2019年7月6日 J1 第18節
カシマサッカースタジアム 入場者数:17,442人
鹿島2−0磐田(前半2−0、後半0−0)
試合内容はよくないが、J1通算500勝達成!
今年2回目のカシマ。当初からこの磐田戦を行こうとしていたが、迷っていた。今年度から、労働基準法の改正により、有給休暇の取得義務化が始まり、6月14日に有休を取った。その14日はセレッソ戦、これと迷った。この時期は自宅のプチリフォームがあって、14日に大工さんが来るということで、やっぱり当初から予定していた磐田戦にした。
その磐田、Jリーグを長く見ている人ならよく知っているが、1996年から2002年までは鹿島・磐田の2強時代だった。磐田は2013年にJ2に降格、そしてJ1に復帰したが、今年は最下位になっている。先月の川崎戦を最後に、名波監督が辞任。鈴木秀人新監督の下で、新たなスタートを切った。
今日は19時キックオフということで、試合後は成田駅前のホテルで宿泊。行きは新幹線で東京まで行き、その後はかしま号に乗ってスタジアムへ。13時過ぎに東京駅に到着。バスターミナルはそれほど混雑していない。13時20分のバスは乗れなかったが、13時40分のバスに乗った。
カシマスタジアム | 鹿島灘、曇っていて見えにくい |
スタジアムには16時前に到着。今日は雨の予報が出ていて、生憎の天気になりそう。俺自身は自称晴れ男だが、梅雨時だと勝てないのかな(汗)。
さて、開門。今日は先に、新商品のハンディファンが欲しくて、すぐにオフィシャルショップへ。無事購入。これからの時期なので、きっと売れそうかなと思ったから。あとはゆっくりスタジアムグルメ。今日はまるだいさんの豚塩カルビ丼ともつ煮込みを注文。あぁ、やっぱり美味しい。
今日は強風が吹いていて、寒さが苦手な人は肌寒いと思う。俺は暑がりなのでちょうどいいが、観戦チケットがふにゃふにゃに。おそらく湿気かな。スーパーくせ毛の俺なので、湿気が最大の敵。湿度の高さは梅雨らしいが、髪がくしゃくしゃになるぅ・・・。
そして今日はミュージアムにも行きたかった。先月にリニューアルされたということで、行ってみよう。なるほどぉ、これまでと全然違うね。チャンピオンフラッグの飾り方や、レジェンドの展示品など、すべてガラス張りに。ただ、これまで展示してあったものがなくなっているものが多い。
俺の席種はカテゴリー1。雨が降らないように祈っていたが、17時過ぎから降り出した。なので、サポーターズシート上層へ移動しよう。ガラガラなので、ここで今日は見ようと思ったが、その後雨は止んだようなので、選手紹介が終わったら、やっぱりカテゴリー1へ戻ろう。
常陽銀行イメージキャラクターの安部と土居 | 数々のタイトルのトロフィー |
2018年ACL優勝トロフィー | レジェンドたちのシューズなど |
アントン | 選手バス到着 |
磐田サポーター | 鹿島サポーター |
鹿島のフォーメーションは4-4-2。今日も左サイドバックには小池が入っている。磐田はどうやら3-4-2-1、中山がトップで、ロドリゲスと山田がシャドーの位置に入っているように見える。
立ち上がりから磐田ペースで推移。鈴木監督は現役時代がDFだったから、鹿島がボールを保持して、磐田は守備からという展開を予想していたが、全く逆。磐田のパス回しに、鹿島が全くついていけていない。鹿島ボールになっても、磐田はアグレッシブな姿勢で、ボールを奪い取る。
そんな状況の中、鹿島はラッキーな先制点が入る。小池の左サイドからのFKはレアンドロの頭にあたり、そのボールが新里のオウンゴールを誘い先制。
それにしても、ロドリゲスの動きは素晴らしいね。力強いドリブル突破からのシュートが2本。いずれもスンテの正面ではあったが、ドリブルもスピードがあって、豪快なシュートも放てる。これは警戒しなければならない選手が出てきたな。
主導権を握れなかった鹿島だったが、40分に2点目。白崎の縦パスに、走っていた小池が反応。タッチライン際からボールを放り込むと、そのボールがゴールマウスに吸い込まれた!まさか入るとは思わなかったし、動画撮ることができなかった・・・。小池のゴールも良かったが、シラの縦パス、やっぱりこれは武器やね。
左サイドはシラと小池 | 磐田は守備の時は5バック |
小池のFKから | オウンゴール誘発! |
小池のゴール! | 祝福を受ける小池 |
後半開始時、鹿島には選手交代はなかったが、磐田は中山に代わってアダイウトンが入った。これまたドリブルが持ち味の選手が入って、ますます厄介になりそう。
しかし、後半になっても鹿島は主導権を握れず、パスミスやボールの奪われ方が悪い。スンテに関しても、ゴールキックからのリスタートも、そのままタッチラインを割ってしまうシーンが多い。
54分に鹿島は1人目の交代、永木に代わって山本が入った。前半にファウルを受けて、痛んでいたことがあったので、それを考慮しての交代か。山本はそのまま右サイドバックに入っている。先月のG大阪戦で、脩斗の新チャントがお披露目されたが、終始磐田に攻められているため、なかなか流せない。
61分にはあわやというシーンを作られてしまう。磐田の右サイドからボールを繋がれて、最後は山田の左足のシュート。間一髪でスンテがスーパーセーブ。
途中出場のアダイウトンにも、力強いドリブル突破からシュートを許している。53分のドリブルからのシュートもそうやし、74分にも右サイドからアダイウトンがシュート。いずれもゴールはならなかったが、終始磐田ペースで推移している。
事態を打破すべく、その直後にレアンドロに代わって安部が投入される。安部はバルセロナ移籍秒読み段階、今日がラストマッチとの報道もある。移籍前に自慢のドリブル突破を見せてほしい。
それでも磐田ペースには変わらないが、80分に鹿島にとって久しぶりに惜しいシーンを作る。右サイドの攻めから、山本がクロスボールを送り、そのボールをレオがヘディングシュート、惜しくも枠を外れてしまった。レオのヘディング、あまり得意そうになさそうやね。
試合終了間際になっても磐田ペース、最後は町田に代わってブエノが投入。ブエノも怪我をしていたけど、思ったより早く復帰できたね。もうすっかりよさそう。スンヒョンが離脱中、ブエノの力も必要。
ドリブル警戒、ロドリゲス | 永木に代わって山本が入る |
山本とアダイウトンとの競り合い | 安部が途中出場 |
山本のクロスボールを | レオがヘディングで合わせるも |
枠を外れた・・・ | ブエノ投入 |
2対0の完封勝利で、J1通算500勝達成。しかし、試合内容に関しては散々。鹿島がやりたかったことを、ことごとく磐田にやられたという印象。しかし、磐田の決定力不足に救われ、ラッキーなオウンゴールもあり、何とか勝利した。とりあえずはホッとした。
対する磐田、あとはゴールだけ、という印象だったんじゃないかと。終始素晴らしい試合内容だったと思う。かなりの危機感をもって、プレーをしていたと思う。順位はまだまだ厳しいけど、今日のような試合を続けていけば、きっと残留できると思うので、再び鹿島と磐田の2強時代を思う。
そして鹿島、今日のような試合では今後心配になる。ましてや、安部がバルセロナ、安西がポルティモネンセ移籍が濃厚。優磨に関してもシント=トロイデンとベシクタシュからのオファーがあるとされている。今日の試合前に、原理主義さんのブログを見ると、セルジーニョもアトレティコが獲得の意思があるようで、最大4人報じられている。移籍に備えて、補強に対して水面下で調査は進んでいると思うが、次節まで中6日あるので、しっかりリフレッシュして次戦に備えてほしい。柴崎電撃復帰とかないかなぁ(汗)。
試合終了 | LIXIL賞の小池 |
サポーターへ挨拶 | 安部がサポーターへ挨拶 |