2015年10月7日 ヤマザキナビスコカップ決勝トーナメント 準決勝第1戦
神戸総合運動公園ユニバー記念競技場 入場者数:6,162人
神戸1−2鹿島(前半0−2、後半1−0)
鹿島先勝!1点差に迫られるも逃げ切り
いよいよナビスコカップ準決勝が始まる。今日はその第1戦。神戸ということで、有休を取ってこの試合に駆けつける。是非とも勝利してほしいところ。
神戸ユニバーで観戦するのは初めて。俺自身が本格的に現地観戦を始めたのが、2003年2ndステージ途中から。この時期まではヴィッセルが神戸ユニバーをホームスタジアムに使用していたが、神戸戦初観戦が2004年。神戸ウイングに移転してからのこと。なので、一度もタイミングが合わなかった。先日、ノエスタのピッチ状態がボコボコ、この神戸ユニバーがどんなスタジアムか、どんな芝の状態なのか、それを確認したい。
車のほうが早く到着するので、アクセスは車。14時前に出発して、15時半までには到着。到着してから、まずはコスモスの丘へ行こう。ユニバー記念競技場アウェイ側からコスモスの丘へ向かう道があるが、そこから競技場が丸見え。タダで観戦することも可能な感じ(笑)。
さて、コスモスを見よう。時期がこれからなのか、春の桜で例えるならば3分咲きといった感じか。それでも綺麗に咲いている。今日の日中は快晴で、ちょっと暑いが、いよいよ本格的な秋が始まったかなと。
競技場丸見え(コスモスの丘へ向かう道) | コスモスの案内 |
きれいに咲いているコスモス | コスモスのアップ |
コスモス見物をゆっくり楽しんだ後は、スタジアムグルメ。今日はナビスコカップ準決勝や平日開催ということもあるのか、スタジアム外でのグルメブースは4店舗のみ。それでも神戸牛の吉祥吉の神戸牛ステーキがあった。先日のノエスタではステーキ丼にしたが、今回はステーキにしよう。うわぁ、やっぱり美味い。
今日はビジターシートで観戦。アウェイゴール裏は残念ながらガラガラやろうと思って、ビジターシート最後尾へは開門30分前に並ぶ。それでも多くのサポーターが列を作っているが、ぎっしりにはならんし。17時開門、いよいよスタジアムに。施設そのものは古くなっているが、芝は良い。ノエスタの劣悪ピッチと違って、両チームともプレーしやすいやろう。
さて、スタメンを見よう。今日は赤アと山村が先発。柴崎が代表に招集されているので、山村の先発は予想通り。そして今日は赤アやね。コールリーダーの方が、先日のノエスタでやっていなかったことがあって、赤アのチャントができていたんです、と。ということで、GKが登場する前に、赤アチャントを練習。俺自身は赤アのチャントができていたのは知っていたが、何で先日のノエスタでやらへんかったんかなぁと思ったら、そういうことやったんやね。
神戸牛ステーキ | 芝の状態はいい |
神戸サポーター | 鹿島サポーター |
先日のリーグ戦と同じく、鹿島は4-4-2、神戸は3-4-2-1のフォーメーション。今日の2トップは赤アと金崎。対して神戸は、渡邉と小川が復帰している。前半から攻守において、鹿島はいい状態。前半9分には金崎が思いきりのいいシュートを放つ。これはDFに当たってしまった。その直後には昌子、さらに遠藤が、ペナルティエリア右付近の得意の「ヤスゾーン」からシュートを放つ。
そして先制点は鹿島に入る。山本が高い位置からボールをカット、そのボールを奪い左サイドへ展開、クロスボールのこぼれ球が山村のところへ、その山村が豪快にシュート!ゴールマウスに吸い込まれ先制点!これはいいシュートやったね。シーズン途中から本格的にボランチに転向した山村、これはいいアピールになったはず。
しかしその後大ピンチに。神戸は左サイドからクロスボールを送る、ヘディングでクリアしたボールが渡邉のところに、その渡邉がシュートを放ったが、曽ヶ端が体を張ってブロック。危なかったぁ。神戸の攻撃をその後も受けたが、何とか凌ぐ。
神戸にチャンスがあったものの、その後も鹿島は攻める。そして38分、小笠原の縦パスを赤アが反応し、すぐさまシュート!ゴールマウスに吸い込まれ追加点!ナビスコカップの決勝トーナメントではアウェイゴールが重要になってくる。これでアウェイゴール2点。決勝進出をほぼ確実にするために、もっと点を取りたい。
復帰してきた小川 | サイドでの攻防 |
山村のシュート! | 決まった! |
赤アのシュート! | 決まった! |
後半開始から神戸は一気に2枚代え。相馬に代わって安田、小川に代わって石津が。負傷明けから戻ってきた小川だったが、急ピッチでこの試合に合わせてきたやろうけど、まだ万全ではなかったのか。でも代わって入った石津は思いきりのいい選手。ノエスタでもいいシュートを放っていた。ケアしよう。
それでも鹿島は攻勢をかける。62分には中村に代わってカイオが入り、そのまま左サイドハーフ。65分、神戸は3人目の交代。負傷したブエノに代わって前田が入り、3人の交代枠をこの段階で使い果たしてしまう。そして神戸が1点を返す。鹿島自陣のボールを安田が奪い、すぐにクロスを送る。そのボールを岩波にヘディングシュートを決められる。
この1点を返した時間帯から、神戸の選手の動きがよくなった感じがする。鹿島は赤アに代わってダヴィを投入するが、しばらくは神戸が攻めて、鹿島が守る我慢の時間帯。もうホンマに心臓い悪い・・・。
神戸の攻勢を凌いだら、鹿島はカウンター攻撃というシーンの連続だったが、ようやく鹿島が攻勢に出る時間帯に変わった。カイオ、ダヴィと積極的にゴールを狙っていく。85分には三原をかわして右からシュート、これは徳重に防がれたが、いいシュート。でもそろそろゴールという結果がほしいやろうね。重傷から復帰してきてまだゴールがない。山村のループシュート、遠藤のFKなどゴールを狙う。後半アディショナルタイム4分、最後の神戸のチャンスも、曽ヶ端がセーブ。1点差を守り切り試合終了。
今日も奮闘中、夢生 | 中村に代えてカイオ |
ブエノは負傷退場 | ダヴィのシュート |
山村のループシュートは | 惜しくも徳重に弾かれる |
何とか逃げ切った。アウェイゴール2点は大きいが、1点差やもんなぁ。対して神戸は、1点を返した時間帯から神戸は侮れないということを感じた。負傷明けの小川、渡邉、レアンドロが万全だったらゾッとするし、日曜日の第2戦はさらに動きがよくなってそう。
今日は勝利したが、オブラディ・オブラダはなし。第1戦を取っただけということもあるんやろう。そして、今日気になる出来事があった。いつもなら選手がサポーターへ挨拶に向かって、サポーターの「オ〜〜〜〜〜」の後にサポーターと万歳する。今日はなぜか「オ〜〜〜〜〜」の合図がなかったが、小笠原だけが軽く挨拶を済ませて、一斉の万歳をやらなかった。西がこれ(万歳)は?といった感じで満男に問いかけていたが、「引き上げるぞ!」という感じで、機嫌がよろしくなかった。
でもこれは満男に注文をつけたい。真相はわからんが、挨拶くらいはしっかりやるべき。1点を取られた、押し込まれた時間帯もあった、まだ第1戦を取っただけ、そういったことなのか。とにかく、一人だけ不機嫌そうな態度をとるのはよろしくない。どうしたもんかね。
ちょっと良くない場面を見てしまったが、第1戦は取った。第2戦のカシマでは、神戸の動きはさらに良くなるはず。第2戦は参戦できないが、必ず決勝に進出してくれることを。
試合終了 | サポーターへの挨拶、小笠原だけ加わらない |
これ(万歳)は?と小笠原に問う西 | 「引き上げるぞ!」という感じで機嫌悪い小笠原 |