鹿島魂From関西
観戦日記

試合データ

2016年10月1日 J1 2nd 第14節
カシマサッカースタジアム 入場者数:20,086人
鹿島1−3大宮(前半0−2、後半1−1)

  • 鹿島メンバー
    • GK 曽ケ端準
    • DF 伊東幸敏、ファン ソッコ、植田直通、、山本脩斗
    • MF 永木亮太、小笠原満男(→ファブリシオ)、柴崎岳、、土居聖真(→杉本太郎)
    • FW 赤ア秀平(→鈴木優磨)、金崎夢生
  • 大宮メンバー
    • GK 塩田仁史
    • DF 奥井諒、山越康平、菊地光将、大屋翼(→渡部大輔)
    • MF 大山啓輔(→金澤慎)、横谷繁、江坂任、泉澤仁(→マテウス)
    • FW ドラガン ムルジャ、家長昭博
  • 得点者
    • 鹿島 OWN GOAL(61分)
    • 大宮 奥井(13分)、横谷(41分)、横谷(59分)

試合後記

鹿島完敗、クラブ創設25周年記念試合を勝利で飾れず

 2ndステージは第14節を迎えた。今日の試合が終われば、約3週間のインターバルがある。今日はクラブ25周年記念試合ということで、必ず勝利しなければならない。調子自体は良いとは言えないが、勝って3週間のインターバルを迎えよう。
 今日は14時キックオフということで、ジェイアール東海ツアーズの「日帰り1Day東京スペシャル」のツアーで、少しでも交通費を抑えようと。自宅を5時半前に出て、東京駅には8時半ごろに到着。今日はチケットの売り上げもいいことから、高速バスの待ちは長いのかなと思ったら、9時発のバスに乗れた。
 スタジアムに着いた。すでに入場は始まっている。天気はあいにくの雨。着いた時には霧雨という感じ。スタジアムグルメにして、腹ごしらえ。やっぱりもつ煮は美味しい。時間があるので、カシマサッカーミュージアムに寄ってみよう。1stステージ優勝トロフィーがあるかなと思ったらなかった・・・。
 あとはスタジアムを一周しながらポケモンGOを。サンドがいたね、これはゲット。しかし不思議草には逃げられた・・・。スタジアム周辺のポケストップは花が咲いているし、スタジアムでポケモンGOする人もわりといた。サンドは進化させておこう。
 ではスタメンを見ておこう。今日はファン ソッコが先発やね。新潟戦を回避した伊東が復帰している。しかし、西と昌子は欠場。そして今日は、鹿嶋市内の全小中学生を招待。バックスタンドのイーストゾーンには児童、生徒がいっぱい。約4000人とか。これで負け試合は許されない。

カシマスタジアム(生憎の雨) 今日は「鹿嶋の日」
カシマスタジアム(生憎の雨) 今日は「鹿嶋の日」
選手入場時に、これを掲げる 反対面は、これまでの歴史
選手入場時に、これを掲げる 反対面は、これまでの歴史
鹿島サポーター 大宮サポーター
鹿島サポーター 大宮サポーター
ボードを掲げる子供たち 鹿嶋市内の小中学生でぎっしり
ボードを掲げる子供たち 鹿嶋市内の小中学生でぎっしり

 鹿島はいつものように4-4-2のフォーメーション。大宮はドラガン ムルジャをトップに、やや下がった位置に家長を配置している。
 前半6分に鹿島はチャンス、柴崎からのCKを山本がヘディングシュート、これはバーを越えてしまった。ドンピシャのタイミングだったが、大宮DFも体を張っていた。でも決めておきたかったなぁ。
 そして鹿島は失点してしまう。前半13分、江坂がペナルティエリアで倒れている中、大宮はプレー続行。最後は縦パスから奥井に決められる。まぁ、これは集中力欠如としか言いようがない。プレーが続行しているなら、集中して守備しないと。
 赤アのシュートなど、少しは見せ場はあったものの、前半41分に、小笠原のファウルから大宮のFK。そのFKを横谷が直接決め、2失点目。横谷って攻撃的な選手というイメージだったが、FKもいいもの持っているんやね。コースはよかったが、やっぱりソガの「キーパー動けず」は健在。

高さは負けない、植田 永木とムルジャの競り合い
高さは負けない、植田 永木とムルジャの競り合い
4-4-2のラインを作って対応する鹿島 大宮のFK、このFKを横谷に決められる
4-4-2のラインを作って対応する鹿島 大宮のFK、このFKを横谷に決められる

 後半から早速、赤アに代わって鈴木が入る。そのままトップかなと思ったら、左サイドハーフに入っている。左サイドハーフの土居が、金崎との2トップという布陣に変わった。
 優磨が入って攻勢に出始めてきた鹿島、永木からのクロスを優磨が合わせるも、GK塩田の正面。そして鹿島は3失点目。ペナルティエリア付近でボールが回り、最後は横谷がシュート。これがゴールマウスに吸い込まれた。今日2回目の「キーパー動けず」のソガ。選手がブラインドになってわからなかったのかな。
 直後に鹿島は伊東のクロスボールが相手に当たってオウンゴールを誘発。1点を返した。オウンゴールで1点を返した直後、小笠原に代えてファブリシオを投入。ファブリシオが左サイドハーフ、優磨は右サイドハーフにポジションチェンジ。柴崎が本来のボランチに入っている。
 鹿島は攻勢に出るも、大宮の固いDF陣を崩せず。大宮は守備ラインの形成が早いね。すぐに4-4-2のラインを作って対応しているし。それに体を張ったスライディングタックルもうまくハマっているし。
 3人目の鹿島の交代は土居に代わって杉本。怪我人が多いし、これでは単なる交代に過ぎない感じがする。結局このまま1対3で試合終了。

後半から優磨が入る すぐに4人のDF陣がラインを形成する大宮
後半から優磨が入る すぐに4人のDF陣がラインを形成する大宮
オウンゴールは伊東のクロスから DF山越に当たって
オウンゴールは伊東のクロスから DF山越に当たって
オウンゴールで1点返す 左サイドハーフに入ったファブリシオ
オウンゴールで1点返す 左サイドハーフに入ったファブリシオ

 1対3で完敗。大宮はカシマスタジアムで初勝利。知っていた。まぁ、こんな鹿島の攻撃陣なので、大宮からすると楽な守備の対応やったと思う。
 鹿嶋市内の小中学生を招待して、不甲斐ない試合をしてしまった鹿島。ブーイングに包まれるのは当たり前。試合中は小中学生の声援がメインスタンドにいた俺も聞こえていた。この試合を見て、小中学生たちは何を思ったか、何を感じたか。
 やっぱり調子は良くないね。勝っているのは福岡、湘南、磐田、新潟といった下位に甘んじているチーム。対して調子のいい柏、今日の大宮には敗戦。順当なスコアだと思う。この試合後に3週間のインターバルだが、タイへのトレーニングキャンプおよび親善試合も予定されている。このインターバルの間に調子を取り戻せるか、非常に大事な3週間になる。意義のあるキャンプを送ってほしい。


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