鹿島魂From関西
観戦日記

試合データ

2015年10月3日 J1 2nd 第13節
ノエビアスタジアム神戸 入場者数:16,871人
神戸0−2鹿島(前半0−1、後半0−1)

  • 神戸メンバー
    • GK 徳重健太
    • DF ブエノ、岩波拓也、北本久仁衛(→田中英雄)、高橋祥平、相馬崇人
    • MF チョン ウヨン、三原雅俊、ペドロ ジュニオール(→増山朝陽)、森岡亮太
    • FW レアンドロ(→石津大介)
  • 鹿島メンバー
    • GK 曽ケ端準
    • DF 西大伍、昌子源、青木剛、山本脩斗
    • MF 柴崎岳、小笠原満男、遠藤康、中村充孝(→カイオ)
    • FW 金崎夢生(→赤ア秀平)、土居聖真(→ダヴィ)
  • 得点者
    • 鹿島 山本(25分)、カイオ(78分)

試合後記

鹿島快勝!「3連戦」の初戦を制す

 2ndステージもあと5試合になった。優勝争いや残留争いが熾烈になってくる。鹿島は今日から2週間で5試合という、過密日程になる。そして今日はリーグ戦で神戸、さらにナビスコカップ準決勝2試合はまた神戸。ヴィッセル神戸3連戦という珍しい日程に。今日はその初戦、昨年から神戸に勝っていないため、今日こそ絶対に勝とう。そしてナビスコカップへ向けて弾みをつけるんや。
 近年のノエスタへのアクセスは車。今のカローラフィールダーも6年経過して、そろそろ買い替えを検討中。高い買い物やし、なかなか勇気が出ない(汗)。阪神高速神戸線はやや混んでいたが、11時過ぎにスタジアムに到着。季節はすっかり秋、と思いきや、今日はちょっと暑い。でも快晴で、日陰に行くと気持ちいい。
 早く着いたので、スタジアムグルメを事前調査。今年も神戸牛ステーキあるねぇ。また食べなきゃ。車の買い替えを検討している中、AQUAが展示されていた。パッと見では普通のAQUAだが、ホイールやシートなどがヴィッセル神戸仕様になっている。AQUAはいいスタイルしているが、俺の今回買い換えたい車はノアかシエンタ。高齢の両親ということもあるし、乗りやすさを重視したいから。ただ、シエンタが納車にかなりの期間になるらしいし、ノアにするとシエンタより高くなるし、どうしようかなぁ。
 今日のイベントでは「レディースデー」。女性のサービスが充実というイベント内容ではあったが、雰囲気的にそれほど感じない。よかった。レディースデーが大っ嫌いな俺、今日の現地観戦もちょっと躊躇った。レディースデーがあるスキー場は原則行かないが、鹿島戦となると・・・、やっぱり鹿島やね(汗)。

鹿島サポ、開門待ち ヴィッセル神戸仕様のAQUA
鹿島サポ、開門待ち ヴィッセル神戸仕様のAQUA
神戸牛ステーキ丼 鹿島サポーター歓迎
神戸牛ステーキ丼 鹿島サポーター歓迎

 今日はJリーグ女子マネージャの佐藤美希が登場。厚めのヒールをはいていたこともあって、背が高く見えたが、スタイルいいなぁ、さすがに(笑)。撮影用スペースで写真撮影に応じていた。それを見てからいよいよスタジアムへ入ろう。
 今日はメイン指定ビジターで観戦。スタジアム外で十分遊べたので、特にやることがなくヒマ・・・。なので、スタメンでも見よう。おっ!アツが先発復帰。そして今日はダヴィに代わって聖真が先発。ここのところ、新人の優磨がベンチ入りしている。G大阪戦で初出場初ゴールを記録した優磨、もしも出場機会があれば、存分に暴れてほしい。ベンチ外ではあるが植田が帯同していた。ウォーミングアップで植田がいた。今後の出場機会のために、しっかりと準備してほしい。必ず出場機会はある。
 対してヴィッセル神戸のほうは、レアンドロが復帰している。ペドロもそうだが、コンディションが気がかりのようなことを、メディアが報じている。ただ、復帰している以上は、警戒しなければならない。サポーターも「三戦三勝歴史を変えろ!!」という横断幕。3連戦になるし、神戸はナビスコカップは決勝進出が一度もない、それだけにサポーターも意気込んでいる。

鹿島サポーター 神戸サポーター
鹿島サポーター 神戸サポーター
ピッチは劣悪。ウォーミングアップでこれ すぐに補修
ピッチは劣悪。ウォーミングアップでこれ すぐに補修

 鹿島は4-4-2、神戸は3-4-2-1のフォーメーション。神戸はやはり3バックで来たね。鹿島の2トップは金崎と土居。序盤はお互いあまりチャンスがなく、中盤でボールが落ち着かない。ピッチの状態が悪いので、ヘディングでボールを前へ送るプレーが多いように感じる。
 前半17分頃から鹿島が徐々にペースを握り始めたか。CKから山本がヘディングシュート。これはキーパー正面。24分には、昌子と小笠原が相手のボールを奪って、柴崎へ。その柴崎が思いきりのいいミドルシュートを放つ。枠を捉えたいいシュートだったが、惜しくも徳重に弾かれる。決まってほしかったけど、これは仕方がないか。その直後のCKで鹿島は先制する。柴崎の右CKから、山本がヘディングシュート。今度は決めた!セットプレーでの脩斗、ヘディングうまいし、結構効く。
 鹿島ペースで進んでいく中、前半30分頃に少しヒヤッとする。中央突破を許して、森岡にシュートを打たれた。しかし枠は捉えていない。シュートの前にピッチにやや足をとられた分、大丈夫だったような。う〜ん、3連敗中ということもあってか、神戸の攻撃には精彩を欠いているのか。シュートは少ないし、枠にもいっていない。戻ってきたレアンドロは強行出場だったのか。
 前半アディショナルタイム、遠藤が右サイドからの突破から右足でクロスボールを送る、待っていた柴崎がフリーでボレーシュートを放ったが、枠を越えてしまった。フリーだけに決めてほしかったが、合わせるのが難しかったかなぁ。あ〜〜!というため息が鹿島サポーターから飛んでしまう。

強行出場か、レアンドロ 体を張った守備、夢生
強行出場か、レアンドロ 体を張った守備、夢生
柴崎のミドルシュートは 惜しくも徳重に弾かれる
柴崎のミドルシュートは 惜しくも徳重に弾かれる
その直後の山本のヘディングシュート 決まった!
その直後の山本のヘディングシュート 決まった!
遠藤からのクロスボールだったが 柴崎のボレーはバーを越えてしまった
遠藤からのクロスボールだったが 柴崎のボレーはバーを越えてしまった

 1点だけではまだ何があるかわからない。後半に追加点を取ろう。神戸は後半から北本に代わって田中が入る。どうやら神戸は布陣を変えてきたみたいやね。4バックにしている。4-1-4-1かな。布陣変更も、鹿島は柔軟に対応したいところ。
 しかし直後にアクシデント。土居がゴール前での競り合いで負傷。ダヴィと交代する。この交代は早かったねぇ。ダヴィの準備ができていたのか。聖真は担架で運ばれて、ピッチの外に出てからは一人で歩いていた。ただ、足を引きずっている。メインスタンドにいる鹿島サポーターから拍手。それに手を振って応えていた。5連戦になるし、ここは軽傷であってほしい。
 神戸は57分に2人目の選手交代。レアンドロに代えて石津。石津は思いきりのいい選手というイメージ、ケアしたいところ。鹿島の選手交代2人目は中村に代えてカイオ。そのまま左サイドハーフに入る。カイオ投入後から、鹿島の波状攻撃が始まる。69分にはダヴィの折り返しに遠藤がシュートを放つ。その直後のCKでは山本がヘディングシュートを放つ。72分には、神戸のルーズになったボールをカイオが奪う、カイオがスピードに乗って豪快にシュート、徳重に弾かれたボールをダヴィ→カイオ、そして遠藤に渡って右足でシュート。決まらなかったが、得点の匂いがしてくる。
 そして78分、鹿島に2点目。神戸のパスを西が奪って遠藤に、ペナルティエリアの混戦で相手のクリアが遠藤に当たって、カイオのところに。そのカイオが押し込んで追加点!
 2対0ならまだわからない。取れる時にたくさん点を取りたい。83分には石津が思いきりのいいシュートがあったが、ここは曽ヶ端がセーブ。いいシュートを打たれるとちょっとビクっとするね。88分には鹿島は3人目の交代、金崎に代わって赤アが入る。夢生は今日はゴールはなかったものの、前線での仕掛け、守備、ホンマにいい前線でのアクセントになっている。先月赤アのチャントができたので、今日流れるのかなと思ったが、なかったね。後半アディショナルタイムでも鹿島は神戸に得点を許さず。

土居にアクシデント カイオのシュート
土居にアクシデント カイオのシュート
今度は遠藤のシュート ピッチはボコボコ
今度は遠藤のシュート ピッチはボコボコ
カイオのシュート! 決まった!
カイオのシュート! 決まった!
喜ぶカイオ 2対0になる
喜ぶカイオ 2対0になる

 神戸のシュートを5本に抑えて、鹿島は快勝。鹿島は19本のシュートだったとか。神戸のシュートが少なかったことや、鹿島の守備が機能していたこと考えれば、結果的に安心できる試合内容。前節で悔しい逆転負けを喫しているだけに、今日のような試合がこれからも続けてほしい。
 スタジアムを出て、混雑している中、神戸を応援している人っぽい会話「鹿島強い、勝てる気がしない」という会話が聞こえた。相手サポーターからすると、今日は完敗を認めざるを得ないんやろうね。
 今日は快勝したが、次はナビスコカップ準決勝。柴崎が代表に招集されているため、おそらく山村が代わりを務めることが有力。一旦鹿嶋に戻って調整するようだが、また神戸へ行かなければならないし、コンディション調整が重要になってくる。土居が今日負傷によるアクシデント、連戦になるので、これ以上怪我人は出てほしくない。過密日程を乗り切って、ナビスコ、天皇杯、リーグ戦の3冠を目指してほしい。

試合終了 勝利の挨拶
試合終了 勝利の挨拶

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