2019年12月7日 J1 第34節
豊田スタジアム 入場者数:33,133人
名古屋0−1鹿島(前半0−1、後半0−0)
鹿島3位確定、ACL出場権確保
今季リーグ戦の最終節、前節で鹿島は神戸に敗れ、優勝を逃した。さらに、来季のACL出場も決まっていない。今日はACL出場権を獲得するという目標の下、現地観戦3連戦の締めを飾りたい。
今日のアクセスはもちろん車だが、今日もしも優勝が懸かった試合になれば、前泊するか、もしくは朝早く出発して、勘八臨時駐車場を利用せずに、少し離れたタイムズを利用することを検討していた。しかし、優勝が懸かった試合にならなかったので、自宅には7時前に出発し、勘八臨時駐車場を利用することに。
10時のシャトルバスに合わせて、勘八臨時駐車場に到着したが、すでに30人くらい並んでいた。俺が乗れたのは2番目のバスだが、1番目のバスと同様、10時に出発した。
スタジアムに到着。グルメの前にアウェイ自由席の最後尾まで行こう。今日は多いね、今日は芝生の広場まで伸びている。優勝が懸かった試合になると信じて、多くの鹿島サポーター応援に駆け付けたということやろう。
豊田スタジアム(バックスタンド側) | 豊田スタジアム(メインスタンド側) |
さぁ、しばらくはスタジアムグルメや周辺を散策。バックスタンド側やメインスタンド側を行き来して、よさそうなグルメを探す。あっ、名古屋に来たからには味噌串カツは食べたい。早速注文、味が濃くて美味しい。豊川いなりうどんもあるね、これも食べよう。汁がもう少し熱ければと思うが、いなりに餅が入っていて、餅の食感があって美味しい。
うろちょろしていると11時10分頃になった。慌てた、列整理の時間を勘違いし、すでに列が動いていた。慌てて戻ったら、ギリギリセーフ。戻ったと同時に列が動いた。危なかったぁ。
11時30分開門。10分ほど経ってから列が動き出した。今日はメインスタンド寄りの席を確保。これで落ち着いた。一旦外へ出て、ポケモンGOをしよう。今は「進化ウィーク」というイベントが行われている。今日は11時から14時までの3時間、進化レイドデイが開催される。豊田スタジアム周辺に2つのジムでフシギダネとゼニガメが出現しているので、それをゲットしておこう。無事ゲット。
時間はたっぷりあるが、スタジアム内に戻ろう。そして先発を確認。今日はスンテが欠場で曽ヶ端が久々の先発。右サイドバックには永木が入っている。ここ最近の右サイドハーフはセルジーニョが務めていたが、今日は遠藤が先発。セルジーニョは土居と2トップ。少々いじってきたね。
Sスタンド1階は通常、ホームとビジターで分けられるが、対戦相手や状況によって緩衝地帯が変わる。今日は1階全てが鹿島サポーターに割り当てられている。優勝が懸かった試合になると信じて駆けつけたサポーターが多く、1階は8割以上埋まっている模様。そして2階にも鹿島サポーターが。
発売開始当初はアウェイ自由席がすぐに完売し、アウェイ自由席を買えなかったサポーターが2階の席を取った人も多かったと思う。1階が全て鹿島サポーターに割り当てられることが決まって、アウェイ自由席が再販されていたので、ぎっしり満員ではないが、かなりの鹿島サポーターが駆けつけた。
メインスタンド側のグルメブース | 豊川いなりうどん |
グランパスくん | 鹿島サポーターを歓迎 |
C-HRとランドクルーザー | アウェイ側にも新設された大型ビジョン |
名古屋サポーター | 鹿島サポーター |
鹿島のフォーメーションはいつものように4-4-2。対して名古屋も4-4-2の模様。名古屋はシーズン途中、風間監督が解任され、マッシモ フィッカデンティが監督に。フィッカデンティが好むボランチ3枚並べての守備的な布陣ではなさそう。
鹿島は早速チャンスを作る。町田のクロスボールを遠藤が頭で合わせたが、左へ外れてしまった。遠藤は決してヘディングは得意ではないが、早速のチャンスに得点の匂いがした。
その後は名古屋がボールをポゼッションする時間帯が増え、鹿島はカウンターを狙っている。前半は守備に追われる時間があったが、しっかり対応している。ただ、ボールを奪ってから前線へのパスが合わないシーンがあり、カウンターを発動できないという印象。
引き分けでもお互いのミッション(名古屋は残留確定、鹿島はACL出場権獲得)は果たせるが、22分に名古屋の選手たちがエキサイト。前田が永木に倒されたシーンは笛ならず、直後に三竿が長谷川に倒されたのが笛。名古屋の選手からしたら「何で俺達の場合はファールなんだ!」ということやろう。審判に詰め寄る名古屋の選手。決して引き分け狙いではないことが伺える。当然だが。
43分に待望の先制点が鹿島に入る。永木のグラウンダーのクロスが、中谷の足に当たってゴールマウスに吸い込まれた。ラッキーなゴールだったが、中谷の傍に聖真がいたから、遠くからは聖真の得点のようにも見えたので、聖真チャントが鳴り響いていた。デジカメの動画で確認したら、やっぱりオウンゴールやね。
名古屋は来季のユニフォームを着用 | 鹿島のフォーメーション4-4-2 |
遠藤のヘディングは | 枠を捉えられず |
今日は曽ヶ端が先発 | 判定に名古屋の選手が主審に抗議 |
先制は永木のクロスボールから | 中谷の足に当たってコースが変わり |
そのままゴールマウスへ | 喜ぶ選手たち |
先制したが、もう1点はほしい鹿島、後半開始時にお互い選手の交代はない。
後半も鹿島はしっかりと守備に対応している。前半から名古屋の攻撃を見てみると、ジョーは最前線で基本的には構えてて、前田やガブリエル シャビエルは流動的に動いていそう。
前半も少し見られたが、後半も守備から攻撃へ切り替えで、パスが周りと合わないなどミスが目立ってきた。しかし、奪われても何とか名古屋の攻撃を封じている。特にブエノ、夏からレギュラーに定着して、存在感が増した感じがする。今日はジョーへのケアが素晴らしい。空中戦は負けてないし、とにかくジョーに自由にさせないと、しがみついている。
守備から攻撃への切り替えがうまくいかなかったが、61分に惜しいシーンを作る。ジョアン シミッチのシュートを三竿がブロック、そのこぼれ球をレオが拾い、カウンター。レオが持ち前の縦への推進力を生かし、ドリブル突破。左のセルジーニョからのリターンパスをもらって、レオが振り向きざまにシュート。だが、ランゲラックに防がれる。右の遠藤がフリーで走っていたし、右でもよかったかも。
63分、鹿島は1人目の選手交代。遠藤に代わって名古が投入される。後半になって、遠藤のミスがやや目立っていた。疲れはどうだったのか。名古はそのまま右サイドハーフに。
73分には、鹿島は2人目の選手交代。土居に代わって上田が投入される。名古屋の攻撃に対して、鹿島は守備に集中できている。なかなか追加点が奪えない状況の中、85分に惜しいシーン。右サイドの永木、セルジーニョ、名古のパス交換から、名古のクロスボールを上田が頭で合わせたがゴールならず。
後半アディショナルタイムは4分、追加点よりこのまま名古屋の攻撃を抑えたい。92分に伊藤のクロスボールをジョーが飛び込むが合わせられず。ラストプレーのFKには、ランゲラックも参戦。ゴール前で混戦になるが、鹿島は必死にボールをかき出す。何度も混戦になりながら必死にボールをクリアした後、試合終了の笛。
セルジーニョのリターンパスを | レオがシュート! |
ランゲラックに防がれる・・・ | 途中出場の名古 |
名古のクロスボールを | 途中出場の上田がヘディングシュート |
ゴールならず | ラストプレー、ランゲラックもセットプレーに参加 |
1対0で鹿島の勝利。これで3位が確定し、プレーオフからだが、ACL出場権を獲得した。名古屋は敗れはしたものの、J1残留が決定した。試合前、名古屋は残留は決定的な状況だったし。
鹿島は勝利したが、試合内容となると微妙。守備に関してはゼロで抑えたということで評価できるが、問題は攻撃。守備から攻撃への切り替え、ミスが目立っていた。チームとして調子がよければ、レオや上田のシュートは得点できていたはず。本調子に戻るにはもう少し時間がかかりそう。
これでリーグ戦は終了。横浜FMが3対0でFC東京を下し、15年ぶりの優勝。おめでとうございます。リーグ戦に関しては後日、管理人Voiceで振り返ることにする。鹿島はACL出場権は獲得したが、天皇杯が残っている。21日の長崎戦に勝って、決勝進出しよう。そして優勝して、ACLは本戦から出場したい。
今日は冬らしい寒さで、身体が冷えている。なので、刈谷PAのスーパー銭湯へ。あぁ、極楽・・・。刈谷PAのエリアは広く、この時期はイルミネーションも。なかなか綺麗やね。家族連れやカップルが多い。それにひきかえ、40代半ばのおじさん一人(俺)で動画撮影・・・。ちょっぴり寂しいなぁ(汗)。
試合終了 | サポーターに手を振る三竿 |
永木がサポーターへ挨拶 | 刈谷PAの観覧車 |
刈谷PAのイルミネーション1 | 刈谷PAのイルミネーション2 |
刈谷PAのイルミネーション3 | 刈谷PAのイルミネーション4 |
刈谷PAのイルミネーション5 | 刈谷PAのイルミネーション6 |