2016年11月23日 チャンピオンシップ 準決勝
等々力陸上競技場 入場者数:24,209人
川崎0−1鹿島(前半0−0、後半0−1)
鹿島勝利!決勝進出!
11月19日(土)に、このチャンピオンシップ準決勝のチケット一般発売。争奪戦になることが予想されていた。俺はその日、パソコンとスマートフォン両方でアタック。10時開始と同時にアタックしたが、予想通りなかなか繋がらない。そして4分後、パソコンのほうが繋がり無事購入することができた。これはどうしても運になってしまうが、ゲットできてよかった。
チケットをゲットできて今日いよいよ等々力へ向かう。朝5時半頃に起床。そして6時30分の新幹線で駆けつける。武蔵小杉駅に到着したのが8時50分頃、そして等々力へ。向かう途中、「いざ決戦!」と題して、チャンピオンシップのペナントが。タイトルを獲ったことがない川崎だけに、気合いが入るのは当然のこと。
チャンピオンシップのペナント | 昨年リニューアルのメインスタンド |
等々力に到着。9時を過ぎた。開門約5時間前だというのに、予想通り多くの鹿島サポーターが列を作っている。昨年等々力へ行ったが、その時よりも多い。やっぱり出足が早い。
とりあえず最後尾へ行って確保した後、ポケモンGOをしよう。今日等々力にはパウワウが多く発生しているので、たくさん捕まえて進化させよう。おっ!ジュゴンになったね。ポケモンによっては進化すると可愛くなくなるものもあるが、ジュゴンはまあまあ可愛いね(笑)。
あとは10時半のフロンパーク開場を待つ。川崎ちゃんこの列があったので並ぼう。寒くなっただけに、ちゃんこで温まりたいという人やろう、多くの人が並んでいる。そして開場、塩ちゃんこにしよう。うわぁ、やっぱり美味しいし温まる。たくさん食べて十分満喫。
フロンパークのイベント広場 | のぼり旗がいっぱい |
開門待ち、鹿島サポーターいっぱい | 「必勝」 |
さて戻って、開門を待とう。フロンパークで楽しんでいるうちに、鹿島サポーターがさらに並んでいる。12時開門、列が進んでいく。俺のところは約20分待って動き出した。その途中、用紙に「チケット譲ってください」と書いた若い女性が。いやぁ、気持ちはわかるがみんな苦労して取ったチケットのはず。そう簡単には、と思っていたその時、その女性に男性2人ほどがチケットを渡しているとみられる。チラっとしか見ていないが、ゲットできたならよかったね。でも何で余ってるの?急遽来れなくなった人の分を持っていたのかな。
約30分後、やっと入れた。早速2Fへ行こう。2Fも結構埋まっていたが、少し上段の端っこの席をゲット。あとはゆっくりスタジアムの写真撮影でうろちょろしよう。しかしホンマに寒い。朝より昼のほうが寒い。
さて、先発を見ておこう。岳は結局欠場。永木と小笠原がボランチで先発。そしてサブに優磨がいる。天皇杯の神戸戦で肩を負傷して、一部のメディアで驚異的な回復を見せていると。まだ痛いらしいがサブに名を連ねている。肩の具合が気になるが、出場したら暴れてほしい。川崎も負傷者が多い。小林、大島といった選手は欠場。中村憲剛もケガだが、サブに名を連ねている。
川崎サポーター | 鹿島サポーター |
見事なコレオグラフィ | のぼり旗が2F席にも |
鹿島のフォーメーションはいつものように4-4-2。川崎は登録上では4-4-2ではあるが、実際は3-4-2-1のフォーメーション。長谷川がトップに、要警戒の大久保はシャドー。
負ければ敗退、鹿島は引き分けでも敗退。それだけに両者球際は激しい。3分に川崎が攻める。左から右へサイドチェンジ、そして右サイドからのクロスを大久保が合わせる。しかしうまくヒットしない。ただ、鹿島戦ではよく得点している印象の大久保、ケアしたい。
19分に川崎にアクシデント、自陣からのロングボールを、この日1トップの長谷川が追った際、左太もも裏を痛めて倒れ込む。鹿島はそのままプレーは続行するも、得点にはならず。プレーが切れた段階で、長谷川は中村憲剛と交代する。大久保が1トップに入った。途中出場した中村は指で4を指している。4バックか。
22分に鹿島がいい攻撃を見せる。自陣からの縦パスを繋いで速攻、ファブリシオが一人かわしてシュート。いいシュートだったがチョン ソンリョンに防がれた。連携という部分ではやや課題があるものの、ファブリシオはこういったシュート力を持っている。
その2分後の24分にも、西が強烈なシュートを放つ。これはチョン ソンリョンに防がれたが、いいシュートを見せた。スコアレスで前半を終えたが、攻守においてお互い激しく、積極的にシュートを打つシーンがあって、見応えがあった。
警戒はもちろんこの男、大久保嘉人 | 長谷川が負傷退場 |
ファブリシオのシュート | 激しいマークをする小笠原 |
見応えのあった前半とは言え、スコアレスなら鹿島は敗退。点を取って勝利しなければならない。その点が50分に鹿島に入る。左からのスローイン、山本のクロスボールを金崎がヘディングで合わせ先制!鹿島の選手たち、サポーターも大喜び。
川崎が当然点を取りにいかなければならない。そして次第に川崎が攻める展開となっていく。59分、三好から中村憲剛へのパス、中村憲剛が切り返してシュート。そのシュートはサイドネットをかすめた。危ない危ない。63分には中村憲剛のFKを、混戦の中曽ヶ端がパンチングで防ぐ。さらにCKも曽ヶ端のパンチングで防ぐ。その後もずっと川崎がボールをポゼッション、鹿島は集中して守る。心臓に悪い・・・。後半22分にも中村憲剛がシュート。これも枠を外れるがビクッとした。
鹿島は75分に1人目の選手交代。ファブリシオに代わって三竿が入る。どうなるのかなと思ったら、三竿がボランチ、永木が右サイドハーフに入って、遠藤がトップ下にいる模様。土居が左サイドハーフにポジションを移している。これは見たことのない布陣。
攻め込まれつつも、鹿島は集中している。88分に鹿島は遠藤に代わって赤崎を投入。トップの位置に入る。90分には小笠原に代わって植田。守りを固める。そしてアディショナルタイムは5分ある。直後に、川崎のボールを奪って前線の赤アへ、GKと1対1だったが、チョン ソンリョンに防がれ、そのクリアしたボールを三竿が拾い、GKがいないゴールにロングシュートを放つも、谷口が間一髪で頭で防がれた。三竿のロングシュート、枠にいってたね。これが決まれば決定的だった。
CKから鹿島はボールキープに入っている。鹿島はそのまま時間を使い、川崎は早く奪って前線へ送りたい。終了間際、前線でボールを奪った赤アのパスに金崎が反応、スライディングしたボールはチョン ソンリョンがブロック、その跳ね返りで金崎の手に当たった。そのままシュートを放ちゴールマウスに吸い込まれたがハンド。そして最大のヒヤヒヤはラストプレーの川崎、エウシーニョのクロスを谷口がヘディングシュート、バーを越えた。危ない・・・。フリーだっただけに。このゴールキックの直後で試合終了の笛。
山本のクロスボールに対して | 金崎のヘディングシュート |
決まった!! | ガッツポーズ金崎 |
ファブリシオに代わって三竿投入 | 守備に対応、三竿 |
金崎がボールをキープ | 小笠原に代わって植田投入 |
最後はヒヤヒヤ状態だったが、1対0で勝利。決勝進出。今日は勝てたらいい。内容よりも結果。最後まで守備は集中力が途切れなかった。小笠原が言うには、試合運びにはまだ課題があると。後半押し込まれたということで、自分たちがボールを支配できなかったことなどがあるやろう。
対して川崎、これがタイトルを獲るという難しさ、1勝することがどれほど難しいか、これをまた学んだ試合だったかと思う。後半押し込んで、シュートシーンにはビクッとさせられたが、結果的には枠内シュートはあまりなかったんじゃないかな。
試合終了直後にすぐオブラディ・オブラダの大合唱。気持ちいい。さて決勝や。決勝はホーム&アウェイ形式で浦和と戦う。近年相性が悪いが、チャンピオンシップとなれば別。しっかり準備して、まずはカシマでの試合に臨もう。期待!
試合終了 | 勝利の挨拶 |