2023年2月18日 J1 第1節
サンガスタジアム by KYOCERA 入場者数:15,988人
京都0−2鹿島(前半0−2、後半0−0)
鹿島、シーズン前の不安を払拭する快勝!
今季初観戦。早速開幕節に観戦。新型コロナウイルスは、昨年10月下旬に増加に転じ、年末年始をピークに減少傾向。今も減少傾向が続いている。落ち着いてきそうということで、2016年以来の開幕節を観戦する。
昨年に続きアクセスは車。駐車場サービス「akippa(あきっぱ)」を利用して、近隣の駐車場を予約する。昨年に予約した駐車場を今年も予約しようと、予約開始に合わせてアクセスしたが、何と2800円!これは高すぎるんで、場所を変えて2000円のところを予約。それでも2000円やけどね。試合観戦一週間前に各駐車場の状況を見ていて、昨年予約したところが1500円に値下がり・・・。なんやねん・・・。
明智光秀の銅像 | 明智光秀の銅像 |
サンガスタジアムに到着。昨年に続いて「かめおかecoマルシェ」ってやってるね。多くのグルメブースがあって、どれにしようかとウロチョロと。スタジアム内のスタグルも食べたいので、牛肉コロッケとホタテの串揚げを食べよう。コロッケ美味しい、ホタテの串揚げも美味しい。
雨が少しパラついているんで、スタジアムに入ろう。手荷物検査はもちろんだが、検温チェックがなかったね。あると思った。まぁいいか。いやぁ、やっぱりこのスタジアムはいいわぁ。
スタグルのメニューは、メインスタンドやゴール裏は確か昨年に引き続き、同じメニューだったかな。バックスタンドが変わっているね、昨年はカルボナーラを注文したところが、バーガーショップに変わっている。マクドナルドのハンバーガーやチーズバーガーは食べるけど、こういったところって多分、俺の最もダメなマヨネーズが入っているかも知れないので、こういったところでは注文しない・・・。
さぁ、試合開始まで2時間を切ったところで、スタメンを見てみよう。おっ、概ね予想できたメンバーやね。ただ、登録上は4-4-2だが、これって4-1-2-3ってあるかなという感じだった。そして、激戦のFWには垣田がベンチ入りしている。対して京都、豊川はスタメンだが、平戸と三竿雄斗がベンチ外になっている。ちょっと拍子抜け。そして、因縁の優磨と対戦するパトリックがベンチ入りしている。先発かなと思ったが、山アが先発。おそらく、昨年の鹿島戦で先制ゴールを挙げたのが山アなので、それを買ってか。
声出し応援がゴール裏に限り、マスク着用を条件に認められている。ウォーミングアップ前から鹿島サポーターは応援を始めている。植田直通と知念慶のチャントができたね。ベルギーへ移籍する前は植田のチャントはなかったんで、帰ってきてから個人チャントが作られた。これって、秋田豊のチャントのリメイクやね。知念のチャント、いいチャントやけど、覚えるのがちょっと難しいね。
かめおか eco マルシェ | かめきたサンガ広場 |
京都サンガF.C.ユニフォーム | スタジアム外観 |
京都サポーター | 鹿島サポーター |
鹿島のフォーメーション、やっぱり4-1-2-3。佐野がアンカーで、樋口とピトゥカがインサイドハーフ、左ウイングに知念、右ウイングに藤井、トップに鈴木が入っていた。京都も昨年同様4-1-2-3。
フワリとした立ち上がりではなく、開幕節だからということもあり、お互いガツガツ動いていて、守備においても負けないようにしっかりと動いている。右ウイングに入っている藤井、やっぱりスピード速いね。右サイドからの仕掛けも随所に出ている。
そして8分、幸先よく鹿島は先制する。左CK、ファーサイドの知念の折り返しは、一旦クリアされるが、そのクリアボールをピトゥカがダイレクトで合わせて先制!これは上手い。ダイレクトで合わせること自体が難しいと思うが、相手GK若原も、わずかに反応が遅れてしまったか。でも素晴らしいゴール。
懸念していた守備、アンカーの佐野が動きまわって、京都の攻撃の芽を摘み取っている。佐野には、今後は三竿健斗を超える活躍を期待できる。こういった攻撃の芽を摘み取る選手がいるのといないのでは全然違うね。
そして34分に追加点。麻田のコントロールミスでボールを奪った後、知念にパスを送り、知念が落ち着いてゴールへと流し込む。いやぁ、これは優磨の積極的なプレスが、麻田のミスを呼んだね。しかし、知念の追加点の直後、優磨が京都サポーターに0対2の仕草で挑発をしたとしてイエローカードが・・・。2005年の浦和戦だったと思うが、アレックス ミネイロが得点した時に「シーっ」と、浦和サポーターへ向けて、人差し指を口の前に立てたシーンがあったと思うが、これにはイエローカードは出なかった。どうやら、柏の細谷も、今日のG大阪戦で土壇場で同点PKを決めた際、ガンバサポーターに対して、両手を耳に当てる行為があったとか。挑発行為?という見方も。まぁ、イエローカードの基準がどうこうというより、相手への挑発はアカンね。
4-1-2-3の布陣 | 期待の新戦力、佐野海舟 |
知念の折り返しはクリアされるが | ピトゥカのダイレクトボレーが |
決まった!! | 喜ぶ鹿島の選手たち |
京都DF井上がスライディングするも | 知念、冷静に押し込む!! |
豊川 | 右サイドを制圧、藤井 |
鹿島は後半開始時に選手交代はないが、京都一気に3枚代え。豊川、木村、福岡がOUTで、一美、パウリーニョ、アピアタウィア久が入った。その後よく見ると、京都は3バックに変えてきた。そして昨年、優磨との競り合いの中で、不運な一発退場を食らってしまったパトリックも53分に途中出場。いよいよ入ってきたかぁ。
3バックに変えた京都に対して、鹿島は落ち着いて対応していた。鹿島の選手交代は62分、すでに1枚イエローカードをもらっていた樋口に代わって土居が入った。これにより、鹿島に関しても布陣を変更。佐野とピトゥカのダブルボランチ、土居と藤井のサイドハーフ、鈴木と知念の2トップで、4-4-2になっている。
4-4-2になった時間帯あたりから、京都が攻め込む時間帯も増えてきた。しかし、鹿島は集中した守備でチャンスを与えない。
73分には藤井に代わって、松村を投入。スピードが持ち味同士の交代。さらに81分に2トップが交代。鈴木に代わってカイキ、知念に代わって垣田が入った。カイキには調子を取り戻してほしいし、垣田に関しては、6年間の武者修行の成果をみせてもらいたい。
83分と85分、松村惜しかったなぁ。右からのカイキ、垣田の中央へのボールを、松村がダイレクトボレー。わずかにバーを越えた。85分も左からの攻めから、松村がフリーになったものの、シュートは武田に当たってしまった。どっちか入っていれば、決定的な3点目だったが。
京都にシュートチャンスをほとんど与えなかったが、最大のピンチはその直後、関川のパスミスを一美が奪い、そのまま攻める。決定的な場面だったが、植田と関川が懸命に戻って、一美のシュートも防いだ。一美のシュート、関川の手に当たったのではないか?とアピールしていたが、VARなし。ひょっとしたらJリーグジャッジリプレイ案件かも。NHKの中継を録画しておいたので、見てみると微妙。手に当たっているようにも見えるが、じゃぁ「絶対ハンドやろ?」となると、何度も見直さないとわからないようなシーンだったように見える。しかし、スローで見てみると、シュートは関川の膝に当たった後、股を抜けたので、ハンドではない。
5分のアディショナルタイム、リードしているから、どうしても長く感じてしまうが、最後までしっかりと集中して、京都に得点を与えずに試合終了。
パトリック出場 | 藤井に代わって松村投入 |
松村のダイレクトボレーは | 惜しくもバーを超えた |
松村がフリーも | 武田の足に当たってしまう |
快勝!トレーニングマッチやプレシーズンマッチの内容や結果を見る限りは、どうしても不安だった。しかしまぁ、1点は覚悟かなと思っていたが、クリーンシート。ただ、やはりちょっと関川は危なっかしい。
対して京都は昨年、守備に関しては少ない失点だったが、攻撃に課題が残った。その攻撃に関しては、まだよい組み合わせができていないのかな。ピーター ウタカが退団して、パトリックや木下、一美などを補強したが、鹿島と同様に模索中か。ただ、ポテンシャルは間違いなくあるチームなので、今後に期待する。
そして鹿島、今日は本当に勝ってよかった。今日に関しては内容より結果が重要。これで弾みはつくとは思うが、次節がリーグ戦では2015年2ndステージを最後に勝っていない川崎。真価を問われる一戦になる。
何はともあれ、勝ったことは喜ぼう。ホーム開幕戦の川崎戦は現地観戦できないので、カシマスタジアムのサポーターの皆様、大きな声援での後押し頼みます。喜びは今日だけにして、次も勝とう。
試合終了 | サポーターへの挨拶 |
2点目のゴール知念 | 京都の選手たちが鹿島サポーターへ挨拶 |