鹿島魂From関西
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第161回〜第170回

審判問題

 昨日Jリーグは、鹿島ジョルジーニョ監督にけん責(始末書提出)の処分を下した。8月18日の浦和戦後の会見で、審判員への誹謗中傷する発言を行ったため。
 Jリーグ規約に違反する発言を行ったことには遺憾ではあるが、理解はできる。「僕が現役で日本にいたときよりも(審判員のレベルが)ひどくなっている」と、ジョルジは言う。この発言が処分対象になったわけだが、レベルが酷くなっているかどうかはさておき、相変わらず誤審が多い。誤審のせいで勝ち点を損した試合もあれば、今年8月のカシマでの磐田戦、曽ヶ端のファンブルで失点かと思ったら、磐田ロドリゴ・ソウトのファウルと判定され得点ならず。などなど。
 この現状をJリーグや審判員がどう思っているのか。このように執拗に他チームの監督やサポーターから言われたら、当然考えるでしょう。すぐに誤審をなくせ!とは言わん。審判に対する問題を改善していきたいという姿勢が見えない。改善していくために何をしたの?
 確か6月だったかな、審判員交流プログラムとして、外国人審判との交流をしていたというのは知っているが、これって、改善していくための対策のひとつやったの?6月の柏vs鹿島(柏)での試合、その交流プログラムに参加した外国人審判が担当していたけど、酷かったね。
 すぐに誤審をなくせとは言わんので、レベル向上のための対策をしっかり練ってほしい。それが少々長期的でも構わないと思う。その向上のための対策やビジョンを公開できる範囲で、もう少しメディアに公開してほしいと思う。改善していくという姿勢だけでも見せてもらえれば、審判員への見方も変わる。Jリーグや審判員は真剣に考えて欲しい。

5年前の9月22日

 今年のJ1はあと残り9試合。9月22日は横浜F・マリノスとの対戦がある。SHOWAエキサイティングマッチ2012、毎年やっているが、オリジナルグッズのプレゼントなどがある。俺も以前、「SHOWA」と縫ってあるリストバンドをもらった。
 5年前はシーズン終盤の破竹の9連勝で、奇跡の大逆転優勝を飾った。その大逆転優勝への連勝が始まった日は9月22日、5年前と同じく、この時期に残り9試合という状況である。となると、5年前の再現を狙いたいところである。
 5年前の第25節終了時点の鹿島は勝ち点45の4位(首位浦和は同55)、今年の第25節終了時点の鹿島は勝ち点33の11位(首位広島は同47)。5年前も厳しい状況だったけど、今年はさらに厳しい。以前の観戦日記とかにも書いたが、5年前はプレシーズンマッチで野沢のケガによる出遅れ、野沢が復帰してから立ち直り始め、小笠原がイタリアから復帰してチームが活性化された。今年は田代や野沢などがチームを去り、世代交代の最中、チームの戦い方の模索中であったので状況が違う。
 今季のここまでの鹿島を見てきたが、まぁやっぱり野沢の存在感、シーズン序盤はモロに影響受けたね。そこからドゥトラやレナトをシーズン途中で獲得した。外国人2人が2列目を占めるという起用法は鹿島らしくないが、この2人はよくやっていると思う。当初はダイヤモンド型の中盤を目指していたジョルジも、今は慣れ親しんだダブルボランチの中盤でいいのではないかと思う。
 残り9試合、まぁもちろん9連勝でフィニッシュといきたいが、まずは少しでも順位を上げていくこと。最後まで諦めずに戦ってほしいし、俺も最後まで応援する。

引退、戦力外通告

 プロ野球のレギュラーシーズンも残りわずか。この時期になると、引退する選手や戦力外通告を受ける選手が出てくる。今年もその時期がやってきて、ホントにプロ野球の世界は厳しいと思う。
 今年も石井琢朗(広島)、小久保裕紀(ソフトバンク)、金本知憲(阪神)など長く活躍した選手の引退、寂しくなるけど、これから第2の人生がスタートするであろう。対して、球団から戦力外通告を受ける選手が必ず毎年出てくる。プロ野球とサラリーマンでは次元は違うと思うけど、戦力外通告を受けた人にとっては全く立場は同じ。これから一度しかない人生をどうするかを真剣に考えなければならない。
 プロ野球だからかどうかはわからんが、時々「こんな奴クビにせぇ」とか、ちょっと活躍できなければ酷いヤジを飛ばす心無い人がいる。こういったのを耳にすると腹立たしい。その人の人生を何様やと思っているんやろうか。お前が一度クビになってみたら?
 この時期、引退や戦力外通告を受けた選手の記事を見ると、俺も自分自身を見つめ直すことがある。「今の仕事でいいのか」とか思うことがある。でも、忙しい時期になると、仕事で精一杯にも。まぁ、そううまくはいかないからね。とりあえずはシステムエンジニア・プログラマーの仕事を続けるか。

Jリーグ秋春制、見送り

 10月16日、Jリーグは日本サッカー協会(JFA)から提案されていた「秋春制」を、2015年からの移行を見送った。今後は「戦略検討会議」を常設し、2016年以降に移行する可能性を探ることになった。
 まぁ仕方ないでしょう。このままでは一部のクラブで存続問題に発展する可能性がある。移行の可能性をこれから探っていくのはいいことだと思う。ただ、もっとJFAが秋春制の議論をするべき。提案しておきながら、検討を重ねているのはJリーグ幹部にしか見えなかった。まぁそんなことはないやろうけど。
 今回その戦略検討会議に原博実強化担当技術委員長らを参加させるとのこと。何人参加するかはわからんが、こういった動きをしないとダメ。移行させたいのなら、JFAが率先して議論を重ねていくべき。秋春制はJリーグだけにとどまらない、JFLや地域リーグなど下部カテゴリーにも影響を受ける。これに関してもJFAは考えてくれるんやろうね?
 秋春制は日本サッカー界に大きく影響する。JFAがもっと率先して議論して、移行できるのであれば、その納得する根拠を必ず提示してほしい。

清水エスパルス2連戦

 ナビスコカップ決勝は清水vs鹿島となった。その一週間前にリーグ戦で清水と対戦する。2週続けて清水と対戦することになった。
 まぁ「ホーム&アウェイ」というか、リーグ戦の清水戦を「前哨戦」というか。リーグ戦での清水戦は興味深い。本来であれば、相手がどこであれ自分たちのサッカーで、という感じで戦うと思う。しかしリーグ戦はどういった戦い方をするのやろうか。わからへん。難しい戦いになるなぁ。
 清水で警戒したいのは大前。昨年から主力に成長して、今季は11ゴール。そして準決勝第2戦ではハットトリック。好調の選手と言える。今年5月のアウスタでは3対0で完敗。ナビスコ予選最終節では2対1で鹿島は勝っているが、消化試合である。
 厚別での札幌戦では、シュート17本放つも無得点に終わった鹿島。次節の清水戦ではどういった戦い方をするか注目するが、「これでは決勝は心配」というような戦い方では心配になる。まぁ、ないと思うが今季ベストゲームの試合になってもどうかなと。リーグ戦の結果でどう修正できるかというのがキーとなるかな。
 まずはリーグ戦、鹿島は依然として13位という厳しい状況だけに、ナビスコ決勝へ向けて、そしてひとつでも順位を上げるために重要な試合になるので、勝利で弾みをつけてほしい。

不安の残るナビスコ決勝

 今日の第30節の清水戦、1対2で鹿島は敗れ、順位は13位と変わらないものの、ナビスコ決勝へ向けて不安が残る結果となってしまった。
 同点に追いついた直後の失点、これがどうしてもイメージが悪い。シュートは打つもゴールは割れず。選手は必死に戦っていると思うが、焦りばっかり。そして今日は司令塔レナトが欠場、ナビスコ決勝には間に合うのか。
 とにかく勝ちがほしい。今年の残留圏内は、現在の38ではダメだと思う。ナビスコ決勝を戦ったら、次は「残留のプロ」とも言われる大宮。ナビスコ決勝へ向けて修正しなければならないし、初めての残留争いもしなければならない。重要な試合ばかりが続く。
 年間順位が2桁順位になったことがない鹿島、どうやら今年ついに2桁順位が濃厚になりつつある。ナビスコ決勝より残留のことばかりになっているが、この一週間、危機感を感じられないような練習では困る。タイトルを獲ることは義務である。リーグ戦の連覇はあるが、ナビスコの連覇はまだない。若い清水に対して、今度こそは「試合巧者鹿島」を見せつけたい。

阪神藤川球児、大リーグ挑戦へ

 プロ野球は日本シリーズを残すのみ。今日10月31日、阪神の守護神・藤川球児が大リーグ挑戦が確実になったと時事通信社が報じた。
 兼ねてから大リーグ挑戦を希望していた球児、来季の阪神の戦力としては痛いが、やはり快く送り出したい。2005年に才能が大きく開花、2006年途中から現在まで、阪神の抑えとして活躍してきた。球児が登場すると球場が沸く。LINDBERGの「every little thing every precious thing」に乗せて登場すると、ファンたちは手を左右に振って球児を迎える。このシーンも来季は見られなくなるのか。
 さて、大リーグで通用するかどうか。どうやろうか?わからん・・・。現在32歳、さすがに全盛期の「火の玉ストレート」と言われた球威はないのかなと。全盛期はストレートであることがわかってても打てなかった。その少々落ちた球威を、フォークボールでカバーして三振を奪っている。全盛期の時に行っていたら間違いなく通用していたと思う。阪神はポスティングシステムを利用しての大リーグ挑戦は認めていない。なので球児としてはFAを取得して、大リーグに挑戦をするしかなかった。
 阪神としては痛いが、藤川本人のため。大リーグで多くのものを吸収して、いつか日本球界にその経験を伝えてほしい。まずは、どこの球団になるのか、注目していきたい。

ヴィッセル神戸、西野監督解任

 11月8日、ヴィッセル神戸は西野朗監督の解任を発表。わずか半年の期間だった。後任には安達亮ヘッドコーチが昇格し、残り3試合で残留を懸けることになった。
 全く神戸のビジョンがわからない。今年は和田昌裕監督から始まり、4月末に和田監督を解任。5月末の鹿島戦が西野監督の初采配、そして解任。何がやりたいの?伊野波が神戸を選んだ理由として、神戸には明確な方向性やビジョンがあって魅力的だと。それはいったい何なの?タイプの違う監督ばかり連れてきて、何が見えるのか。
 結果を出せなければ責任をとって辞任・解任は確かにありえる。しかし神戸の社長の解任理由に疑問。「9戦勝ちなしは交代に値するという判断」って、目先の結果だけか?こういった発言では、神戸の目指したい方向性やビジョンをフロントが理解しているのか?と言わざるを得ない。
 どのクラブにも明確な方向性やビジョンはあるはず。それをフロントがしっかり理解して、それに合った監督を選ぶのが重要だと思う。鹿島のように「一貫して4バック」「ブラジルサッカー」とかでもいいんよ。まぁ、結果が出ないとヤキモキするが、目先の結果だけではなく、長期的にクラブを見ていくことも重要。それができないようであれば、これからもゴタゴタは続くと思う。

待ったなし!残留争い

 11月17日に鹿島は、ホームで仙台を迎える。鹿島は現在13位、仙台は2位。鹿島はJ1残留を、仙台は初優勝のために、共に絶対に負けられない一戦となる。
 ナビスコカップ優勝の鹿島、その4日後のアウェイ大宮戦では、好機作るもゴールを割れずスコアレスドローに終わった。だが勝ち点1は拾った。第31節を終わって、鹿島はG大阪と新潟との勝ち点差は5。鹿島が仙台に勝って、G大阪と新潟が共に引き分け以下なら残留確定。ホームで戦うだけに、引き分け以下だと厳しい。
 クラブ初の年間2桁順位が濃厚になっている今季、まぁ今季は残留してくれたらそれでいいという気分になっている。これまで残留争いと関わりがなかったが、残留争いをやってきたクラブのサポーターの気持ちがよくわかった。ホンマにストレス溜まる。
 リーグ戦も残り3試合、最終節の12月1日までわからないと思う。さぁ!残り3試合、待ったなし!

元ツインズ西岡剛、阪神に加入

 11月20日、阪神は大リーグのツインズを自由契約となった西岡剛の阪神入団会見を開いた。背番号は、千葉ロッテ時代の7となる。背番号7だった俊介は40になることも発表。
 選手としては走攻守3拍子揃っている。いい戦力にはなりそう。ただ、ちょっと微妙。遊撃手の鳥谷がFA宣言せずに残留したことによって、西岡のポジションは二塁手を見込まれる。その二塁手には、シーズン後半スタメンに定着した上本博紀がいる。彼も俊足で、プロ野球選手としては小柄ながらパンチ力もある。ポジション争いは確かに重要やけど、何か違うなぁ。思い出すのが2009年、狩野が正捕手として初めて1年間活躍した。翌年、城島の加入によって、狩野の出番が激減。しかも来季の狩野は、腰痛の影響もあり育成契約。こういったことにならんやろうか。
 阪神のフロントは、育成が下手。我慢して育てるという感じではない。ちょっと我慢ができなければ補強というイメージがどうしてもあるし、補強ポイントもいまいち理解ができない。鳥谷がFA移籍すれば、本来遊撃手の西岡がその穴を埋める、というなら理解ができるが、何なんやろうね。
 西岡に話を向けると、ツインズでの2年間は本人にとっては不本意だったと思う。しかし、大リーグでの経験というのは、決して無駄ではないと思う。大リーグで掴んだものを、今度は阪神で活かしてほしい。スタメンとなるとトップバッターになると思う。来年、阪神優勝のために暴れてほしいと思う。


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