観戦日記

試合データ

スコア情報

2025年4月12日
J1 第10節
ヨドコウ桜スタジアム
入場者数:19,410人

C大阪

  • 90分+12 進藤

1-0

0前半0
1後半0

鹿島

先発メンバー

C大阪

鹿島

GK 1福井 光輝
GK 1早川 友基
DF 3進藤 亮佑
DF 23津久井 佳祐
DF 6登里 享平
DF 55植田 直通
DF 16奥田 勇斗
DF 5関川 郁万
DF 33西尾 隆矢
DF 2安西 幸輝
MF 10田中 駿汰
MF 14樋口 雄太
MF 13中島 元彦
MF 10柴崎 岳
MF 38北野 颯太
MF 19師岡 柊生
FW 9ラファエル ハットン
MF 27松村 優太
FW 11チアゴ アンドラーデ
FW 9レオ セアラ
FW 77ルーカス フェルナンデス
FW 40鈴木 優磨

選手交代

C大阪

鹿島

OUT ▼チアゴ アンドラーデ
OUT ▼鈴木 優磨
IN △本間 至恩
IN △チャヴリッチ
OUT ▼北野 颯太
OUT ▼松村 優太
IN △香川 真司
IN △ターレス ブレーネル
OUT ▼ルーカス フェルナンデス
OUT ▼師岡 柊生
IN △阪田 澪哉
IN △荒木 遼太郎
OUT ▼樋口 雄太
IN △知念 慶
OUT ▼津久井 佳祐
IN △佐藤 海宏

試合後記

何度も幻のゴールに救われるも、最後の最後で沈む

 遅ればせながら、今季初観戦。なかなか都合が合わず、現地観戦に飢えていた。開幕節の湘南戦や、ルヴァン杯の栃木シティ戦が特に行きたかったが、開幕戦は会社の定例会で行けず、栃木シティ戦はチケットが入手できず。今日ようやく今季初観戦となった。昨年最後の現地観戦がアウェイセレッソ戦、今年初観戦がアウェイセレッソ戦、俺自身は「2連戦」。
 ここ一週間の鹿島、ホーム京都戦の後半から歯車が合わなくなっている。京都戦の前半はほぼ完璧な試合運びも、後半に一気に4失点。特にラファエル エリアスがバケモノすぎた。そこから中2日でルヴァン杯山口戦、120分間戦って、PK戦で敗退。さらに中2日で今日のセレッソ戦、正念場を迎えている。
 長居へのアクセスは、すっかり車になった。akippaで駐車場を予約している。昨年、長居東駐車場Aという駐車場を利用して勝利したので、今日もこの駐車場を利用する。

長居公園

長居公園

長居公園の桜

長居公園の桜

 長居に到着。晴れててすがすがしい。ただ、花粉症の俺なので、ゴーグルとマスクをしているので、ちょっと暑い。長居公園の桜、結構散り始めているが、まだまだ残っているところもある。まぁ、そろそろ桜の季節は終わりやね。
 さて、セレッソバルで腹ごしらえ。今日は事前に、セレッソの公式HPに載っていた大阪・阿倍野のおにぎりやで、卵黄のおにぎりが載っていたので、これが食べたいと思った。それと塩おにぎりも注文。今日はセレッソバルで会計時、店員さんとじゃんけんで勝つと100円引きらしいので、実際にじゃんけんした。勝った!100円引き。おにぎり食べたがやっぱり美味しいね。しっかり味がついている。アウェイゴール裏側の売店だと、冷えたおにぎりが出てきそうだが、ここは握りたてで温かい。
 2店舗目は沖縄そば。沖縄そばと言えば、NHKの朝ドラ「ちむどんどん」を思い出した。さて、こちらも店員さんとじゃんけん。こちらも勝った!また100円引き。じゃんけん2連勝ということで、今日は鹿島が2対0で勝利するものと思いたい(笑)。
 時間はたっぷりあるが、入場しよう。2023年からメインミックス席にして勝利しているので、今回もメインミックス席。メインスタンド売店で飲料も買っておこう。ホットコーヒーの写真があったので、それを注文したが「ホットコーヒー置いてないんですけど」って・・・。ホットコーヒーの写真があって何で・・・。SOLD OUTの表示もないし。言い方的に最初からか?売り切れとは思えない言い方。それを聞いていたのか、傍の鹿島サポのおっさんが笑ってた。笑うなボケ。
 俺自身、現地観戦すると「ストッパー」になりやすい。連勝ストッパー、連敗ストッパー、負けなしストッパー、勝ちなしストッパーなど。今日はいずれにしてもストッパーになる。今日は、以下からどのストッパーになるか。

  • ビリケンさんの不敗神話
  • 鹿島、現在公式戦3連敗
  • 鹿島、アウェイセレッソ戦12連勝

 今日はそのビリケンさんが来場。来場すれば過去11戦負けなし。ただ、2015年のJ1昇格プレーオフが入っている。確かに結果は引き分けだが、J1昇格は福岡だったんで、これってどうなんやろ。こういった神話も崩してきたのも俺。これまで勝利していなかったスタジアムで勝利や、2006年は千葉にフクアリ初黒星も付けたし。なので神話崩壊を期待する。
 さて先発を見ておこう。概ね予想していたとおり。中2日の中2日で厳しい日程。山口戦で出場のなかった樋口、松村、関川は確実に先発。しかし、アクシデント発生。ウォーミングアップ中に小池が途中で退いたみたい。気づかなかった。なので、急遽、センターバックが本職の津久井が右サイドバックで先発。メンバー外だった佐藤がメンバーに入っている。ターレスが今季初のメンバー入り。
 対するセレッソ、デビュー時には鹿島キラーになるかという北野は先発。前線のブラジル人、ラファエル ハットン、チアゴ アントラーズじゃなくて(笑)、チアゴ アンドラーデ、ルーカス フェルナンデスが対峙する。

大阪・阿倍野おにぎりや

大阪・阿倍野おにぎりや

卵黄の醤油漬けのおにぎり

卵黄の醤油漬けのおにぎり

セレッソバル

セレッソバル

ロビーとロビーナ

ロビーとロビーナ

ビリケンさん

ビリケンさん

鹿島サポーター

鹿島サポーター

C大阪サポーター

C大阪サポーター

当初は小池が先発だった

当初は小池が先発だった

 鹿島のフォーメーションは4-4-2。小池のアクシデントで、右サイドバックは津久井。右サイドハーフは師岡。山口戦で途中出場した鈴木とレオ セアラ、安西なども顔を連ねている。疲労がピークに達していると思うが、もうひと踏ん張り。対するセレッソのフォーメーションは4-1-2-3、前線のブラジル人トリオは強力になりつつある。得点を許さないようにしたい。
 決定的なシーンは見られないが、31分ごろかな、優磨がファウルを受け、ボールが鹿島側にいったのでアドバンテージを見るのかなと思ったら、主審はファウルでプレーを止める。レオ セアラも手を広げて「何で?」と。完全に決定機やったのになぁ。
 セレッソの前半を見る限り、ルーカス フェルナンデスが右ウイングで躍動していて、守備もするし、足下の裁きも上手い。ここは安西が特にケアすべきところだが、ルーカス フェルナンデスへの対応に苦慮しているように思えた。チアゴ アンドラーデに関しては速いなぁと。なかなかよい高速ドリブルを持っていて、さらにフィットすると怖いなぁ。
 前半を見ても、23分頃に北野の強烈なミドルシュートを打たれたり、前半終了間際のセレッソの左サイドからの攻撃、最後は中島にシュートを打たれて、ここは難を逃れたが、疲労の影響か、前半にしてもミスが多い。

古巣対決レオ セアラ

古巣対決レオ セアラ

急遽、津久井が先発

急遽、津久井が先発

ルーカス フェルナンデスと安西

ルーカス フェルナンデスと安西

関川のパス

関川のパス

優磨のシュートは

優磨のシュートは

枠を捉えられず

枠を捉えられず

 後半開始時、両チームとも選手交代はなし。この試合一番のチャンスだったかも知れない52分、レオ セアラからのボールを優磨、そして師岡へ。その師岡が狙いすましたシュートを放ったが、惜しくも枠を捉えることができなかった。
 ここからが、セレッソにとって幻のゴールのオンパレード。鹿島がチャンスを逸したその3分後、ラファエル ハットンに決められたかと思ったら、VARが介入。オフサイドがあったとして得点取り消し。
 鹿島は2人の選手交代を行う。優磨に代わってチャヴリッチ、松村に代わって今季初出場のターレスが投入される。ターレス投入で、フォーメーションが4-2-3-1になってるね。ターレスがトップ下、チャヴリッチが右サイド、師岡が左サイドにいる。
 その直後、ルーカス フェルナンデスにゴールかと思われたが、これもオフサイド。さらに3分後、ルーカス フェルナンデスのFKから進藤に決められる。関川が倒れていたので、ファウルによるVARかなと思ったが、オフサイドの可能性によるVAR。VARの結果、オフサイドで得点取り消し。
 鹿島はさらに2人の選手交代、師岡に代わって荒木、樋口に代わって知念を投入。浦和戦の同点ゴールの後、負傷によりしばらく欠場していた知念、ここは期待したい。さらに最後の交代は佐藤。津久井が足をつってしまい、安西が右、佐藤は左を務める。
 セレッソの幻のゴールは続く。後半アディショナルタイムにも田中にヘディングでゴールネットを揺らされるも、ラファエル ハットンが関与したとしてオフサイド。さらにルーカス フェルナンデスの縦パスをラファエル ハットンが押し込んだが、これもオフサイド。
 ついに幻が真のゴールに。セレッソの攻撃ををペナルティエリア内でターレスがルーカス フェルナンデスを倒してしまいPK。主審は、オンフィールドレビューのためにメインスタンド方向へ行ったのかな思ったが、鬼木監督にイエローカードを提示。そのPK、ラファエル ハットンの蹴ったボールは早川がビッグセーブ!と思った直後のCK、今度は進藤に「真のゴール」を決められる。
 この失点で、メインスタンドにいた鹿島サポーターは帰り出した。しかし、プレーは数分続いたが、同点ゴールは生まれず。長くなった後半アディショナルタイムも終了。

優磨が時間を作って、師岡へ

優磨が時間を作って、師岡へ

師岡のシュート

師岡のシュート

外れた・・・

外れた・・・

レオ セアラと登里

レオ セアラと登里

ラファエル ハットンの得点もVAR

ラファエル ハットンの得点もVAR

オフサイドで得点なし!

オフサイドで得点なし!

チャヴリッチ投入

チャヴリッチ投入

今季初出場ターレス

今季初出場ターレス

待望の復帰、知念

待望の復帰、知念

足をつった津久井

足をつった津久井

早川が揺さぶりをかける

早川が揺さぶりをかける

止めた!!

止めた!!

植田がクリア

植田がクリア

早川、よく止めた!

早川、よく止めた!

 まさしく悪夢の失点で、公式戦4連敗。対するセレッソは、2010年以来ようやくホーム鹿島戦に勝利。どの記録がストップするかだったが、この記録のストッパーだったか。まぁ、1999年から2010年までは、鹿島が長居を鬼門にしていたんで。
 セレッソもアーサー パパス新監督になり、これからチームとして浸透していく時期だと思うが、間違いなく軌道に乗ってくると思う。対して鹿島、山口戦に出場していなかったフィールドプレーヤーの樋口、松村、関川が、思ったより働けなかった。全体的にミスも多く、オフサイドで救われたとはいえ、どれだけゴールネットを揺らされたか。素晴らしいパフォーマンスを魅せたのはただ一人、早川。決定機を何度も止め、絶体絶命のPKも止めた。正に神がかり。
 今日は濃野がメンバー外、連戦続きが考慮されての欠場か、負傷か、ここはわからない。さらに小池も急遽外れた。小池は攻守のバランスをもたらして、非常に貢献していただけに気になる。津久井に関しては、急遽右サイドバックを務めるも、よくやってくれたと思う。そしてターレス、ずっとメンバー外なのは何で?と思っていたが、今日のプレーを見る限り、よい攻撃も見られず、メンバー外だった理由もわかった気がする。
 この悪夢の敗戦、連戦続きの選手たち、気持ちはみせてくれた。試合終了後のサポーターへの挨拶も、誰一人ブーイングする人はいない。拍手や激励の声が多数飛んだ。苦しいのは選手や監督、サポーターも一緒、だからこそ応援しなければならない。3日間のOFFを挟んで、再スタート。次こそ勝ってほしい。

試合終了

試合終了

チームコールする鹿島サポーター

チームコールする鹿島サポーター

サポーターへ挨拶

サポーターへ挨拶

メインスタンド側へも挨拶

メインスタンド側へも挨拶