鹿島魂From関西
  • 第101回から第200回まで
  • 第101回から第110回
  • 第111回から第120回
  • 第121回から第130回
  • 第131回から第140回
  • 第141回から第150回
  • 第151回から第160回
  • 第161回から第170回
  • 第171回から第180回
  • 第181回から第190回
  • 第191回から第200回
管理人Voice

第111回〜第120回

来季、J1は土曜日、J2は日曜日に開催

 Jリーグは来季、J1は土曜日、J2は日曜日に開催することに決めた。原則ではあるが、来季から固定開催化されることになった。
 個人的には「どっちもどっち」。仕事は土日は基本的には休みであるが、業務多忙になると土曜日出勤を余儀なくされる。就業上の関係で、日曜日に出勤して土曜日に休みというわけにはいかない。そして年6回、会議のために元々土曜日出勤のある会社に勤務している。
 ということを考えると、絶対に行きたいカードが土曜日に入ってもらっては困る。じゃぁ、日曜日なら問題ないかとなるとそうではない。日曜日も不都合が生じることがある。自宅が関西なので、関東や九州などのナイトゲームの場合は、シティホテルに1泊して翌日帰ることが多い。となると土曜日のほうがいい。
 個人的には「現状維持(土日分散開催)」を推したいけど、J2のサポーターで、特にアウェイへ駆けつけるサポーターにとっては反対やろうなぁ。観に行くほうからすると不都合になる人や都合の良い人があるが、実際、各チームとも基本的に試合間隔が同じになるのであれば、一応は納得する。行きたいカードが出勤日になってしまわないように祈ろうかな。

ナビスコの呪い(ジンクス)?

 Yahoo!知恵袋では「ナビスコの呪い」というジンクスが時より話題になる。これは、ナビスコVの翌年は降格するというもの。そして今日、夕刊フジが「ナビスコ杯Vは降格への序章?」と題して、ナビスコ杯VとJ2降格との関係をつづっている。
 これ見て率直に「たまたま」。呪いやジンクスってことでもない。呪いやジンクスだとすると、天皇杯でも同じことが言える。

  • ナビスコ杯V→翌年降格
    • 2008年度 大分→2009年降格
    • 2009年度 FC東京→2010年降格
  • 天皇杯V→翌年降格
    • 2002年度 京都→2003年降格
    • 2004年度 東京V→2005年降格

 制した翌年に降格したケースは、ナビスコも天皇杯も2度ずつ。ナビスコ優勝経験があるクラブでJ2を経験しているのは、上記のクラブ以外でV川崎(現:東京V)、柏、浦和、千葉の4クラブ。
 天皇杯優勝経験があるクラブでJ2を経験しているのは、上記クラブ以外で平塚(現:湘南)、浦和の2クラブであるが、横浜フリューゲルスに至ってはクラブ消滅。天皇杯のここ最近4年は鹿島とG大阪が制しているので、天皇杯も制した翌年が良くないのが目立っていないだけかも。
 そういえば、鹿島も危なかった。鹿島はナビスコも天皇杯も優勝を経験している。2001年の1stステージは、クラブ史上最低の11位。これが唯一の2桁順位。今年に至っては、1シーズン制になった2005年以降、初めて一時降格圏内の16位まで落ちた。
 事例が多ければ呪い(ジンクス)かも知れないけど、別にジンクス、ジンクスと口にする必要もない、「たまたま」です。夕刊フジの関係者さん、天皇杯についてもちゃんと見ましょうね。

ナビスコ決勝へ向けて

 今週土曜日、いよいよヤマザキナビスコカップ決勝が行われる。チケットは予想通り完売。発売初日は瞬殺だった。チケットが取れず諦めていたが、おそらく予約流れ(キャンセル)の分と思われるチケットが、今日ぴあのWEBサイトに。すぐにゲットでき、運よく参戦できることになった。
 さて、対戦相手は浦和レッズ。昨日の試合で横浜FMに逆転勝ちで、降格圏内脱出。ペトロビッチ監督を解任し、堀孝史新監督を迎えて初戦を飾った。降格圏内を脱出したとはいえ、厳しい順位にいることは変わりない。しかし、この逆転勝ちで勢いづく可能性がある。要警戒である。
 我らがアントラーズ、昨日の試合を音声実況中継で聴いていたが、特に前半は酷い有様。後半に先制されて、野沢のPKで追いついたものの、ドロー。試合内容的に不安である。今年の象徴である決定力不足、やはり解消されない。これで浦和に勝てるのか。
 今鹿島は岩政が欠場中、これは痛い。決勝戦の出場に意欲は当然燃やしていると思うが、出場できるかは微妙。リーグ戦は浦和との対戦は2引き分け。今回は決勝なので、当然勝敗が決まる。延長になって、120分間戦うこともPK戦になることも予想される。いずれにしても厳しい戦いになるやろう。ちょっと鹿島のパフォーマンスが不安やけど、必ず9年ぶりのナビスコ優勝してくれることを祈る。

来季のナビスコカップは従来の方式で

 11月8日、Jリーグは来季のナビスコカップは、J1クラブだけで予選リーグ→決勝トーナメントで戦う従来の方式で行うと確認。J1、J2混合で新しい方式が議論されたが、J1クラブの反対多数で見送りとなっている。
 J1に加えJ2クラブも参加する案自体は賛成したい。まぁ、その案が全クラブのトーナメントでは、万一負けたときのJ1クラブの収入が。確かにねぇ。では、どんな方式がいいか、来季のJ2にナビスコカップ出場枠を設けるのはアカンかなぁ。例えば2枠設けた場合、現在の予選はACL4クラブを除く14クラブで2グループに分けて争われているので、予選リーグ出場を16クラブで4グループに分けて戦うというもの。
 でも、そうすれば参加するJ2クラブの2クラブが過密日程になるなぁ。そして出場枠「2枠」は?というのも、来季以降はJ2で昇格プレーオフが予定されているので、昇格プレーオフに敗れた上位2クラブが参加とか。難しいなぁ。
 やっぱり素人が考えてもアカンね(笑)。鹿島は今季のリーグ優勝どころか、天皇杯の結果次第でACL出場ができる4位以上もない。今季天皇杯を獲らないと、来季は久々に予選リーグに参加することになる。来季以降、納得できる方式を考えてほしい。

田代有三、神戸が獲得オファー?

 先週の4日、デイリースポーツが鹿島FW田代有三に対して、神戸が獲得オファーを考えていると報じた。そして、先日サンケイスポーツも田代に神戸が獲得オファーが届いたと報じている。
 スポーツ紙なので、もちろん信憑性を見極めるが、これはホンマっぽいなぁ。J's GOALのメディアニュースにもその記事のリンクがあったし。今季、山形からの期限付き移籍から戻ってきて、ここまで自己最多&チーム最多の12ゴール。ケガもあったが、6月以降にゴールを量産した。
 今季、鹿島に帰ってきた理由について「もう一度レギュラーポジションを獲るため」と。レギュラーを獲得したか?となると、そうではない。先発もあり途中出場もあったので。FWの軸に据えているのは興梠っぽいけど、興梠、大迫、田代、どっぷりレギュラーを獲得するには何かが足りない。興梠と大迫は決定力、田代はケガか。
 でも田代には来季も鹿島に残って欲しい。あれだけの跳躍力はJ屈指。ここ2年は決定力も向上して2年連続の2ケタ得点。あとは「お尻」の魅力(笑)。やっぱり前線で高さが使えるので、この武器は鹿島に活かしたい。高さという点は興梠と大迫にはない。
 確かに出場機会は神戸にありそう。出場機会をとるか、鹿島に残るか、これは本人次第だけど、来季も田代の力は必要。鹿島に残ってほしいなぁ。

浦和レッズサポーター

 ナビスコカップ決勝で浦和を下して、鹿島は優勝した。浦和サポーターは、以前から時よりサポーターの問題行動などが取り上げられるが、まぁ確かに2008年埼玉スタジアムでの浦和vsG大阪戦、双方のサポーターが緩衝地帯を壊して暴動に発展した。これはまだ印象に残っている。
 問題を起こしているのは当然浦和サポーターだけではない。鹿島サポーターも2008年、ゼロックスで敗れた際にピッチに乱入、当時柏のアレックスに大旗攻撃をするサポーター。今年は磐田サポーターが、清水ゴトビ監督を誹謗中傷する横断幕問題、柏はサポーター同士のトラブルで逮捕者など。あってはならないことだけど、他のサポーターでも問題行動を起こしている。
 俺自身が取り上げたいのは浦和サポーターの「ブーイングの多さ」にある。選手紹介中のブーイングや相手が攻めている場面でのブーイングは構わない。しかし、ナビスコカップでは「こんな場面でブーイング?」というのが2つ。試合前のキッズバトルでしかおが挑戦するときに小さなブーイング。マスコットにブーイングって・・・。鹿島浦和の選手紹介前のスタジアムDJの紹介でブーイング。スタジアムDJがブーイングされたのは記憶にない。鹿島アントラーズって反応しただけでブーイングしたと思うけど、選手紹介が始まってからにしてほしかった。
 カシマスタジアムでは、選手紹介後の締めとして「アントラーズ勝利のために皆さんの熱いご声援よろしくお願いいたします!」という。このセリフにブーイングを浴びせたのは浦和サポーターだけ。ちょっと意識過剰ではないかと。
 あれだけの多くのサポーターの大声援、他のサポーターとしては羨ましい。「We are REDS!」の声援などは凄まじい。ブーイングする場面は考えて欲しいが、声援は嫌いではない。でも負けたくない。しばらく行っていない埼玉スタジアムへまた行きたいし、その時は正々堂々と戦いましょう。

清水戦へ向けて

 今週土曜日、今季ホーム最終戦となる清水戦が行われる。先日の大宮戦では何とか追いついて引き分けた。岩政、中田、田代のケガに加え、大迫のU-22代表召集で不在、ケガが噂されていた小笠原は後半から出場していて、こちらは軽傷で済んでいるのか。
 そして、累積警告が3枚となっていた新井場と柴崎が、大宮戦でイエローをもらってしまい、今週土曜日の清水戦は出場停止。ボランチはこのままいけば増田と小笠原だろう。そして清水戦でも大迫が不在となるため、興梠の1トップが濃厚。
 問題はDF陣。特にセンターバックにある。急造センターバックながら、高いレベルのパフォーマンスを発揮した新井場が出場停止、となるとおそらく昌子がリーグ戦初出場になるかも。青木とセンターバックを組むことが予想される。天皇杯で2試合出場がある昌子だが、リーグ戦の出場はない。先日の天皇杯では、負傷の中田に代わって入った。しかし後半に交代となってしまった。出場すれば、この途中交代の悔しさをバネにして、思う存分プレーして欲しい。
 岩政がようやくトレーニングを再開したようだ。清水戦に出場できるのかはわからない。天皇杯もあるので、復帰が待たれる。満身創痍での清水戦となるが、今季ホーム最終戦、チケットも2万枚に近づく売れ行き、是非勝ってホーム最終戦を締めくくってほしい。

リーグ戦終了

 最終節までもつれ込んだJ1、柏レイソルが浦和レッズに勝ち、J初となるJ1昇格1年目での優勝を果たした。前節まで2位、3位につけていた名古屋、G大阪は共に勝利したが及ばず。
 浦和が1点差にしたところまではどうなるかはわからなかった。まぁ3点目が効いたかと。柏MF茨田のシュートを浦和GK加藤がファンブルしてしまって入ったゴール、これでかなり有利になった。優勝おめでとうございます。まさかJ1復帰1年目で優勝とは予想外だった。
 さて、我らがアントラーズは6位でリーグ戦終了。この成績で満足する選手やサポーターは誰ひとりいない。鹿島はタイトルを獲ることが義務付けられている。震災の影響とか、周りは言うけど、なら仙台は?と。仙台はリーグ最高成績の4位。ホーム最終戦の清水戦試合後の挨拶で、岩政は「自分たちの力のなさ」を言っていた。確かにその通りかもしれない。今季は決定力不足、外国人FWのハズレなど、マルキの穴を埋められなかった。
 今年は世代交代がささやかれている鹿島、徐々にではあるができつつある。その象徴は柴崎の急成長にあると思う。79年組が出場しているというイメージが強いと思うけど、いきなり一気に入れ替えるのはリスクを伴うし、鹿島だけとは限らないが、ポジションは与えられるものではなく「奪う」もの。これにも反する。その中で柴崎の成長は大きい。

 J2はFC東京が早い段階でJ1復帰を決める。これは予想通り。そしてJ2も最終節まで残り2枠を争った。J1初昇格をほぼ確実にしている2位の鳥栖、3位札幌、4位徳島、結果2位鳥栖と3位札幌がJ1昇格を果たす。
 初のJ1昇格を果たした鳥栖、チーム存続危機を知っているサポーターたちにとってはうれしいでしょう。2005年以降、ほぼ中位から上位の力をつけてきて、そろそろJ1へと期待もあったが、ようやく今季J1への切符を手にした。4位徳島は残念。四国初のJ1は持ち越し。今季の悔しさを来季につなげてほしい。

オリヴェイラ監督、今季限りで退任

 今日は鹿島オリヴェイラ監督の61回目の誕生日。その誕生日に、オリヴェイラ監督が今季限りで退任すると発表された。天皇杯までは指揮を執るということ。
 スポーツ紙などで、母国を含めた複数のクラブから監督就任の打診はあったとはいえ、この退任発表は残念に思う。2007年から5シーズン鹿島の監督として、国内タイトル6つ。5季連続で国内タイトルを1つ以上獲ったクラブはJ発足後鹿島だけ。ホントに大きな功績を残してくれた。
 俺としては来年までは指揮して欲しかったなと。今年は世代交代をしていく年、まだ途上の段階だと思う。この世代交代に目処が立った段階で後任に引き継いでもらいたかったかと。
 今年は、G大阪西野監督が10シーズン、C大阪レヴィー・クルピ監督が5シーズン、広島ペトロビッチ監督が6シーズン、J2でも徳島美濃部監督が4シーズンなど、長く監督を務めた人の退任が目立つ。退任と聞いたら残念に思うけど、長く監督を務めた人たちは、そのクラブに大きな功績を残してくれたわけだから。素直に受け入れようと思う。
 後任監督は誰になるか、これはもちろん注目するが、まずは天皇杯に集中してほしい。当然「監督のために天皇杯優勝を!」という思いはある。鹿島は最終節の横浜FM戦でも「今季を象徴する試合」だった。天皇杯は一発勝負なので、今季を象徴する試合では勝てない。まずは来週末の京都サンガF.C.戦に集中してほしい。

レディースデー

 天皇杯は元旦まで。これが終わると俺は毎年スキーを楽しむ。今冬はどこへ行こうかと探している。先日、行ったことのあるスキー場のHPを見た。「レディースデー」が今年から企画されたことにガッカリした。
 映画などでもレディースデーの日に、女性に限って割引やサービスが付くことがあるが、「メンズデー」が滅多にない。俺自身、スキー場選びの際にレディースデーがあるスキー場へは原則行かない。その理由は言うまでもなく「差別」である。
 俺は「差別」という言葉を人一倍嫌う。職場の人間関係などにおいても、気の合う人とはにこやかに対応、気のあまり合わない人はイヤイヤっぽい対応とか、人によって態度を激変させるといった人は大嫌い。そんなに差別せなアカンのか?と。「男だから」とか「女だから」とかいうのも好まない。男女差別って関係あるの?と場合によっては言いたくなってしまう。以前俺は「誰に対しても同じ態度とりますね」って言われたことがあるが、当然である。よほどのことがない限り差別というものはありえない。
 あぁ、あのスキー場、面白いコースが結構あったのにぃ、レディースデーなんぞ企画してしまっては行かれへんやん。まぁ、天気が雪でアクセス路が少し心配の場合は、比較的安全にアクセスできてレディースデーのあるスキー場でも構わないが、その際、アンケート用紙があったら、レディースデーの廃止もしくはメンズデーの設定を書いとこ。


▲このページの先頭へ▲