鹿島魂From関西
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第181回〜第190回

2013年度J1順位予想

 2013シーズンのJリーグ、いよいよ来月に開幕。次の日曜日にはプレシーズンマッチ鹿島vs水戸が開催され、土曜日にはFUJI XEROX SUPER CUPも開催される。Jリーグ開幕が非常に楽しみである。また恒例?の当たらない順位予想を(笑)やってみようと思う。

  • 優勝 鹿島アントラーズ
  • 2位 柏レイソル
  • 3位 浦和レッズ
  • 4位 名古屋グランパス
  • 5位 サンフレッチェ広島
  • 6位 FC東京
  • 7位 サガン鳥栖
  • 8位 ベガルタ仙台
  • 9位 川崎フロンターレ
  • 10位 清水エスパルス
  • 11位 セレッソ大阪
  • 12位 ジュビロ磐田
  • 13位 大宮アルディージャ
  • 14位 横浜F・マリノス
  • 15位 アルビレックス新潟
  • 16位 湘南ベルマーレ
  • 17位 大分トリニータ
  • 18位 ヴァンフォーレ甲府

 優勝は鹿島。サポやからやっぱり優勝と予想したい(笑)。まぁでも、今季はダヴィが加わり、「替えのきかない選手」だった野沢が復帰。京都から中村充孝も加入し、メンバー的には優勝できる戦力はある。近年は勝ちきれない戦いが続いているだけに、ダヴィと大迫で得点量産の期待がかかる。
 柏は昨年、酒井宏樹の移籍もあるが、守備に課題が残った。新潟から移籍の鈴木大輔がどれだけ活躍できるか。熟成度という点で、柏を上位と予想。そして浦和、興梠や関口、森脇、那須を他クラブから補強。選手層という点では申し分ないと思うが、うまくフィットするか。
 順位が全く読めてこないクラブはFC東京、川崎、セレッソかな。得点力という点で少々不足していたFC東京、李忠成が期限付き移籍で戻ってきて、どれだけ点が取れるか。川崎とセレッソは昨年途中で監督が替わった。今季はどこまで熟練度が上がっているか。
 昇格組は今季は厳しいのかなぁ。3クラブとも降格の予想となってしまった。何か抜きん出たものがないのかなぁと。まぁ、あくまで予想やから、しかも俺の予想(汗)、戦い方をコロコロ変えないことかなと。
 こんな感じで予想してみた。今季のJ1クラブで、新監督を迎えてシーズンに挑むのは鹿島だけである。トニーニョ・セレーゾ監督は2005年まで鹿島の監督をやっていたけど、その時とメンバーも替わっている。まぁ、知っているメンバーもいるし、問題ないと思いたい。開幕が楽しみになってきた。近年は戦力が拮抗していて、どこのクラブも優勝を狙えるし、どこのクラブも残留争いというのもある。さぁ楽しみにしよう。

2013年度J2順位予想

 2013シーズンのJリーグ、J2も来月に開幕。J1昇格プレーオフ、J2の残留争い、昨年はJ2も注目した。J1ですら予想するのは難しいが、J2はなおさら難しいなぁ。では、全く当たらない順位(笑)を予想してみよう。

  • 1位 ガンバ大阪
  • 2位 京都サンガF.C.
  • 3位 ジェフユナイテッド千葉
  • 4位 ヴィッセル神戸
  • 5位 横浜FC
  • 6位 モンテディオ山形
  • 7位 東京ヴェルディ
  • 8位 コンサドーレ札幌
  • 9位 徳島ヴォルティス
  • 10位 栃木SC
  • 11位 アビスパ福岡
  • 12位 ファジアーノ岡山
  • 13位 松本山雅FC
  • 14位 ロアッソ熊本
  • 15位 ギラヴァンツ北九州
  • 16位 ザスパクサツ群馬
  • 17位 水戸ホーリーホック
  • 18位 愛媛FC
  • 19位 カターレ富山
  • 20位 V・ファーレン長崎
  • 21位 FC岐阜
  • 22位 ガイナーレ鳥取

 自動昇格圏内はガンバと京都とした。戦力的にはガンバは図抜けていると思う。ただ、監督が替わったことで、序盤の戦い方が注目される。そして、他クラブからの「ガンバ対策」もあるやろう。図抜けた戦力だけに、引いて守ってくるチームが出てくると思う。そして、J2は日本代表の活動による中断期間がない。遠藤と今野が日本代表で数試合抜けることが濃厚。さらに言えば、磐田前田がリーグ戦初ゴールを決めた相手は5年連続でJ2に降格していたが、昨年ガンバもそのジンクスにはまり、6年連続となった。降格した過去5クラブは1年でJ1復帰を果たしていない。まぁでもガンバなら復帰できるのではと。戦力的にはJ1昇格最右翼だと思うが、そう簡単にはいかないと思う。なので2位か3位というのも予想していた。
 2位は京都。昨年はJ1昇格の最右翼かと思っていたが、J1昇格プレーオフで敗れ、J1復帰はならなかった。今季は間違いなく自動昇格圏内を狙っているはず。中村充孝やチョン・ウヨンなどが抜けたが、自動昇格圏内を狙える戦力はあると思う。
 プレーオフ圏内で注目するのは、千葉。自動昇格圏内も狙える戦力は整っていると思う。昨年あと一歩のところでJ1復帰を逃しているだけに、目標はプレーオフ圏内ではなく、当然自動昇格圏内だと思う。
 J2・JFL入れ替え制度導入で、昨年最下位だったFC町田ゼルビアがJFLへ降格。今季も下位の動向に注目が集まる。まぁ、このように予想してみたが、どうなるかはまぁ〜ったくわかりません(笑)。今季はやっぱりガンバに注目が集まると思う。これまで数々のタイトルを手にしてきたガンバが、初のJ2を戦う。ぶっちぎりか、もたつくか、今季のガンバならびにJ2も注目してみよう。

2013年度Jリーグ開幕

 2013シーズンのJリーグ、いよいよ明日開幕する。本格的に国内サッカーがスタートする。今年はどんなシーズンになるんやろうか。
 さて、鹿島の開幕戦はアウェイで鳥栖戦、そして仙台、広島と対戦する。トニーニョ・セレーゾ監督は開幕ダッシュを強調していた。第3節までに当たる鳥栖・仙台・広島は、昨年の上位クラブであり、昨年の対戦成績は3クラブとも1分1敗で鹿島は勝っていない。特に鳥栖には1点も奪えなかった。その鳥栖と開幕戦を戦う。それだけに開幕ダッシュはなおさら重要に感じる。
 昨年は野沢がいなかった影響はモロに出た。今年は野沢が鹿島に復帰してきて、水戸とのプレシーズンマッチでも随所にいいプレーを見せていたようだ。苦しかった昨年の序盤のようなことはおそらくないと思う。昨年が酷すぎたね。開幕5試合で得点わずか1、勝ち点は1で最下位だっただけに。
 まずは明日の鳥栖戦に全力を尽くして欲しいし、自分たちの目指すサッカーに集中して欲しいと思う。俺自身の現地観戦スタートは広島戦(Eスタ)から。それまではスタジアムへは足を運べないが、常に鹿島のことは意識する。さぁ、開幕や!

開幕2試合を見て

 J1は第2節まで終了。鹿島は1勝1分。昨年が酷すぎただけに、結果的に見るとまずまずのスタートといっていいかと思う。では印象度としてどうか、これを見てみよう。
 鹿島は今年やはり伝統の4-4-2の布陣、ダヴィと大迫の2トップ。ここまではダヴィと大迫が2得点ずつと、今季の鹿島はこの2人がどれだけ得点量産するか、2人をどう活かすかという感じに見えるね。まぁ、俺自身再三「替えのきかない選手」と言っている野沢、彼が戻ってきたのは大きいと思う。鳥栖戦の得点はCKの野沢から、今日の仙台戦ではダヴィの2得点目をアシストした。昨年後半からジュニーニョが2列目の左に入っている。鳥栖戦はうまく収まらなかった感があったが、一瞬の動き出しなどはまだまだ健在。今日負傷交代しているのが少し気がかり。
 課題はスタミナ。特に鳥栖戦は顕著に現れた。前半は内容でも鳥栖を上回っていたのが、後半になって完全に立場が逆。ベテランが多いだけに、うまく選手交代枠を使ったりするなどをしてほしい。個人的に気になるのは岩政と中村。仙台戦は途中交代、怪我の状態はいまいち回復していないのかな。あとは充孝、まだフィットしていないね。鳥栖戦よりプレー時間はあったけど、あまりボールにも絡めなかったし、ちょっと戸惑っているのかな。まぁ、移籍すると、そのチームの戦術を理解しなければいけないし、これからやろう。
 開幕2試合で収穫や課題、見えてきた。攻撃面ではダヴィや大迫を活かすためには、やはり2列目。当然他チームは研究してくる。スタミナ切れにならないことも課題。まずまずのスタートを切っているけど、長丁場、今後もうまくいく時もあれば、うまくいかない時もあると思う。しっかり見極めていこう。

まぁまぁの序盤

 J1は第5節まで終了。鹿島は6位。トニーニョ・セレーゾ監督が強調していた開幕ダッシュ、成功とは言わへんけど、決して失敗ではない。まぁまぁって感じかな。
 ダヴィと大迫の2トップの確立。近年FWの得点不足に悩んできた鹿島、ダヴィ3点に大迫2点と結果を残している。FWで点が取れず、他で点を取るというケースが近年目立っていたが、第4節までの得点はダヴィと大迫だけだったので、今季は逆になっている。
 新戦力も徐々に力を発揮。特に左サイドバックの前野、生でまだ見ていないけど、攻撃型サイドバックとして力を発揮できてきているし、プレースキッカーもできるんやね。あとは中村、どうもネット上ではトップ下など、中央でプレーさせるほうが力を発揮するタイプのようやけど、これはどうかなぁ。鹿島は4-4-2のフォーメーション、基本的には左サイドでのプレーとなる。とは言っても、まだ周りとの連携がどうかなぁと。ガツガツ攻める姿勢は見え始めたが。まずは得点かな。
 課題はやはり後半の戦い方かな。序盤はベテラン選手が多く、後半に失速することが多かった。運動量が落ちることも原因だが、90分間集中力を高めてプレーできているのか、というところもあると思う。今日のセレッソ戦では、鹿島らしい1−0での勝利。これを続けていきたい。
 大宮戦の敗戦から、メンバーを少しずつ入れ替えてきた鹿島、徐々にかみ合いつつある。収穫もあれば課題も見えてきて、それをどう対処していこうかということがわかってきた序盤だったと思う。しばらくはまだブレるかと思うけど、これから徐々に鹿島らしさが出てくると信じている。

筑波大学FW赤ア秀平、来季鹿島に加入内定

 4月12日、鹿島は筑波大学FW赤ア秀平選手および鹿島ユース所属のGK小泉勇人選手の来季鹿島加入が内定したと発表した。赤アに関しては今日、JFA・Jリーグ特別指定選手として承認されたと発表。これで在学のままJリーグの公式戦に出場することが可能となった。
 うれしい話やね。今季はダヴィと大迫の2トップがいるが、ジュニーニョが今季は2列目でプレーしているため、FW陣の層がやや薄かった。大迫が将来的に海外移籍があるかも知れない中、赤アの加入は非常に大きい。今季は特別指定選手として、Jリーグの公式戦にも出場できるようになったし、まずは練習からも多くのものを吸収してほしいし、「これがプロ」というところを実感してほしい。来季は、今のところ公式戦でまだ出場のない中川や豊川、彼らもレベルアップしてくると思うので、いい競争をしてほしい。
 小泉に関しては、曽ヶ端や佐藤のレベルは高いが、この2人や川俣から多くのものを吸収して、将来の鹿島を担ってほしい。八木直生の復帰時期が不明だけに、GKに関しても補強が必要。八木に関しては早期の復帰を望みたいが、しっかり治してほしい。
 早速来季の情報が入ってきた。来季の布陣はどうなる?とか、まだ補強があるのか?とせっかちになってしまうが、まずは2人に加入内定おめでとう!と言いたい。期待している。

鹿島2期連続の赤字

 鹿島は25日、株主総会を開き、2012年度の収支決算で約6800万円の純損失を計上したと発表。赤字は2011年度に続いて2期連続となる。3期連続の赤字でリーグ参加資格を失うクラブライセンス制度は、2012年度から適用される。
 2011年度は東日本大震災の影響もあっての赤字。鹿島社長は「成績低迷が一番の要因」と。昨年のリーグ戦は、クラブ史上最低の11位。平均入場者数は2011年よりも下回る。成績が低迷するとどうしても離れていってしまうのかなぁ。
 そのクラブを好きになる理由は人それぞれだとは思うけど、「強いから」という理由でそのクラブを応援した人が離れているというのも少なからずあると思う。「強いから」という理由でそのクラブを選んでしまうと、弱くなってしまったら、結局応援する気がなくなってしまうと思う。ずっと調子のいい状態を続けられるチームはない。当然苦しい状況になる時期もある。だからこそ応援しなければいけないんじゃないかなと。
 どういう状況になろうが、そのクラブを応援する想いを持っている人こそが真のサポーターだと思う。その想いからできる行動が、スタジアムへ足を運ぶとか、グッズを買うとかだと思う。入場者数回復のきっかけは、いかに「鹿島への想い」を強くさせるかかな。成績を上回るだけでは結局同じだと思う。
 やっぱり、できる限りスタジアムへ足を運んでもらって、選手のプレーやサポーターの応援を実感してほしい。特にサッカー好きの子供たちには言いたい。選手も監督も一生懸命頑張っているわけなので、頑張っている姿を感じ取ってほしいなと。勝てば大いに喜んで、負けてしまっても「次がんばれよ!」というのも応援。俺自身も、カシマスタジアムへはできる限り駆けつけたい。来月のカシマは楽しみにしている。

佐々木竜太、引退

 日本サッカー協会は4月30日、昨年まで鹿島に所属していた佐々木竜太を移籍リストから外した。備考には「引退」と記載されている。はっきりとした情報がよく見えてこないのだが、4月はHBO東京というクラブに所属していて、22日の試合ではゴールを決めている。しかしその後「引退」という文字が。HBO東京の選手プロフィールは今も公開されていない。
 どういうことなんやろうか、よくわからへんが、引退という文字を見た時には残念と思った。竜太はポテンシャルの高い選手だと思っていた。着々と出場機会が増えてきたからね。思い出すのが2007年アウェイ柏戦、試合終了間際にマルキのゴールをアシストしたのは竜太、劇的勝利やったからね。2008年のホーム千葉戦、マルキ、田代、興梠、そして竜太、FW登録4人で1得点ずつというのも見た。その後、湘南ベルマーレや栃木SCにも期限付き移籍し、復帰後の鹿島での活躍を期待したけどね。
 遠藤康とのコンビ「さやえんどう」はもう見られない。人柄もよく、人気のあった竜太やったけど、もし本当に現役引退なのであれば、お疲れ様と言いたいし、また何らかの形で鹿島に関わってくれたらと思う。

Jリーグ20thアニバーサリーマッチ

 これまで最多7度のリーグ優勝を誇る鹿島と、最多入場者数を誇る浦和、「Jリーグ20thアニバーサリーマッチ」と題して行われた試合は浦和が3対1で鹿島を下した。
 この2クラブとの対戦をアニバーサルマッチと選定することはよい。埼スタで行うことに心配をしていたが、思ったより浦和サポのブーイングが少なくて、試合前はいい雰囲気やったかな。浦和OBで、2006年リーグ優勝に貢献、2007年MVPのポンテ氏、ちょっと頬がふっくらしてたね。そして1993年と1994年に鹿島で大活躍したアルシンド氏、「友達ならアタリマエ!」の決め台詞、「アタリマエ!」はサポーターがやってたね。ポンテ氏も浦和への想いがやっぱりあるみたいで、「We Are REDS!」と言ってたね。
 問題は試合内容。後半に野沢のゴールで先制したけど、後半は宇賀神の負傷交代で出場した梅崎に左サイドから攻められ放題やったね。那須の同点ゴールはマークが甘かったかな。大きな問題とされる興梠の逆転ゴール。完璧にオフサイドやったね。これが決勝点やっただけに、どうしても後味が悪いが、鹿島もビッグチャンスはあったし、これを決められないと厳しい。交代で入った中村充孝はまだフィットしない。サイドでのプレーは苦手なのかな。ボールをもらってから自分でガツガツとドリブルで攻めるシーンとかも見られない。途中交代の約10分間で存在感を示せ!というのは酷かも知れないけど、今のままでは厳しい。遠慮せずにガツガツいってほしい。
 興梠のゴールに対する異議でダヴィが通算4枚目のイエローカード、俺が観戦予定の名古屋戦が出場停止になってしまった・・・。来週の水曜日のナビスコで予選突破がかかる一戦、そして来週の名古屋戦はジーコがカシマスタジアムに登場、ジーコの前で負け試合は絶対に見せられない。大事な試合が続く。

Jリーグ20周年

 20年前の今日5月15日は、プロサッカーリーグ「Jリーグ」が開幕した日。ヴェルディ川崎vs横浜マリノスの試合はテレビで見た。その日から20年が経った。
 俺自身、サッカーを見るようになったのは、日本リーグ時代。特に贔屓チームはなかったが、日産自動車vs読売クラブは見た。ただ、阪神ファンということもあって、読売クラブだけは応援しなかった。Jリーグも開幕するまではあまり関心がなかったけど、ヴェルディとマリノスの試合をテレビで見て、サッカーに注目するようになった。
 であれば、どこか贔屓クラブをと思ったけど、これが浮かばなかった。地元やったらガンバを応援せなアカンのかなぁと、ガンバの試合をテレビで見たけど、何か物足りない。そこで出てきたのがアントラーズ、「ビリ間違いなし」の下馬評から1stステージ優勝、鹿島町(現:鹿嶋市)が盛り上がっているのを見て、「これはいい!」と思った。そしてチャンピオンシップで鹿島はヴェルディに敗れ、年間王者はならず。ここで一気に火が付き、鹿島を応援するようになった。
 そこからしばらくヴェルディを倒すために鹿島を応援。勝った時には飛び上がって喜んで、負けた時には大ダメージという日々。そして1996年から2002年までは、鹿島と磐田の2強時代に突入。あれだけスター選手が在籍したヴェルディが弱くなってしまい、「ヴェルディを倒す!」から「ジュビロを倒す!」になる。鹿島と磐田の2強時代、2002年まではお互いタイトルをよく獲っていた。
 2003年以降は、鹿島も磐田も苦しい時期に突入。優勝を逃す試合、特に磐田は世代交代の難しさに直面する。お互いが苦しい時期になってしまい、これまでの「ジュビロを倒す!」という気合いも消滅。本格的にスタジアムへ観戦するようになったのは、2003年の後半から。「現地へ行って観戦したい」という思いと「苦しいときこそ」という思いで。鹿島は2007年、2002年のナビスコカップ以来5年ぶりのタイトルをもたらした。これは現地観戦やったけど嬉しかったなぁ。すごい歓声やったもん。
 その後、Jリーグ史上初の3連覇、現在も6年連続で国内主要タイトルを1つ以上獲得中。いろんな喜びや悲しみを味わってきた。「もう20年かぁ」と思う時もあれば「まだ20年」と思う時もある。1993年、Jリーグは10クラブでスタート、現在はJ1、J2合計で40クラブ(昨年J2だった町田を含めると41)、来季はJ3がスタートする。日本のサッカーはJリーグがあってこそ。Jでの活躍が認められて、海外移籍する選手も多くなった。
 「もう20年かぁ」と思う時もあれば「まだ20年」。日本サッカー発展のために、Jリーグがどんどん盛り上がってほしいし、一人でも多くの方にスタジアムに足を運んでほしいなと。代表もいいけどJリーグもね。


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