2023年5月7日 J1 第12節
ヨドコウ桜スタジアム 入場者数:12,676人
C大阪0−1鹿島(前半0−0、後半0−1)
鹿島4連勝!関川の値千金の一発で勝利を呼び込む!
念願のヨドコウ桜スタジアムでの観戦。しかし、ゴールデンウイーク最終日はずっと雨予報。でぇ、結局雨・・・。せっかくの念願のヨドコウ桜スタジアムでの観戦やったのにぃ。昨年も雨で、暴風雨の懸念があったんで、観戦を取りやめただけに、今年も雨かぁ。
今日は久しぶりに車で長居へ向かう。2011年以降はJRで大阪駅、地下鉄御堂筋線の梅田駅から長居駅へ向かうルートにしてから、2010年まで鬼門だった長居で勝利した。ゲン担ぎの意味合いで、このルートでのアクセスだったが、新型コロナのこともあるので、akippaで近隣駐車場を予約してアクセスする。いつもと違うやり方で勝てるかどうか。これで勝ったら、来年もakippaかな(笑)。
10時過ぎに、駐車場に到着。でも、結局は雨・・・。晴れ男通じず・・・。近隣駐車場といっても、1キロ強はスタジアムと離れていると思うので、足元が濡れてきた・・・。スタジアムに到着。雨は相変わらずだが、風もやや強くなってきた。昨年はもっと強かったんやろうね。
雨のヨドコウ桜スタジアム | メインスタンド |
たこ焼きのわなかは、長居へ行くといつも混雑しているので、11時前だが、誰も並んでいないうちに、たこポンを注文する。あぁ、久しぶりのこの味、ネギがいっぱい入っていて美味しいなぁ。鶴心のから揚げも混むので、今のうちに。これも美味しい。お肉も食べたいと思ったが、腹いっぱいになってきたので、グルメはこれで満足。
あとは開門までは、スタジアムの外を一周する。アウェイゴール裏のコンコースを撮影しようとしたら、係の人が「ご遠慮ください」って注意された。アホか、じゃぁ、カメラ持ち込み不可のルールにしとけ・・・。別に人物を撮ろうとしたわけとちゃうし。でぇ、次にメインスタンドも見よう。以前はバックスタンドだったところを、メインスタンドとして大幅な改修を行って、立派になったなぁと。
開門になったので、スタジアムに入ろう。と思ったら、銀シャリが漫才しているね。ちゃんと見ていなかったが・・・。さて、今日はミックスメイン指定にしている。13段目の席、屋根で救われる位置か。あぁ、座席が濡れているね。風が強い場合は、屋根で救われないね。でも、今は風が弱いし、僅かながら入ってくる程度か。でも、メインスタンドの座席はホントにいい。俺自身は、ある程度高さがほしいので、前列付近は選ばない。なので13段目くらいにしたが、なかなかいい眺め。
昨年はテレビでC大阪vs鹿島の試合を見ていて、昨年もピッチコンディションが悪かったが、今年も同じ模様。かなり雨が含んでいるんで、ピッチ整備の人がトンボ(レーキ)で雨をピッチ外に出していたが、それでも雨は降り続く。これはピッチコンディションに苦しめられるかな。
先発を見てみよう。前節の札幌戦を欠場した安西が先発復帰している。そして今日は土居が先発。今季の土居は好調やからね。新潟戦から先発だった名古は、今日はベンチスタート。
セレッソバル | わなかのたこポン |
鶴心のから揚げ | メインスタンドコーナンゲート |
ロビーナ | ピッチ整備(かなり雨が含んでる) |
セレッソサポーター | 鹿島サポーター |
鹿島のフォーメーションは4-4-2。新潟戦以降、垣田、名古、仲間らを起用したこの伝統の4-4-2にしてから、3試合連続の無失点が続いている。今日も無失点でいきたい。対してC大阪はシーズン途中から4-1-2-3、今日も4-1-2-3の布陣で挑む。最も警戒したいのがレオ セアラ、多彩な得点パターンがありそうというイメージなので、何とか封じ込めたい。
ピッチには、かなりの水が含んでいるため、ロングボールを多く使っている。ドリブルで突破をしようにも、特にメインスタンド側のピッチは特に水を含んでいるので、ボールが止まってしまうこともしばしば。
7分に鹿島はチャンスを迎える。仲間がヨニッチに倒され、いい位置でのFKを得る。このFKを樋口が直接狙ったが、壁に当たって、ゴールラインを割った。樋口はレギュラーをほぼ掴んでいるが、昨年は得点数では2にとどまった。今季、樋口の得点がないので、そろそろと思ったが、次期待。
19分、4試合連続ゴール中の優磨が魅せる。安西のボレーシュートはうまくミートしなかったが、そのこぼれ球を優磨がバイシクルシュート。思わず「うぉ〜〜」と声が出た。ゴールは大きく外れたが、魅せてくれるね。
24分には、鹿島は少し危ないシーン。香川がサイドからクロスを入れられて、その後のこぼれ球を原川がシュート、これは植田が体を張ってブロック。
ピッチコンディションの影響もあり、鹿島はボールを回すも、ロングボールを多く使っている。セレッソは、カウンター気味で素早い攻撃もあるが、お互いにぬかるんだピッチに苦労。かなりの水しぶきが立つ場面が多い。
警戒、レオ セアラ | 関川のロングボールも、水しぶき |
樋口のFKは | 壁に当たって、ゴールラインを割る |
優磨のバイシクルシュート | 今季好調の土居 |
ハーフタイム中も、ピッチコンディションを少しでも整えようと、トンボ(レーキ)で雨を除去。しかし、雨が止む気配はない。後半開始時、鹿島は2人の選手交代。仲間に代わってカイキ、広瀬に代わって常本を投入する。3連戦で先発起用が続いていた仲間と広瀬、広瀬に関しては、前半早々にイエローカード1枚もらっていたので、それもあっての交代だと思う。
51分に鹿島はピンチ、カウンターから山中が中央へボールを送り、ボールは植田がクリアしようも、そのボールはレオ セアラに当たった。当たったボールがゴールマウスの方向にいくかどうかという、際どいコースだったが、ピトゥカが大きくクリア。ゴール前にボールが来ると怖いね。
59分に鹿島は3人目の選手交代、土居に代わって名古を投入。名古はそのまま右サイドハーフに。ガンバ戦のように、運動量を生かして、優磨のゴールをお膳立てしたクロスボールが印象的だったが、今日も期待したい。
63分にも鹿島はピンチ、左サイドの上門にクロスを入れられると、ペナルティエリア内で香川にシュートされる。しかし、枠を捉えられなかった。ピトゥカがいい位置にいてたこともあるが、香川としては決めたかったと思う。まぁ、でも、こちらとしては助かった。
そして早くも4人目の選手交代が65分、垣田に代わって知念が入る。今日も途中出場で、先発復帰したいところだが、今はチームのために献身的に戦ってくれたら、いずれは先発復帰できる。その知念のプレーからコーナーキックを獲得し、そのコーナーキックから先制点。樋口のキックからカイキが力強いヘディングで、相手に競り勝って、ボールは相手に当たった後、関川のところへ。関川がしっかり押し込んだ!
高校時代の関川は、相手に格の違いのヘディングを見せつけ、ゴールを決めることが多かったが、今日はうまく関川のところへボールが来てくれた。押し込むだけだったが、守備でも最近好調、好調な選手にはいいところにボールが来る運もあるのかな。いずれにしても、先制点をゲット。
71分に非常に危ないシーンが襲う。ジンヒョンからのボールに対して、常本と上門が競り合うところ、上門の足の裏が、常本の顔に。一発レッド。小競り合いが始まる。セレッソの選手たちは、もちろん上門をフォローするが、鹿島の選手の一部はエキサイト。優磨はやっぱり激高。名古とかは上門を気遣っているように見えた。上門本人も「やってしまった」という感じで、抵抗などは全くなく、しゃがみ込んで、常本を気遣った。ただ、上門の行為そのものは一発レッドに相当する行為だった。
上門が退場になって、相手はどうやら4-4-1になっているように見える。81分に鹿島はチャンス、名古が高い位置でボールを奪い、常本、ピトゥカに渡って、樋口に縦パス。樋口が豪快なミドルを放つが、ジンヒョンに防がれる。いやぁ、枠いってたかな。
86分には、優磨のプレーに沸く。右サイドからのプレーで、水たまりをかわすように、リフティングしながらドリブル突破を試みる。すぐにプレーは切れたとはいえ、「おぉ〜、おぉ〜」と沸いた。その優磨は89分に昌子と交代。これで、植田と関川の間に入って、3バックに。アディショナルタイムは4分、その4分間も集中力を切らさず、試合終了の笛!
カイキ、後半から出場 | 常本も後半から出場 |
得点シーン、カイキがヘディングで競り勝って | 関川が押し込む!! |
決まった!! | サポーターと共に喜ぶ関川たち |
上門のプレーを巡り小競り合い | 優磨に代わって、昌子が出場 |
快勝!シーズン序盤は、佐野海舟を生かすため、4-1-2-3の布陣で挑むも、伝統の4-4-2に戻して、機能するようになってきた。今日は、お互いにピッチコンディションの影響もあって、思うようなプレーができなかったが、セットプレーから関川が押し込んでくれた。
守備陣も機能し、今は関川が頼もしくなってきた。昌子と植田が戻ってくるだけで、変わるもんやね。一部の報道では、去年までは危機感はあまりなかったが、今年はかなりの危機感を持っていると。今後の鹿島のためには、関川がどっぷりとレギュラーに定着してもらわないと。
4連敗があったが、4連勝にした。守備陣はゼロで抑えられているが、攻撃がまだもうちょい。本来は内容でも圧倒したいところだろうけど、これからさらに良くなると思いたい。4連勝、これは本物か?と思う人もいるかも知れないが、上位に勝てていないだけに、まだ本物ではない。というか、まだ判断できない。ただ、復調してきていることは確かなので、これから期待したい。
次節は国立で名古屋戦。「Jリーグ30周年記念スペシャルマッチ」として国立で開催される。こういった記念マッチに、鹿島はあまりいい成績を残せていないイメージがあるが、絶対に負けられない。国立へ観戦を予定しているので、勝利を届けてほしい。
試合終了 | サポーターへの挨拶 |
敗れたセレッソ側 | 殊勲の関川 |