鹿島魂From関西
観戦日記

試合データ

2014年9月13日 J1 第23節
熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 入場者数:14,182人
大宮2−1鹿島(前半1−0、後半1−1)

  • 大宮メンバー
    • GK 北野貴之
    • DF 今井智基、横山知伸、高橋祥平、中村北斗(→和田拓也)
    • MF 金澤慎、カルリーニョス、家長昭博、泉澤仁(→富山貴光)
    • FW ムルジャ(→増田誓志)、ズラタン
  • 鹿島メンバー
    • GK 曽ケ端準
    • DF 西大伍、山村和也、昌子源、山本脩斗
    • MF 柴崎岳、小笠原満男、カイオ、ジョルジ ワグネル(→中村充孝)、土居聖真(→遠藤康)
    • FW ダヴィ(→赤ア秀平)
  • 得点者
    • 大宮 ムルジャ(34分)、高橋(74分)
    • 鹿島 昌子(70分)

試合後記

痛い黒星、シュート18本放つも1点だけ

 前節から2週間空いての試合。熊谷での試合は2007年以来7年ぶり。この時は先制許すも、後半ロスタイムに増田のゴールで逆転勝利。その増田は今は大宮にいる。
 関東遠征で宿泊した翌日は、高速バスで京都に帰ることが多いが、3連休ということもあり、帰りの高速道路が混雑するという予測が出ていることから、JR東海ツアーズの旅行プランを組んだ。約3週間前の申し込みで、3連休ということもあり、満室のホテルが多かった。朝食無料サービスのある京王プレッソイン新宿が空いていたので、このホテルを選択。その後まさかのデング熱のニュースが。新宿中央公園に近いホテルやし。虫よけスプレー持参で今回アクセスする。
 熊谷駅には午後3時前に到着。行きは混雑なく、約15分でスタジアムに到着。キバナコスモスがきれいやね。写真も撮ってしまった。

キバナコスモス より近くで
キバナコスモス より近くで

 さて、熊谷で楽しみにしていたのは「熊谷うまいもん祭」と銘打って、多くのグルメやイベントを楽しむこと。ゆるキャラもいたり、多くのグルメがあったり、これはなかなかいい。
 グルメはどれにしようかと迷いながら、決めたのが嵐山殻辛モツ焼そば。結構行列だったが、ちょっと行ってみよう。でもやっぱり、なかなか前に進まない。30分後にようやく俺の出番が。俺のところで残りが切れてしまって、新たに作ってくれた。5分近く待ったが「出来立てよ〜」と。30分まって、さらに5分待ったので、出来立てを食べられるのはいいが、待ち疲れた・・・。さらに熊谷ホルどんでも、ちょうど俺のところで残りが切れて、ちょっと待って出来立てが。いずれも出来立てをゲット。俺は何かハプニングやアクシデントがあると、同じ出来事が「2度続くジンクス」を持っているが、これはジンクス通りか?(笑)。あとは熊谷オレンジ(カクテル)を買って、ゆっくり食べよう。うん、美味い!
 グルメを味わったところで、スタジアムへ入場しよう。ビジターメイン指定席にしているので、ゆっくりスタジアム見物。試合開始約1時間前になって、コンコースでミーティング開催。最近は毎回ミーティングをするようになっているね。今日のコールリーダーの方、「何だか嫌な予感するんだよね」。意味深なことを。「慣れていない場所(熊谷)で、ピッチで・・・」と。感じるものがあったんやろうね。楽に勝てるチームは1つもないし、これから苦しい時期が来ると思う、だからこそ応援しようと、コールリーダーの方は口にする。最後は鹿島アントラーズコールで締める。
 今日のスタメンは、小笠原が出場停止から復帰。それ以外は前節のFC東京戦と変わらず。今日の試合開始前に残念なインファイト。選手入場後に今日は、両チームのキャプテンがフェアプレー宣言。小笠原がマイクの前で宣言する前、チラッと鹿島サポを。不機嫌そうな小笠原、それもそのはず、応援を中断していなかったのである。小笠原の声がよく聞こえない。まったくもう〜、空気読めよインファイト!応援中断せぇや!

ミーヤとアルディ 鳩山町のは〜とん、だそうで
ミーヤとアルディ 鳩山町のは〜とん、だそうで
熊谷うまいもん祭の雰囲気 サポーターミーティング
熊谷うまいもん祭の雰囲気 サポーターミーティング
大宮サポーター 鹿島サポーター
大宮サポーター 鹿島サポーター
入道雲が心配 フェアプレー宣言。小笠原、不機嫌そう。
入道雲が心配 フェアプレー宣言。小笠原、不機嫌そう。

 今日の前半も、ボールをポゼッションし、攻めとしては悪くはない。開始約10分の間に、何本かシュートを放つ。大宮はこれまで失点が多かったが、守備に関して奮闘しているように思う。監督が代わって、守備をまず意識しているのかな。攻撃においても、ムルジャとズラタンの強力な2トップがいるし、ケアしなければならない。鹿島が多く攻撃しているだけに、早く先制点がほしい。
 しかし、先制点は大宮に入る。泉澤の突破を許し、シュートのこぼれ球がムルジャのところに。決められてしまう。7年前の熊谷でも先制されたが、逆転勝ちしている。これを信じて。
 今日実際に、ジョルジ ワグネルのプレーを見てみた。まだちょっと連携不足か。フィットし切れていないように思う。前半のセットプレー時のFK、柏の時と比べたら、もっと精度が上がると思うんやけど。もう少し時間がかかるのか。
 ハーフタイムには、熊谷うまいもん祭りのイベントで登場していたレギュラーとジョイマンがアウェイ側にも挨拶し、あるある探検隊!あるある探検隊!などで盛り上がっていた。花火も打ち上げられ、夏の風物詩が今も見られたのはよかった。

前節に続きスタメンのジョルジ ワグネル 昌子と山村のセンターバック
前節に続きスタメンのジョルジ ワグネル 昌子と山村のセンターバック
レギュラーとジョイマン ハーフタイム中の花火
レギュラーとジョイマン ハーフタイム中の花火

 後半も鹿島が攻めて、大宮が守る展開になる。49分には柴崎が豪快なミドルシュートを放つが、枠に飛ばない。50分には右サイドのカイオの突破、切り替えして左足でシュート。大宮のDFに当たって、そのボールを土居が拾って小笠原に、小笠原が右足で狙いすましてシュートするも、GK北野が弾く。その弾いたボールを今井?が外へ蹴り出そうとしたが、うまくヒットせずに右腕に当たったようにも。近くのサポーターや選手も「ハンド!ハンド!」のアピールも、クリアされてしまう。審判がハンドではないという判定をしたから、ハンドではなかったってことか。解せないが。
 鹿島は今日は早い交代に出る。54分にジョルジ ワグネルに代わって中村、56分に土居に代わって遠藤が入る。これで右に遠藤、中央に中村、左にカイオの2列目となる。ついに本職のトップ下でプレーのアツ、期待したいが、鹿島でのトップ下の練習は十分だったのかな?これが気になるところ。
 その後も鹿島は攻勢を仕掛けるも、大宮の守備が奮闘。ようやく生まれた同点弾が70分、左CKから山本がヘディング。そのボールがアツのところへ、そのアツからのボールが昌子のところへ合わせる格好になって、昌子が豪快に蹴り込んで同点!喜びも、サポーターへ「もっと!もっと!」とアピールする昌子。
 しかし4分後に大宮に勝ち越しを許す。ゴール前の混戦から高橋に決められる。先日産まれたばかりの第一子へのゆりかごダンスを大宮の選手数人が。祝砲を自ら決める一撃となってしまった。
 その直後にダヴィに代わって赤アを投入。結局1トップ同士の交代しかなかったのか。後半アディショナルタイムは5分。せめて同点にという思いがあったが、大宮の気迫の守備に対して、シュート放つも決められずにタイムアップ。

柴崎のシュートは枠に飛ばない 小笠原のヘディング
柴崎のシュートは枠に飛ばない 小笠原のヘディング
右腕に当たってハンド?赤丸のところ ハンドアピールも大宮クリア
右腕に当たってハンド?赤丸のところ ハンドアピールも大宮クリア
昌子のシュート 決まった!
昌子のシュート 決まった!
本職のトップ下、アツ サポーターへの挨拶
本職のトップ下、アツ サポーターへの挨拶

 降格圏に甘んじる大宮に対して、痛い黒星。シュートを放つも得点は1点。俺も今日、嫌な予感がした。コールリーダーの方とは違う理由で。ウォーミングアップ中のシュート練習がことごとく枠外。これを見て嫌な予感がした。練習でこれなら試合で決められるのかと。
 対する大宮は渋谷監督リーグ戦初戦白星。何だか、DVDレター作戦をやっていたらしいね。これは以前、鹿島もやっていた。2008年第32節の大分戦、上位を争う大一番を前に、選手には内緒で、家族が選手を激励する「ビデオレター」を作製。このオリヴェイラ監督の粋な計らいで、大分との上位対決を制した。そして第33節と最終節も勝ち、連覇を達成した。これを大宮もやったってことか。鹿島戦でやらなくても・・・。家族の力というのは大きいね。
 リーグ戦では約4ヶ月ぶりの黒星を喫してしまった鹿島、また正念場か?第23節を終了して、得点は44得点でリーグトップ。でもそんな印象はないんやね。特に今日の試合では。そして次節は横浜FM戦、元々堅守のチーム。アウェイでは3得点しているが、それは3月の話であって、来週はどうか。今日の試合のように、楽に勝てる試合は一試合もない。首位浦和の動向より、目の前の試合のためにしっかり戦おう。

翌日

 新宿の朝、よく晴れている。デング熱の心配がある中、街中を見ると、特に厳戒態勢というのは感じない。半袖の人もいれば、長袖の人も。まぁ、虫除けスプレー等の対策をみんなやっているんでしょう。
 午前中は観光に出かけて、昼の新幹線で帰ることに。まずは東京都庁の展望台へ。展望台への入場は無料。45階にある展望台へ向かうエレベーター、静かで速いね。1分弱でもう45階に着いた。早速眺めよう。うわぁ、すごいなぁ。山はやや霞んでいるものの、こんな高いところから景色を眺めるのは初めて。東京スカイツリーはもっと高いところから眺められるんやろうけど、十分満足できる。高所恐怖症の人は下を見下ろすことはしないほうがいいかも。それ以前に展望台へ行くことができないかも。まぁ、俺も高いところはそんなに好きじゃないからね。飛行機も極力利用しないし。
 20分ほどいれば十分なので、今度は浅草へ向かおう。新宿から秋葉原、そして初めて乗るつくばエクスプレスで浅草へ。雷門のところは人ごみが凄まじい。さすが3連休の真ん中。そして浅草寺へ向かう通路はお土産物等がいっぱい。こういった雰囲気を見ると「観光しているなぁ」という実感がある。
 約1時間浅草にいた後は、少しだけ秋葉原の電気街を回ってから東京駅へ行こう。メイドカフェへは行きません(笑)。メイド服を着た若い女性がビラ配っていたけど。いらっしゃいませ!ご主人様!、何か恥ずかしくなるわ(笑)。まぁまぁ、とりあえず午前中に観光を終えて、夕方、京都に到着。疲れた。

東京都庁 展望台からの眺め
東京都庁 展望台からの眺め
新宿中央公園 浅草雷門
新宿中央公園 浅草雷門
浅草寺 秋葉原の電気街
浅草寺 秋葉原の電気街

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