鹿島魂From関西
観戦日記

試合データ

2014年08月16日 J1 第20節
カシマサッカースタジアム 入場者数:16,724人
鹿島1−0甲府(前半1−0、後半0−0)

  • 鹿島メンバー
    • GK 曽ケ端準
    • DF 西大伍、青木剛、昌子源、山本脩斗
    • MF 柴崎岳、小笠原満男(→山村和也)、カイオ(→ルイス アルベルト)、中村充孝(→遠藤康)、土居聖真
    • FW ダヴィ
  • 甲府メンバー
    • GK 荻晃太
    • DF 青山直晃、山本英臣、佐々木翔
    • MF ジウシーニョ、新井涼平(→下田北斗)、保坂一成、阿部翔平
    • FW 福田健介(→盛田剛平)、石原克哉(→稲垣祥)、クリスティアーノ
  • 得点者
    • 鹿島 柴崎(1分)

試合後記

開始直後の1点のみ、されど開始直後の1点のみで鹿島3連勝

 前節の名古屋戦、台風11号の影響もあったが、予定通り開催された。観戦予定だったが、当日帰れるかも不明、さらに翌日も影響を受けるやろうと思い、観戦断念という苦渋の決断。観に行っていれば逆転勝ちやったなぁ。まぁ、台風なんで。こればかりはわからへんわ。仕方ない。
 ということで、約3か月振りの現地観戦で、今季初カシマ。昨年あの最終節以来の観戦。朝9時過ぎに自宅を出て東京へ。そしてバスターミナルへ向かう。バスターミナルがきれいになって、これは素晴らしい。昨年末はまだ工事中やったから。では、乗り場へ行こう。あれれ?いつもは、カシマスタジアムへ行くバスで行列ができるのに、今日はすぐ乗れた。なんかあっけない。
 高速道路も渋滞もなく順調に。そして潮来ICに着いたとき、鹿島の大旗を振っている人が数名。ここから気合いが入っているね。

東京八重洲南口バスターミナル 潮来ICで、大旗を振って気合いを入れる
東京八重洲南口バスターミナル 潮来ICで、大旗を振って気合いを入れる

 スタジアムに到着。まだ3時前。開門は3時半なので、ゆっくりしよう。どんより曇っているから、気温が低い。冷房みたいな風が。寒くはないが、ちょっと風が強い。そして開門、さっそく鹿島食肉事業協同組合のもつ煮込みは買っておこう。ここがいつも混むから。昼飯を食ってへんかったし、久々のもつ煮込み、やっぱり美味しい。カシスタ行ったらいつももつ煮込み食べているなぁ。
 そしてたっぷり時間もあるし、カシマサッカーミュージアムへ行こう。何か真新しいものがないか。う〜ん、今回はこれと言って真新しいものはあまりなかったね。岩政のタイのクラブのユニフォーム、大迫のTシャツはあった。あっ、THE HALL OF LEGENDにアルシンドのものが飾ってあったな。
 スタジアムを一周してから、あとは自席でゆっくりしよう。今日のスタメン、おっ、青木がスタメン復帰で、植田がベンチ外。2列目は前節に引き続きカイオ、土居、中村。ジョルジ ワグネルが国際移籍証明書が届いていないとの報道で、登録が間に合わず。でも、ジョルジ ワグネル加入は、2列目の選手にとっては大きな発奮材料となっている。ここ最近、アツの動きがよくなっているし、2週間前の広島戦を少し見ると、やっぱり中央でやらせたいね。
 試合開始1時間前あたりから雨が強くなってきて、一時どしゃ降り。雷は鳴っていないが、特に甲府の選手のウォーミングアップ中、水が所々浮いていて、試合に影響しないかなぁと。

鹿島のレジェンドのひとり、アルシンド ミッキーのアントラーズバージョン
鹿島のレジェンドのひとり、アルシンド ミッキーのアントラーズバージョン
試合開始約1時間前、ドシャ降りの雨 ホームゴール裏に貼ってあったメッセージ
試合開始約1時間前、ドシャ降りの雨 ホームゴール裏に貼ってあったメッセージ
鹿島サポーター 甲府サポーター
鹿島サポーター 甲府サポーター

 試合は早速動いた。相手DFに当たったこぼれ球を土居が競って、そのボールが柴崎に渡る。約35メートルの位置から狙いすましてのシュートがゴールに吸い込まれる!後々ハイライトで見ると、無回転やったんやね。これは素晴らしいシュート。そして珍しいゴールパフォーマンスが。コロンビア代表がやっていたダンスを6人で。何かやべっちF.C.で約束ごとをしていたみたいやね。
 前半10分に甲府の福田が負傷。結局プレー続行不可能で、盛田と交代する。その盛田は1トップに就いている模様。1トップだったクリスティアーノがシャドーに。そして鹿島は危ないシーンとなる。右サイドからクリスティアーノにクロスを上げられ、中央で待っていたジウシーニョがヘディングシュート、バーを越えて外してくれた。完全にフリーやったね。うぉ〜(危ない)という歓声が。右ウイングに就いているジウシーニョがこんな中央で待ち構えていたなんて。
 危ないシーンがあったが、鹿島もチャンスメーク。35分、カイオのドリブルから土居が中央でパスを受けて、左へ展開する。そしてそのボールをダヴィが強烈なシュートを打つが、GK正面でゴールならず。はじいたボールもダヴィが反応するも、これはうまくヒットせず。いいシュートやったけど、決めたかったなぁ。

喜ぶ柴崎 コロンビア代表のダンスパフォ
喜ぶ柴崎 コロンビア代表のダンスパフォーマンス
先発復帰の青木がクリスティアーノをマーク ここ数試合先発が続く西が攻撃
先発復帰の青木がクリスティアーノをマーク ここ数試合先発が続く西が攻撃

 後半10分、右サイドからの小笠原のFKは、GKが簡単にキャッチ。1分後、今度は左サイドから小笠原のFK、これもGKがキャッチ。このあたりから甲府の時間帯になってくる。60分、甲府は新井に代えて下田を投入。すると、70分、スローインから盛田が頭で繋いで、交代出場の下田へ、その下田がシュート、曽ヶ端がファインセーブ。これは危なかった。
 鹿島の1人目の交代は67分、中村に代わって遠藤を投入。これで右サイドハーフに遠藤、右サイドハーフのカイオが左へ。甲府の固い守備から、流れの中で突破できない。甲府を見ていると、攻めるときには3バックが並んでいる。守備の時には、右ウイングのジウシーニョはあまり下がらず、左ウイングの阿部翔平がDFラインまで下がって対応か、5バックではなく4バックになっているようにも見える。まぁ、ジウシーニョは磐田の時はFWやったし、昨年はシャドー。まぁでも、複数で徹底的にマークするDF陣に対して、鹿島はてこずっている。
 鹿島2人目の交代はルイス アルベルト。これで小笠原とルイスとのボランチで、いつものように柴崎がトップ下に入る。トップ下の土居は左サイドハーフへ。その直後、甲府にサイドからクロスを上げられ、盛田がヘディングシュート、これも曽ヶ端がファインセーブ。思わず「ふぅ」と。危ないシーンもあったが、80分、柴崎のFKをGKが弾いた、その弾いたボールが遠藤のところに来る、そしてシュート!しかしバーに嫌われた。
 最後の交代カードは山村。小笠原に代わって投入される。青木がボランチの位置に入って、山村がセンターバックに。これで守り切ろうと。山村も今出場機会が短く、不本意なことやろう。必ず、山村の力が必要になるから。後半アディショナルタイムは3分、終了間際に甲府に攻められるも、何とか踏ん張って試合終了。

しっかりラインを作って対応する甲府 途中出場のルイス アルベルト
しっかりラインを作って対応する甲府 途中出場のルイス アルベルト
遠藤のシュート バーに嫌われ、ボールが宙を舞う
遠藤のシュート バーに嫌われ、ボールが宙を舞う

 久しぶりの完封。まぁ、甲府の決定力不足にも助けられた感もある。甲府は開幕戦で4失点した以降は、結構守備が踏ん張っているし、失点が少ない。今日は立ち上がりの1点がなければわからなかった。
 そして鹿島はこれで3連勝。結局、開始直後の1点のみ。されど開始直後の1点で勝利。順位は変わらず4位のまま。先月の浦和戦を機に、チームの状態が上向いてくるのではないかと感じていたが、これで3連勝。絶好調とまではいかないものの、一時期の苦しい時期は乗り越えようとしている。しかし、首位浦和との勝ち点差は4あるし、このまま食らいつかなければならない。
 先のことは考えず、目の前の試合のために全力を尽くしてほしい。そして、アウェイ清水戦で、ジョルジ ワグネルデビューか。これも楽しみにしたい。左から繰り出すFKを特に見てみたい。次も頼むで!

試合終了 本日のLIXIL賞の柴崎
試合終了 本日のLIXIL賞の柴崎
勝利の挨拶 サポーターに応える柴崎
勝利の挨拶 サポーターに応える柴崎

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