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管理人Voice

第171回〜第180回

ジョルジーニョ監督、今季限りで退任

 11月29日、鹿島はジョルジーニョ監督が今季限りで退任すると発表した。今年就任したジョルジーニョ監督だったが、1年で退任することになった。
 正直残念。どうやら家庭の都合のようで。鹿島公式モバイルサイトに「スタッフダイアリー」というコーナーがある。その内容には退任の理由が詳しく書いてある(会員サイトのため転載しません)。
 鹿島初のOB監督として今季から指揮。当初目指したかったダイヤモンド型の中盤、これが思ったより機能せず、ダブルボランチに戻したり、メンバーを入れ替えながら模索が続いた。9月のG大阪戦から、布陣を4-2-3-1にして今もこの布陣で戦っている。ジョルジの采配は決して悪いわけではない。ただ、時期が悪かったと思う。
 昨年末、野沢、田代といった主力が退団。特に野沢、前線でのラストパサー、プレースキッカーは殆ど野沢がやっていた。昨年のアシストは9でチームダントツトップ。今年はそのプレースキッカーの不在、セットプレーでの得点が減った。野沢の存在感、これはかなり感じた。チームは世代交代の最中、いわゆる過渡期。79年組から切り替えていく時期。過渡期で結果を出せ!というのは酷だと思う。
 でも、中盤の顔ぶれは変わりつつある。2009年の中盤は、中田、小笠原、本山、野沢。2012年の中盤は柴崎、小笠原、遠藤、ドゥトラ、レナト。小笠原がいないときでも、本田拓也で十分穴を埋められる。大迫はもう少し得点がほしいところやけど、前線でタメも作れるし、当たり負けをしなくなってきた。以前はDF選手に潰しに遭うケースがあったが、身体が強くなってきたと思う。
 リーグ戦は厳しい結果となってしまったが、柴崎、大迫、怪我で戦列を離れているが山村など、これからの鹿島を担う選手が出てきたのは確か。鹿島は新人1年目でいきなり結果を出せというより、じっくり育てて数年後には主力として育てたいという方針がある。柴崎は2年目で早くもレギュラーを勝ち取った。
 次は最終節の柏戦、ここでスピーチや胴上げがあるかもしれない。でも胴上げは、天皇杯優勝でやりたい。天皇杯までは指揮するようなので、まずは最終節は必ず勝利、そして天皇杯優勝で有終の美を飾りたい。

J1リーグ戦が終わる

 今季のJ1とJ2リーグ戦が終了した。あとは天皇杯を残すことになった国内サッカー。ここで、J1リーグ戦を振り返ってみる。
 優勝はサンフレッチェ広島。正直懸念していた。李忠成が抜け、森保新監督に替わった今季、厳しいかなぁと思っていたら、優勝までは考えていなかった。長期政権後の翌年というのは、これまで軒並み順位が下回っているクラブばかり。6シーズン率いたペトロビッチ(現:浦和監督)からの翌シーズンだったので、監督1年目からはどうかなと思っていた。佐藤寿人は文句なしMVP。
 2位仙台は最後まで優勝を争っていたが、昨年クラブ史上最高の4位から、またさらに順位を上げた。来季優勝のためには、戦い方を大きく変えないことかと。3位は浦和。昨年は残留争いの年だったけど、槙野の加入で意識が変わったこともあるかも知れないけど、力のある選手が揃っているし。復活の兆しか。
 率直に「まさか」はガンバ大阪やろう。まさかのJ2降格。10シーズン指揮した西野監督からセホーン監督を迎えた今季、全く結果を残せずセホーン監督解任。後任の松波監督も結局J1残留を果たせなかった。要因はいろいろとあるけど、まぁ、これまで築いてきたガンバらしい超攻撃サッカーからのスタイル変換を図ろうとした今季、戦い方を大きく変えるのは良くないね。走りこみも足りなかったとも言われているが、これも確かに。
 さて、我らがアントラーズは、クラブ史上最低順位の11位。2桁順位は史上初で、残留争いまでしてしまった。前回の管理人Voiceでも書いているが、主力の退団、世代交代、過渡期。これで結果を出せというのは酷だと思うが、ここまでは予想していなかった。とにかく開幕5試合は全然点が取れなかった。その後戦い方やメンバー編成が見えてきたが、終盤からの4-2-3-1のフォーメーション、まぁ伝統の「4バック」は守っているものの、やはり4-4-2で戦いたい。
 来季は監督が替わる。スポーツ紙では関塚氏有力から消滅、2000年から6シーズン率いたトニーニョ・セレーゾ氏が挙がっていると報じているが、誰になるかはさておき、今季のこの苦しい経験は必ず生きてくると思う。

移籍の噂

 J1、J2のリーグ戦が終わって、これから頻繁に移籍の情報が入ってくる。鹿島にもその噂が。ここで、移籍が報じられている選手の移籍を考えてみる。スポーツ紙なので、記事の信憑性は見極めるが、どうやらホンマっぽい。
 まずは興梠慎三、浦和レッズなどがオファーと報じている。もちろん移籍してほしくない。今季はチームの都合上、4-2-3-1で終盤戦っている。大迫の1トップなので、興梠はトップ下。終盤の起用法からすると、興梠は不本意かも知れない。ただ、4-2-3-1は今季限りの布陣だと思う。従来の4-4-2、これで戦えばまた興梠にもポジションを奪えると思うし。
 次は新井場徹、セレッソ大阪がオファーと報じている。2004年にガンバ大阪から加入して丸9年。ガンバより鹿島の在籍期間のほうが長い。愛着もあるやろうし、どうなるか。鹿島はどこのポジションにもライバル選手が存在するが、左右のサイドバックに関しては層が薄い。これだけに、両サイドバックができる新井場が抜けてしまうと厳しい。まぁ、そうなると宮崎智彦を磐田から戻すとかかな。土居聖真がサイドバックにも挑戦しているが、今はいいが、やはり聖真には今後は2列目の選手として担ってほしい。
 加入が噂さされているのが、今季J2得点王となったダヴィ(甲府)。得点力というのは申し分ない。あとはチームにフィットするのか、といったところやろう。鹿島に加入してくれたら、得点力を期待する。活躍した途端に、またオイルマネーで移籍ってないやろうなぁ。
 とまぁ、今のところ鹿島関係では3人の移籍の噂が報じられているが、特に興梠と新井場、残留してほしい。でも、これは本人次第なので、もし移籍するのであれば、それを尊重する。これから移籍が活発になる。これから注目していく。

J2リーグ戦

 今季のJ2は、J1昇格プレーオフが今季から導入されたこともあり、J1よりも早く終了。ここで、今季のJ2を振り返ってみる。
 優勝は甲府。まぁダヴィがたくさんゴールを決めたな。昨年の途中から期限付きでJリーグに戻ってきたが、昨年はいまいちだったかと思ったが、今季は「復活」。今季限りで退団濃厚なだけに、来季、点の取れるストライカーが是非ほしいところやろう。
 2位は湘南。若い力!に尽きるかと。数年前は、他クラブからの選手もそれなりに在籍していたが、今季は育成組織出身の選手が多くなった。若いだけに、ちょっとしたきっかけでグンと伸びる。しかし、何か歯車が狂うと、長いトンネルに突入することも考えられる。来季は生まれ変わった湘南を見せつけてほしい。
 そして、今季からJ1昇格プレーオフが導入された。制度に関しては賛成や反対などがあると思うが、非常に盛り上がったプレーオフだったかと思う。俺自身はプレーオフに関しては「一応賛成」。プロ野球のクライマックス・シリーズと違って、2位までは自動昇格である。日程面はさておき、1位までもがプレーオフの対象であったら大反対。今季のやり方はトーナメントで準決勝と決勝を1試合ずつ。引き分けなら上位クラブの勝ちあがり。制度上、これでいいのか。
 まぁ、この制度でいいのかなと。準決勝をホーム&アウェイで、決勝は一発勝負。俺自身はこれを推したかった。ただ準決勝がどうかなと。3位から6位に、J1ライセンスを持っていないクラブが1クラブあった時、そうなると3クラブでプレーオフ。上位クラブが決勝まで待つことになるからね。準決勝と決勝ともに一発勝負というのもどうかと思ったけど。
 今季はさらに、J2・JFL入れ替え制度が導入され、J2も「残留争い」が繰り広げられた。結果、J2ライセンスを持っているJFLクラブがV・ファーレン長崎のみで、その長崎が優勝したため、J2最下位だった町田がJFL降格、長崎がJ2入会となった。まぁ、いずれは必ずこういった入れ替えは必要になる。JFLに降格してしまった町田、その町田サポーターたちは、JFLに降格してしまっても変わらず町田を応援してあげてほしい。
 大きく変わったJ2やったけど、楽しめた。予想は当たらんもんやね。俺自身、J1昇格の最右翼やと思っていた京都、勝負弱かったのか。前半好調、後半失速の山形、躍進の岡山など、J2もそんなにJ2上位と下位との力の差はないと思う。来季はガンバがJ2で戦う。J2も面白くなる。

天皇杯4強出揃う

 天皇杯は23日に準々決勝が行われ、ガンバはセレッソを、鹿島は千葉を、横浜FMは名古屋を、柏は大宮を下し、4強が出揃った。準決勝はガンバvs鹿島、横浜FMvs柏の組み合わせとなった。
 まずは昨日の鹿島、昨日はBSで観ていた。さすがJ2最少失点の千葉、鹿島は好機を作るも、GK岡本のファインセーブなどでなかなか点を奪えなかった。しかし大迫のゴールで1対0で鹿島は千葉を下した。次はガンバ大阪との対戦となる。
 そのガンバ、どうやら攻守に手応えがあるようで。今野をボランチ、遠藤トップ下に置く新システムが機能。鹿島戦も同様の布陣が予想されるが、鹿島側も当然研究していることやろう。レアンドロが鹿島戦は出場停止で出られないが、今のガンバをみると、それほど大きな影響を受けることはないやろう。
 とりあえず出揃った4強、ガンバ、横浜FM、柏、どのチームも嫌な相手やけど、鹿島にとって最も嫌かなと思うのは横浜FM。とにかく守備が固い。さすがJ1最少失点のチーム。決勝で顔を合わせることは十分考えられるが、まずは準決勝を全力で戦ってほしい。ガンバには意地がある。J2降格の屈辱から、最後は笑って終わろうと。でも鹿島にも意地がある。今季限りで退任のジョルジを胴上げするため、何としても負けられない。準決勝のガンバvs鹿島はまさしく意地と意地がぶつかり合う戦いになる。ジョルジのために、何としてもガンバを倒そう。

出て行く選手もいれば、入る選手もいる

 天皇杯は柏レイソルの優勝で、2012年度の国内サッカーは幕を閉じた。これからしばらくは選手の移籍が活発に動く時期に突入する。
 さて、今日鹿島は5人の移籍や加入の情報が入ってきた。鹿島もいよいよそういった情報が入るようになってきた。まぁ、鹿島を去る選手ではやっぱり新井場と興梠でしょう。新井場は9年間鹿島で大きく貢献してくれた。両サイドバックができて、リーダーシップも抜群。移籍先のセレッソではきっと、貴重なサイドバックとして活躍するやろう。
 そして興梠、これは「まさか」。兼ねてから移籍の噂があったけど、ホンマに移籍するとは。鹿島にとって特別な背番号の1つ「13」を背負って5シーズン、印象に残るゴールは残してくれたけどね。岡本は新潟、レナトは期限付き移籍の満了ということで、鹿島を去る選手はきっと、移籍先では活躍できると思う。
 入る選手も続々と発表。何といってもダヴィ、FC東京との争奪戦を制した。これは期待する。おそらく4-4-2に戻して、大迫と2トップを組むと予想される。新井場移籍に伴って、愛媛から前野貴徳が加入。愛媛での2年間の実績から、左サイドバックのレギュラー最右翼となるやろう。彼の存在を知らなかったけど、どうやらスピードやドリブルのあるサイドバックのようで、攻撃型サイドバックとして期待したい。京都から移籍の中村充孝もかなり期待できる。攻撃的なポジションならどこでもこなせる。鹿島ではMF登録となりそうやけど、貴重な戦力になりそうや。
 鹿島関係の移籍・加入はまだ終わらない。特にFW、ジュニーニョが退団濃厚なら、大迫、ダヴィ、中川の3人になる。あと一人、日本人FWが必要。これが誰になるのか。あと何人のOUT、INがあるか、これからも注目していきたい。新井場、興梠、岡本、鹿島戦ではブーイング覚悟しとけよ!(笑)

新監督に求めること

 昨日と今日、新たに移籍・退団する選手が3人。ドゥトラの契約終了、増田誓志が韓国Kリーグの蔚山現代FCへ、宮崎智彦が磐田への完全移籍が発表になった。そして、新監督にトニーニョ・セレーゾ氏が就任することも発表された。
 まずはドゥトラ、これは痛いなぁ。果敢なドリブル突破でチャンスメークや得点、鹿島にはいなかったタイプの選手なので。またいずれは鹿島でプレーしてくれることを願う。そして増田、2011年後半にはボランチでレギュラーを奪取。しかし今年は中盤の戦術の模索もあったのか、結局レギュラー落ち。運動量豊富で複数ポジションをこなせるので、退団は痛いが、海外へ行って多くのものを吸収して欲しい。そして宮崎も結局磐田へ完全移籍。経験を積み始めているので、2013年度は磐田でバリバリのレギュラーになっていることを。
 そして、監督にトニーニョ・セレーゾ氏が8年ぶりに復帰。1年目の指揮の2000年でJ発足後初の3冠。その後もタイトルを獲り、合計5つのタイトルをもたらした。
 監督に求めること、まず1点目は「若手の底上げ」。2000年は79年組を主力として育て上げ、世代交代に成功。しかし現在、いまいち世代交代がうまくいっていない。今度は92年組の柴崎、昌子、梅鉢、土居など、若手の更なる底上げをやってほしい。退団選手が増えているだけに、まだもちろん補強は必要やけど、若手の底上げもないと世代交代もうまくいかない。
 あと1点、もちろん「タイトル獲得」。現在6年連続で国内3大タイトルを1つ以上獲得中。その中でやっぱり欲しいタイトルはリーグ戦。昨年11位で大きく沈んでしまったが、浦和が2011年15位、2012年は3位と優勝争いをした。戦力が拮抗しているJリーグ、鹿島も2013年度は優勝争いをできる戦力はある。
 監督が正式に決まって、あとは引き続き移籍の動向を見ること。今のところ、加入よりも退団する選手のほうが多いだけに、ホンマに補強へ向けて進んでるの?と少し心配しているが、これからも見守っていく。

野沢拓也が鹿島に復帰

 鹿島は先日、神戸の野沢拓也が完全移籍で鹿島に復帰、J2徳島に期限付き移籍しているアレックスが、同クラブへ完全移籍すると発表した。
 アレックスに関しては、左ならどこでもこなせる選手、鹿島ではDF登録やったけど、よく頑張ってくれた。徳島ではきっと得点を量産してくれると思う。そして、何といっても野沢の復帰には驚いた。復帰に対して「サポーターの皆さんの中に賛否両論があることは当然」といったコメントを残している。
 確かに賛否両論やろうなぁ。「1年で戻って来るなんて」とか「大歓迎」など。俺の場合は、鹿島のために頑張ってくれるなら歓迎する。本心としては戻って欲しくはなかった。鹿島を一旦出たから、といったことよりも、今年8月で32歳になる野沢、世代交代という点で引っかかる。しかし、昨年は野沢が抜けたのはやっぱり大きかった。司令塔として、プレースキッカーとして活躍してきた。「替えのきかない選手」だったので。
 今年、野沢も当然レギュラーを確約されているわけではない。タイプは違うが、中村充孝も加入し、遠藤康も黙ってはいられない。ポジション争いが待っているが、鹿島のために頑張ってほしい。

2013シーズン始動

 昨日はまさかの降雪によって延期された新体制発表、本日行われ、2013シーズンが始まった。
 まずは8年ぶりに復帰となったトニーニョ・セレーゾ新監督、J's GOALでコメントを見たが、ホンマに「自宅に戻った」という嬉しさが。いよいよこれから指揮するわけやけど、リーグ優勝を目指してほしい。コメントでは、開幕ダッシュを強調していた。昨年は開幕ダッシュに大失敗、結局上位に顔を出すことがなかった。今年は大丈夫と思いたい。
 今季着用するユニフォームの実物もお披露目。文字フォントやイエローハットのイラストはそのまま、今年は横ストライプが復活している。まぁまぁかな。とりあえず今季のユニフォームを早速注文。今季は山村和也に。序盤でレギュラーを獲得したかと思ったら、8月の新潟戦(カシマ)でケガでシーズン後半を棒に振ってしまった。今年は復活と期待を込めて、山村を選択した。
 背番号も明らかに。青木の「5」に昌子の「15」、植田の「23」。30歳の青木が鹿島では初めて一桁背番号。昌子の「15」は前回は青木、かつては岩政が着けていた。またステップアップしていって、昌子には一桁背番号を目指してほしい。愛媛からの移籍の前野は「17」、「7」が有力かなと思っていたけど、活躍次第で来季「7」はありえると思う。
 スポニチが報じていた通り、背番号「13」は京都から移籍の中村充孝。柳沢が長く付けていた番号であり、興梠は印象のあるゴールで活躍した。今季中村に期待。1年で鹿島復帰となった野沢が何番かと思ったら「35」。全く想像していなかった。あっ、ひょっとしたら3と5を足したら8なので、35にしたのかなぁ。昨年野沢が抜けたのが痛かったので、新背番号で心機一転、タイトル獲得のために全力を尽くして欲しい。
 FWに2人の外国人選手がいるのは鹿島らしくないが、何といってもダヴィ、昨年J2ではダントツの得点王。J1でも得点王争いをして欲しい。FW不足が心配されたが、豊川がFW登録になったね。これで5人のFW登録選手。まぁただ、豊川に関しては、しっかりプロの練習に慣れて、少しでも試合に出場できるように頑張って欲しい。
 鹿島もいよいよ2013シーズンが始まった。現在6年連続で国内3大タイトルを1つ以上獲得中、7年連続タイトルを目指して頑張って欲しい。俺もできる限りスタジアムへ駆けつけるので。

現時点での予想スタメン

 2013シーズンが始まった鹿島、明日4日からは宮崎キャンプ。選手、スタッフ陣も固まった。ここで現時点での予想スタメンを考えてみる。

  • 【予想スタメン】
    • GK 曽ケ端準
    • DF 西大伍、岩政大樹、青木剛、前野貴徳
    • MF 小笠原満男、柴崎岳、遠藤康、野沢拓也
    • FW ダヴィ、大迫勇也

 まぁ、まずはこのような感じになるのかな。ダヴィ加入で、伝統の4-4-2になることが濃厚かと。
 GKは、まぁやっぱり曽ヶ端かな。佐藤昭大も当然力はあるが、経験豊富で、依然としてレベルの高い曽ヶ端が濃厚とみる。川俣と八木、ソガと昭大のレベルは高いが、将来必ずチャンスがあるので、練習からアピールを続けてほしい。
 DF、西と岩政は当確かと。センターバックは青木が有力かと思うが、中田や山村も十分ありえる。左サイドバックは前野。ここが少々気になっているところ。愛媛での経験は十分あるが、今季は移籍1年目でJ1である。フィットするかどうかだと思う。でも攻撃センスや守備にも自信を持っているようなので、期待したい。
 MF、これは激戦。まずは柴崎が軸になるやろう。経験豊富の小笠原がスタメンとみるが、ここは本田も十分ありえる。2列目は鹿島でのプレー経験から、遠藤と野沢とみる。特に野沢、昨年野沢がいなかっただけに、復帰は非常にありがたい。でも中村充孝の加入は、2列目が本職の選手にとっては刺激になるやろう。
 FW、ここがやや層が薄い。年明け早々にダヴィ獲得で、大迫とダヴィの2トップが濃厚。その後、この2トップが濃厚になったこともあるのか、即戦力の日本人FWは獲れず。磐田の山崎に獲得オファーがあったとスポニチが報じていたが磐田に残留。移籍しても「サブ?」というのがあったかも知れない。今季はジュニーニョや、不測の事態に備えて充孝が起用されるものと思われる。

 ちなみに、俺自身が希望するスタメンも考えてみた。予想と違うところは太字で。

  • 【俺自身が希望するスタメン】
    • GK 曽ケ端準
    • DF 西大伍、岩政大樹、山村和也、前野貴徳
    • MF 本田拓也、柴崎岳、遠藤康、中村充孝
    • FW ダヴィ、大迫勇也

 世代交代を意識したスタメンを考えた。DFは山村に復活を期待したい。ベテラン中田や青木にポジションを譲っているようでは世代交代は進まない。今季は岩政でいいが、来季の希望は岩政に代わって植田直通になる。
 MF、昨年後半にケガから復活の本田に、今季はレギュラーを。柴崎が攻撃の軸として、本田が守備、攻守のバランスという点でも、最も良い組み合わせだと思う。そして充孝には早い段階でのレギュラー奪取を期待する。遠藤と野沢とタイプは異なるが、自分の持ち味を存分に発揮してほしい。
 79年組の力はまだまだ必要やけど、今季は若手の底上げもやってほしい。大迫も近く海外移籍との噂が流れているし、大胆な選手起用もあってもいいのかな。昨年の梅鉢とか。何はともあれ、今季は強いアントラーズを取り戻すことである。さぁ期待しよう。


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