鹿島魂From関西
観戦日記

試合データ

2023年4月29日 J1 第10節
カシマサッカースタジアム 入場者数:20,525人
鹿島4−0G大阪(前半0−0、後半4−0)

  • 鹿島メンバー
    • GK 早川友基
    • DF 広瀬陸斗、植田直通、関川郁万、安西幸輝
    • MF 樋口雄太(→舩橋佑)、ディエゴ ピトゥカ、名古新太郎(→藤井智也)、仲間隼斗(→土居聖真)
    • FW 垣田裕暉(→昌子源)、鈴木優磨(→知念慶)
  • G大阪メンバー
    • GK 谷晃生
    • DF 三浦弦太、尾瑠、クォン ギョンウォン(→福岡将太)、黒川圭介
    • MF ネタ ラヴィ、ダワン(→山本理仁)、杉山直宏(→鈴木武蔵)、ファン アラーノ(→山見大登)
    • FW 宇佐美貴史、イッサム ジェバリ
  • 得点者
    • 鹿島 仲間(48分)、鈴木(64分)、土居(86分)、土居(87分)

試合後記

鹿島圧勝!8ヶ月ぶりのホームでのリーグ戦勝利

 今季のカシマ初観戦。というか、2019年11月30日の神戸戦以来となる。本当に久しぶり。コロナが落ち着いたら、今年はどこかでカシマへ行きたいなぁと思っていたが、2週間前の神戸戦、1対5の大敗を見て「これは、いてもたってもいられない」という思いが強くなり、急遽参戦を決めた。
 急遽参戦だったんで、ツアーは組まず(というか、GWスタートだけに考えもしなかった・・・)、自身で交通費とホテルの手配をした。東京へは12時半前に到着。そこからまた2時間強かかって、かしま号でカシマサッカースタジアム行きに乗る。13時ちょうどの出発に乗れて、到着が15時過ぎ。久しぶりに疲れた。年かな・・・。

カシマスタジアム ジーコ像
カシマスタジアム ジーコ像

 今日は「肉SHOCK!!2023」と題して、場内、場外でも肉にちなんだメニューが用意されている。さらに、今日はガンバ戦ということで、道頓堀くくるのたこ焼きも販売されていた。ガンバサポーターもそうだが、鹿島サポーターも購入していた。俺も買いたいなぁとは思うが、これって俺の大苦手なマヨネーズかかっているんやね。お好み焼き屋に以前「マヨネーズ抜きで」と言っても、いつもの手さばきで入れてしまう店員に遭遇してから、マヨネーズ抜きって頼めない。なので、今回も諦める。
 ポケモンGOでは今日「復刻コミュニティデイ」が。15時過ぎに到着したので、とりあえずウリムーの高個体値が出ないかを片っ端から捕獲したが、あまりいい個体値が出なかった・・・。まぁ、最終進化形のマンムーの数は足りてるかなと思うので、いいかぁ。
 開門になったので、スタジアムに入ろう。そして、早速、鹿島食肉事業協同組合のもつ煮込みがほしいので並ぶ。久しぶりのもつ煮込み、やっぱりこの美味しさ変わらない。もつも美味しいけど、ホクホクの大根が最高に美味しい。あとは厚切りハムカツ、しらす丼も注文。満足!!
 落ち着いたところで先発を見てみよう。前節の新潟戦と同じメンバー。これは4-4-2かな。昌子はベンチスタート。対してガンバは、ファン アラーノが先発。選手紹介時、鹿島サポーターはアラーノに対してブーイング。ガンバサポーターも昌子に対してブーイング。他のチームのサポーターでは拍手もあろうかと思うが、両チームは基本的にはブーイングかな。

場外飲食ブース 道頓堀くくる
場外飲食ブース 道頓堀くくる
新しい鹿島をつくる。 もつ煮込み
新しい鹿島をつくる。 もつ煮込み
アントンとしかこ 鹿島灘
アントンとしかこ 鹿島灘
G大阪サポーター 鹿島サポーター
G大阪サポーター 鹿島サポーター

 鹿島のフォーメーションは4-4-2。序盤は佐野がアンカーで、4-1-2-3の布陣で挑んでいたが、佐野の負傷離脱。前節の新潟戦でメンバーを入れ替えて挑んだが、新潟戦と同じメンバーが先発。対してG大阪は4-1-2-3。ネタ ラヴィをアンカー、イッサム ジェバリがトップの位置に。そして昨年途中、鹿島からG大阪に移籍したファン アラーノが左のウイングに入っている。
 試合序盤の4分に鹿島は早速チャンスを迎える。広瀬の絶妙な前線へのパスに鈴木優磨が反応、優磨の切り返しからのシュートは相手に当たってCK。早速得点の匂いがするような場面だった。最近は常本に代わって広瀬が先発している。攻撃やクロスの精度は広瀬、しっかり守備ができる常本、いい競争をしてほしい。
 得点の匂いがするかなと思ったが、その後はG大阪がボールを保持。決定的なチャンスは作られていないものの、セカンドボールがG大阪に渡ることが多かったり、ボールもなかなか奪えない時間帯が続いている。
 川崎の4-1-2-3のイメージがあるだけに、アンカーのネタ ラヴィには、誰がケアするのかをはっきりとしたい。去年の川崎戦では橘田にやられたイメージが強いだけに。
 前半に鹿島のチャンスは前半30分のプレーか。安西のカットインから、フリーの名古がクロス、それを仲間が反応したが枠を捉えられなかった。
 そして、鹿島にとって危ないシーンが2度。38分にG大阪のカウンターから、ダワンの強烈なシュート。これはサイドネットに救われた。さらに前半終了間際には、イッサム ジェバリにあわやというシュートを打たれたが、早川の好セーブに救われた。

先発復帰の関川 古巣対決、ファンアラーノ
先発復帰の関川 古巣対決、ファン アラーノ
優磨の仕掛け 切り返しからのシュート
優磨の仕掛け 切り返しからのシュート
枠を外れた・・・ 空中戦、垣田
枠を外れた・・・ 空中戦、垣田

 後半開始時、鹿島は選手交代はない。そして、後半に早速、待望の先制点が入る。樋口のCKから、仲間が相手のマークをうまく外して、左足のボレーシュートがゴールマウスに吸い込まれる!仲間は今季初ゴール。
 G大阪にボール保持されるものの、鹿島は守備意識が徹底している。57分には仲間のドリブルから名古のシュートを演出。ゴールはならなかったが、追加点が近くなってきた。
 その追加点が入る。64分、左サイドで仲間がボールを奪って、樋口、優磨と渡り、優磨からピトゥカへ、ピトゥカは駆け上がっていた名古へ、名古のクロスボールを優磨が豪快なヘディングシュートを決め追加点!いやぁ、この攻撃こそ強い鹿島を象徴しているんじゃないかという、素晴らしい攻撃。
 69分に最大のピンチが訪れる。交代出場の鈴木武蔵とアラーノとのコンビネーションで、武蔵がシュートも枠に飛ばず。完全に崩されてしまっただけに、これは覚悟した。
 鹿島の選手交代、両サイドハーフの2枚代え。仲間に代わって土居、名古に代わって藤井が入った。そのままサイドハーフに入っているが、藤井が左、土居が右。好調だった藤井、柏戦を最後に途中出場が続いているが、爆発的なスピードと仕掛けで、サイドを制圧したい。そして土居、今季は好調で、随所に持ち味を発揮している。ここでも存在感を示したい。さらに73分には優磨に代わって知念が入る。知念も先発を外れているだけに、存在感を示したい。
 82分、樋口からのCKを、植田がヘディングで押し込んで、ゴールネットを揺らすも、樋口の蹴ったボールがゴールラインを越えていた。俺自身、ちょうどその位置での観戦だったので「あっ、ゴールライン越えた」と。「三笘の1ミリ」じゃないけど、見る角度によっては割っているようで割っていないが、俺の観戦位置からすると「やっぱりノーゴールかぁ」と。
 そして、勝利を決定づける3点目が入る。関川の縦パスから藤井につながり、藤井がペナルティエリアに侵入後、フリーの土居が左足でしっかり合わせて3点目!土居も今季初ゴール。
 さらにとどめを刺す4点目が1分後に。藤井、ピトゥカ、安西のプレーから、またもや土居が右足で豪快にシュート!2分間に2得点。ガンバも3点目が入った段階でがっくりときているところもあるが、土居のシュートの際、知念が相手をブロックして、土居のシュートコースを作っている。それで、土居もシュートコースが見えて、豪快に振り抜くことができたと思う。
 とどめを刺した後、樋口に代わって舩橋、垣田に代わって昌子がピッチに。アディショナルタイム5分も、ガンバに得点を許さず、試合終了。

先制点は樋口のCKから 仲間のシュート!
先制点は樋口のCKから 仲間のシュート!
決まった!! 喜ぶ仲間と鹿島の選手たち
決まった!! 喜ぶ仲間と鹿島の選手たち
2点目は名古のクロスボールを 優磨のヘディングシュート!
2点目は名古のクロスボールを 優磨のヘディングシュート!
決まった!! 喜ぶ優磨と鹿島の選手たち
決まった!! 喜ぶ優磨と鹿島の選手たち
土居、途中出場 藤井、途中出場
土居、途中出場 藤井、途中出場
樋口のCK、すでに空中でゴールラインを割っているので 植田がヘディングで押し込んでも、ノーゴール判定
樋口のCK、すでに空中でゴールラインを割っているので 植田がヘディングで押し込んでも、ノーゴール判定
3点目は藤井の仕掛けから 聖真のシュート!
3点目は藤井の仕掛けから 聖真のシュート!
決まった!! 喜ぶ選手たち
決まった!! 喜ぶ選手たち
とどめの4点目、聖真にボールがわたり 右足でシュート!
とどめの4点目、聖真にボールがわたり 右足でシュート!
とどめの4点目!! 聖真、広瀬とハイタッチ
とどめの4点目!! 聖真、広瀬とハイタッチ

 圧勝!そして、この勝利がリーグ戦8か月ぶりのホームでの勝利。これだけホームで勝てていないというのは、本当に苦しい状況だったし、いいきっかけにしたい。
 対してガンバはおそらく、ワーストに入る内容だったか。前半はボール保持も、そこからが殆どなかったように感じた。そして武蔵のあのシュートが決まっていれば、状況は違っていたかも知れない。決定力にも鹿島は救われた感がある。ガンバの選手がサポーターへ挨拶に向かうと、大ブーイングだった。
 勝利した後、鹿島の選手たちはサポーターへ挨拶に行く。そして、昌子がG大阪サポーターへ挨拶。しかしブーイングだった。ブーイングなんやね。それに対して、鹿島サポーターは昌子コールで対抗する。ガンバの選手が挨拶終わると、ファン アラーノは鹿島サポーターのところへ。こちらは大拍手。アラーノコールも。献身的なプレーで、鹿島に貢献してくれたし、鹿島戦以外で頑張って(笑)。
 今日に関しては今季のベストゲームができたのではないかと。これでリーグ戦4勝目。ただ、勝利したリーグ戦4勝のうち3勝は、相手に救われた感もある。上位に勝利すれば、この力は本物か?と判断できるかも知れないが、これからが大事。でも、今日は勝利を喜ぼう!

試合終了 敗れたG大阪の選手たち
試合終了 敗れたG大阪の選手たち
昌子、ガンバサポへ挨拶もブーイング 対して、鹿島サポへ挨拶するアラーノは大拍手
昌子、ガンバサポへ挨拶もブーイング 対して、鹿島サポへ挨拶するアラーノは大拍手
勝利の挨拶 夜のカシマスタジアム
勝利の挨拶 夜のカシマスタジアム

試合終了後、そして翌日

 試合終了後、オブラディオブラダの大合唱がなかなかないなと思ったら、ようやく大合唱が始まった。が、聞きながら途中でスタジアムを後に。それが正解だった。足早に鹿島サッカースタジアム駅へと向かったら、あと数分でいったん閉鎖されるところだった。ホテルのチェックイン予定の都合で、時間通りに出発したかった。さすがに2両編成は厳しくなかったかな。わりとぎゅうぎゅう詰めに。せめて3両に。
 今日の宿泊先は、ホテルルートイン香取佐原駅前。成田で宿泊したかったが、目当てのホテルが予約できず(満室かな)。ただ、翌日にプチ観光もできるなと。
 ホテルでゆっくりとし、翌日は雨・・・。とりあえず、朝食バイキングでしっかり食事をとってチェックアウト。7時前にホテルを出たが、雨の止み間に入っていて、佐原の町並みを観光する。朝7時くらいなので、観光客はなく、店や伊能忠敬記念館などはもちろん営業時間外。町並みを散策しながら、タイレーツとココガラのマンホールを見つけた。早速、ポケモンGOのポケストップを回して、ギフトを受け取っとこう。
 その後、JRで成田へ向かって、京成電鉄のモーニングライナーに乗って、京成上野へ。近年、必ず座れる有料座席サービスを導入している鉄道会社が多くなったが、モーニングライナー券450円をプラスして、ゆったりとくつろいで京成上野駅に到着。降りたらすぐが上野公園なので、ここを軽く散策。それなりに観光客はいるが、距離を取っているので、マスクを外して歩く。上野公園到着時も雨が上がって、傘をさすことなく。
 新幹線が11時12分発なので、ゆっくり東京駅へと向かう。東京駅コンコース、やっぱり人多い。外国人も多い。日本人はパッと見で9割ほどマスクしているのに対して、外国人は9割はノーマスク。今は個人の判断に委ねられているので、日本人って、そんなに「周りが気になる」なのかな。まぁ、それはいいとしても、鼻出しマスクだけはやめてほしい。鼻出しマスクをするくらいなら外してほしいわ。ただ単にみっともないだけ。
 名古屋駅で非常停止ボタンが押された影響で、俺が乗っていた新幹線も三河安城駅で止まった。30分ほど運転を見合わせも再開されたが、さらに遅れは出なかった。明日は普通に仕事かぁ、あ〜あっ。

佐原の町並み タイレーツとココガラのマンホール
佐原の町並み タイレーツとココガラのマンホール
開運橋 ガラルカモネギのマンホール
開運橋 ガラルカモネギのマンホール
上野公園 上野東照宮
上野公園 上野東照宮
ヤジロンとドーミラーのマンホール 東京国立博物館
ヤジロンとドーミラーのマンホール 東京国立博物館

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