鹿島魂From関西
観戦日記

試合データ

2015年04月25日 J1 1st 第7節
カシマサッカースタジアム 入場者数:12,275人
鹿島1−2神戸(前半0−0、後半1−2)

  • 鹿島メンバー
    • GK 曽ケ端準
    • DF 西大伍、ファン ソッコ、昌子源、山本脩斗(→伊東幸敏)
    • MF 青木剛(→小笠原満男)、柴崎岳、遠藤康、カイオ(→高崎寛之)、土居聖真
    • FW 金崎夢生
  • 神戸メンバー
    • GK 山本海人
    • DF 岩波拓也、チョン ウヨン、増川隆洋(→高橋祥平)
    • MF 高橋峻希(→奥井諒)、森岡亮太(→田中英雄)、三原雅俊、相馬崇人
    • FW マルキーニョス、小川慶治朗、石津大介
  • 得点者
    • 鹿島 柴崎(71分)
    • 神戸 小川(49分)、田中(77分)

試合後記

ミス連発、4月初黒星

 今季は早くも2回目のカシマ。チームは次第に調子が上がり始めた。ACLもあり、過密日程の中やけど、今日も勝利を期待したいところ。
 14時キックオフということで、今回も日帰りで駆けつける。東京に到着したのは8時半ごろ。今日も高速バス乗り場は多くの人が並んでいたが、先月の湘南戦ほど並んでいない。9時発のバスに乗れた。道路は混むのかなと予想していたが、ほぼ混雑なし。乗ったバスはクラブハウス経由やったので、クラブハウスをバスから見ることができた。見てみると、選手が出発するのか、サポーターが待っていた。

選手を待っているのか、サポーターが集まる 鹿島アントラーズクラブハウス
選手を待っているのか、サポーターが集まる 鹿島アントラーズクラブハウス

 順調にバスが進んだので、スタジアムに到着したのが11時過ぎ。早速食事にしよう。もつ煮込みの注文はもちろん、他に何かないかなと見ていると、はまぐり焼きやかき焼き、ほたてのバター焼きがあった。うわぁ、貝類が大好物なだけにそそられる・・・。よし!はまぐり焼き、かき焼き、もつ煮込みを注文しよう。特にかきがでかい。早速食べよう。うん、美味い。また食べたい。
 今日はスタジアムに早く到着したこともあったので、スタジアムコンコースを一周しよう。ちょっと風が強いが。メインコンコースのNEW YORKERのブースには中田C.R.Oが。販売やサインにも応じていた。ネクタイとか何か買ってもよかったが、値段が高いなぁ(汗)。
 先発メンバーをチェック。青木が今週のACLに続いて先発やね。昌子が先発復帰した以外は、ウェスタン・シドニー戦と同じ。ACLの試合は火曜日にあり、中3日での試合だが、水曜日に長距離移動が伴っている。対して神戸は水曜日にナビスコカップ予選があり、こちらは中2日。いずれも前回戦ったメンバーをほぼ変更していない。どちらが勝利するか。

潮来市マスコットのあやめちゃんとしかお かき焼きとはまぐり焼き
潮来市マスコットのあやめちゃんとしかお かき焼きとはまぐり焼き
柴崎の等身大パネル サポーターミーティング
柴崎の等身大パネル サポーターミーティング
鹿島サポーター 神戸サポーター
鹿島サポーター 神戸サポーター

 鹿島はいつものように4-2-3-1のフォーメーション。神戸は3バックに変更してきて、3-4-2-1のフォーメーション。序盤はお互い中盤でのケアがしっかりしている。前半3分頃、マルキーニョスが奪って、そのボールを柴崎がスライディングタックルで奪う。マルキは鹿島時代でも守備にも貢献していた。そう言えば、今日の先発メンバーで、鹿島時代のマルキと一緒にプレーしたのって、曽ヶ端、遠藤、青木だけやね。サブは佐藤と小笠原。ずいぶんとメンバーが替わったもんやね。
 前半の立ち上がり、まず見せ場を作ったのは神戸。前半6分頃、神戸が左サイドを攻めてクロスボール、そのこぼれ球をマルキがオーバーヘッド、スタジアムが少しどよめいたが、曽ヶ端がキャッチする。12分には森岡が強烈なミドルシュートを放つ。
 前半17分に、鹿島はミスからピンチ。柴崎が西へのパスを小川が奪う、小川がマルキへ。そのシュートは昌子がブロック。西へのパスの出し方はちょっと不用意。鹿島も柴崎を中心に速い攻撃を仕掛けるが、神戸の固い守備に激しいプレッシングに手を焼く。神戸は守備の時には5-4-1と5バックになる。しっかりラインを作る神戸に対して、パスが繋がらない。しかし前半18分、鹿島は大きなチャンス、ハーフウェーライン付近で柴崎がボールカット、そこから右への展開、西のクロスボールを、積極的に前線へ飛び出した柴崎がダイレクトで合わせる、しかしゴールならず。
 神戸は早くも1人目の交代。森岡に代わって田中が入る。アクシデントやろうね。前半、鹿島も少しは見せ場があったものの、神戸が優勢。神戸の激しいプレッシングが機能。

先発の青木 脩斗へのスライディングタックル
先発の青木 脩斗へのスライディングタックル
神戸は攻める時は3-4-3 神戸は守る時は5-4-1
神戸は攻める時は3-4-3 神戸は守る時は5-4-1

 後半、鹿島は選手交代。青木に代わって小笠原が入る。守備が機能していたので、ちょっと早いんじゃないかと思うが、セレーゾ監督の意図通りいくかどうか。しかし後半開始の立ち上がりに鹿島は失点。自陣からのキックから、鹿島のエリアで攻撃の組み立て、相馬のクロスボールをマルキーニョスがさらに中央へ、フリーになっていた小川に決められる。オフサイドではないか?と手を挙げている選手がいたが、ギリギリやろうね。というか「えっ?」という感じのフリー、小川へのケアが全然できていない。これがダメ。
 鹿島もその直後のFKでチャンスを迎えるが、懸命に守る神戸に対してゴールネットを揺らすことができない。そして鹿島は早くも2人目の交代。山本に代わって、今季初出場の伊東を投入。伊東が右サイドバックに入って、西が左サイドバックに。果たしてこの意図は?
 そして鹿島は早くも3人目の交代、カイオに代わって高崎が入る。この交代が直後に当たる。右サイドの攻めから、中央の高崎がダイレクトに柴崎へパス、柴崎の左足でのシュートがゴール隅に吸い込まれた!同点。やっといい形が出た。
 しかし、致命的なミスで神戸に勝ち越し点を許してしまう。神戸の右からのCK、マルキのヘディングが宙を舞う、そのボールをキャッチしようと曽ヶ端が反応するが取れない、そのこぼれ球を田中に押し込まれてしまう。「何やねん。も〜〜〜」と、致命的なミスで俺も大きな声が出てしまう。
 そして、誤審か?というシーンが。後半36分、神戸のファールからのFK、土居から小笠原への展開、小笠原は伊東へ縦パス、うまくDFの裏をとった伊東がふわりとボールを上げて西が折り返し、金崎がシュート。高橋祥平のブロックはゴールラインを割ったかと思ったらノーゴール、さらにこぼれ球が跳ね返り、これも高橋祥平がブロック。これもゴールラインを割ったかと思ったらノーゴール。このシーンはVTRで何度も見たけど、ゴールやね。俺はメインスタンドで見ていて、遠いからわかりにくかったが、あ〜あっ。
 後半アディショナルタイムでは、イライラが募っていた金崎が2枚目のイエローカードで退場。その直後のFKも防がれ、結局同点に追いつくことができずタイムアップ。

金崎と岩波との小競り合い 高崎のリターンを
金崎と岩波との小競り合い 高崎のリターンを
柴崎が左足でシュート ゴールが決まる!
柴崎が左足でシュート ゴールが決まる!

 神戸に2年連続でカシマスタジアムで敗れる。2004年以降、2009年、2014年と5年おきに神戸に敗れていた。今年からしばらく負けない番かなと思ったら、まさかの黒星。誤審がどうたらもあるが、失点シーンはあり得ない。いずれも防げるものやったね。
 4月初黒星。過密日程の中、負けなしというのは難しいが、これからまた中3日で仙台戦、そして中2日で甲府戦、また中2日でACLと、過密日程が続く。金崎は次節出場停止。金崎には、来週戻ってきた時に最高のパフォーマンスを見せてほしい。過密日程になってくるし、少々のメンバーの入れ替えをしたほうがいいと思うがね。特に中村の起用を推したい。
 俺自身、カシマスタジアムでの観戦は4連敗になった・・・。昨年から柏戦、鳥栖戦、今年の湘南戦、そして今日の神戸戦。ホーム、アウェイ問わず、そろそろ勝つ試合を見たい。いつ勝つ試合見られるかな。


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