観戦日記
横浜FM
2-1
鹿島
横浜FM |
鹿島 |
---|---|
GK 1朴 一圭 |
GK 1クォン スンテ |
DF 18広瀬 陸斗 |
DF 6永木 亮太 |
DF 13チアゴ マルチンス |
DF 39犬飼 智也 |
DF 44畠中 槙之輔 |
DF 28町田 浩樹 |
DF 33和田 拓也 |
DF 22安西 幸輝 |
MF 8喜田 拓也 |
MF 20三竿 健斗 |
MF 10天野 純 |
MF 4レオ シルバ |
MF 41三好 康児 |
MF 10安部 裕葵 |
FW 23仲川 輝人 |
MF 41白崎 凌兵 |
FW 9マルコス ジュニオール |
FW 8土居 聖真 |
FW 11遠藤 渓太 |
FW 15伊藤 翔 |
横浜FM |
鹿島 |
---|---|
OUT ▼チアゴ マルチンス |
OUT ▼安部 裕葵 |
IN △ドゥシャン |
IN △レアンドロ |
OUT ▼三好 康児 |
OUT ▼土居 聖真 |
IN △扇原 貴宏 |
IN △セルジーニョ |
OUT ▼マルコス ジュニオール |
OUT ▼白崎 凌兵 |
IN △李 忠成 |
IN △金森 健志 |
ゴールデンウィークのスタート。今年は10連休。一昨年や昨年は9連休にしたが、それよりも1日多い。嬉しい反面、10連休の最終日は憂鬱になりそう(汗)。
4月の現地観戦、どのカードにしようか検討していた。FC東京戦にするかマリノス戦にするか。両方は予算の都合で無理なので。ゴールデンウィークを楽しもうということで、マリノス戦を選択した。
午後1時キックオフということで、今日は日帰りにする。朝7時半前に自宅を出て、新幹線で新横浜駅まで行く。朝はちょっと寒いが、日なたでは暖かい。ポケモンGOをやりながらスタジアムへ向かおう。
今日の富士山
花が綺麗(スタジアムへ向かう途中)
スタジアムに到着。早速バックスタンド側のイベント広場を回って行こう。今日は「The CLASSIC」と題して、マリノスと鹿島の一戦を振り返った写真や、初代ユニフォームと現在のユニフォームが展示されている小ブースがあった。これを見ていこう。
この2チームだけがJ2降格経験がないため、「The CLASSIC」のタイトルの前に「J1を舞台に、27年間、唯一続く宿命の一戦。」と。いろいろあったなぁ。2004年1stはマリノスがステージ優勝、この時の対戦相手が鹿島。奇跡の逆転優勝へ向けて連勝街道まっしぐらの2007年など。そして、2015年を最後に、鹿島は日産スタジアムでの勝利から遠ざかっている。今日こそは勝ちたい。
さて、スタジアムグルメをと。4年前と比べて、ブースが多くなったかな?松屋のブースは4年前もあったが、今回はマリノス公式HPで事前に調べておいたハンバーグにしよう。チーズハンバーグも選べるので、チーズハンバーグにしよう。大きな箱だったので、ボリュームがあるのかなと思ったら、それほどでもなかったが、美味しい。でもそれだけでは足りなかったので、他にももう1、2品。蒸し牡蠣があるね、これにしよう。牡蠣大好きなので、やっぱり美味い。
あっという間に、試合開始1時間半前になったので、スタジアムに入ろう。4年前に上層のSAミックス席にして勝利したので、今回も上層のSAミックス席に。4年振りの日産スタジアム、やっぱり大きいなぁ。
先発を見ておこう。今日は永木が右サイドバックで先発やね。そして、三竿が先発。怪我で試合に出られず、前節ようやく先発デビューの白崎も先発。そして、何といっても伊藤翔。5シーズン横浜FMに所属して、今日が古巣との初対戦。マリノスのことはよく知っているだけに期待したい。しかし、相手も伊藤のことはよく知っている。このあたりの駆け引きに注目したい。
「The CLASSIC」
ユニフォームや、これまでの戦いを写真で
初代と現在のユニフォーム
これまでの戦い
トリコロールランドは大賑わい
鯉のぼり
横浜FMサポーター
鹿島サポーター
木村和司氏が登場
斎藤司まで登場
鹿島のフォーメーションはいつものように4-4-2。対してマリノスもいつものように4-1-2-3。ポステコグルー監督になって2年目、これまでの堅守とは一転、攻撃的スタイルに生まれ変わっている。
ここ最近の試合では、立ち上がりに失点することが多かったので、今日も立ち上がりを気をつけたい。その立ち上がりは鹿島のペース。守備のリスクマネジメントも問題なさそう。
そして11分に、早速先制に成功。中盤でレオがボールを奪取後、左サイドの白崎へパス。白崎がタメを作って、駆け上がってきた安西へ縦パスが通る。ペナルティエリアに侵入すると、クロスではなく、シュートを放った。朴一圭の股を抜き、ゴールマウスに吸い込まれ先制!白崎うまかったね、いい縦パスを通して、最後は安西もうまく朴一圭の股を抜いてゴールを決めた。先制に成功したが、まだ1点。もっと点がほしい。
マリノスの3トップ、俺自身が最も厄介で、ケアしなければならないと思っているのが仲川。小柄ながら小気味よいドリブル突破で、得点力もある。見ていると、右サイドからいつでも中へ侵入するタイミングを窺っているように。特に安西に関しては、仲川をケアしていきたい。
ゴールを決めた安西、守備にも貢献。マリノスのペナルティエリア内、三好、仲川、三好と繋がれて、シュートを打たれるも、スライディングでブロックする。
その後、鹿島に2回FKがあったが、キッカーのレオは2回とも朴一圭に難なくキャッチ。本来は永木に蹴らせたいが、今日は右サイドバック、FKの場所はいずれも左。カウンターを仕掛けられたら遅れるし。
マリノスも42分、右からいい位置でのFKが。当然天野が蹴る。外せ!と祈りながら、ボールは僅かにバーを越えた。しかしまぁ、いいボール蹴るわ。
翔さん
白崎の縦パスを
安西が走り込み
そのままシュート!
ゴールネットを揺らす!
喜ぶ選手たち
要注意、仲川
三竿が今季リーグ戦初先発
後半に入ると一転して、マリノスのほうが一方的に押し込む展開になる。後半の立ち上がり、マリノスのCKの混戦から、仲川がシュートを放つが、スンテが足を出して難を逃れる。
一方的に押し込まれても集中していた守備だったが、69分に失点する。安部の出そうとしたパスがずれ、マリノスにボールを奪われた後、三好、仲川と繋がれ、仲川が見事な切り返しからゴールを決められる。安西が振り切られ、町田もブロックしていたが、シュートコースが良くて、どうしようもない。
同点に追いつかれた。そして、一方的に押し込まれている展開には変わりなく、鹿島がやっとボールを奪ったと思ったらボールロスト、パスミス。センターサークル付近からのFKも、右サイドにボールを預けようとしたボールがそのままタッチラインを割ってしまうなど、これでは攻撃のリズムを掴めない。
今日はハンド疑惑が2度、マリノス側にあった。49分に左サイドからのボールを、永木がスライディングでブロックしようとしたボールがハンド?さらに町田に関してもハンドの疑惑で、マリノスの選手たちが主審に詰め寄るシーンが。かなりの形相だったので、確信はあったんやろう。
それよりも、何としても勝ち越しゴールを奪いたい鹿島、見せ場はあった。76分にはカウンターから、土居、伊藤、レアンドロへ。レアンドロのボールが少し流れたが、レアンドロが走ってきた三竿にボールを渡すと、三竿が豪快なシュート。しかし、朴一圭の正面。いいシュートだっただけに、決めたかった。
ゴールが奪えないまま、82分に逆転を許す。三好の縦パスがマルコス ジュニオールに渡り、角度のないところからシュートを放つ。これがゴールマウスに吸い込まれてしまう。スンテもブロックしていたが、角度がなく、僅かな隙間があったところから決められてはきつい。
後半アディショナルタイムに入り、何とか同点には追いつきたいところだったが、安西のクロスボールから犬飼がスライディングで放ったシュートも枠を捉えられなかった。フラストレーションは溜まり、両チームの選手たちがもみ合いになるシーンも。
鹿島最後の攻撃、左サイドからの攻めから、マリノスの選手にあたってゴールラインを割る。さぁ、最後のCKと思いきや、試合終了の笛。今度は鹿島の選手が審判に詰め寄って抗議する。最後のCKを蹴らせてくれと思ったが、いつでも試合終了の笛を鳴らせるタイミングやったんやろう。
ハンドのアピール、マリノスの選手たち
セルジーニョ途中出場
レアンドロからのボールを
三竿が蹴り込むが
GKの正面
顔を覆う三竿
途中出場の金森は左サイドハーフへ
左サイドからのクロスボールを
犬飼が飛び込むも、膝にボールが当たって
バーを超えてしまう(オフサイドではなかった)
両チームもみ合いとなる
最後のCKを蹴らせてもらえず抗議
1対2で逆転負け。納得のいかないまま試合終了の挨拶に向かう鹿島の選手たち。そして、審判が引き上げる時には、鹿島サポーターから大ブーイング。そして、選手がサポーターへ挨拶する際も、ブーイングで選手を見送る。一部拍手するサポーターもいたが、ブーイングが妥当。
お互いに審判に対する不満があったとはいえ、仲川とマルコス ジュニオールのゴールは仕方ない。鹿島としては、後半の戦い方に関しては改善の余地がある。
右サイドバックの人材が不足している中、今日は永木が右サイドバックを務めた。小田はよいパフォーマンスを発揮できなかったし、伊東幸敏や内田の復帰が待たれる。翔さんも気になるね。3月は大車輪の活躍も、4月は一転して、公式戦のゴールがない。翔さんにいいボールが来なくなってきた。
逆転負けで、順位も9位に落ちてしまった。首位FC東京との勝ち点差は9、序盤やや躓いていた川崎にも抜かれてしまった。もう、これ以上は負けられない。次は必ず勝利してくれると信じている。一戦必勝。
挨拶に向かう選手たち
サポーターへの挨拶