鹿島魂From関西
観戦日記

試合データ

2017年6月4日 J1 第14節
エディオンスタジアム広島 入場者数:15,781人
広島1−3鹿島(前半0−3、後半1−0)

  • 広島メンバー
    • GK 林卓人
    • DF 塩谷司(→森島司)、千葉和彦(→宮吉拓実)、水本裕貴
    • MF ミキッチ(→清水航平)、野上結貴、青山敏弘、柏好文、アンデルソン ロペス、柴崎晃誠
    • FW 皆川佑介
  • 鹿島メンバー
    • GK クォン スンテ
    • DF 伊東幸敏、植田直通、昌子源、山本脩斗
    • MF 三竿健斗、永木亮太、レアンドロ(→西大伍)、中村充孝(→金森健志)
    • FW 土居聖真、鈴木優磨(→小笠原満男)
  • 得点者
    • 広島 アンデルソン ロペス(67分)
    • 鹿島 中村(14分)、レアンドロ(30分)、レアンドロ(42分)

試合後記

大岩新体制の鹿島、3ゴールで勝利!

 5月31日に、大激震と言える石井さんの電撃解任、まさかと思える出来事が鹿島に。後任には大岩コーチが新監督に就任した。今日は大岩新監督初采配である。
 今日は自宅から新大阪へは、京阪電車に乗って京橋まで。JRに乗り換えて新大阪へ向かう。京阪が通勤定期区間内、新幹線の回数券は京橋から使えるし。新幹線はみずほかさくらに乗りたかったが、いい時間帯がなく、のぞみに。まぁ、帰りはさくら。
 広島駅に着く直前、カープファンがマツダスタジアムに向かう姿が見られる。今日は広島vsロッテの試合も被っている。数年前からホンマにカープファンが増えたね。横川駅に着き、シャトルバスでスタジアムに向かおう。
 スタジアムに到着。お腹が空いたので、スタジアムグルメを。広島と言えば牡蠣、焼牡蠣あるかなと思ったらあった!迷いなく注文する。うまい!最高!他にもうろちょろしていると、ガーリックライスにも牡蠣入りが。これも注文や!やっぱり牡蠣はうまい。

晴天に恵まれた今日 焼牡蠣
晴天に恵まれた今日 焼牡蠣
サンチェとフレッチェ 選手バスが到着
サンチェとフレッチェ 選手バスが到着

 開門時間が迫ってきたので、ビジター席の最後尾へと向かおう。そして開門時間になったが、誰も入場していない。何かあるのかな?と思ったら、選手バスを待っているんやね。その間、チームコール、ロール、ロール3の応援が続いている。選手バスが到着し、チームコール等で選手、監督、スタッフたちを鼓舞する。それだけ今日は本気だということ。
 さて、スタジアムに入場しよう。早速スタジアムの画像撮りをするかぁ。Eスタは3年ぶり。その時は7年ぶりにEスタで勝利した試合。Eスタでの試合は、昨年まで3年連続で鹿島が勝っている。Eスタでの試合というより、2013年J1最終節を最後に、広島に負けなくなった。可変システムへの対応ができるようになってきたことと、カシマスタジアムで広島に優勝を許した、この悔しさもあったやろう。
 それにしても今日は暑い。しまったぁ、帽子を持ってくるんやった・・・。こんなに暑いとは思わへんかったし。試合開始50分前、コールリーダーの方が応援前に「思うところはある、でもやるしかない」。石井さん解任に対して、サポーターそれぞれの意見、言いたいこと、思うところがあると思う。この決断が下された以上、もう前を向くしかない。
 先発を確認しておこう。今日は伊東が先発。そして三竿健斗が永木とともにボランチで先発。2列目は中村とレアンドロ、2トップは土居と鈴木。ペドロと金崎は欠場。怪我人が続出しているということもあるが、聖真を2トップの一角、健斗を抜擢するなど、早速手を打ってきたね。おぉ、今日はリーグ戦初の2ndユニフォームのハイパーピンク。このユニフォームも、ビクトリーホワイトのように、勝利を積み重ねられるようにしたい。

一致団結大岩アントラーズ サンチェとフレッチェ、ビジター側へ
一致団結大岩アントラーズ サンチェとフレッチェ、ビジター側へ
鹿島サポーター 広島サポーター
鹿島サポーター 広島サポーター

 前半から鹿島は積極的にボールを回している。今日の出来は2列目、中村とレアンドロにかかっていると見ていた。4月のC大阪戦ではうまくいかなかっただけに。
 そして14分、鹿島が先制する。土居が中央突破し、右にいた中村のところへ、その中村が右足で冷静にシュートを決め先制。中村は今季リーグ戦初ゴール。広島の守備陣は中央を気にしすぎたのかな、アツがフリーになっていた。何はともあれまずは1点。
 このままいきたいところだったが、24分にピンチ。ペナルティエリア内で混戦のところ、至近距離からのシュートはスンテがブロック、こぼれ球も阻止してピンチを逃れた。これは危なかった。
 ほしかった2点目が入る。中盤のパスワークから、レアンドロが抜け出して、左足で豪快なシュートが決まる!いやぁ、これはレアンドロを含めた中盤のパスワークが良かった。39分にもアツとレアンドロがいい攻撃を見せ、レアンドロがシュートを放ったが、右のサイドネットだった。
 そして43分、3点目が入る。敵陣でボールを奪った後、そのボールがレアンドロのところへ、ペナルティエリア内でスライディングシュートで3点目!ボール奪取がよかったね。
 前半終了時、サンフレッチェの立場にたっていた。J2降格圏内から抜け出せず、今日の前半を見ていると「これが今の広島の現状なのか」と。こちらは3点取っていい前半だったが、こんなに守備が脆かったか?と。2年前は年間王者のチームなのに。

ハイパーピンクの2ndユニフォーム アツのシュート
ハイパーピンクの2ndユニフォーム アツのシュート
入った!! ガッツポーズのアツ
入った!! ガッツポーズのアツ
続いてレアンドロのシュート 決まった!!
続いてレアンドロのシュート 決まった!!
3点目もレアンドロ 決まった!!今日2得点!!
3点目もレアンドロ 決まった!!今日2得点!!

 後半、広島のほうが選手交代。塩谷に代わって森島が入る。司と司との交代(汗)。後半の立ち上がりも、鹿島がボールキープしていたが、以降は広島に攻められる時間帯が続いている。
 58分に広島の攻撃、鹿島陣内に攻め込み、森島から青山へ、そして青山がペナルティエリア内のアンデルソン ロペスへ、ヘディングシュートもボールにはわずかに触れられず。アンデルソン ロペスへのマークはしていたものの、うまくかわされてしまった。まぁ、助かった。
 その後も広島に攻められ、67分に失点を喫してしまう。左サイドの柏からのクロスはファーの青山へ、そして青山がヘディングで中央のアンデルソン ロペスへ、そして押し込まれた。ゴールを決めたアンデルソン ロペスはガッツポーズするも、急いでプレーを再開しようと、センターサークルまで走っている。
 その直後、今日2得点のレアンドロに代わって西が入る。体調不良で出場することがどうかと思っていた西、途中出場。西はそのまま右サイドハーフに。
 75分には中村に代わって金森が入る。2トップは優磨と金森になり、土居は左サイドハーフにポジションを移している。ウォーミングアップ中、金森コールが何度かあった。福岡から加入もノーゴール。途中出場ということもあるが、積極的に前線で動いている。あとはゴールがほしい。
 88分に3人目の選手交代、優磨に代わって小笠原が入る。ピッチにいる選手に喝を入れて欲しい。意識していなかったのだが、テキストライブでは、健斗がアンカー、その前に永木と小笠原、金森の1トップ、左に土居、右に西という布陣。4-1-2-3か。この布陣もこれまでなかったと思うなぁ。剛さん、これまでとは違うことをやってきそう。

厳しいマークを受ける土居 西は右サイドハーフへ
厳しいマークを受ける土居 西は右サイドハーフへ
前線で活発に動く金森 今日も積極的に動く優磨
前線で活発に動く金森 今日も積極的に動く優磨
小笠原が入り、締めに入る 柴崎晃誠のFKは決まらず試合終了
小笠原が入り、締めに入る 柴崎晃誠のFKは決まらず試合終了

 3対1で勝利。前半はいい良かったが、後半は広島が息を吹き返す。暑さで運動量が落ちたかも。大岩新監督の初戦、勝利することができてよかった。試合終了後は「大岩コール」が鳴り響き、サポーターのコールに大岩監督が応えていた。
 後半は息を吹き返した広島、前半がねぇ。2年前に年間王者になった時は、リーグ最多得点に最少失点。佐藤寿人がチームを去り、森崎浩司は引退。チームとしても過渡期を迎えているのかな。まぁ、こんなチームではない、次第に上位に顔を出してくると思う。
 今後は内容も見ていくことにはなるが、今日に関してはとにかく結果。そして俺自身、2000年に現地初観戦、2003年2ndステージ途中から本格的に現地観戦を始めて、この勝利で現地観戦通算100勝に。ただこれは通過点。101勝目、102勝目と、一つひとつ勝ちを積み重ねたい。プロ野球で通算2000本安打とか、200号本塁打とか節目の記録を達成して、その次にヒットやホームランを打った時、実況の人とかは「2001本目のヒット」「201号ホームラン」とか言うけど、今日現地観戦通算100勝になって、その理由がわかるような気がしてきた。まぁ、とにかく勝ってよかった。
 広島駅に到着。広島vsロッテも試合終了の時間帯だったので、カープファンの人でいっぱい。時よりロッテファンも。新幹線に乗るカープファンもいっぱい。遠方から来たの?カープ、マリーンズ、サンフレッチェ、アントラーズ、4種類のユニフォームが新幹線構内で入り混じっていた。こんな雰囲気初めて(笑)。

大岩コールに応える大岩監督 試合終了の整列
大岩コールに応える大岩監督 試合終了の整列
オブラディ・オブラダ大合唱 サポーターへの挨拶
オブラディ・オブラダ大合唱 サポーターへの挨拶

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