2019年10月6日 J1 第28節
ヤンマースタジアム長居 入場者数:23,001人
C大阪0−1鹿島(前半0−1、後半0−0)
鹿島ついに首位浮上!難敵C大阪を下す
約1ヶ月半ぶりの現地観戦。本当は9月のFC東京戦か札幌戦を観に行きたかったが、9月はテレビとディーガを購入したので、金欠で断念。9月の現地観戦はお休みしていた。
長居での鹿島戦の観戦はもうすっかり電車になった。車で行こうというのもありだが、タイムズが空いているかがわからないし、2011年以降、梅田から御堂筋線で行くルートで行くと鹿島が勝利しているので、今年もゲン担ぎで。というか、2000年代(2010年まで)は長居で1勝もできなかったし、もっと勝たなければ。
スタジアムに到着したのが12時頃。早速セレッソサポの友人と探そうかと思ったら、先に到着していた。立ち話をした後、セレッソバルを利用しよう。配置が変わっているね。昨年までは横にズラッと売店が並んでいたが、いくつかに分かれていた。たくさんあるので、まずはデミグラスソースオムライスにしよう。美味しいね。これでも腹4分目。もっと食べよう。あとはやわらかサイコロ牛にして、これでとりあえず終わりにしよう。
セレッソバルは大賑わい | デミグラスソースオムライス |
あとはセレッソサポの友人とゆっくりと。「メルカリ大丈夫?」と言われたが、これはどうやろうね。でも、小泉社長は鹿島の経営に専念する。鹿島がこれまでやってきた方針を踏襲しつつ、新しい鹿島を作ってくれるのであれば。ただ、「メルカリスタジアム鹿島」とか、これはやめて〜(笑)。
試合開始約1時間前になったんで、スタジアムに入ろう。今日のセレッソのイベントは、俺の大っ嫌いな「レディースデー」。ただ。セレッソサポの友人と談笑していたので、レディースデーの雰囲気はほぼ感じなかった。
さて、今日の先発を見てみよう。鹿島は三竿とレオ シルバが離脱。ボランチはどうなるかと注目していたが、今日は永木と白崎。中村が左サイドハーフで先発。そして、町田が左サイドバックで先発。少しいじってきた。これはどういう意図があるのだろうか。試合後の剛さんのコメントでは、セレッソを分析した上で、コンディションのよかった町田を起用したと。セレッソサポとも話していたが、後々考えてみれば、中2日でルヴァンカップ準決勝第1戦があるので、小池や今日ベンチ外の小泉たちを温存したいという意図もあるのか。と思ったら、小泉は体調不良で急遽欠場らしい。
ローランド様が登場 | 頂点を目指して力強い横断幕 |
C大阪サポーター | 鹿島サポーター |
鹿島のフォーメーションはいつものように4-4-2。対してセレッソも4-4-2の模様。セレッソは現時点でのベストなメンバーを揃えてきた。奥埜は登録上はMF、柿谷はFWだが、ここしばらくは奥埜が2トップの一角、柿谷は左サイドハーフという布陣になっている。
試合早速6分に動く。永木の左からのCK、ファーの町田が頭で折り返して、ゴール前にいた犬飼がヘディングで合わせてゴールネットを揺らす!このシーン、4年前のナビスコカップの決勝、鹿島の2点目のシーンと似ている。小笠原からのCKを、鈴木優磨がファーでヘディングで折り返して、金崎がヘディングでゴールネットを揺らした。町田は高さがあるし、犬飼はタイミングがよかった。
しかし、このゴール以降は、セレッソの波状攻撃の連続を食らう。13分にはソウザのスルーパスを柿谷が反応、ペナルティエリア内から決定的なシュートを放つが、スンテがビッグセーブ。17分にもセレッソのCKから、ブルーノ メンデスがヘディングシュート、スンテが動けなかったが、枠には飛ばなかった。
鹿島はボールを持とうとしても、個人技で突破を図ろうとしても、セレッソの守備網に遭い、攻撃のリズムが作れない。40分にも、ソウザのFKから木本がドンピシャヘディング、スンテがまたもやビッグセーブ、その後の混戦も何とか凌いだ。ヒヤヒヤ。
その直後に、鹿島は右サイドからボールを、セルジーニョが右足で合わせたが、惜しくも枠を外れた。こういったチャンスが全然作れなかった。しかし、ゼロで抑えている守備陣、このまま後半も集中を切らさずにプレーしたい。
開始早々の先制点は永木のCKから | 町田がヘディングで折り返して |
犬飼のヘディングシュート! | 決まった!! |
伊東とハイタッチ、犬飼 | 要警戒、柿谷 |
今日の左サイドは中村と町田 | 今日は白崎がボランチ |
後半開始時に選手交代はないが、セレッソのほうは前半途中で、丸橋が負傷交代で舩木が入っている。
しかし、後半開始直後に早速、セレッソの波状攻撃を受けてしまう。ブルーノ メンデスからのクロスボールを、ソウザがドンピシャヘディング。これをスンテがまたまたビッグセーブ。
鹿島は少しはボールを回せるようになったと思ったところで、アクシデント発生。セルジーニョが足を痛めて途中交代となってしまった。しばらくは右サイドハーフが主戦場になっていたセルジーニョ、これは痛い。軽傷であればいいが。代わりに遠藤がピッチに入った。
69分に鹿島は2人目の交代、中村に代わって名古が入った。名古がボランチ、シラがサイドハーフにポジションチェンジ。スポーツ紙では名古はセレッソ戦に間に合わないのではないかと報じられていたが、今日は途中出場ではあるが間に合わせた。
その後もセレッソのほうが主導権、鹿島が守備に追われる状況が続く。そして83分に最後の交代、翔さんに代わって上田綺世が投入される。綺世は前節の札幌戦から、綺世のチャントが作られた。レジェンド長谷川祥之氏のチャントが綺世のチャントとしてリメイク。これで追加点を狙おう。
一方的にセレッソに支配されていたが、鹿島は久々に惜しいシーン。セレッソ陣内でシラがボールを奪った後、土居が左からシュートを放つ。惜しくもバーを越えた。ちょっと狙いすぎたかな。これが決まればほぼ勝負ありだった。思わず「あ〜〜〜」って言ってしまった。
1対0で推移したまま、後半アディショナル4分、後半途中からすごく時間が長く感じた。この4分も最後まで集中力を切らさず。最後は遠藤がボールを保持して試合終了の笛!
セルジーニョが担架で運ばれる | 遠藤と交代 |
途中出場の名古はボランチで | 途中出場の綺世は2トップの一角へ |
土居のシュート | バーを越え、顔を覆う土居 |
1対0で鹿島の勝利。90分間苦しい試合だったが、前半開始早々の犬飼のゴールを守り切った。これで鹿島が今季初の首位に立った。
試合内容はC大阪のほうが上。しかし、最後の決定的な場面では運がなかったのか、スンテにことごとく防がれた形に。鹿島からすれば、ホンマにヒヤヒヤの連続。
リーグ戦28試合目でようやく「指定席」の首位に立った。ずいぶんと指定席から離れていた。しかしまだ残り6試合あるし、これから何が起こるかわからない。次節は松本戦。4年前にワースト試合で完敗し、2日後にセレーゾ監督(当時)が解任された。今年、ホームでは5対0で圧勝しているが、それは忘れよう。
松本戦の前に、ルヴァンカップ準決勝の2試合がある。まずはこれに照準を合わせよう。三竿とレオが離脱中、そしてセルジーニョが今日負傷交代を余儀なくされた。過密日程になるが、10月は正念場である。
試合終了 | 勝利の挨拶 |
殊勲の犬飼 | 敗れたC大阪側 |