鹿島魂From関西
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第101回〜第110回

調子が上向かない

 震災の影響で、7月に実施されることになった第2節から第6節。今日第4節の名古屋戦、前節に続いて逆転負けを喫する。ズルズル順位を落とし、暫定ながら14位。
 6月、キリンカップによる2週間の中断後、3勝1敗で復調気配はあった。しかし、第18節の川崎戦で負けに等しい引き分けから、また勝てなくなってしまった。あくまで「気配」だけやったのか。まぁ、ゲームを支配しながら決めきれない決定力不足、要因はこれだけではないと思うけど、ちょっとひどいね。
 鹿島公式サイトの試合結果(マッチレビュー)、名古屋戦試合終了後のオリヴェイラ監督のコメント一部に誤りがあると思う。「名古屋やG大阪や浦和との対戦の時はなぜかこちらが中2日で相手が中3日の違いがあり・・・(略)」って、新潟戦、中3日の新潟に対して中7日空いた鹿島、これで逆転負けしたのは何で?日程間隔の影響はゼロではないと思うけど、日程の批判をするなよ。
 次節の仙台戦(カシマ)を観に行くけど、勝てるかなぁ。サポーターは信じてるから、少しでも上の順位へ行けるように、しっかりと調整してベストな状態で試合に挑んでほしい。

カルロン、スイスリーグへ期限付き移籍

 今日7月15日、鹿島はカルロンがスイス1部リーグのザマックスへ期限付き移籍すると発表した。期間は1年。これで、鹿島のFW陣は、興梠、大迫、田代、イゴールの4人になる。
 今年のキーマンやろうなと思っていたカルロン、一言で言えば残念。日本のサッカーの違いというのもあると思うけど、ポルトガルリーグで得点ランキング2位につけているところで、鹿島への入団。どうかなぁ、秋春制のポルトガルリーグから春秋制のJリーグ、コンディション調整はどうだったのか。そして震災にケガ、結局フィットせずにチームを去ることに。
 決定力不足が深刻な鹿島、これは補強があるかなぁ。あるとすれば、ブラジル人FWの補強になるかな。他クラブからの日本人FW獲得はあまり考えにくいと思うが。決定力不足が深刻なだけに、早急な補強を進めてほしい。

オブラディ・オブラダ

 鹿島が勝利した後、ゴール裏サポーターたちは、みんなで肩を組んでオブラディ・オブラダの大合唱、すっかり板についた。全く知らないサポーターたち同士で肩を組むこともある。でぇ、オブラディ・オブラダをやるチームは鹿島は有名と思うが、俺の知っている限り他にはセレッソ大阪とジェフ千葉がある。
 セレッソのオブラディ・オブラダジェフのオブラディ・オブラダには、ちゃんと歌詞がついている。鹿島のオブラディ・オブラダは「オ〜」の歌詞だけ(笑)。
 つまり、7月31日のセレッソvs鹿島(長居)では、オブラディ・オブラダを歌うチーム同士の対決である。前節の仙台戦のような試合をやりたかった鹿島、今節の柏戦ではまたもや詰めが甘く決定力不足。次は水曜日にガンバ戦、そして日曜日にセレッソ戦と大阪勢の対戦となる。
 まぁ、結局何が言いたいかというと、オブラディ・オブラダを歌うのは鹿島や!ということ。それだけ(笑)。仙台戦で快勝したかと思えば、今季の象徴となってしまった柏戦のような内容。柏に敗れ、暫定14位。ACLの関係で試合数が2試合少ない鹿島やけど、その未消化分は夏場に行われる。夏場が苦手な鹿島にとって厳しい戦いが続くが、早く残留争いから抜け出したい。

移籍セレモニーがあった試合

 今日7月28日、セレッソ大阪はMF乾貴士がドイツ2部リーグのボーフムへの完全移籍が決まったと発表した。31日の鹿島戦がラストゲームとなる。
 こういった海外移籍が決まった選手、試合後にサポーターへの挨拶(セレモニー)や胴上げが行われることがある。セレモニーが行われる試合では、当然のごとく「こいつのために勝って海外へ送り出そう」という意気込みがある。では実際結果はどうか、勝利していることが多い。去年なら香川真司(C大阪→ドルトムント)、今年なら宇佐美貴史(G大阪→バイエルン・ミュンヘン)、大津祐樹(柏→ボルシアMG)、高木善朗(東京V→ユトレヒト)。敗れたケースは記憶にない。
 31日の鹿島戦、試合後に乾の移籍の挨拶(セレモニー)や胴上げがあると思われる。何が言いたいかというと、鹿島にとって「嫌なデータやなぁ」と。現在の不振に、10年以上勝っていない長居、嫌なデータ目白押し。セレッソ戦は観戦しに行くけど、ちょっと弱気な俺。

日本代表候補トレーニングキャンプメンバー発表

 今日7月28日、日本代表候補トレーニングキャンプメンバーが発表された。鹿島からは岩政、増田、西の3人が選ばれた。特に増田は初選出となる。今回は選手を知ることを目的としているようで、初選出は増田を含めて8人。
 まぁ、素直に喜んだほうがいいのかな。チームが14位と不振から抜け出せない状況の中、ザックさんは3人も選んでくれた。今回注目したいのは増田。今年山形から復帰して、2011年度の鹿島はMF陣が豪華となった。増田は出場機会が増加し、ここしばらくは先発出場している。「レギュラー奪取」という言葉は、シーズン終了まで先発出場していれば言うことにしよう。
 まだ日本代表候補なので、韓国戦に臨む代表発表はまだ。このトレーニングキャンプで得たものを大切にして、また鹿島でのよいパフォーマンスを期待する。

松田直樹選手、34歳で死去

 8月2日の練習中に倒れ、その後意識不明の重体に陥っていたJFL松本山雅の松田直樹選手が、4日午後34歳の若さで亡くなった。日本サッカー界は悲しみに包まれている。
 残念としか言いようがない。昨年末、大きな波紋を呼んだ横浜FMから戦力外通告、そして今シーズンはJ1より2つカテゴリーが下のJFLの松本山雅に所属。「松本山雅をJに上げる」ために試合出場をしてきたが、その途中でこんな形になるとは思わなかった。
 心残りがあるとすれば、やはりもう一度、J1の舞台で戦う姿が見たかった。それが松本山雅であるのか、他のクラブに所属していたかは別にして。それが叶わなくなり残念。松田選手のご冥福をお祈りいたします。

2011年Jリーグ、ここまでを振り返って

 8月の試合が終わって、日本代表がワールドカップ3次予選のために2週間リーグ戦は中断する。J1リーグは24節が終了し、残りは10試合。ここまでを振り返る。
 首位はガンバ。自慢の攻撃力を発揮し、リーグ最多の61得点はダントツ。途中でアドリアーノや宇佐美貴史が抜け、少々戦力ダウンかと思ったところで草津からラフィーニャを獲得。これが大当たり。これはしばらく好調が続きそうだ。
 首位から4位まで勝ち点3差でひしめく混戦となっている。そして我らがアントラーズは5位。シーズン序盤は、1シーズン制になってから初の降格圏内に入るときがあり、なかなか調子が上がらず。しかし、7月31日のセレッソ大阪戦の勝利から5連勝。甲府戦で引き分けたものの、8月28日の福岡戦では6得点で大勝。調子が上向いてきた。この間、大迫の存在は大きかった。前線での積極的な仕掛け、中田浩二から「取られてもいいから仕掛けろ」の言葉で覚醒されてきたか。大迫の成長で、田代や興梠、新加入のタルタもウカウカできなくなった。
 しかし4位との勝ち点差は9、首位との勝ち点差は12、逆転優勝は極めて厳しい状況である。ガンバ、名古屋、横浜FM、柏の上位4チーム、鹿島はまだこの4チームとの対戦を残しているが、首位との勝ち点の差とか、今後の試合とかは考えずに、目の前の試合に集中すること、これがさらに上位へ割って入るための条件だろう。
 残留争い、最下位福岡、17位山形、16位甲府。15位との勝ち点差は7。福岡と山形は極めて厳しいか。甲府に関してはまだ残留の可能性はあるか。残留争いもまだ何かが起こりそう。
 最後に我らがアントラーズ、いい形で2週間の中断を迎える。残念ながら鹿島から日本代表に選出された選手はいなかったが、ここまで突っ走ってきたので、しっかり充電期間にあててほしい。さらなる反撃を期待する。

天皇杯「元日決勝」今季限り?

 先日、スポーツ報知は、天皇杯の決勝は来季以降は年内決勝へ、元日決勝は今季限りと報じた。まぁ、あくまでスポーツ紙が報じているだけなので、この記事に対する信憑性はどうかとは思うが、もし本当だったらという前提で考える。
 現在の日本サッカーは、天皇杯の決勝は1月1日の元日に行われている。ずっと続いているため、すっかり板についていたので、これが年内決勝になるのであれば残念。でも大反対ではない。
 日本国内のサッカーは1月と2月がオフシーズンである。今年の1月のアジアカップを戦った代表選手のことを思えば、年内決勝はやむを得ないと思う。では、どういう日程にするんやろ?年内決勝にする分、シーズンの日程が詰まることになる。現行の日程でもそれほど余裕はない。年内決勝といってもいつにするのか。
 天皇杯へ出場するチームを減らすといったことはしないでほしい。出場したいアマチュアのチームへの夢・目標のために。どういう方向になるかはわからんけど、本当に年内決勝であるのであれば、納得のいく日程を考えてほしい。

流通経済大の山村、来季鹿島へ加入内定

 昨日各メディアがU-22日本代表で、流通経済大学の山村和也選手の来季鹿島への加入が決まったと報じ、今日鹿島公式サイトでも加入が内定したと発表した。
 率直にうれしい。コメントでは「一番、自分が成長できるところを選んだ」と。では、即戦力として一年目から試合に出られるか、となるとこれは厳しいぞぉ。
 おそらくセンターバックでの起用が有力視される(ボランチも可能だけど)。鹿島だけとは限らないが、鹿島には各ポジションに必ずライバルが存在する。現在は岩政と中田のセンターバック、ここから割って入れるか。ポジションは与えられるものではなく奪うもの、小笠原など各選手は口にする。山村は岩政と中田を中心に争わなければならない。
 伊野波がクロアチアへ移籍し、中田がセンターバックを務めている。世代交代のためにも、特に中田からポジションを奪えるかが注目される。こういったポジション争いなどがあることを当然承知の上で鹿島加入を決めたと思う。来年ポジションを獲得できるか注目したい。

上位との対戦始まる

 シーズン終盤になり、鹿島はJ1上位4チーム(G大阪、横浜FM、柏、名古屋)との対戦を残し、今日名古屋戦が行われた。増田のゴールで先制したものの、闘莉王のゴールで追いつかれた。野沢のFKがラストプレー、蹴ったボールは枠を捉えていたが、闘莉王が完璧な位置取りでボールを外へ出して試合終了の笛。今日の名古屋戦、勝てていた、悔しい。
 上位争いに入ってくるためには、上位4チームの取りこぼしもいいけど、鹿島は勝たなければならない。ここ2試合連続の引き分けをどう見るか。対する上位4チームにとっては、上位争いしているチーム同士もあるが、鹿島との戦いがカギを握るかもしれない。マリノスは最終節に鹿島との対戦を控えているが、他のチームは鹿島との対戦をポイントの一つとして捉えているやろう。
 鹿島は次節浦和戦、そして柏戦。前回は追いつかれて引き分けの埼スタでの浦和戦、アウェイでは敗れた柏戦。特に柏、レアンドロ・ドミンゲスなど主力を欠く中で、神戸相手に4対0の圧勝。手強い。柏戦は日帰りでカシマへ行く。手強いが絶対に鹿島が勝ってくれることを信じている。


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