鹿島魂From関西
観戦日記

試合データ

2023年8月13日 J1 第23節
豊田スタジアム 入場者数:38,642人
名古屋1−0鹿島(前半1−0、後半0−0)

  • 名古屋メンバー
    • GK ランゲラック
    • DF 河面旺成、中谷進之介、藤井陽也
    • MF 森下龍矢、内田宅哉、稲垣祥、野上結貴(→米本拓司)
    • FW 森島司(→中島大嘉)、永井謙佑(→前田直輝)、キャスパー ユンカー(→酒井宣福)
  • 鹿島メンバー
    • GK 早川友基
    • DF 安西幸輝、植田直通、関川郁万(→藤井智也)、溝口修平(→須貝英大)
    • MF ディエゴ ピトゥカ、佐野海舟、樋口雄太(→松村優太)、仲間隼斗(→荒木遼太郎)
    • FW 垣田裕暉(→知念慶)、鈴木優磨
  • 得点者
    • 名古屋 野上(37分)

試合後記

鹿島、名古屋の堅い守備を崩せず敗戦

 夏季休暇真っ盛り。といっても10日から15日までの5日間だけ。もう少し休暇とればよかったかな。連日のような猛暑で、バテまくっている今日この頃。コロナの第9波、おそらく今がピークだと思うが、去年ほど感染者数が出てないので、感染対策をして今日に臨む。
 観戦チケットはすでに入手はしていたが、台風7号の影響で一週間くらい前からこまめにチェックしていた。「帰りがちょっとヤバいかなぁ」と思ったが、台風の移動速度がゆっくり。前日時点で「これなら大丈夫」と確信、そして名古屋公式も台風に関するニュース記事も出てないし。
 ということでスタジアムへ。10時半ごろに自宅を出て、車でアクセスする。京滋バイパスが少し渋滞していたが、それ以外は順調に。駐車場は「akippa」を利用。去年とは違い、日之出町2丁目13-9駐車場という駐車場を利用した。予約初日は取れなかったけど、キャンセルが出たのか、すぐさまゲット。スタジアムから近いし、すごく助かった。ワンボックス3ナンバーのノアなので、駐車スペースも余裕で、簡単に停められた。この駐車場はいいね。来年も取れたら利用したい。
 今日はポケモンGOでケロマツのコミュニティデイと被った。ただ、14時から1時間程度やろうと思っていたので、スタジアムに向かわず、豊田市駅周辺で。ポケストップもいっぱいあるし、これはいい。色違いのケロマツもゲット。豊田市駅周辺のポケ活はアリやね。

グランパスくんのマンホール 豊田スタジアム
グランパスくんのマンホール 豊田スタジアム

 ポケモンGOをやりながらスタジアムに向かう。しかしまぁ、暑すぎる・・・。スタジアムに到着すると、すでにサポーターでいっぱい。多くの人は日陰でくつろいでいる。
 メインスタンド側(西側)のイベントスペースでは、侍姿の人たちがこの暑い中、盛り上げているね。あとはスタグル、去年と変わっていないのもあるけど、朝食と飲料のみなので、塩分補給?という意味合いで、富士宮やきそばや牛串、みそ串カツなどを注文。まぁ、名古屋に来たんで、みそ串カツは食べたかった。
 日陰でくつろいでからスタジアムに入ろう。今日はアウェイ指定席も含めてチケット完売のようで、多くの名古屋サポーターが来場。鹿島サポーターは3000人くらい?ただ、人数ではなく、勝ちたい想いが強いのは鹿島。多くの鹿島サポーターのために勝利を届けて欲しい。
 先発を見てみよう。おっ!?溝口が札幌戦に続いて先発やね。そして、出場停止明けの安西が先発だが、久しぶりに右サイドバックでプレーすると思われる。サイドならどこでも可能な安西は重宝する。
 試合開始1時間前にサポーターミーティング。その中で、垣田のチャントがお披露目。4月のアウェイ新潟戦から先発に定着し、一時期負傷離脱があったものの、最近は再び先発に名を連ねている。今季ここまで3得点はまだまだ寂しいが、もっと得点を量産してほしい。

イベントの様子 スタジアムグルメ
イベントの様子 スタジアムグルメ
アウェイ指定席から。屋根改修完了。 サポーターミーティング
アウェイ指定席から。屋根改修完了。 サポーターミーティング
鹿島サポーター 名古屋サポーター
鹿島サポーター 名古屋サポーター

 鹿島のフォーメーションは4-4-2。溝口が左サイドバック、安西はやはり右サイドバックでの起用。他は概ね変わらず。対する名古屋は3-4-2-1。和泉が前節で負傷交代の影響で、今節の鹿島戦はベンチ外。ただ、グランパスクラウン賞の月間MVPに選ばれたようで、好調だっただけに、早期復帰が待たれるところ。
 開始序盤から、鹿島が主導権を握り、早速ゴールの期待を寄せる内容。樋口など積極的にシュートを狙って、堅守グランパスからこじ開けようとしている。13分の優磨のヘディングシュート、特に14分の佐野の弾道の低い強烈なシュートはよかったが、ランゲラックにはじかれてしまった。
 しかし17分に「あわや」という場面を作られる。名古屋の左サイドからクロスを送られると、ユンカーが関川と競り合った末にヘディングシュート、これを早川が辛うじてはじき出した。多分枠いってたね。
 その後はお互いにゴールまで迫る攻防が繰り広げられる。特に23分の鹿島、優磨からのワンツーで、溝口が抜け出して、すぐさまシュートを放つが、ランゲラックの正面だったか、はじき出されてしまう。この試合最も得点のチャンスやったのになぁ。
 グランパスも30分にユンカーにゴールまで迫られる場面もあったりしたが、37分、鹿島はついに失点してしまう。名古屋の左サイドからの攻めから、ユンカーがゴールへクロスを入れられると、ファーに走ってきた野上に押し込まれた。完全に崩された。

左サイドバック溝口 一時激しい雨
左サイドバック溝口 一時激しい雨
優磨と溝口のワンツーから 溝口のシュート
優磨と溝口のワンツーから 溝口のシュート
ランゲラックにはじき出された 空中戦、植田
ランゲラックにはじき出された 空中戦、植田

 後半開始時、鹿島は1人目の選手交代。溝口に代わって須貝を投入。これで右サイドバックが須貝、左サイドバックが安西になる。対して、名古屋は選手交代なし。
 前半こそは得点の匂いがするかなと思ったが、後半は思ったプレーができなくなっている。試合通じてだが、ややスリッピーなピッチコンディションなのか、鹿島が攻撃を仕掛けようとすると、ピッチで滑らせてしまう選手が相次ぎ、攻撃につながらない。そのたびに「あぁ〜〜〜」という言葉が出てしまう。
 55分に垣田に代わって知念が投入される。知念は国立での名古屋戦で、2点目のゴールを決めた。長く負傷で離脱していたが、ようやく復帰できた。
 67分には仲間に代わって荒木、樋口に代わって松村を投入。プロ4年目同士で同い年、荒木も松村も今季は苦しんでいる。2021年に10得点を挙げて、昨年から背番号10になった荒木だが、昨年の椎間板ヘルニアの影響が続いているのか、まだ輝きが戻っているとは言い難いし、中央でのプレーで生きるタイプではあるが、サイドではやっぱり生きないか。松村は昨年の前半は好調だったものの、持ち前のスピードを生かしたドリブルが今年はなかなか見られない。
 なかなかゴールがこじ開けられない鹿島、82分に関川に代わって藤井が投入される。途中出場した選手の中で今日目立ったのは藤井くらいか。しかし、先ほども言っているが、ピッチで滑らせてしまう場面があり、攻撃の形ができない。ラストプレーの須貝のクロスボールは、誰かに合わせることができず、ランゲラックにセーブされ、試合終了の笛が鳴る。

グランパスくんたちが挨拶 待望の復帰、知念
グランパスくんたちが挨拶 待望の復帰、知念
後半から出場の須貝 荒木
後半から出場の須貝 荒木
入場者数は38,642人 途中出場の藤井
入場者数は38,642人 途中出場の藤井

 試合終了直後、鹿島サポーターは沈黙。すぐにスタジアムを後にしたので、サポーターへの挨拶の状況はわからないが、そんなにブーイングをするような試合内容ではないと思う。ただ、名古屋の堅守がすごかった。
 これで3位名古屋との勝ち点差は9。これはかなり大きい。今節は神戸、マリノスが共に勝ったので、名古屋は負けられないやろう。それに、国立では鹿島に敗れているだけに、リベンジしたかったと思う。ルヴァンカップの準々決勝は名古屋と対戦するので、これに勝利して準決勝に進もう。
 ルヴァンカップの前に、次節はホームで鳥栖戦がある。これは現地観戦の予定はないが、京都から応援しています。あ〜ぁっ、俺の今季の現地観戦、前半は5連勝スタートも、後半2連敗・・・。しかも、10試合ぶり黒星のG大阪戦、5試合ぶりの黒星の今節の名古屋戦、現地観戦「負けなしストッパー」就任かな・・・。いやっ、というか、俺の長年のジンクス「二度続くジンクス」か。ホームで勝利したG大阪と名古屋に、アウェイで立て続けに敗戦・・・。まぁ、どうでもいい(笑)。次節の鳥栖戦に切り替えて、一戦必勝で。
 帰りの道路状況、スタジアム周辺はさすがにサポーターたちが豊田市駅へ向かっているので混雑しているが、豊田東ICへ向かう道路はあまり混雑していなかった。高速道路は比較的順調、しかし、草津JCTと瀬田東JCTで渋滞。あぁ、事故ってるね。救急車は来てないので、軽い追突事故っぽい。だから進まんかったのかぁ、これは仕方ない。お盆の時期なので、交通量が多いと事故もそれに比例して多くなる。くれぐれも安全運転をしていきたい。

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