鹿島魂From関西
観戦日記

試合データ

2019年6月1日 J1 第14節
パナソニックスタジアム吹田 入場者数:30,495人
G大阪1−1鹿島(前半1−1、後半0−0)

  • G大阪メンバー
    • GK 東口順昭
    • DF 三浦弦太、金英權、尾瑠、福田湧矢
    • MF 小野瀬康介(→田中達也)、倉田秋、矢島慎也、江麗央(→今野泰幸)
    • FW アデミウソン(→ファン ウィジョ)、食野亮太郎
  • 鹿島メンバー
    • GK クォン スンテ
    • DF 山本脩斗(→町田浩樹)、チョン スンヒョン、犬飼智也、安西幸輝
    • MF 三竿健斗、永木亮太(→レアンドロ)、中村充孝(→安部裕葵)、白崎凌兵
    • FW 土居聖真、セルジーニョ
  • 得点者
    • G大阪 食野(13分)
    • 鹿島 土居(43分)

試合後記

前半はミス連発、ガンバ寄りのジャッジ、にも関わらずドロー

 昨年はC大阪、中2日でG大阪という大阪勢の2連戦。今年は今日のG大阪戦と、中断期間明けの14日のC大阪戦。中2日ではないが、大阪勢と2戦続けて戦う。大阪勢と2戦続けて戦うのが好きなのか?(笑)。まぁ、それはともかく、日本代表の活動のため、今節で一時中断期間になり、勝っておきたい。
 昨年は台風の影響もあって電車にしたが、パナスタへのアクセスは基本的には車。ビジター指定席のチケットを取った後、南駐車場の駐車券を買うのを忘れた。なので、スタジアムから2キロ近く離れたタイムズに停めようと。このタイムズを利用すると勝っているのでゲン担ぎ。一般道でアクセスしていたが、非常に流れが悪く、発進しては赤信号の繰り返し・・・。当初の予定から約25分遅くタイムズに到着。まぁ、それでも14時過ぎ。

エキスポシティの観覧車 パナソニックスタジアム吹田
エキスポシティの観覧車 パナソニックスタジアム吹田

 ビジター指定席なので、ゆっくりとアクセスすればいいのだが、スタジアムグルメを早く利用したかったので、ビジター自由席の時と同様、早く到着したかった。ビジター側の最後尾、14時半ごろに着いたが、結構列を作っているね。まぁ、でも余裕余裕。
 とりあえず落ち着いたので、スタジアム外観などを見物しよう。なるほどぉ、これまではスタジアム外ではそれほど賑やかではなかったが、スタジアム外でもイベントスペースや、グルメが充実するようになってるね。たこ焼きのくくるも出店している。スタジアムに入ってから、またグルメを味わいたいので、ステーキ串1本だけにしよう。少々厚めの肉なので、やや硬さがあるが、タレが効いていて美味しい。
 16時30分に開門なので、列に戻ろう。去年と同様、鹿島サポーターの列が長くなってきた。関東の人達は今日どうするのかな。やっぱり宿泊してから、翌日に帰るのかな。俺は車やから、日帰りで問題ないが。

スタジアム外の売店 それなりに長い列
スタジアム外の売店 それなりに長い列

 さぁ、開門。ビジター指定席なので、自由席のように場所取りはする必要がないから、先にスタジアムグルメ。今日は焼肉たむらの焼肉丼、そしてたこ焼きのくくるのチーズたこ焼きにしよう。マヨネーズが食べられないので、チーズたこ焼きは助かる。焼肉丼はすぐに買えたが、アウェイ側にあるくくるには多くの鹿島サポーターが並んでいる。やっぱりたこ焼きがメインか。俺は10分近く待ったかな。
 焼肉丼もチーズたこ焼きも美味しく召し上がったところで、ゆっくりとスタジアム巡り。上層はチケットチェックが行われていないから、いい眺めを堪能できた。眺めている間に、高槻市のマスコット「はにたん」がいるね。音楽に合わせて踊ってくれているけど、あまり派手に動けないのかな(笑)。
 あとは自席で試合開始を待とう。と思ったら、インファイトの人たちだけで集まっていて、チャントを確認していた。よく聞いてみると、おっ!山本脩斗のチャントやん!ついにお披露目か?これは楽しみ。そして、18時頃についに山本脩斗のチャントがお披露目。なかなかいいね。「走れ脩斗」「駆け上がれ」は、サイドバックの選手にピッタリの歌詞。脩斗は鹿島に来て6シーズン目、個人チャントがあってもおかしくなかったが、やっと今日登場した。あとは永木と白崎あたりに作ってほしい。
 さて、先発を見ておこう。前節と違うところはアツが先発やね。そして、レオ シルバが負傷のため今日はベンチにも入らず、永木がボランチを務める。ボール奪取だけではなく、縦への推進力に長けたレオがいないのは痛いが、永木は精度の高いFKを蹴ることができるし、FKの時が特に楽しみ。

開門 チーズたこ焼き
開門 チーズたこ焼き
高槻市のマスコット「はにたん」 二川孝弘が登場
高槻市のマスコット「はにたん」 二川孝弘が登場
ガンバサポーター 鹿島サポーター
ガンバサポーター 鹿島サポーター

 鹿島のフォーメーションはいつものように4-4-2。対してG大阪は3-3-2-2か。ここ2試合は失点がなく、守備の改善の兆しが見えている。守備の時にはおそらく、両ウイングバックが最終ラインに入って、5バックになるのではないかと思われる。
 立ち上がりは鹿島は攻撃のリズムが作れず、ミスが多い。G大阪の寄せが速く、球際の激しさも伝わる。かなり飛ばしているのではないか。そして、G大阪は両サイドをうまく使っている。7分には食野にサイドからいいシュートを打たれている。ここは難を逃れたが、13分に先制されてしまう。G大阪の右サイドから、小野瀬が中央へ侵入。その後混戦になって、アデミウソンが食野へチョンとパスして、食野が豪快に決める。
 失点してしまって、早く追いつきたいところだが、G大阪の素早いプレスに手を焼いて、攻撃へのリズムが作れない。シュートどころか、中盤でボールを奪われることが多い。アデミウソンも献身的に守備。
 G大阪の素早いプレスに手を焼いていた鹿島だったが、43分に同点に追いつく。永木の大きなサイドチェンジが安西にわたる。サイドから中央へ侵入したところで、土居にパス。土居はうまくシュートコースを探して思いきりよく蹴り込み同点!ミス連発も、前半のうちに追いついた。

個人技に警戒、アデミウソン 永木が先発
個人技に警戒、アデミウソン 永木が先発
土居のシュート! 決まった!!
土居のシュート! 決まった!!

 後半開始時に選手の交代はない。前半は攻撃のリズムが作れなかったが、後半は鹿島が攻撃のリズムを作り始める。右サイドを中心に攻めている。
 今日は早い段階で選手交代、中村に代わって安部が入る。アツはちょっと消えていたかな。全然攻撃に絡めていなかったし。しかし、安部が入ったことで、さらに攻撃が活性化された感がある。
 70分には、左サイドからの攻撃から、土居、そしてセルジーニョと繋いで、最後はセルジーニョが自らシュートを放つ。しかし、バーを越えた。直後には、右サイドからの攻撃で、安部が一人かわしてドリブル突破、ペナルティエリアへ侵入した時にシュート、これは惜しくもサイドネット。怒涛の攻撃で、いつかは点が取れるのではないかと感じるシュート2本があった。
 今日は審判は一貫して、G大阪寄りのジャッジ。前半もそうだが、後半開始直後に土居が相手にファウルを受けたはずが、ノーファウル。鹿島にはファウルの判定はきっちり出す。さらには、G大阪の選手がペナルティエリアでハンドも、ハンドの判定出さず、鹿島のハンドにはハンドの判定を出す。鹿島にはスンヒョンとセルジーニョにはイエローカードが出たが、G大阪に関してはゼロ。鹿島のファウルは出すが、G大阪にはファウルを出さない、イエローに相当する行為もイエローなし。めちゃくちゃ。
 そんな判定に負けずに、逆転ゴールを期待したい鹿島、74分に山本に代わって町田が入る。町田が左サイドバックに入って、安西が右サイドバックにポジションチェンジ。G大阪の右サイド対策か。と思ったけど、安西と安部とのサイドは相性が良い。それを買ってか。
 83分に最後の交代、永木に代えてレアンドロを投入。これにより、左サイドハーフの白崎がボランチへシフト。両サイドをドリブルが得意な選手を配置。84分にはその右サイドからの崩しから、惜しいシーンが。安部がボールを保持した後、安西からのクロスボールを町田がヘディングシュート。高さで上回って、ドンピシャのタイミングだったが、バーに直接当たってしまった。あぁ〜。町田としても、持ち味の高さを生かしたヘディングだっただけに、決めたかった。
 さらに後半アディショナルタイムに入るところで、レアンドロのドリブル突破から、中央へグラウンダーのボールを送る、そのボールは土居が合わせられず、そしてセルジーニョも間に合わず。ここで決めたら劇的ゴールやったのになぁ。結局、逆転ゴールが生まれないまま試合終了。

安部のドリブル突破から 自らシュートを放つが
安部のドリブル突破から 自らシュートを放つが
ボールは惜しくもサイドネット スライディング時、福田の腕に当たっているが
ボールは惜しくもサイドネット スライディング時、福田の腕に当たっているが
ハンドのアピールも 笛が吹かれず抗議
ハンドのアピールも 笛が吹かれず抗議
白崎の左腕、確かにハンドだが 鹿島の場合はハンドの判定
白崎の左腕、確かにハンドだが 鹿島の場合はハンドの判定
町田のドンピシャヘディングも バーに当たってしまった
町田のドンピシャヘディングも バーに当たってしまった

 1対1の引き分け。前半はG大阪の素早いプレスに手を焼いたが、後半は怒涛の攻撃を見せた。そして、一貫してG大阪寄りのジャッジにも関わらず、懸命に逆転ゴールを狙って戦った。結局逆転ゴールは生まれなかったが、選手はよく戦ったし、サポーターは当然、選手たちに拍手。
 これまで、この吹田サッカースタジアムでは通算5勝1分で負けはなかった。今日で5勝2分。とりあえず負けなしは継続。いずれは敗れてしまう時はやってくるとは思うが、それをずっと阻止していきたい。
 現地観戦のサポーターのみなさん、今日はお疲れ様でした。日本代表の試合のため、今節で中断期間となるが、また2週間後にはリーグ戦が再開する。それまでは一旦、サポーターも休んで、リーグ戦再開に向けてまた準備して、一緒に戦っていきましょう。

サポーターへの挨拶 ライトアップされた観覧車
サポーターへの挨拶 ライトアップされた観覧車

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