鹿島魂From関西
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第121回〜第130回

京都サンガF.C.戦へ向けて

 リーグ戦が終了したら、次は最後の国内タイトルの天皇杯。いよいよ今シーズンの国内サッカーも大詰め。今週土曜日、天皇杯4回戦で鹿島は丸亀競技場でJ2京都サンガF.C.と対戦する。
 正直、J2で最も当たってほしくなかった相手。今年から監督が大木監督になり、選手も大幅に入れ替わった。J2シーズン序盤は3バックの戦術が機能せず、選手の経験不足もあったのか、J2でも下位に甘んじていた。シーズン後半から3バックから4バックに変更後に快進撃を続け、勝ち星を積み重ねる。第36節で岡山に敗れたものの、残り2試合は連勝でシーズンを締めくくり7位で終了。
 この間、ケガで長期戦列を離れていたMF工藤浩平の復活、FWドゥトラと宮吉拓実が好調。高校生FWの久保裕也は今季J2で10得点。J2で勢いのあるチームのひとつと言える。そして天皇杯3回戦でも、J1山形に0対2からの逆転勝ちを収めている。
 対する鹿島は、リーグ最終節でも「今季を象徴する試合」をやってしまった。FW田代が手術のため、天皇杯の残り試合の出場は絶望的。昨年同様、大迫と興梠に期待がかかる。しかし、どうやら岩政がこの京都戦で復帰の目処が立つか。当初は全治1ヶ月の診断も長引いて、ようやくリーグ最終節にベンチ入り。あとは試合から遠ざかっているので、試合勘が早く戻ればと思う。
 オリヴェイラ監督が今シーズン限りで退任する。監督のためにも必ず天皇杯優勝をと、選手たちも意気込んでいるやろう。天皇杯は負けたら終わり。今季を象徴する試合では京都に勝つことはできない。地力の差を見せつけるときがきた、絶対京都に勝って、準々決勝へと進んでほしい。
 丸亀かぁ、これまた変に遠いなぁ。早朝に自宅を出て、車で行くつもりやけど、時間もそれなりにかかるが、四国のスタジアムは行ったことがないので、というか実は旅行でも四国は行ったことがない(汗)。

野沢拓也も神戸からオファー?

 先月、FW田代有三が、神戸から正式オファーがあると報じられた。そして昨日、MF野沢拓也も神戸から正式オファーとスポーツ報知とサンスポが報じている。そして移籍金を払ってでも獲得したいと。
 スポーツ紙なので記事の信憑性は見極めるが、どうやらホンマなのかなぁ。もし野沢が移籍となると、鹿島は相当痛い。小笠原より「替えのきかない選手」だと思う。
 今年はMF陣が豪華になり、特にボランチは激戦。ボランチは増田、柴崎がレギュラーを獲得してきているが、2列目ではフェリペと遠藤、本山で争っているに対して、野沢だけはバリバリのレギュラー。同じポジションのMF小谷野顕治は伸び悩みか、前半はベンチ入りや出場もあったが、最近ではベンチ外が続く。
 鹿島ジュニアユースからの生え抜きの野沢。レギュラー獲得まで何年もかかった選手。30歳となるとベテランになるが、まだまだ若い。精度の高いFK、テクニック、ホントに「天才」。野沢の後釜がまだ頭角を現していないだけに、移籍となると大きな戦力ダウンになる。土居聖真あたりが野沢の後釜になってほしいが。野沢も田代も、2012年度も鹿島のユニフォームで戦う姿を見たい。

2012年シーズンユニフォーム発表

 今日、鹿島は2012年シーズンユニフォームを発表した。アウェイユニフォームは、2009年シーズン以来の3rdユニフォームが登場した。
 う〜ん、まずはホーム用ユニフォーム、ホンマにシンプルなデザイン。かっこいいとは言いがたいなぁ。2ndや3rdのような斜めデザインを1stに取り入れたら、それなりにかっこいいかもしれない。今年はパンツまで赤やったけど、紺に戻したね。そして変に新しいのが、イエローハットの表記が英語表記から黄色の帽子のデザインに。これはちょっと洒落た感じを狙ってるの?(笑)
 特に2ndユニは今までにない感じやね。こっちのほうがいいかも。柏戦はどうするんやろうなぁ、今まではアウェイでもホーム用ユニで戦ってたし。2ndユニで戦うことも考えられそう。アウェイでのFC東京戦は3rdユニっぽいかなぁ。
 ホーム用ユニがちょっと拍子抜けっぽいけど、ホーム用のユニを購入するかぁ。今回は誰にしようかなぁ、初めて買ったユニが長谷川、次は小笠原、野沢、そして今年は伊野波。またゆっくり考えよう。

日本代表新ユニフォーム発表

 今日、日本サッカー協会は、来年から使用する日本代表の新ユニフォームを発表した。1stユニフォームのみの発表のようだけど、結束を示す一本の線が入っているのが特徴的。
 率直に言って「アカンやろ」。大よそ、スポニチが報じていた日本代表ユニフォーム通りになったけど、一本の線がどうしても違和感があるかなぁ。線を左にずらすほうがまだマシかも。そして全体的に青から紺、やっぱり青いユニフォームがいいかな。青のラインなどは残っているけどね。
 まぁ、ユニフォームで勝負するわけではないので、来年のオリンピックやブラジルW杯最終予選など、大切な試合が多くあるし、代表に選ばれた選手は頑張ってもらいたい。

移籍情報続々と

 リーグ戦が終了し、天皇杯も大詰め。この時期は各クラブとも、来季に向けて移籍が活発になっている。鹿島も移籍情報が続々と入ってきている。
 まずは鹿島を去る選手、特に田代と野沢。いずれも神戸へ完全移籍すると発表されている。これは痛い、高さが使えるFW田代に、精度の高いFKなどテクニックのある野沢、確かに苦渋の決断だったと思う。田代に関してはケガもあったが、起用法にも不満があったかもしれない。今季はチーム最多の12ゴール、今までも田代のゴールで勝利した試合はたくさんあった。
 そして野沢、ジュニアユースからの生え抜き、今季もリーグ戦34試合に出場、移籍するなんて思わなかった。野沢のポジションを誰が埋めるのか、あぁ残念。そしてGK杉山、小谷野、當間など、出場機会が少なかった選手はきっと、移籍先では出場機会を得られると思う。そして鹿島と対戦するときには、大きなブーイングで迎えます。
 そして加入する選手も続々と。特に川崎から加入のジュニーニョ、これは大いに期待したい。全盛期の力はないかとは思うが、経験豊富なので、その経験を大迫や興梠に伝えてほしい。そして福岡から移籍の岡本選手、G大阪ユース出身のようで。彼の持ち味をよく知らないが、ドリブルが持ち味のようで。今季J1で8得点、先発もあり途中出場もあり、準レギュラーのような今季だとは思うが、J1で通用するところを見せた1年だったかと思う。鹿島フロントは「さらに伸びる」という判断もあるやろうし、ポジション争いの面でもいい選手を獲ったと思う。鹿島が他クラブから完全移籍で日本人を獲得するのは稀なので、もちろん期待している。
 川俣も仙台からの復帰、そして即戦力期待の山村、これからの楽しみな鈴木、中川、宮内、伊東。まだ移籍情報は入ってくると思うが、着々と2012年へ向けての体制が整ってきている。

2011年度シーズン、そして2012年度へ

 新年を迎えると同時に、2011年度シーズンの締めくくり天皇杯が行われ、史上初のJ2同士の対決となったFC東京が京都を下し、天皇杯初優勝。これで2011年度シーズンの国内サッカーは終了した。
 J1リーグ戦は柏が初優勝。J1昇格1年目での初優勝は史上初。ぶれない戦術、若手の積極的起用の成功、2012年度シーズンもそれほどぶれることはないやろう。天皇杯はFC東京、元々J2にいるような戦力ではない。最後はJ2王者の意地があったと思う。敗れた京都はJ2リーグ戦後半から全然違うチームに変わった。2012年度シーズンではJ1昇格争いの筆頭格に挙がるはず、選手層の充実がカギを握ると思う。
 そして我らがアントラーズはナビスコを9年ぶりに制して、5季連続で国内タイトル獲得。しかし、決定力不足もあって苦しいシーズンだった。でも数字的にはリーグ戦53得点、2009年3連覇したときの51得点を上回る。しかし失点が40、後半30分過ぎからの失点が特に目立った。先制しても追いつかれ、失点すると焦りなどから得点気配もない。勝負強さが影を潜めた。
 2012年度シーズンは、ジョルジーニョが監督に就くことが決定。これまで主力を担っていた野沢や田代の退団、世代交代の完了へ、5シーズン率いてきたオリヴェイラ体制からジョルジーニョへ、「新生鹿島」としてスタートすることになる。今年こそいい一年にしたい。

CMソングなどいろいろと

 俺の年末年始休暇は5日まで。基本的に寝正月(汗)。最近、YouTubeに魁!!男塾の大威震八連制覇がアップされていたので久々にハマった。YouTubeにはいろいろと懐かしいものがアップされているねぇ。
 これは知らなかったなぁと思ったのが日本文化センターに各地区バージョンがあるとは思わなかった。ただ、大阪と名古屋だけは知っていた。他の地区のバージョンを聴いてみると違和感ある。
 俺自身は温泉は好き。スキー後の温泉はほぼ行っている。スキーだけではなく、年中楽しめるからね。その中でも関西ローカルのCMでびわ湖温泉ホテル紅葉は懐かしい。最初はポップ調なのに急に演歌調に変わる。有馬温泉の兵衛向陽閣もインパクトがあったなぁ。最後のところが盆踊り的な感じで。小学校の時には銭湯へ行ったときにはよくやっていたのがおふろどんとのCMの通り、風呂桶を2つ持ってCMと同じことをやってた(笑)。しかしまぁ、オフィスルームから急に風呂場ってありえへんやろ(笑)。
 カップヌードルのCMも面白かったなぁ。原始人と恐竜との争いをイメージしたやつやけど、これとカップヌードルとどう関係があるのか・・・。鳥のような恐竜が原始人に岩を落とすカップヌードルのCMが一番おもしろかったかなぁ。
 とまぁ、久々にYouTubeでいろんなCMやアニメ、プロ野球やサッカーの応援歌を見ながら、年末年始休暇を過ごした。いよいよ年始の仕事が始まる。忙しくなるけど、ぼちぼち頑張るかぁ。

野沢が抜けた穴を誰が埋めるか

 昨日、ヴィッセル神戸が2012年度新体制発表記者会見を行い、2012年度のスタートを切った。そして田代もそうやけど、ついに神戸のユニフォームを着た野沢がJ's GOALのフォトニュースに。生涯鹿島と思っていただけに、他クラブのユニフォームを着る姿は想像できない。
 さて、今季その野沢が抜けた穴を誰が埋めるか、これがわからない。かつての2列目のポジションは小笠原、増田と柴崎も2列目はできないことはないと思うが、この2人は昨年ボランチとしてレギュラーを獲得した選手。メンバー的にはいるがどうするのか。将来的には「野沢2世」との呼び声の高い土居聖真、昨年少ない時間ながらリーグ戦初出場。彼に野沢の後継者に指名したいが、まだこれからの選手。
 やっぱりまだわからへんなぁ。スポーツ紙の噂では、補強はこれで終了と報じられている。個人的には柴崎はボランチ、増田を2列目に指名したいな。まぁどうなるかはわからんが、野沢の穴、これに目処が立てば優勝できる戦力はある。だけど、埋めきれないと優勝は厳しい。今季ジョルジーニョがどういう采配を振るか注目したいと思う。

新体制

 昨日、鹿島が2012年度新体制発表会見を行い、新加入選手の紹介、2012シーズンユニフォームのお披露目、スローガン、選手・スタッフ発表と、鹿島も2012年度のスタートを切った。
 まずは新加入選手、特に即戦力期待の山村、鹿島ではやはりDF登録。伊野波が抜けた昨シーズンから岩政・中田のセンターバックが中心で戦ってきたが、ここに割って入れるか、これは是非とも早い段階でのレギュラー獲得を期待したい。そしてこれからの期待、と言おうとしたが・・・、ビッグな目標を設定したなぁ。特に中川、「今季の目標10ゴール」だって!?これは「大迫先輩」も黙ってられへんでぇ。昨年よりFW競争が激化する可能性がある。新加入の5人、よろしく。
 そして鹿島の新ユニフォームの実物もお披露目。特に2ndユニフォームがええやん。早速ユニフォームを注文した。今回は西大伍。昨年、出場試合は多かったけど、どっぷり右サイドバックのレギュラーまではいっていないと思う。今年はバリバリレギュラーの期待を込めて大伍にした。
 選手の背番号も明らかに。気になっていた背番号「8」はジュニーニョ。まぁ、8を背負える選手は確かにジュニーニョかな。他にはいない。そして背番号「19」は福岡から移籍の岡本。19といえば伊野波。伊野波がハイデュク・スプリト退団や日本復帰視野の噂(一応スポーツ紙)の中、19を岡本が付けたということは、伊野波がもし日本復帰を視野に入れているのであれば、鹿島復帰はないのか。できれば他の海外クラブからオファーがあってほしい。これからの鹿島のDF陣、昌子、山村、鈴木に託して、伊野波には海外でビッグになってほしい。
 とまぁ、ついに2012シーズンのスタートを切った鹿島。来週にはジョルジーニョ監督、ジュニーニョ、岡本たちを加え、王者奪還を目指すことになる。ジョルジーニョの手腕が問われる。是非頑張ってほしい。

伊野波、ヴィッセル神戸へ

 今日、ヴィッセル神戸はクロアチア1部ハイデュク・スプリトに所属していた伊野波の加入を発表した。田代と野沢に加え、伊野波までもが神戸に。
 これを見て、何と言ったらいいのか。こんなに早く日本に帰ってくるとは思わなかったので。大きく報じられていた通り、給与未払いとかはホントのようで。それが全てではなく、総合的に判断したと。
 今日の朝日新聞の朝刊に、三浦知良の記事があった。その見出しが「海外移籍=成長」ではない、というもの。自分が成長できる場所は日本にもあると。まぁ、どういったものを求めて、そしてどう成長していこうとするのは、人それぞれだと思う。その答えが海外だったり、日本だったりだと思う。伊野波はしっかり答えを出したと理解する。
 しかしまぁ、うまいこと背番号「19」を空けておいたなぁ。あぁ、2010年までは野沢、昨年は伊野波のユニフォーム。もう着ることないね。神戸戦を観に行くときには、田代や野沢とともにブーイングで。


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