鹿島魂From関西
観戦日記

試合データ

2015年5月10日 J1 1st 第11節
味の素スタジアム 入場者数:42,070人
FC東京0−1鹿島(前半0−1、後半0−0)

  • FC東京メンバー
    • GK 権田修一
    • DF 徳永悠平、森重真人、カニーニ、太田宏介
    • MF 米本拓司、梶山陽平(→三田啓貴)、羽生直剛(→高橋秀人)
    • FW 武藤嘉紀、河野広貴(→前田遼一)、東慶悟
  • 鹿島メンバー
    • GK 曽ケ端準
    • DF 西大伍、ファン ソッコ(→青木剛)、昌子源、山本脩斗
    • MF 柴崎岳、小笠原満男、遠藤康、カイオ、土居聖真(→植田直通)
    • FW 赤ア秀平(→高崎寛之)
  • 得点者
    • 鹿島 土居(34分)

試合後記

耐え凌ぎ、やっと今季初の完封!

 2012年第6節以来、3年ぶりの味スタ。この時は5戦勝ちなしの最下位で迎え、遠藤の劇的ゴールでようやく初勝利したことを覚えている。それ以来の味スタ。今季、俺は今年3試合観戦したが2敗1分。勝利がないため、今日こそは勝利したい。今日はチケット完売、日本代表候補にFC東京から5人、鹿島から4人いるということで、非常に関心の高い試合となっている。特に武藤と柴崎やろうね。
 午後1時頃に到着して、早速「青赤横丁」へ行って昼食にしよう。どれにしようかなぁと見ていると、ステーキ丼があるやん!おぉこれ美味そうと思ったら長い列。時間がかかりそうなので諦めよう(汗)。なので隣のブースの黒カレーにした。そんなに辛くないし美味しい。これだけでは足らない、串焼きも食べちゃえ!
 青赤横丁のイベントブースには、エネゴリくんと東京ドロンパが登場していた。午後1時から1時半ごろに出現すると、FC東京公式HPに記載がされていたので、どこにいるんやろう?と思ったら見つけた。一緒に踊っていた。なかなか面白い。これにはFC東京サポーターも鹿島サポーターも笑いが飛んでいた。

晴天に恵まれた味スタ チケットは完売
晴天に恵まれた味スタ チケットは完売
エネゴリくんと東京ドロンパ 入場口でもらったENEOS特製「ワリフバッグ」
エネゴリくんと東京ドロンパ 入場口でもらったENEOS特製「ワリフバッグ」

 スタジアムに入場してからは、コンコースやゴール裏、上層まで行って写真撮影で暇つぶし。昨年は味スタへ行っていないが、サポーターミーティングはコンコースで行っていたようで。今年もコンコースでサポーターミーティングあるのかなと思ったが、コンコースが混雑していたから、スタンドでやっていた。でも俺はメインスタンドなんで、さすがに話している声は聞こえない。でも拍手もあり、今日に懸ける思いを伝えていたと思う。勝つように応援頑張ろう。
 さて、今日の先発メンバーは、FCソウル戦と全く同じ。夢生は今日も欠場。う〜ん、今のケガの状態はどうなんやろうねぇ、気になるが。対するFC東京は、先日発表された日本代表候補のメンバー全員が先発。特に武藤に注目が集まる。FC東京はセンターバックの吉本が警告の累積で出場停止。カニーニが先発。今日のFC東京は武藤と、出場停止の吉本に代わるカニーニ、これがポイントかなと。

FC東京サポーター 鹿島サポーター
FC東京サポーター 鹿島サポーター

 鹿島はいつものように4-2-3-1のフォーメーション。1トップにはケガから復帰した赤アが入っている。今年から赤アは「秀平」コールに変わっている。鹿島には「崎」が付いた苗字が4人いる。他に柴崎、高崎、金崎。高崎と赤ア、どっちをコールしているのかがわからないから。対するFC東京は4-3-1-2のフォーメーション。
 前半9分に鹿島が大きなチャンス、右サイドへ展開し柴崎がクロスボールを送る、そのボールを山本がヘディングシュート、しかし権田のファインセーブに阻まれる。これは権田を褒めるべきか、でも決めたかったなぁ。前半はお互い、中盤でのプレス、ボールの奪い合いが目立っていた。鹿島は今日こそ完封したいと、注目の武藤に厳しいマーク、仕事をさせないようケアしていた。
 そして前半34分に鹿島が先制する。ペナルティエリア付近での混戦から、セカンドボールを土居がシュート、これがゴールマウスに吸い込まれる。プロ野球で言えば、ボテボテのゴロがタイムリー内野安打みたいな感じで、土居のシュートはボテボテのゴロ。うまくヒットしなかったが、コースがよかった。権田はちょっと慌てていた感じやったね。
 前半41分には、左サイドからの攻めからシュート、曽ヶ端がはじいたこのこぼれ球、「(シュート)打ってくるぞ!」と予感していた通り、米本が強烈なシュートを放つ。ゴール右に外れて助かった。前半は鹿島が1点リードしてハーフタイム。

警戒するのはもちろんこの男、武藤 土居のシュート
警戒するのはもちろんこの男、武藤 土居のシュート
ゴールが決まった! 超満員、味スタ
ゴールが決まった! 超満員、味スタ

 後半、FC東京は選手交代。羽生に代わって高橋、河野に代わって前田が入る。4-4-2に変更してきた。高橋と梶山のダブルボランチ、武藤と前田の2トップに変更する。
 後半はFC東京がペースを掴み、鹿島は我慢の時間帯が続く。48分にはFC東京のCKから前田がヘディングシュート、これは曽ヶ端がセーブ。前田はヘディングうまいし、磐田時代、鹿島戦でよく得点しているイメージもある。その後、FC東京が攻めて、鹿島は守ってカウンターの場面が続く。
 59分に鹿島は1人目の選手交代、赤アに代わって高崎。そのままトップの位置に入る。怪我から復帰してきた赤ア、まだ90分は難しいのかな。64分に鹿島はファン ソッコに代わって青木が入る。アクシデントかな。青木はそのままセンターバックに。
 鹿島が3人目の交代をしたところから最も危ないシーンが続出する。FC東京の太田の右CKから森重がダイビングヘッド、これはバーに当たる。78分にはまたもや右CKから、ニアの前田がファーへヘディングで送る、東が押し込んでゴールか!?と思ったら、ん?ノーゴール?イエローカードが出ている。東のハンドやったんやね。遠くから見ててわからんかったが助かった。ナイス西村さん。その西村さん、数分後の太田のシミュレーションもよく見ていたね。
 後半どんだけFC東京にCKの場面があるんよぉというくらい、FC東京のセットプレーが何度も何度も。後半アディショナルタイムは4分、その4分を過ぎてもまだプレーが続き、「早く笛吹いてくれ!」と。そしてようやくタイムアップで鹿島サポーター大喜び。

後半4-4-2に変更、FC東京 途中出場の高崎
後半4-4-2に変更、FC東京 途中出場の高崎
激しい攻防 42,070人、そして通算600万人突破
激しい攻防 42,070人、そして通算600万人突破

 今季初完封で鹿島勝利。長かったね。ホンマに心臓に悪いわ。隣の席にいたお姉さん2人、飛び上がって抱き合っていたよぉ。いいなぁ(笑)。
 今日はセットプレー対策として、マンツーマンディフェンスからゾーンディフェンスに切り替えていたと。しかし、そんなの見ていません!(笑)、とにかくゼロに抑えてくれ〜と。1対0やし、ディフェンスを見ている余裕がなかった(汗)。今日のFC東京は運もなかったと思うし、武藤を抑えたのはよかった。
 兎にも角にも勝った。俺自身、現地観戦で鹿島の勝利を見たのは、昨年の第33節C大阪戦(ヤンマー)以来、約半年ぶり。これも長く感じた。これからも勝利をたくさん見たい。今節まで過密日程だったが、これで一区切り。ACLの敗退は残念だが、これからも一戦必勝で頑張ってほしい。今日は42,070人かぁ、多かったねぇ。帰りの飛田給駅へ向かう歩道は、人いっぱい。でも勝ったんで、ゆっくりと帰ろう。

試合終了 サポーターへ勝利の挨拶
試合終了 サポーターへ勝利の挨拶
聖真へ声援を送る鹿島サポーター 飛田給駅への帰り道はいっぱい
聖真へ声援を送る鹿島サポーター 飛田給駅への帰り道はいっぱい

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