鹿島魂From関西
観戦日記

試合データ

2016年5月8日 J1 1st 第11節
ヤマハスタジアム(磐田) 入場者数:14,155人
磐田1−1鹿島(前半0−0、後半1−1)

  • 磐田メンバー
    • GK カミンスキー
    • DF 櫻内渚、大井健太郎、森下俊(→藤田義明)、中村太亮
    • MF 山本康裕、宮崎智彦、太田吉彰(→小川大貴)、松井大輔(→松浦拓弥)、小林祐希
    • FW アダイウトン
  • 鹿島メンバー
    • GK 曽ケ端準
    • DF 西大伍、植田直通、昌子源、山本脩斗(→永木亮太)
    • MF 柴崎岳、小笠原満男、遠藤康(→鈴木優磨)、カイオ
    • FW 金崎夢生、ジネイ(→土居聖真)
  • 得点者
    • 磐田 小林(56分)
    • 鹿島 金崎(55分)

試合後記

鹿島痛恨ドロー。1stステージ優勝厳しく

 日曜日19時キックオフの磐田戦、この試合だけが19時。全くもぉ、日曜日やし、16時くらいのキックオフやったらなぁと。翌日仕事やし。まぁ、それでも観戦に行くというアントラーズバカの俺。今日は車でスタジアムまで駆けつける。
 11時頃に自宅を出て、スタジアムに到着したのが14時過ぎ。大型連休最終日でも渋滞なく。まぁ、新東名高速道路の開通は大きいのかな。キックオフ約5時間前であるというのに、すでに多くの鹿島サポーターが並んでいる。キックオフ4時間前の15時に、一旦列整理があるので、これが終わればジュビロ広場へ行こう。
 3年ぶりのヤマハスタジアム、雰囲気は変わらないなぁ。賑やかや。今日は磐田市イメージキャラクターの「しっぺい」が。犬をモチーフにしたキャラクターのようで、なかなかかわいい(笑)。そして、今日は動物とのふれあいができるイベントも。ヤギとカピバラはかわいいが、イグアナやヘビも。スタッフのお姉さん、そのヘビを首に巻いて笑顔になっていた(汗)。ヘビ自体が苦手な人も多いだけに。まぁ、俺は害を与える動物や虫はダメ(特に蜂がダメ)だが、あのヘビなら大丈夫そう。

開門を待つ鹿島サポーターの列 ヤマハスタジアム
開門を待つ鹿島サポーターの列 ヤマハスタジアム
磐田市イメージキャラクターの「しっぺい」 シバヤギ
磐田市イメージキャラクターの「しっぺい」 シバヤギ
カピバラ 白蛇
カピバラ 白蛇

 楽しんだところで戻ろう。ゆっくりくつろぎながら開門を待とう。17時の開門になり、順調に列が進んでいく。足早に席を確保しておこう。3年前に勝利した時に座っていた席をゲット。これで勝てたらいいなぁ。
 スタジアムグルメの列が混雑しないうちに利用しておこう。3年前にしらす丼があったが、その時は食べなかったので、今回はしらす丼をいただこう。うん、おいしい。あとはおにぎりも買っておこう。おにぎりは豊富にあるね。おっ!しっぺいのおにぎりもある。ここでも磐田市イメージキャラクターをアピールしているんやね。せっかくなので買おう。美味しい。
 3年前はサポーターミーティングが行われていたが、今回はなし。なのでスタジアム見物でゆっくりしよう。そして今日の先発メンバーも確認しておこう。脩斗が復帰しているね。磐田は脩斗にとって古巣、古巣との対戦は初めてとなる。右サイドハーフは遠藤が入っているね。西と遠藤の熟練されたコンビネーションで、右サイドを制圧してほしい。一部のメディアでは杉本が先発か?とも報じられていたが、ベンチ入りメンバーに入っている。それもあってか、アツが今日はメンバー外になっている。
 今日の選手紹介では、どういう反応があるか注目していた。脩斗は元磐田、宮崎は元鹿島。アウェイ鹿島から選手紹介、そして脩斗が紹介されると磐田サポーターは拍手。そして磐田の選手紹介、宮崎が紹介されると、拍手とブーイングが入り混じる。ブーイングのほうが大きかったかな。元鹿島の選手へのブーイングは、基本的には愛情ブーイング。興梠のようにコノヤロー的?なブーイングではない。
 選手が登場してきた。ひょっとしたら、今日の鹿島は2ndユニフォームかなと思ったらやっぱり。今年の磐田のユニフォームからどうかなぁと思っていた。これまで磐田を相手にした時は、お互いが1stユニフォームだった。2ndユニフォームの時ってあったかなぁ。

鹿島サポーター 磐田サポーター
鹿島サポーター 磐田サポーター
磐田のエンブレムと思われる 試合開始前、西(柔らかい)
磐田のエンブレムと思われる 試合開始前、西(柔らかい)

 試合序盤から鹿島の攻めは悪くない。ファーストシュートは鹿島、前半2分に金崎が左からシュートを放つ。前半6分には遠藤が左のカイオへ、そのカイオは中央のジネイへ、決定的かと思われたが、大井がカバーする。悪くない攻撃が見られただけに、ゴールの匂いがしそうかと思った。
 対して磐田は3バック。3-4-2-1のフォーメーション。ジェイが今日も欠場のため、アダイウトンが1トップに入っている。シャドーが小林と松井。ゴール裏での観戦なので、3バックで守っていることはあまりよく見えないが、確かに大井が中央、櫻内が右、森下が左。ボール支配は鹿島だが、前半8分に磐田はカウンター、アダイウトンから右の太田へ、その太田がシュートを放ったが、曽ヶ端がキャッチ。曽ヶ端はキャッチしたが、こういったカウンターは注意したい。
 前半から多くのチャンスを得ながら、カミンスキーに防がれていた。そして前半39分に鹿島は危ないシーン、太田の右サイドからのクロスボールをアダイウトンがドンピシャのヘディングシュート、これはバーに嫌われる。バーの音にびっくりした。危ない危ない。

ジネイ、大井の懸命なスライディングに阻まれる 要警戒、アダイウトン
ジネイ、大井の懸命なスライディングに阻まれる 要警戒、アダイウトン
遠藤と西、熟練の右サイド 金崎のシュート
遠藤と西、熟練の右サイド 金崎のシュート

 後半開始時に選手の交代はなかったが、53分に遠藤に代わって鈴木が入る。遠藤にアクシデントがあった模様。磐田ゴール裏を歩いている選手、遠藤やったんやね。優磨はそのまま右サイドに入っている。
 そして55分に鹿島は先制する。カイオのドリブルから前線の金崎へパス、その金崎が狙いすましてシュート!うまくDFとの間を取ったね。これはカミンスキーもどうしようもない。先制した。あとは「油断しないこと」と思っていたその矢先、柴崎のキックミスのこぼれ球を小林が左足で狙いすましてシュート、直後に同点とされてしまう。先制直後に失点、嫌な感じ。小林って確か、昨年のJ2最終節で大分に同点にされた直後に勝ち越しゴールを決めた選手。失点直後に強いのか?
 同点とされてしまった直後、先制したときと似た展開、カイオと金崎とのコンビネーションでサイドを崩し、金崎がシュート、これはカミンスキーに防がれる。磐田も小林、太田と繋いで最後は山本康裕がヘディングシュート。フリーだっただけに危ない危ない。
 62分に鹿島は2人目の交代、ジネイに代わって土居が入り、そのまま2トップの一角に入る。その直後の磐田、スピードに乗ったアダイウトンへのボールを昌子がカバーしたが、バックパスがバーに当たってあわやオウンゴールになるところ。磐田もチャンスを作れば、鹿島もチャンスを作る。
 70分過ぎに脩斗が足がつった模様。しかし鹿島は攻めているため、プレーが止まらない。脩斗は立ち上がったがどうなのか。しばらくプレーはできているが。そして磐田は2人を立て続けに交代、太田に代わって小川大貴、松井に代わって松浦が入る。そして足の状態が気になっていた脩斗が永木と交代する。これでどういう布陣になるのかと思ったら、永木が右サイドバックに入って、西が左サイドバックに回っているね。伊東をベンチに入れていない。ボランチが本職の永木、右サイドバックのプレーはどうなのか。
 まぁ、やっぱり右サイドバックに入った永木はボランチの選手、いきなりサイドバックらしい仕事をやれと言われても無理がある。ボールにあまり絡めなかったかと。お互いの意地がひしめき合った試合は結局1対1のままタイムアップ。

金崎のシュート 決まった!!
金崎のシュート 決まった!!
急遽右サイドバックに入った永木 左サイドの攻防
急遽右サイドバックに入った永木 左サイドの攻防

 痛恨ドローで勝ち点1にとどまる。選手はもちろん、サポーターも対照的。試合終了直後、磐田サポーターは「ジュビロ磐田」コールに対して、鹿島サポーターは沈黙。先制直後に追いつかれるという残念な結果となった。サポーターへの挨拶の時も、鹿島サポーターは少しブーイングがあったが、何も声を出せない。磐田サポーターはチャントで激励していた。
 今の鹿島の状況的には、そんなに悪くはないが、何か引っかかるね。最後の詰めと、先制直後の失点というところやろう。次の試合は中5日空いて、横浜FM戦。遠藤が負傷交代、脩斗は復帰直後ということもあるのか、足がつっていたし、サイドバックの層の薄さは改めて浮き彫りとなった。横浜FM戦の後は、ナビスコカップがあるので、少々過密日程になる。遠藤の負傷が気になるが、この後もしっかり戦ってほしいと思う。
 さぁ、翌日は仕事やぁ。日曜日の19時キックオフの試合は辛いね。自宅に着いたら0時を少し超えていた。風呂入ってすぐに睡眠・・・。

試合終了の挨拶 サポーターへの挨拶
試合終了の挨拶 サポーターへの挨拶

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