特に、鹿島の場合は少し濃い赤と紺を使っている。最もわかりやすいのは、ユニフォームの胸。鹿島は「LIXIL」と付いているので、これで鹿島と見分けてもいい。浦和は国内リーグでは「POLUS」だが、国際大会(ACL)では三菱自動車のユニフォームになっている。
 おはようコールABCが間違って浦和の画像を使ってしまったのは、鹿島が昨年ACLを制した後の格好が浦和と似ていたからと思われる。メルカリがJ1鹿島の経営権を取得したニュースの中の映像では、鹿島がACLを制した後の画像、そして次に浦和の画像が流れた。
 昨年のACL決勝はアウェイなので、上下とも白のユニフォームだった。試合後、上だけをホーム用の赤に着替えていた。これが普段の鹿島のと思い、次に使った画像が浦和だったということかと。報道する側からすると、こんなことはあってはならないこと。
 どんな選手がいるのか、これまでの獲得タイトルとかを、サッカーに興味がない人にはわからないと思うので、これ以上は述べないが、何とかならんもんかなぁ。

名古屋グランパス相馬勇紀、鹿島に期限付き移籍加入

 8月7日、名古屋グランパス所属のFW相馬勇紀が、鹿島アントラーズに期限付き移籍で加入することを発表した。期限付き移籍期間は、2020年1月31日までとなっており、この移籍期間中に名古屋グランパスと対戦するすべての公式戦には出場できないことになっている。
 俺がこの移籍を知ったのは、仕事が終わってから電車に乗っているとき。Yahoo!JAPANアプリの中の記事で見た。驚きとともに、非常にありがたい選手が来たと思っている。
 登録はFWだが、おそらく左右のサイドハーフを主戦場として起用されると思われる。現在は主にレアンドロと白崎がサイドハーフを務めている。安部はバルセロナに移籍、中村はケガで離脱中。そして遠藤はベテランの区域に入った。名古がサイドを務めることはできるが、現在はボランチとして存在感を発揮し始めている。
 サイドハーフの層がやや薄いかなと思ったら、相馬が入ってきたことは大きい。相馬と言えば昨年8月の名古屋vs鹿島で特別指定選手としてJ1デビュー。1アシストを記録した。その時は名古も特別指定選手としてJ1デビューしていたなぁ。
 少し気になるところが1点。出場機会が増えるかどうか。今年は16試合に出場しながら、先発は1試合の出場にとどまった選手だが、おそらく増えると思われる。天皇杯は名古屋の選手として出場しているため出場できないが、先ほども言ったように、サイドハーフの層がやや薄いことを考えると、十分出場機会はあると思う。しかし、鹿島は元々ポジション争いが激しいクラブで、出場機会が得られるかは相馬本人次第。
 名古屋へは「ふた周りぐらいたくましくなって帰ってきたい」とコメントしているが、鹿島で活躍した上で、鹿島に完全移籍というのが希望。先のことはさておき、まずは鹿島で存分に暴れてほしい。期待している。


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