2015年3月22日 J1 1st 第3節
瑞穂陸上競技場 入場者数:16,053人
名古屋1−1鹿島(前半0−1、後半1−0)
連敗はストップしたが、逃げ切れず
2011年ナビスコカップ準決勝以来、4年ぶりの瑞穂。しばらくは豊田スタジアムで鹿島戦が行われていた。豊田なら駐車場の心配はないが、瑞穂は用意されていない。タイムズ駐車場が何とか確保できるか、今日は車でアクセスしてみる。
キックオフが17時。12時半ごろに近辺に着いたが満車・・・。他の駐車場を探したがそこも満車。やばい、どうしよう。そして他の駐車場、あっ空車!よし、そこへ行こう。よかったぁ、空いていた。でも俺が最後の1台。他社さんの駐車場もあったが、最大料金が適用されないところもあったんで、何とかタイムズに停めることができた。これでホッとした。停められたからよかったけど、車で行かないほうがよかったかも。
花粉症シーズンは辛いが、今日は暖かい。というか、ちょっと暑いくらい。まずは入場列の最後尾まで行って、レジャーシートで確保した後、正面ゲート前の広場まで行ってみよう。あっ、桜が咲いているね。ソメイヨシノではなくてヤマザクラだって。花びらがやや小さめかな。でも綺麗やね。前日、名古屋ではソメイヨシノの開花を発表したみたいだが、瑞穂周辺ではつぼみや一部で咲いている箇所も。つぼみはいつ咲いてもいい感じで、ピンク色のつぼみが。いよいよ春がやってきた。
ヤマザクラだそうで | 桜のつぼみ、いつ咲いてもいい感じ |
正面ゲート前の広場できしめんと富士宮やきそばを食べて、グルメを満足したところで入場列に戻ろう。待っている間も暑い。その上でマスク姿なので、暑さに耐えきれず、一時的にマスクを外してしまった。マスク型に日焼けしたら格好悪いから(汗)。
午後3時開場。順に入場している間にスタメンをチェック。おっ、金崎がトップで起用かな。古巣相手に相当燃えているはず。恩返しゴールを期待したい。そして高崎は控えに。赤アは練習には参加するようになったが、まだケガからのコンディションが上がっていないのか、今日もベンチ外。小笠原が全治4週間のケガのため、今日のボランチは柴崎と梅鉢の同い年コンビ。昌子、土居、柴崎が昨年全試合出場を果たし、梅鉢だけが取り残された。梅鉢にとっては大きなチャンス。相手が嫌がるネチネチとした守備、狙える時にミドルシュートもどんどん打ってほしい。
アウェイ名古屋戦と言えばずっと考えていたんだが、ここ数年は勝ち負けが交互している。特に奇数年の時は相性が悪い。1シーズン制になってからの2005年以降、奇数年で勝ったのは2009年だけ。昨年は勝った。えっ?今年は負ける番?それは絶対阻止!
試合開始1時間前にはサポーターミーティングを開くようになった。しかし今日の瑞穂にはコンコースがないので、スタンドで。今日は新チャントがお披露目。ミーティング前、小さな太鼓の音で、初めてのリズムに聞こえたから「あれっ?」と思っていた。その新チャント、よくわからない・・・。柴崎のチャントのようだが、わかった人が多くなくて、何度も練習・・・。
鹿島サポーター | グララちゃん、今日が誕生日だそうで |
名古屋サポーター | 明治安田生命名古屋支店から従業員らが応援 |
鹿島はいつものように4-2-3-1のフォーメーションで、予想通り金崎がトップの位置に入っている。対する名古屋も4-2-3-1のようで、左サイドに永井、1トップに川又、ノヴァコヴィッチがトップ下に入っている。ノヴァコヴィッチは川又と縦関係になったり横に並んだりという動きをしているようだ。
前半はお互いシュートが少ない。15分に関しては、鹿島ペナルティエリア内で矢田からのボールを、川又が押し込もうとしたところは一瞬ヒヤリとした。前半30分くらいは殆どシュートがない。31分にカイオが左ペナルティエリアに侵入し、そしてドリブルで中央へ、相手をかわしてシュートを放ったが、ちょっと弱かった。楢崎が簡単にセーブしてしまう。
シュートシーンが殆ど見られない中で、鹿島が先制する。西がオーバーラップし、ペナルティエリア右へ侵入しクロスボールを送る。そのクロスボールを金崎がヘディングシュートで先制!うまく反応できたね。これで2試合連続ゴール。古巣相手に恩返しゴールができたね。
梅鉢は小笠原の負傷によりチャンスを得ている。前半はややミスがあったものの、中盤の落ち着きがあったと思う。小笠原は攻撃的、梅鉢は守備的であるが、柴崎をより攻撃に専念できるよう、中盤のフィルター役をこれからもこなしてほしい。
西からのボールを | 金崎がヘディングシュート |
ゴールが決まった! | 先発の梅鉢 |
これまで暑かった陽気も、急にヒンヤリとした空気が入ってきた。雨が降りそうな雨雲が・・・。と思ったら、後半に入った時からポツポツと降り出してきた。雨具持ってへんよぉ。
後半に最初に動いたのは名古屋。DF竹内に代わって、小屋松が入る。右サイドハーフだった矢野がサイドバックに下がって、小屋松が右サイドハーフに入った。小屋松の出身校が京都橘ということで、京都繋がりの俺にしては、鹿島戦以外で頑張ってほしいところ(汗)。
後半、鹿島は大きなチャンスを2つ作った。49分遠藤がペナルティエリア手前から得意の左足でミドルシュートを放ったが、僅かに枠の右にそれてしまう。その1分後にも、金崎の右クロスをフリーのカイオのところに、カイオが合わせるがバーを越えてしまった。最も決めたかったシーンがこのシーン。あぁ決めてほしかったなぁ。金崎自らシュートが打てそうなところだったかも知れないが、カイオ焦ったかな。
鹿島は早くも1人目の交代。前半にイエローカードを貰っていた梅鉢が山村と交代する。イエローカードを貰っていたこともあったんやろう。66分には2人目の交代、遠藤に代わって高崎が入る。カイオ右サイド、金崎左サイド、1トップが高崎となる。が、その後は、名古屋に押し込まれる時間帯が長くなる。そして69分に名古屋が追いつく。左からのコーナーキックを矢野が曽ヶ端と重なりながらも、ヘディングでゴールを決められてしまう。あぁ残念。
失点した後も、名古屋の時間帯が続く。80分に鹿島は3人目の交代、金崎に代わって中村。中村がトップ下、土居が左サイドハーフに。今日はノヴァコヴィッチが当たっていない。終盤でも決定機を2度ほど外してくれている。名古屋でいい動きをしていたのが小屋松。スピードあるね。時より右サイドから果敢に攻めているシーンを見ると、鹿島にもほしい人材。後半アディショナルタイム3分も目立った動きはなく、そのまま試合終了。
気になる雨雲 | 金崎、シュートを打つのか? |
と思ったら、中央を選択 | カイオが浮かせてしまう、完全にフリー |
途中出場の高崎 | 左サイドで奮闘、金崎 |
ACLと合わせた連敗は5でストップしたが、追いつかれての引き分けではまだまだか。鹿島の勝負強さのひとつといえば1対0で勝利すること。5連敗している中で、急に1対0で勝つというのは難しいかも知れない。今日は名古屋の前線、川又とノヴァコヴィッチ、永井を封じ込めたこと、これは収穫といってもいい。不安定だった守備の改善が見えてきた。
追いつかれてしまったが、試合終了後の挨拶では、サポーターは拍手。そして「鹿島アントラーズコール」が止まなかった。次に繋がってきそうな引き分けか、まだまだか。日本代表の試合が2試合あるので、少しインターバルがある。しっかり休んで、次の鳥栖戦に臨んでほしい。代表に選ばれた昌子と柴崎に関しては、代表での活動があるので、大変やろうけど、そこで得たものを鹿島に還元してほしい。
悔しい表情の選手たち | サポーターへの挨拶 |