鹿島魂From関西
観戦日記

試合データ

2016年02月14日 レクザム Presents 2016 Jリーグ プレシーズンマッチ inさぬき
Pikaraスタジアム 入場者数:5,469人
讃岐1−2鹿島(前半1−1、後半0−1)

  • 讃岐メンバー
    • GK 清水健太(→瀬口拓弥)
    • DF 西弘則、エブソン、藤井航大、砂森和也
    • MF 仲間隼斗、岡村和哉、永田亮太、馬場賢治(→綱田大志)
    • FW 木島徹也(→森川裕基)、我那覇和樹(→福家勇輝)
  • 鹿島メンバー
    • GK 曽ケ端準
    • DF 伊東幸敏(→西大伍)、植田直通、昌子源、山本脩斗
    • MF 久保田和音(→三竿健斗)、小笠原満男、杉本太郎(→鈴木優磨)、中村充孝(→遠藤康)
    • FW 赤ア秀平、ジネイ(→カイオ)
  • 得点者
    • 讃岐 エブソン(2分)
    • 鹿島 赤ア(36分)、鈴木(85分)

試合後記

良くない内容ながら、結果は勝利

 前回の鹿島戦の観戦は、昨年の2ndステージ最終節。今年初観戦はプレシーズンマッチ、約3ヶ月近くぶりに観戦。2011年の天皇杯以来の丸亀ということで、この試合は行きたかった。
 5時半ごろに起床。そしてスタジアムへは車で駆けつける。京都の自宅を出た時は雨は止んでいたが、名神高速の高槻付近ではポツポツと雨が。そして、中国自動車道の豊中から宝塚付近までの雨は凄まじかった。バチバチバチィ〜って雨でたたきつけられた。そして今日は春一番が吹いたということで風が強かった。瀬戸大橋は50キロ規制。減速しながら運転しないと、横風でハンドルが取られる。慎重に。何とか乗り越えて、高速を降りた。そしてスタジアムに到着。

Pikaraスタジアム 四国コカ・コーラボトリングスタジアム丸亀
Pikaraスタジアム 四国コカ・コーラボトリングスタジアム丸亀

 スタジアムに到着したのが10時前。試合まで約3時間強あるので、とりあえず一周しよう。あれ?アウェイ側はちょっとしか並んでいない。プレシーズンマッチとはいえ、アウェイ側はそれなりに並んでいるのかと思ったら・・・。そしてホーム側も回ろう。こちらはそれなりに並んでいる。そして讃岐サポーターはあたたかく迎えてくれる、「こんにちは〜、よろしくお願いします」と声をかけられた。こちらこそよろしくお願いします。
 朝起きて、パン1つしか食べていないので、スタジアムグルメにしよう。やっぱりさぬきうどんやね。シンプルにかけうどんだったが、美味しい。そしてかまコロも食べよう。じゃがいもと肉がたっぷり入っていて、これは美味しい。もう少し食べたかったが、お腹いっぱいになりそうなので、この辺で。
 開門待ちの間も風が強い。ゴミは飛ぶわ、ブースの屋根は使えないわ、店員さんもかなり苦労していた。スタジアム入場、コンコースの吹き抜けも凄まじい風。何とか風の当たらない席を取ろうと。メインスタンドの上層部へ。それでも風はあるが、まぁこれなら。懐かしいなぁ、2011年の京都戦以来の丸亀やし。大型ビジョンがカラーになっていたね。プレシーズンマッチということか、鹿島サポは結局少なかった。
 さて、今日のスタメンには伊東、久保田、杉本といったメンバーが。伊東は西がいるし、久保田は同い年の三竿などライバルが多いし、杉本も遠藤がいる。いいアピールをしてほしい。

さぬきうどん ブースは強風で大変
さぬきうどん ブースは強風で大変
骨付鳥マスコットキャラクター「とり奉行 骨付じゅうじゅう」 凄まじい強風で、俺のユニフォームクッションがちぎれていた
丸亀市 骨付鳥マスコットキャラクター
「とり奉行 骨付じゅうじゅう」
凄まじい強風で、俺のユニフォームクッションがちぎれていた。強風でねじれて取れたんやろう
サポーターへ挨拶 青い練習着
サポーターへ挨拶 青い練習着
鹿島サポーター 讃岐サポーター
鹿島サポーター 讃岐サポーター

 序盤、いきなり出鼻をくじかれる。2分、讃岐のCKからエブソンがヘディングシュート、これがゴールマウスに吸い込まれてしまう。大型ビジョンでそのシーンが映し出されたが、フリーにしてしまっていたね。あららぁって感じ。讃岐サポーターは大喜び。
 讃岐が昨年、J2リーグ最少失点であったことは知らなかった。フォーメーションは讃岐も4-4-2の模様。しっかりラインを作ってカウンター。そのカウンター攻撃も、素早くいこうという意図が見えるか。カウンター攻撃からシュートを打たれるシーンがあった。
 鹿島の久保田、杉本に着目していた。う〜ん、久保田にしても杉本にしても、周りと合っていない感じもするし、パスも最終ラインに返すだけのパス。縦への仕掛けも、堅い守備を誇る讃岐のDF陣にてこずっていている。まぁ、これは久保田や杉本だけではないが、前半の30分過ぎまでは、讃岐の堅い守備の前にゲームコントロールがイマイチ出来なかった。
 讃岐の堅い守備の前に攻撃の形が作れなかった鹿島だったが、36分に同点に追いつく。左サイドの中村から赤アへ、赤アが落ち着いてシュート。ようやく同点に追いついた。讃岐サポーターは「あ〜〜〜」とため息のような声が。対して鹿島サポーターは喜んでいるが、サポーターの数が少ないので、歓声も小さい。

話し合う植田と昌子 ラインを作って対応する讃岐
話し合う植田と昌子 ラインを作って対応する讃岐
赤アのシュート 決まった!
赤アのシュート 決まった!

 後半開始時、鹿島は選手交代なし。対して讃岐は、我那覇に代わって福家が入る。鹿島ペースになってきた中、鹿島は55分に1人目の選手交代。久保田に代わって三竿が入る。そのままボランチに入り、小笠原とのコンビとなる。背番号20と言えば、近年は柴崎で定着していたが、今年からは柴崎は10に変更。ちょっと違和感あるね。持ち味である激しい守備を早速発揮していた。
 59分にも鹿島は選手交代。2人目は杉本に代わって鈴木。中村が右サイドに回って、優磨が左サイドに。先日、夢生の鹿島復帰が決まって、最も刺激を受けているのが優磨やろう。本人も夢生のことはかなり意識している。最初の選手交代から約13分の間に、鹿島は5人の選手交代をしてきた。2トップは赤アと優磨、攻撃的なサイドは右に遠藤、左にカイオ、右サイドバックは西が入った。
 主力選手が出てきたということもあり、讃岐は形が作れなくなってきたか、鹿島の前に防戦一方か。負傷明けのカイオも、持ち味のスピードに乗ったドリブルを披露。動きはだいぶ良くなっている。そして鹿島は逆転に成功する。左CKからのこぼれ球を小笠原が拾い、西へパス。西がゴール前にボールを送ったところに優磨が詰めていた。夢生が復帰するだけに、少しでもアピールをしておきたいところで、ゴールという形でアピールした。
 90分には鹿島はPKを獲得。蹴るのはカイオ、これを外してしまった。試合前のシュート練習でも、カイオはあまり決めていなかったので、嫌な予感がしていたが、やっぱり外したって感じ。これは決めておくべきやったね。鹿島の選手って、何でPKに弱いんやろうね。
 PKを決めておけば1対3だったので、楽になったと思った。その直後にヒヤッとする。右FKからエブソンが落とし、最後は福家がシュート。ネットを揺らされてドキッとしたがサイドネットだった。危ない危ない。あとはボールキープで時間が経つのを待ち、試合終了の笛。

久保田に代わって三竿が入る 持ち味の高さを生かす植田
久保田に代わって三竿が入る 持ち味の高さを生かす植田
西からのボールを 優磨が詰めていた!
西からのボールを 優磨が詰めていた!
喜ぶ優磨 カイオはPK失敗
喜ぶ優磨 カイオはPK失敗

 試合全体を簡単に言えば、特に序盤は良くないながらも、徐々にペースを握り始めて、結局鹿島は勝っている。という感じ。個人では久保田と杉本、ちょっと持ち味が発揮できなかったね。フィジカルがまだまだか。久保田は三竿がいるし、杉本は今季3年目、勝負の年だけに、何かきっかけがほしいね。
 それに対して三竿は貴重な戦力になりそう。山村が移籍して、守備能力のあるボランチが不足していただけに、いいアピールができたかと。ボランチは小笠原、柴崎、永木ら強力な選手がいるだけに、試合出場すらどうかと思っていた。柴崎が急性虫垂炎で離脱中に永木もまだ試合に出ていない。それだけにまだまだ三竿はアピールを続ける必要がある。
 J1リーグ開幕まであと2週間、来週は水戸とのプレシーズンマッチ。昨年、天皇杯で水戸に敗れているだけに、プレシーズンマッチではあるが結果がほしい。どのようなメンバーが出場するか、楽しみにしたい。

サポーターへの挨拶 丸亀城
サポーターへの挨拶 丸亀城

▲このページの先頭へ▲