鹿島魂From関西
観戦日記

試合データ

2019年8月17日 J1 第23節
昭和電工ドーム大分 入場者数:28,574人
大分0−1鹿島(前半0−0、後半0−1)

  • 大分メンバー
    • GK 高木駿
    • DF 三竿雄斗、鈴木義宜、岩田智輝
    • MF 小林裕紀、松本怜、前田凌佑(→長谷川雄志)、田中達也
    • FW 小塚和季(→三平和司)、ティティパン(→嶋田慎太郎)、オナイウ阿道
  • 鹿島メンバー
    • GK 曽ケ端準
    • DF 小泉慶、ブエノ、犬飼智也、小池裕太
    • MF 三竿健斗、名古新太郎(→レオ シルバ)、セルジーニョ、白崎凌兵(→永木亮太)
    • FW 土居聖真、伊藤翔(→相馬勇紀)
  • 得点者
    • 鹿島 相馬(71分)

試合後記

相馬勇紀、鹿島移籍後初ゴールは値千金弾!

 今年の夏休みは9連休。今日は休み8日目。いよいよ仕事も始まるが、あと少し休みを満喫したい。そして今日、今シーズンの現地観戦で最も楽しみにしていたのが大分戦。これまで5回、大分へ行ったが、全て昼の試合で、日帰りで可能だったので、観光へは一度も行けなかった。なので、翌日に観光したかったので、非常に楽しみにしていた。この対戦カードが決まって、半年前にすでにホテルの予約もしていた。
 さて、今日のきっぷは「e5489」専用の大分往復割引きっぷを使用して、少しでも安くしたかった。お盆の時期でも使えるのはありがたい。新幹線は新大阪から乗る。小倉に到着してソニックに乗り換える。このソニックも6年ぶりに乗る。以前は車内販売があったが、今はない。車内販売がある光景を見ると、特急列車に乗っている実感が沸くのだが、次々と車内販売が廃止されて、何だか寂しい。
 大分駅に到着。6年ぶりに大分にやってきたが、大分駅はすごく大きくなったなぁ。6年前はまだ改修途中の状態だったが、かなり豪華になっている。

白いソニック KUROがお出迎え
白いソニック KUROがお出迎え
こちらにも(かわいらしい) 大分駅
こちらにも(かわいらしい) 大分駅

 大分駅に着いたのが13時頃。時間はたっぷりあるので、ポケモンGO。どこかにレイドバトルをやっているところを探すと、少し離れているが、行ってみよう。8月の伝説ポケモンはレックウザ復刻。今回は色違いの黒レックウザが実装。何度も挑戦しているが、まだ黒レックウザがない。今度こそほしいが、今回も黒レックウザじゃなかった。ただ、96%の高個体値だったのでOKとしよう。
 宿泊先はホテルルートイン大分駅前。コインロッカーの確保と、早く駆けつけたいと思って、23時チェックイン予定も、15時チェックインに変更する。15時ピッタリに合わせてチェックインしたが、他の鹿島サポーターも続々とチェックイン。まぁ、そうなるやろうなぁ(笑)。このホテルからすぐのところにシャトルバスが運行されているので、さぁスタジアムへ。
 スタジアム到着は15時45分頃。おぉ、スタジアム外の広場は賑やかになってるね。イベントスペースはあり、グルメも豊富。そして、夏真っ盛りなので、プールも設置されている。

スタジアム外の売店 ウォータースライダー
スタジアム外の売店 ウォータースライダー

 そして今日はまたもや、ポケモンGOのイベントと被った。今日は「スイクンデー」ということで、16時から19時まで、ほとんどのジムでスイクンが登場する。稀に色違いのスイクンも。スタジアム周辺には3つしかない。色違いのスイクンがゲットできれば。
 バックスタンド付近のコンコースにジムがあるので、16時になったが、人があまり集まらない。あぁ、そうかぁ、一般入場が始まっているから少ないのかな。スイクンに勝利したが、色違いは出なかった。残りのジムに人が集まってそうかを見ると、集まっているようには見えなかったので、今回は1回きりになってしまった。色違いスイクン欲しかった・・・。
 未練タラタラだが、スタジアム外をうろちょろしよう。大葉カレーがあるね、これにしよう。大葉自体があまり好きではないが、それほど大葉の苦みはない。これなら俺でも食べられる。そして、タピオカミルクティーが売っていた。タピオカブームになっているらしいが、俺はタピオカをこれまで食べたことない。なので注文してみよう。う〜ん、何やろう、那智黒をゼリーにした感じ?悪くはないが、俺にはあまり合わない。

大葉カレー タピオカミルクティー
大葉カレー タピオカミルクティー

 さて、スタジアム内に戻ろう。あとはゆっくりスタジアム見物をしよう。今日は大分県出身の阿部真央が来ている。人気歌手がこういったスタジアムに来るというのもいいことやね。デビュー曲から最新曲など3曲をすべてアコースティックギターで披露していた。
 今日の先発をみておこう。今日はスンテが警告の累積で出場停止。代わって曽ヶ端が先発。伊藤が天皇杯に引き続き先発だが、それ以外のメンバーは入れ替え。前節殊勲の勝ち越しゴールを決めた上田、ひょっとして先発もあるかなと思ったら、今日もサブだった。出番があったら存分に暴れてほしい。
 そして大分も、天皇杯から総入れ替え。大分といえば、2016年にJ3で戦っていた時には、いつJ1に復帰できるんやろうと、心配していた。しかしV字回復でJ1に戻ってきた。よかった。まぁ、その「よかった」は大分遠征ができるという意味で(笑)、じゃなかった、よく立て直したもんやという意味で。

メインスタンドはほぼ埋まった バックスタンドもほぼ埋まった
メインスタンドはほぼ埋まった バックスタンドもほぼ埋まった
大分サポーター 鹿島サポーター
大分サポーター 鹿島サポーター

 鹿島のフォーメーションはいつものように4-4-2。対して大分は3-4-2-1。開幕節で2ゴールを決めた藤本は神戸へ電撃移籍。トップにはオナイウ阿道が入っている。オナイウが得点量産を始めているし、警戒したい。あとは、三竿雄斗。鹿島での2年間はケガに苦しんで、殆ど出場できなかった。大分で復活を遂げている。そして弟の健斗との対決となる。
 開始早々、鹿島はピンチ。シャドーのティティパンにクロスボールを入れられる、ゴール前でオナイウが飛び込んだが、シュートを打たせず。流れたボールを小塚、田中と立て続けに飛び込むもボールは枠を越えてくれた。オナイウはスピードがあるようだし、こういった飛び込みなどは気をつけたい。
 それ以降は、膠着状態に入っている。お互い後方からボールを回して、チャンスを窺っている。前節のF・マリノス戦から、ブエノが先発で起用されている。スンヒョンからポジションを奪う絶好のチャンスとなっている。さっきもオナイウへの対応がよかったし、このままポジション奪取か。
 お互いチャンスがあまりなかったが、36分に鹿島は惜しいシーンを作る。中盤の混戦からのこぼれ球を伊藤翔が合わせる、しかしサイドネットに当たってしまった。いつからなのか調べていないが、翔さんに2つ目のチャントができてるね。最後の手拍子がちょっとリズムを掴むのが難しいが。
 前半は互いにチャンスを窺いながらも、シュートまで持っていけず。鹿島はシュート僅か2本。大分は前半シュートゼロやったんやね。ちょっと危ない場面を作られていたんで、シュート打っているかと思ったら。

今日もブエノが先発 兄、雄斗
今日もブエノが先発 兄、雄斗
先発は曽ヶ端 オナイウ阿道に警戒
先発は曽ヶ端 オナイウ阿道に警戒
伊藤のシュートは サイドネットに弾かれる
伊藤のシュートは サイドネットに弾かれる

 後半開始時に鹿島、大分とも選手の交代はない。54分に鹿島は大分に危ないシーンを作られる。小林の縦パスが小塚に通る、そして小塚は田中にパス、田中にクロスボールを送られたが、曽ヶ端がキャッチ。キャッチ直後に相手と交錯して、ピッチに倒れ込んだが大丈夫。
 59分にお互いが選手交代に出る。大分はティティパンに代わって嶋田、鹿島は伊藤に代わって相馬が入った。相馬は右サイドハーフに入って、右サイドハーフだったセルジーニョが土居と2トップを組んでいる。
 2人目の選手交代は鹿島から。66分に名古に代わってレオ シルバが投入された。そのままボランチのポジションに入っている。
 そしてついに均衡が破れる。71分、小池の大きなサイドチェンジ、そのボールが相馬に渡って、相馬はそのままドリブルで仕掛ける。ペナルティエリア手前からシュート!これが鮮やかにゴールマウスに吸い込まれ先制!素晴らしい!この位置は遠藤が得意な「ヤスゾーン」の位置、これはキーパーどうしようもない。それと、小池の大きなサイドチェンジ、これも精度が高かった。
 この1点で、鹿島はさらに攻撃の圧力をかけている。75分には、左から右への攻撃、相馬がドリブルで持ち込んで、右サイドバックの小泉へ。このボールは通らなかったが、弾かれたボールを再び相馬が奪い、今度はドリブルで仕掛けてクロスボール、惜しくも白崎は合わせられず。相馬がホントにいいアクセントになっている。
 さらにその直後、小池からのCKから犬飼がそらして、ゴール前で待っていたブエノがダイレクトで合わせてシュート、しかしこれは高木にかき出された。いい位置にこぼれてきただけに惜しかった。ブエノは悔しがったが、こうやって試合に出続けていたら、必ず得点できると思いたい。
 残り約10分になったところからは再び大分が攻め込む。81分には右サイドから中央へドリブル突破され、左へ、右へ、最後は中央の三平にワントラップ後に合わせられるが、バーを越えた。近くの付近の男性サポーターから「心臓に悪いわ」と。確かに。
 鹿島は最後の選手交代として、永木が出場。白崎との交代で、永木はそのまま左サイドハーフに入っている。大分は途中から4バックに変更したらしいが、そんなの見てません!(笑)。とにかく必死に守り切ることに精一杯。アディショナルタイム4分、最後まで集中力を切らさず試合終了の笛!

相手との交錯で倒れ込む曽ヶ端 相馬が途中出場
相手との交錯で倒れ込む曽ヶ端 相馬が途中出場
レオも途中出場 相馬のシュート!
レオも途中出場 相馬のシュート!
決まった!! 喜び弾ける鹿島の選手たち
決まった!! 喜び弾ける鹿島の選手たち
ブエノのシュートは 高木にかき出される、惜しい!
ブエノのシュートは 高木にかき出される、惜しい!

 1対0、鹿島らしいスコアで勝利。ホンマにホッとした。お互いが必死になって戦って、非常に素晴らしい試合になった。大分も敗れはしたものの、試合内容はそんなに悪くなかったんじゃないかと。
 これで公式戦3連勝になった。ケガ人が続々と復帰し、完全ローテーションも可能に。本職はボランチながら、右サイドバックとしてもプレーできる小泉、そして今日殊勲の相馬、ホントにいい選手が加入してくれて非常にありがたい。何で小泉は今年柏で全然使われなかったんやろう。
 鹿島は2位のままだが、首位FC東京が敗れて、勝ち点差は4に縮まった。十分射程圏内に入っているが、これまでも何度も言っているように一戦必勝。全冠制覇という目標の下、負けるわけにはいかなかった。次はG大阪戦、金曜日開催なのでカシマへは行けないが、必ず勝ってくれると信じている。

試合終了 サポーターへ挨拶
試合終了 サポーターへ挨拶

試合終了後、そして翌日

 翌日の観光も楽しむため、ゆっくりする。しかしまぁ、チェックイン時もそうやったけど、試合後のホテルの館内、エレベーターは鹿島サポーターだらけ(笑)。去年の長崎遠征、ホテルの大浴場で俺の着替えを間違えるオッサンがいたハプニングがあったが、今年はさすがにそれはない(笑)。
 疲れていたのですぐに寝られた。そして、朝食バイキングでしっかり食事をとって、待ちに待っていた観光。今回は別府の地獄めぐり。7つの「地獄」があるが、時間の関係で5つ。
 別府駅からバスで25分ほどで、海地獄前のバス停まで着いた。早速海地獄から行ってみよう。共通観覧券2000円を購入すると、案内係の女性が、一枚ずつ順に行くと行きやすいと。順番が海地獄、鬼石坊主地獄、かまど地獄、鬼山地獄、白池地獄の順に並んでいた。この順に行ってみよう。
 コバルトブルー色の地獄を見てみよう。おぉ、何だか白い煙もすごいし、コバルトブルー色が綺麗やね。これって、ホンマに地獄?(笑)。鬼石坊主地獄はそれほど広さはなかったが、何だか灰色の泥がボコボコと沸いている。これも熱いんやろうね。
 3つ目の地獄はかまど地獄。何だか1丁目とか何丁目とか付いている。あと、高温100℃のど・肌の湯というのもある。白い煙を吸うらしいので吸ってみよう。何だかちょっと臭いね。けど、肌のためになれば。
 4つ目は鬼山地獄。ワニがたくさんいるらしいが、まずはワニの赤ちゃんがいる建物があるらしいので、そこへ行ってみよう。あらら、ホンマに小さい。これならかわいいけど、他のエリアへ行くと、大きなワニがいっぱい。殆ど微動だにしないが、いざ動くと「バシャン!」と池の水の音が。迫力があるね。
 最後は白池地獄。海地獄とちょっと似た感じの水色の池があった。遠くからみると何かの形に見えると看板があったので見てみると、これはハート型?
 少し離れた残り2つの地獄、血の池地獄と龍巻地獄も行きたかったけど、予約していたソニック号が午前中なので断念。もうあと1時間ちょっとずらせばよかったかな。でも、これだけでも満足できたし、あとはゆっくり帰ろう。翌日から仕事、あ〜ぁ。

入場券など 海地獄
入場券など 海地獄
大鬼蓮 「睡蓮」だそうで
大鬼蓮 「睡蓮」だそうで
鬼石坊主地獄 灰色の泥がポコポコと
鬼石坊主地獄 灰色の泥がポコポコと
かまど地獄2丁目 のど・肌の湯
かまど地獄2丁目 のど・肌の湯
鬼山地獄 ワニの赤ちゃん
鬼山地獄 ワニの赤ちゃん
大きなワニがたくさん 白池地獄
大きなワニがたくさん 白池地獄
ハート型? 青いソニック
ハート型? 青いソニック

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