鹿島魂From関西
観戦日記

試合データ

2016年12月29日 天皇杯 準決勝
ヤンマースタジアム長居 入場者数:14,302人
横浜FM0−2鹿島(前半0−1、後半0−1)

  • 横浜FMメンバー
    • GK 榎本哲也
    • DF 小林祐三、中澤佑二、新井一耀、金井貢史
    • MF 中町公祐(→中島賢星)、天野純、マルティノス、前田直輝(→兵藤慎剛)、齋藤学
    • FW 富樫敬真(→中村俊輔)
  • 鹿島メンバー
    • GK 曽ケ端準
    • DF 伊東幸敏、植田直通、昌子源、山本脩斗
    • MF 永木亮太、小笠原満男(→遠藤康)、柴崎岳、中村充孝
    • FW 土居聖真(→ファブリシオ)、赤ア秀平(→鈴木優磨)
  • 得点者
    • 鹿島 土居(41分)、鈴木(73分)

試合後記

鹿島快勝!2010年度以来の決勝進出

 年末年始休暇が今日始まった。その今日は天皇杯準決勝。4年前はエコパでG大阪に敗れ、決勝進出はならなかった。今年は準々決勝でG大阪に勝利したマリノスが相手。何としても勝とう。
 ヤンマースタジアム長居での試合、鹿島戦となるとゲン担ぎと混雑具合がわからないため、決まったルートで電車で行く。天皇杯なので今回は車で利用してみて、勝つかどうか試してみる。
 いつも利用しているタイムズ駐車場に到着。朝は少し寒いが、晴れている。ポケモンGOをしながら、長居に到着。準決勝ならそんなに混雑しないと思っていたが、わりと並んでいるね。開門40分前に並んだが、これくらいなら想定内。
 スタジアムに入場し、早速コンコースを散策しよう。まぁ、天皇杯ということで、売店以外は大したことないね。早めにスタジアムグルメにしよう。散策しているうちに結構並んでいた。しまったぁ、もっと早く並んでおけばよかった。とりあえず塩焼きそばとお茶で。
 さて、試合開始を待っている間、来シーズンの天皇杯の予定が発表された。「大きく変わります」とアナウンスされたので「何?」と。1回戦を4月からやるんやね。そして2回戦が6月など。元日決勝は変わりないが、全く知らなかった・・・。
 先発を見ておこう。今日も右サイドバックには伊東が入っている。遠藤と西はベンチスタート。そして今日も夢生がいない。柴崎が先発復帰している。アツが先発なので、柴崎は右サイドハーフやね。永木と小笠原のボランチ。土居と赤アの2トップで臨む。

グッズは豊富に用意されていた 塩焼きそば
グッズは豊富に用意されていた 塩焼きそば
「共闘」などの横断幕 選手登場
「共闘」などの横断幕 選手登場
鹿島サポーター 横浜FMサポーター
鹿島サポーター 横浜FMサポーター

 鹿島のフォーメーションはいつものように4-4-2。横浜FMは4-2-3-1。前半から横浜FMに押し込まれている状況となっている。
 前半7分、横浜FMの斎藤がドリブル突破からシュートを放つ。枠には飛んでいないが、スピードのあるサイド攻撃は斎藤の持ち味のひとつ。今日の先発メンバーで最も警戒はやっぱり斎藤。前半11分には横浜FMの左サイドから斎藤がクロスボール、ボールはファーにいたマルティノスに。そしてマルティノスがシュート、これは曽ヶ端の正面。立て続けに横浜FMの右サイドからの攻撃を受けている。15分にもマルティノスの右サイド突破からクロスボール、斎藤がシュートを放つ。
 両サイドを中心に攻撃を受けている鹿島だが、対応はしっかりしている。マルティノスの突破は昌子が対応。前半何度も素晴らしい対応を見せていた。
 前半30分過ぎまで、横浜FMの攻撃を受ける一方。そして前半最大のピンチは、35分の横浜FMの攻撃。斎藤にペナルティエリアに侵入され、中央の前田へ。前田は曽ヶ端をかわしてシュートを放ったが、山本がブロックした。助かったぁ。
 そのカウンター攻撃で、鹿島はようやくシュートを放つ。柴崎、土居と繋いで、土居がドリブル突破。一旦、アツにボールを預けて、アツが右サイドから走っていた柴崎に、そして柴崎がシュート。枠内にいっていたが榎本がブロック。今度はマリノスのカウンター、斎藤の突破から右のマルティノスへ、マルティノスの戻しを富樫が反応したが、枠を大きく越えた。カウンターの応酬になっている。
 ピンチを脱した。そしてついに鹿島が先制点を挙げる。41分、永木、柴崎と繋ぎ、柴崎のクロスボールを土居がヘディングシュートで先制。赤アがダメ押しでゴールへぶち込んだが、土居のヘディングシュートはゴールラインを割っていたんやね。押し込まれていた鹿島が先制。前半終了間際にも、柴崎がマリノスの最終ラインを抜け出して、思いきりのいいシュートを放ったが、バーに当たってしまった。これは決めたかった。

今日の右サイドは伊東と柴崎 警戒はもちろん斎藤学
今日の右サイドは伊東と柴崎 警戒はもちろん斎藤学
先制点は土居のヘディングシュート ゴール!この時点でゴールラインを割っていたんやね
先制点は土居のヘディングシュート ゴール!この時点でゴールラインを割っていたんやね
ダメ押し、赤ア 祝福を受ける土居
ダメ押し、赤ア 祝福を受ける土居

 まだ1点なので、さらに点を取って、楽な展開にしたい。後半早々に、右サイドのマルティノスが左足でクロスボール、富樫がヘディングシュート。これは曽ヶ端正面だったが、シュートも少し弱かった。
 後半になってもややマリノスに押し込まれている。58分にはマリノスの左サイドから中町、富樫、前田と繋ぎ、前田がシュートを放ったが枠にいかない。そして63分、選手交代の最初はマリノス。富樫に代わって中村俊輔が入る。俊輔投入でリズムが変わるか。
 その最初の俊輔のCK、左足からのボールを新井が合わせるが、右に逸れた。そして鹿島も1人目の選手交代。赤アに代わって鈴木が投入される。優磨はそのままトップに入っている。
 後半23分ごろには、マリノスの波状攻撃を受ける。ペナルティエリアでもボールの奪い合い。結局鹿島ボールになったが、やはりここでも鹿島の守備は集中している。
 そして失点かと思われた場面。71分に鹿島のファウルからマリノスのFK。俊輔のFKから金井に押し込まれた。と思ったら旗が上がっている。頼む・・・、オフサイドであってくれ!と祈っていた。オフサイドで助かった。マリノスサポーターは大ブーイング。
 その直後、鹿島に追加点。小笠原、永木と繋ぎ、永木はサイドの柴崎に繋ぐ。そして柴崎のクロスボールを優磨が押し込んで2点目!そして追加点直後に、小笠原に代わって遠藤康が投入される。
 そして3人目の選手交代で土居に代わってファブリシオが入る。そのファブリシオ、42分にボール奪取後、バックパスで前に出ていた榎本だったのでがら空き、そのがら空きのゴールマウスを捉えられず。その直後、山本にアクシデント。左サイドから駆け上がった際に、足を引きずっている。う〜ん、これは大丈夫か。
 後半アディショナルタイムは4分、マリノスのCKからの攻撃など、波状攻撃。斎藤のシュートも曽ヶ端が片手でセーブ。マリノス右からのFKも、ポストに救われた。最後まで集中し、失点を許さず試合終了。

交代出場の優磨、果敢に前線からマーク 追加点は柴崎の右から
交代出場の優磨、果敢に前線からマーク 追加点は柴崎の右から
優磨が押し込み 決まった!!
優磨が押し込み 決まった!!
入場者数は14,302人 脩斗アクシデント、大丈夫か?
入場者数は14,302人 脩斗アクシデント、大丈夫か?

 鹿島快勝で決勝進出!11月のチャンピオンシップ準決勝以降、クラブワールドカップもあり、疲労はピークだと思う。今日も夢生が欠場。西は出場なしで、遠藤は途中出場。それに今日は脩斗にもアクシデント。
 対してマリノスは決定力不足だったかと。斎藤やマルティノスら両サイドが奮闘も、ゴールを割ることができなかった。カイケは帰国、伊藤も欠場という中、攻撃陣の層が薄かったのか。
 鹿島は2010年度以来の決勝ということで、優勝するためのポイントを今度整理したい。相手は川崎フロンターレに決まった。疲労困憊の中、あと1試合。何としても優勝して、今季を終えたい。

試合終了 勝利の挨拶
試合終了 勝利の挨拶

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