鹿島魂From関西
観戦日記

試合データ

2017年7月5日 J1 第13節
市立吹田サッカースタジアム 入場者数:18,626人
G大阪0−1鹿島(前半0−0、後半0−1)

  • G大阪メンバー
    • GK 東口順昭
    • DF オ ジェソク、三浦弦太、ファビオ、藤春廣輝
    • MF 井手口陽介、今野泰幸(→遠藤保仁)、倉田秋、藤本淳吾(→呉屋大翔)
    • FW アデミウソン(→泉澤仁)、長沢駿
  • 鹿島メンバー
    • GK 曽ケ端準
    • DF 西大伍、三竿健斗、昌子源、山本脩斗
    • MF レオ シルバ、小笠原満男、遠藤康(→永木亮太)、中村充孝(→伊東幸敏)
    • FW ペドロ ジュニオール(→土居聖真)、金崎夢生
  • 得点者
    • 鹿島 遠藤(55分)

試合後記

遠藤康の芸術的ループ弾!前半戦を首位ターン!

 今日は平日の水曜日。有休を取ろうかと思ったけど、スケジュールが流動的でどうなるかがわからへんかったし。仕事が終わってから観戦することにした。
 仕事が終わってからの観戦なので、アクセスはもちろん電車、モノレールで。万博記念公園駅に到着したのが18時15分頃、俺自身早歩きだが、駅からスタジアムの距離が意外とあるね。
 到着したころには、フィールドプレーヤーがすでにウォーミングアップ中だった。まずはスタジアムグルメを少しとアクエリアスが欲しかった。少しでも早く到着したかったから、汗が・・・。
 スタジアムの到着が遅くなるから、今日のチケットはビジター指定席。鹿島サポーターで殆ど埋まっている。そして、ビジター自由席も多いね。平日なので、去年のJ1 1stステージの開幕節のようにぎっしり満員ではないけど、7割くらいは埋まっていたんじゃないかな。まぁ、去年はチケットを取るのに苦労したから。
 今日の先発は、仕事が終わる直前にメルマガで確認。前節からの変更は3人、スンテ負傷で曽ヶ端、小笠原、遠藤が先発。中2日なのでもう少しメンバーの入れ替えがあるかもと思った。レアンドロがベンチ外でブエノがベンチ入りしている。ターンオーバーかな。レアンドロには次節のFC東京戦で暴れてほしい。赤アはガンバに期限付き移籍しているが、契約の関係で鹿島戦は出場できない。成長して鹿島に戻ってこいよ!

ガンバサポーター 鹿島サポーター
ガンバサポーター 鹿島サポーター

 今年のG大阪のフォーメーションが何かと変化している。中盤をダイヤモンド型にしたり、3バック、4-2-3-1もあった。今日は4-4-2のようやね。長沢とアデミウソンの2トップの模様。鹿島はいつものように4-4-2。植田の負傷によって、今日も三竿健斗がセンターバックに入っている。
 キックオフ直後にいきなり大ピンチ。G大阪の左サイドからの攻撃、クロスボールをはじいたが、至近距離からシュートを放たれるが、枠の外へ。先制パンチを食らうところやった。危ない危ない。
 16分にもガンバ、藤本のスルーパスにアデミウソンが反応。持ち味のスピードを生かして、ペナルティエリアに入ったところでシュート。角度はそれほどなかったものの、アデミウソンはスピードあるねぇ。
 さらに危なかったのが27分、倉田のドリブルから前線の長沢へパス、曽ヶ端と1対1になる。長沢のシュートは曽ヶ端に当たって、三竿が何とかクリアした。
 ガンバはボールを奪った後の動きが速い。鹿島は中2日の影響があるのか、中盤でのパス回しは悪くないが、動きがややスローに思える。シュートも少ない。大きなチャンスは31分、レオ シルバが右サイドの西へ展開。西がグラウンダーのクロスをゴール前にいた中村が合わせたが、東口の正面。攻撃そのものはよかったね。
 ピンチは確かにあったが、激しいボディコンタクト、攻守の切り替え、ここ一番での集中力はあった。前半は0対0でハーフタイム。ハーフタイム中は応援を一時中断することが多いが、今日はハーフタイム中に入っても応援が続いている。勝てば首位、サポーターも当然本気。

今日は3rdユニフォーム センターバックは三竿健斗と昌子
今日は3rdユニフォーム センターバックは三竿健斗と昌子
精力的な動き、夢生 警戒したい、アデミウソン
精力的な動き、夢生 警戒したい、アデミウソン
中村のシュートは東口の正面 ペドロのドリブル
中村のシュートは東口の正面 ペドロのドリブル

 後半開始時に選手の交代は共になし。鹿島の選手はすでに後半キックオフの準備ができているのに、ガンバの選手がなかなかピッチに出てこなった。何をしていたんやろう。キックオフ前の円陣もできずじまい。
 51分にガンバのクリアボールが金崎に当たって、こぼれ球をペドロ ジュニオールがシュート。ペドロはG大阪にも在籍、選手紹介時には大きなブーイング。これに負けずに精力的に動いている。鹿島に移籍してきて、フィットし切れていなかったが、ここに来て好調。
 そして待ちに待った瞬間が55分に。金崎、中村、ペドロと繋いで、ペドロは右サイドの遠藤康に展開。右足でのクロスボールは弾かれるが、その後のボールの奪い合いから、小笠原が絶妙な縦パスが。そのボールを遠藤康が左足でループシュート!これがゴールマウスに吸い込まれ先制!いやぁ、これはうまい。簡単なシュートではない。小笠原の縦パスは絶妙、ループシュートのコースも絶妙。
 先制したがまだ1点。もう1点取って、楽な展開にしたい。そして最初の選手交代は鹿島から。60分、ペドロに代わって土居が入る。聖真はそのまま2トップの一角へ。ペドロ、レアンドロなどがゴールで結果を出し始めているだけに、聖真もそろそろゴールを奪いたい。
 G大阪も65分に今野に代わって遠藤保仁、72分にアデミウソンに代わって泉澤が入り、4-2-3-1へシフトしている模様。その交代に対応すべく、中村に代わって伊東が入っている。西が右サイドハーフ、遠藤康が左サイドハーフへポジションチェンジしている。
 80分に伊東のシュート、85分には金崎から土居へ、土居を起点にワンタッチパスが繋がる。抜け出した伊東がクロスボールを上げ、金崎が合わせたが惜しくもバーの上。いい攻撃が見られるようになってきた。
 何とかもう1点取りたかったが、後半アディショナルタイムのラストプレー、ガンバのCK。東口も加わる。遠藤保仁からのCK、中央で大混戦となる。とにかく「守り切れ!!!」の願い。最後は曽ヶ端がボールを取っていた。小競り合いがあったが、これで試合終了の笛がなりそう。そして笛。鹿島サポーター大歓声!

小笠原の絶妙な縦パスを 遠藤康がループシュート
小笠原の絶妙な縦パスを 遠藤康がループシュート
決まった!! 祝福される遠藤康
決まった!! 祝福される遠藤康
途中出場の土居、果敢に突破を図る 遠藤に代わって永木が入る
途中出場の土居、果敢に突破を図る 遠藤に代わって永木が入る

 最後の大混戦はホンマにヒヤヒヤした。去年に引き続き1対0で鹿島勝利。放心状態になって、さらに手がしびれた・・・。それだけホッとしたということか。早速オブラディ・オブラダの大合唱。みんなで勝ち取った。
 前半戦を首位で折り返す。去年なら1stステージ優勝やね。今年は1ステージ制。まぁ、それはさておき、首位ターンしたからといって、何も得ていない。目標は優勝。また中2日でFC東京戦が待っている。今年の開幕節では、FC東京に敗れている。大久保嘉人と森重が離脱しているようだが関係ない。また中2日で厳しいが、目の前の試合のためにしっかりコンディション調整してほしい。

勝利し、喜ぶ選手たち サポーターへの挨拶
勝利し、喜ぶ選手たち サポーターへの挨拶

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