鹿島魂From関西
観戦日記

試合データ

2014年12月23日 Jユースカップ決勝
ヤンマースタジアム長居 入場者数:2,460人
鹿島ユース1−1G大阪ユース(前半1−0、後半0−1、延前0−0、延後0−0、PK4−3)

  • 鹿島ユースメンバー
    • GK 山田晃平
    • DF 寺門宥斗、中野純、町田浩樹、大里優斗
    • MF 千葉健太、大橋尚志、平戸太貴
    • FW 吉岡樹利也(→色摩雄貴)、田中稔也(→垣田裕暉)、鈴木優磨
  • G大阪ユースメンバー
    • GK 林瑞輝
    • DF 前谷崇博、吉岡裕貴(→松岡秀平)、吉村弦、初瀬亮
    • MF 市丸瑞希、山崎拓海、岩本和希(→阿部勇輝→中村文哉)、堂安律
    • FW 高木彰人、妹尾直哉(→平尾壮)
  • 得点者
    • 鹿島ユース 寺門(42分)
    • G大阪ユース 平尾(84分=PK)

試合後記

鹿島ユース10年ぶり優勝!PK戦で決着!

 準決勝は仕事だったので、観に行くことはできなかった。仕事は15時で終わったが「決勝に進出してくれ!」と願っていた。帰りの時には、モバイルサイトの「あんとランド」で経過を確認していた。同点に追いつかれて「あららぁ」と思ったが、その後勝ち越して3対1で勝利。これで今日の決勝観に行ける!
 そして今日、ヤンマースタジアム長居へは車で向かう。長居公園の駐車場代が高いので、少し離れたタイムズ駐車場を利用した。やや歩くが、俺にしては楽勝の距離。先月のセレッソ戦も長居へ行ってきたけど、もうすでに銀杏の葉は完全になくなっていた。もう冬やね。でもよく晴れていて、日なたでは暖かさを感じる。

長居公園、よく晴れている 2014Jユースカップ
長居公園、よく晴れている 2014Jユースカップ

 スタジアムに到着して、席をどこにしようかと。うろちょろしていたが、観戦では中段の席で、試合全体がよく見える位置に。ここならゆっくりできる。決勝ということで、鹿島ユース、そしてG大阪ユースを応援する人で、多くの人が。さすがにG大阪ユースのほうが地元なので多いように思えるが、鹿島ユース側も本格的な応援で後押しする。セレッソのタオルマフラーをした人もいたなぁ。鹿島側に入ってくれたし、鹿島ユースを応援してくれるのかな(汗)。
 今日の鹿島ユースのスタメンは、右サイドバックの宮本健太君が警告の累積で出場停止。代わって寺門君が入る。準決勝が出場停止だった鈴木優磨君はスタメン復帰。他の選手は中2日での試合やし、出場停止だった鈴木君には特に存分に暴れてほしい。

鹿島ユース応援のぼり旗 G大阪ユースはこれ。5冠?
鹿島ユース応援のぼり旗 G大阪ユースはこれ。5冠?
鹿島ユース応援のサポーター G大阪ユース応援のサポーター
鹿島ユース応援のサポーター G大阪ユース応援のサポーター
Jユースカップ、これを手にするのは? 選手入場
Jユースカップ、これを手にするのは? 選手入場

 鹿島ユースは4-1-4-1のフォーメーション。準々決勝では鈴木君がトップの位置だったが、今日は吉岡君がトップの位置で、鈴木君は右サイドに入っていた。立ち上がりの時間帯ではちょっとサイドでミスが目立っていたか。決勝の舞台でやや緊張もあるのかな。
 前半の8分ごろ、吉岡君が右を駆け上がりグラウンダーでクロスボールを送る。そのクロスボールをG大阪ユースの選手のクリアが空振り、それを見逃さなかった平戸君が左足でシュート、しかしG大阪ユースの選手が懸命に走って胸に当ててクリアする。惜しかったね。
 立ち上がりで鹿島ユースの惜しかったところはこれだけで、この試合ではG大阪ユースが攻めて、鹿島ユースが守る展開が続く。鹿島ユースが攻撃を仕掛けるときには、G大阪ユースの選手たちもハードワーク。なかなか前線での仕事をさせてくれない。前半最も危なかったのは前半38分、G大阪ユースの攻めからGKと1対1でシュートを打たれる。しかしGK山田君がはじき返した。危なかった。
 なかなか攻撃の形が見えない鹿島ユースはその直後、先制点を挙げる。得点はセットプレーから。左からのFKを寺門君がダイビングヘッドで先制点!でもまだ1点、何が起こるかわからない。前半は1点リードで終了。

平戸君のシュートはDFに阻まれる 右サイドで奮闘、鈴木君
平戸君のシュートはDFに阻まれる 右サイドで奮闘、鈴木君
先制点はFKから 寺門君のダイビングヘッド
先制点はFKから 寺門君のダイビングヘッド
決まった! 喜ぶ寺門君たち
決まった! 喜ぶ寺門君たち

 後半に入ってもG大阪ユースが攻めて、鹿島ユースが守る展開。鹿島ユースの時間帯も少しあったが、防戦一方。ただよく守っている。いつの間にか鈴木君は左サイドに。左サイドになってからも、時より交代出場の色摩君と並んでいる時も。しかし攻撃の形が鹿島ユースは見えない。カウンター攻撃も前線でのつながりがややチグハグのような感じ。
 懸命に守っていた鹿島ユースだったが、ペナルティエリア内でファウル。俺も「あっ!」っと言ってしまった。そしてPKで鹿島ユースは同点に追いつかれた。アディショナルタイムも含めて約10分守れば優勝やったのにぃ。これは仕方ない。そしてこのまま後半終了。10分ハーフの延長戦でも決着がつかず、勝負はPK戦に。
 PK戦では1人目のG大阪ユースの選手が決めたのに対して、1人目の鈴木君が外してしまう。鹿島のトップ選手はPKはあまりよろしくない。ユースもか?と思った。しかしG大阪ユースの2人目、これをGK山田君が止めた!3人目まで蹴って2対2で、4人目のG大阪ユース。またも山田君が止めた!鹿島ユースの5人目は町田君、これを決めたら優勝、落ち着いて決めた!

左サイドから攻める鈴木君 延長でも決着がつかずPK戦へ
左サイドから攻める鈴木君 延長でも決着がつかずPK戦へ
山田君止めた! 5人目の町田君が冷静に決めた!
山田君止めた! 5人目の町田君が冷静に決めた!
大喜びの鹿島ユースの選手たち 無念、G大阪ユース
大喜びの鹿島ユースの選手たち 無念、G大阪ユース

 鹿島ユースは10年ぶり3回目の優勝。長かったね。今季の鹿島ユースは、図抜けた選手がいるわけではないと感じた。光っていたのは堅守。今日のPKは勿体なかったが、ここぞというところで守備が奮闘。これをトップの選手たちにも見習ってほしい(笑)。
 表彰式に向かう選手たち。まずは準優勝のG大阪ユースから。選手が表彰台に上がっていくと、鹿島サポーターの人たちも拍手で健闘を称えていた。そして鹿島ユース、選手が続々とメダルを授与。そしてJユースカップを村井チェアマンから受け取ると、いよいよ雄叫び。キャプテンの千葉君がJユースカップを掲げると、選手たちは表彰台で喜びを表現。その喜びでハプニング、鈴木君のメダルが首かけから外れていた。メダルだけが地面に落ちていたようで。ちょっと暴れまくっただけでメダルが外れるってあり得ない(笑)。
 一部のサポーターも試合終了直後には涙する人も。涙から笑顔に変わる人。いい雰囲気。今季の鹿島ユース、ホントによく頑張りました。おめでとう!そしてありがとう!

熊谷浩二監督のインタビュー 準優勝ガンバ大阪ユース
熊谷浩二監督のインタビュー 準優勝ガンバ大阪ユース
G大阪ユースの表彰 優勝鹿島アントラーズユース
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村井チェアマンからJユースカップを授与 喜ぶ鹿島ユース
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ピッチで喜ぶ鹿島ユース WINNERS!
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