鹿島魂From関西
観戦日記

試合データ

2014年9月27日 J1 第26節
鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム 入場者数:10,493人
徳島0−5鹿島(前半0−2、後半0−3)

  • 徳島メンバー
    • GK 川浪吾郎
    • DF 藤原広太朗、斉藤大介、村松大輔(→橋内優也)、アレックス
    • MF エステバン、濱田武、大崎淳矢
    • FW 津田知宏(→衛藤裕)、佐々木一輝(→キム ジョンミン)、高崎寛之
  • 鹿島メンバー
    • GK 曽ケ端準
    • DF 西大伍、青木剛、昌子源(→山村和也)、山本脩斗
    • MF 柴崎岳、小笠原満男、遠藤康、カイオ(→豊川雄太)、土居聖真(→中村充孝)
    • FW 赤ア秀平
  • 得点者
    • 鹿島 カイオ(39分)、土居(40分)、カイオ(58分)、遠藤(59分)、遠藤(71分)

試合後記

ゴールラッシュ!鹿島完勝で3連勝。

 初の徳島、今季最も楽しみにしていた。19時試合開始ということで、観戦前にはやっぱり観光をしたいと思い、朝から出て徳島へ。
 10時前に鳴門の「渦の道」のある駐車場に到着。大鳴門橋架橋記念館エディと渦の道のセット料金が900円。渦潮が最も最適に見られる時間帯からはまだ時間があるため、エディから入って、渦の道へ行くことに。渦潮のメカニズムや屋上の展望スペースなどがエディにはあった。晴れていて、やや暑いが、展望スペースから見る大鳴門橋はきれいやね。
 そして渦の道へ行こう。試合前に観光をしようという鹿島サポーターも。試合観戦前に観光しようと。まぁ、そうなるやろうなぁ。四国初のJ1徳島、徳島に限らず、遠方から駆け付けたら観光もしたくなるわなぁ。この日の干潮時刻は13時50分ごろ、とりあえず海を眺めながら待とう。11時半ごろから何か波の動きが変わり始めたような気がする。見ごろになる前後約2時間になり、小さな渦が見え始めた。小さな渦ならどんどん発生するね。実際、遊覧船から見るとどうなんやろうね。意外と大きいかも知れないが。大きい渦は結局見られず。あとはエスカヒル鳴門の高い位置から眺めよう。うわぁ、いい眺め。でもこれで400円取るのはちょっと・・・。

渦の道入口 展望スペースへ向かう途中の通路、下を眺められる
渦の道入口 展望スペースへ向かう途中の通路、下を眺められる
渦 大鳴門橋
大鳴門橋

 観光を楽しんだところで、スタジアムへ行こう。大塚製薬のご厚意で、駐車場を提供。そこに停めよう。さすがに早い時間帯での到着なので、まだまだ車は少ない。あとはスタジアムグルメの時間を待とう。ヴォルティス屋台村、これも楽しみにしていた。16時から開始と思っていたが、15時半ごろから売店営業始まったね。早速わかめぶっかけそばを食べよう。うん、美味い!朝昼全然食べてなかったので、徳島ラーメンも食っちゃえ!これも美味い!
 グルメを楽しんだところで、確保していた入場待ちのところへ戻って開門を待とう。17時開門時にスタメンを確認。予想通り赤アが1トップで先発。他は変わりなし。席を確保したあと、バックスタンド方向へ行ったりして、試合開始を待つ。そして試合開始1時間前、やはりミーティングが開催された。今日は四国開催ということで、コールリーダーの方は「四国から来た人いる?」と、何人か手を挙げていたね。「香川県からです」とサポーターの方が。試合観戦になかなか行けないその方に「90分間、1年分思いきり応援しよう」とコールリーダーの方が言うと大きな拍手。いいこと言うなぁ。
 そして今日、土居聖真のチャントができた。コールリーダーの方曰く、前から公表したかったけど、四国の方々にも覚えてもらいたいということで今日お披露目となった。ど・い、しょ〜ま、しょ〜ま、ど・い、しょ〜ま〜。すぐに浸透したけど、高い声でいくのか低い声でいくのか。これが微妙なところ。今日は徳島が相手だけど、何が起こるかわからない、コールリーダーの方も口にする。どんな相手であろうと、しっかり戦おう。

ヴォルティス屋台村 ふわふわヴォルタくん
ヴォルティス屋台村 ふわふわヴォルタくん
わかめぶっかけそば すだちくん
わかめぶっかけそば すだちくん
ヴォルタくんとティスちゃん サポーターミーティング
ヴォルタくんとティスちゃん サポーターミーティング
徳島サポーター 鹿島サポーター
徳島サポーター 鹿島サポーター

 鹿島はいつものように4-2-3-1、徳島は3-4-2-1。徳島はGKを変えてきたね。長谷川に代わって川浪が先発。ここ数試合は、試合開始から鹿島がボールポゼッション。今日も同じ。今日は開始5分以内でシュートを数本、徳島ゴールを脅かす。土居、赤ア、遠藤がシュートを放つ。赤アのシュートは惜しかったね。GK正面だった。ダヴィが2試合の出場停止なので、赤アに期待がかかっている。
 シュートを打つも点が入らないというのが数試合続いている。また今日も同じなのか。そうしているうちに、徳島が攻める時間帯が増えていく。前線の高崎を狙った場面がやはり目立つか。チームトップの7得点を決めている。前半15分にはCKから高崎がシュート放つも枠に飛ばない。さらにその直後のFKで、ペナルティエリア内でのこぼれ球を佐々木がシュート、辛うじてポストに救われる。最も危なかったのが前半17分大崎が仕掛け、ペナルティエリア内でカイオに倒されPKか?と思ったら笛ならず。危なかった。PKとられてもおかしくなかったかも。高崎もそうやけど、大崎の仕掛けというのも要注意。
 ピンチを脱出し、再び鹿島が攻撃する時間帯が増え始める。34分には土居がGKをかわして、フリーでいる赤アのところへラストパス、その赤アが狙いすましてシュートを放つも、藤原に辛うじてブロック。よく防いだ藤原とも言えるし、赤アにこれは決めてほしかったとも言えるね。再三の好機がものにできないここ数試合の鹿島だったが、ようやく先制点が入る。藤原のクリアがミスになりカイオのところに、そしてカイオが思いきり打ったシュートがゴール右隅に吸い込まれた!シュート回転がかかっていたんやろう、これはGKは届かない。そしてその直後、右サイドの西のクロスボールを、ファーサイドにいた土居がヘディングシュートで2点目!何かぽっかりフリーになった感じ。土居のゴールながら、流れたチャントは柴崎チャント、なぜ?
 ハーフタイムには花火が。これから秋なのに今も花火が見られるのはありがたい。「差別、暴力のない世界を!」の横断幕を持った人たちがアウェイ側に来ると、どこからか「それ、浦和に言って」といったのが聞こえてきた。アカンやろ。浦和だけの問題ちゃうわ。

今日もセンターバックは青木 ポジション奪還、西大伍
今日もセンターバックは青木 ポジション奪還、西大伍
カイオのシュート シュート回転がかかっていてGK届かずに
カイオのシュート シュート回転がかかっていてGK届かずに
ゴールが決まった! 直後に土居が追加点
ゴールが決まった! 直後に土居が追加点
ハーフタイム中の花火 差別、暴力のない世界を!
ハーフタイム中の花火 差別、暴力のない世界を!

 後半に入っても、鹿島が徳島を攻めたてる。51分には柴崎が土居へ縦パス、土居がバイタル中央からミドルシュート、これは枠に飛ばない。徳島も高崎が左サイドからミドルシュートを放つ。
 そして3点目が鹿島に入る。58分、遠藤のCKからカイオが走り込んでフリーになり、ヘディングシュートで追加点!さらにまた1分後、左サイドのカイオが、走り込んでいた右の遠藤に優しくクロスボール、遠藤のヘディングシュートで4点目。オフサイドのアピールする徳島の選手も、旗は上がらない。
 その直後、これまでリーグ戦フル出場していた昌子が山村と交代する。何かアクシデントでもあったか?交代後、昌子は引き上げていった。まぁ、4点取っているので、山村にも試合勘を取り戻してもらうにはいい機会かも知れない。
 2人目の交代はカイオに代わって豊川。ゆっくり歩きながらピッチを出るカイオ。その交代から2分後に5点目が入る。柴崎のやさしい裏へのボールがオフサイドぎりぎりの遠藤のところへ、しっかりボールコントロールしてシュートで5点目。あとは赤アが得点するか、これをサポーターが期待する。盛んに赤アコールが響く中、ダヴィが出場停止の中、何としてもアピールしたい。
 早くも3人目の選手交代は中村。土居と交代。右に遠藤、左に豊川、中にアツ。やっぱりアツは本職のトップ下に入る。赤アとアツのコンビネーションでゴールといきたいところ。でもやっぱり赤アには、どんな形でも今日は1点を取らせたい。
 80分には、ボールを奪ってから、柴崎→アツ→柴崎と繋いで、柴崎が遠藤へボールを送る、遠藤の抜け出しはオフサイドの判定。すぐさま、中央の中村が左サイドの豊川へ、その豊川が思いきりのよいシュートを放つもこれは惜しくもポスト。随所に中村の良いところが見えた。一般サラリーマンでも得意分野がある人が、違う分野に挑戦することがあるかと思う。そつなくこなす人もいれば、苦しむ人もいると思う。アツもサイドハーフでは苦しんだ。得意のトップ下でしばらくやらせたい。でも土居がいるからね。
 試合開始前から徳島の応援コールが全然聞こえない。チャンス時、タオルマフラーをグルグル回している以外は、声援が聞こえず、鹿島サポーターの応援だけ?ラストのシーンでは徳島が大きなチャンスを迎えたが、濱田が結局決められず試合終了。

先発の赤ア カイオのヘディングシュート
先発の赤ア カイオのヘディングシュート
ゴールが決まった! 遠藤もゴール、4点目
ゴールが決まった! 遠藤もゴール、4点目
遠藤のシュート 5点目、遠藤のガッツポーズ
遠藤のシュート 5点目、遠藤のガッツポーズ
途中出場の豊川 アツはトップ下
途中出場の豊川 アツはトップ下

 終わってみれば5対0で大勝。俺の後ろの人が試合中「スピードが全然違うわ」と。徳島はちょっと厳しいか。失点もフリーになってしまうシーンが続出。でも前半の大崎の仕掛けでPKか?と思ったシーン、もしPKだったとして得点を決められていたら、違う展開になっていたかも知れない。
 これまでのシュートを放つも決められず、というオンパレードが数試合続いたが、今日は5得点。もっと取れていたが、これは今後の課題としよう。今節で浦和が敗れ、川崎が引き分けたため、鹿島は2位に浮上し、浦和との勝ち点差は4に縮まった。下位チームとの対戦が続いた9月は終わり、10月以降は上位チームとの対戦が多くなる。次も頼むで!
 そして、帰りの周辺道路は渋滞。全然動かへん・・・。9時20分頃に駐車場を出て、鳴門ICに辿り着いたのが10時過ぎ。初めての鳴門やし、迂回路なんてわからへんし。高速に乗ってから淡路SAで休憩し食事をとろう。同じこと考えるんやねぇ、フードコーナーが鹿島サポーター化している・・・。アントラーズファミリーがたくさんいて嬉しいが、自分の食券の番号が呼び出されるのに20分以上かかった。遅すぎる・・・。さらには近くでゴキブリ騒動。別の鹿島サポの方が、紙コップでゴキブリを閉じ込めて踏んづける。すごい。俺のとこ来たら直接靴で踏んづけようとしていた。こういったゴキブリ退治もあるんやね(汗)。自宅に着いたのが深夜0時40分。すぐにシャワー浴びて睡眠!

勝利の挨拶 周辺道路渋滞、疲れる
勝利の挨拶 周辺道路渋滞、疲れる

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