鹿島魂From関西
観戦日記

試合データ

2013年08月17日 J1 第21節
カシマサッカースタジアム 入場者数:16,392人
鹿島1−0新潟(前半0−0、後半1−0)

  • 鹿島メンバー
    • GK 曽ケ端準
    • DF 西大伍、青木剛、山村和也、前野貴徳
    • MF 小笠原満男、柴崎岳、野沢拓也(→遠藤康)、土居聖真(→本山雅志)
    • FW ジュニーニョ(→中村充孝)、大迫勇也
  • 新潟メンバー
    • GK 東口順昭
    • DF 川口尚紀、金根煥、舞行龍ジェームズ(→藤田征也)、金珍洙
    • MF 三門雄大、レオ シルバ、成岡翔(→ホージェル ガウーショ)、田中亜土夢
    • FW 田中 達也(→村上佑介)、川又堅碁
  • 得点者
    • 鹿島 大迫(88分)

試合後記

負傷何の!試合終了間際、大迫の決勝点!

 夏休み期間中、クラブハウスへ行って、前日の練習も観に行きたった。しかし、試合前日の練習は9時からやろうという予想から、夜行バスを使って行く必要があったり、家をあまり留守にもできないかなと思って、今回は断念した。またいつかクラブハウスへ行って、選手のサインをもらおう。
 さて、今日乗った新幹線は新型車両のN700A、外見はN700系とはほぼ変わりないが、少しシートが変わっている。まぁ、そんなに大して変わっていないかな。シートを見て「N700Aかな?」と気付いた。13時頃に東京駅に到着する。そこから今回もカシマサッカースタジアム行きの高速バスを利用。渋滞もなく順調に。15時30分過ぎにスタジアムへ到着。
 日中は暑い・・・。海風のおかげで、日蔭では涼しいほうやけど、それでも日なたは暑い。さて入場口へ。手荷物検査のためにカバンを開けていたが、レーンに誰もいない。すると係員が「あっ、隣りのレーンでお願いします、ここのレーンは空けておいたんです・・・」と。何も考えずに入場していたので、俺もボケていた。隣りへ行って入場。係員「間際らしくてすいません」、まぁ、こっちも「ボケてました〜」と。

新幹線の新型N700A カシマスタジアム
新幹線の新型N700A カシマスタジアム

 昨年も行った新潟戦、この時はミシェウにゴールを決められ、0対1で敗れた。2年連続でカシマで勝たせるわけにはいかないということもあって、今年も新潟戦をホームで見ることに決めた。試合前、まずはミュージアムに寄る。スルガ銀行チャンピオンシップ2連覇を果たした。そのトロフィーが置いてあるはずと、これを見に来た。あったあった、昨年のトロフィーと並んであった。今年のナビスコの戦いは終わってしまったので、来年は出場できない。
 今日のスタジアムグルメはもつ煮、そしてデザートはアイスクリーム。阿見町のブースで買ったぐりーんめろんソルベ、メロンの風味があっさりしていて、うまいなぁ。たまにはアイスクリームもいいなぁ。
 グルメを満喫したあとは、いよいよ試合観戦へ向けて。まずは先発、先日の練習で右内転筋の違和感で、前日練習を回避した大迫が1トップで先発、前野と土居が先発復帰している。特に聖真に関しては先発出場が増えているので、さらにアピールしてほしい。対する新潟は川又が当然先発。いやなタイプの選手のひとり、要警戒。

スルガ銀行チャンピオンシップのトロフィー ぐりーんめろんソルベ
スルガ銀行チャンピオンシップのトロフィー
左:2012年、右:2013年
ぐりーんめろんソルベ
しかおとしかこのぬいぐるみ2013年バージョン ホームゴール裏に貼ってあったメッセージ
しかおとしかこのぬいぐるみ2013年バージョン ホームゴール裏に貼ってあったメッセージ
鹿島サポーター 新潟サポーター
鹿島サポーター 新潟サポーター

 試合序盤から新潟の激しいプレスに苦しむ展開が続く。特に中盤でのプレスに手を焼いた。これが鹿島にあまりないところなんやね。中盤が小笠原と柴崎、小笠原の2009年頃に見られた激しいプレスは見られなくなっているし、相手選手を追うのをすぐにやめてしまう。こういった走れない選手の起用もどうかと思っていた。
 が、前半30分くらいに惜しい場面が。小笠原のスルーパスから大迫へ、大迫がシュートを狙うも相手DF陣に阻まれた。これは決めたかったねぇ。こういったプレーがまだ健在だから、セレーゾは使い続けるんやろう。79年組への信頼は絶対なんでしょう。
 危惧していた右サイド、今日は野沢も守備に加担、西もそんなに悪いようには見えなかった。まぁ、新潟もクロスの精度が良くなかったことや、ミドルシュートも枠の上を飛んでくれたので、最後の攻めが甘かったので助かったといえる。
 今日は左サイドの前野がよく走っていた。前半終了間際には惜しかったね。駆け上がってきて、強烈なシュートがポストを直撃した。起点にもなれるし、結構仕掛けられるね。セレーゾもそろそろ前野をレギュラーとして使ってもいいのではないかと思うが、セレーゾのことやから、中田と前野の併用なのかな。運動量のある選手のほうがいいよ。

鹿島は4-2-3-1、新潟は4-4-2の布陣 トップ下は出場機会が増えている土居聖真
鹿島は4-2-3-1、新潟は4-4-2の布陣 トップ下は出場機会が増えている土居聖真
警戒はこの選手、川又堅碁 西と金珍洙の激しい接触で両選手手当てを受ける
警戒はこの選手、川又堅碁 西と金珍洙の激しい接触で両選手手当てを受ける

 後半早速、お互い先制のビッグチャンスが。新潟は金珍洙からのボールをクリアしようとヘディング(サコかな?)で競るが、オウンゴールになりかけた?ボールを曽ヶ端がはじき返す。そしてレオ シルバがキープして、切り替えして、シュート。これは曽ヶ端が防いで先制を許さず。これまでよく失点していた位置やったので、助かった。鹿島も西から野沢へ、野沢がシュートを放つがわずかに外れる。難しい角度からでもゴールを決めていた野沢、まぁ残念。
 後半12分、左サイドからのジュニーニョの突破を新潟DF川口がファウル、イエロー2枚で退場となる。これで新潟は田中達也に代わって村上、4-4-1の布陣になる。そして成岡に代わってホージェル ガウーショが初出場。この選手がどんなタイプかわからへんかったけど、ドリブラーのような感じかな。でも今日は助かった。ドリブルでの攻めは少し見られたが、カウンターからのホージェル、左の川又へパスしていれば危なかったというシーンも。川又がフリーやっただけに。コンディションが上がっていないのと、フィットするのがこれからなんでしょう。
 相手が10人になって、さらに猛攻を仕掛けたい鹿島、守備を固める新潟に手を焼く。警戒していた川又への決定機は後半34分くらいか、金珍洙からのクロスに川又が合わせるが、曽ヶ端が好セーブ。川又は動き回るというより、常にゴールを狙えるポジションにいるね。今日は山村がよくマークしていたと思う。
 鹿島にようやく先制点、柴崎から前野へ、前野が駆け上がってクロスボール、これを大迫がしっかり決めて先制点!アシストした前野の付近へ集まって喜び合う。いいクロスボールを放り込んだのももちろん、サコが相手DFのマークを外してシュートする動き、最後にいい仕事をしたね。試合終盤になって、これまでの厳しいプレスも少々甘くなっていたこともあったから、新潟にとっては悔やまれる失点だったかと。

野沢が放ったシュートは わずかに外れ、頭を抱える野沢
野沢が放ったシュートは わずかに外れ、頭を抱える野沢
PKのアピールを認められず 川又をしっかりマークする山村
PKのアピールを認められず 川又をしっかりマークする山村
決めた大迫! アシストの前野らと喜ぶ
決めた大迫!(ピンボケ・・・) アシストの前野らと喜ぶ

 このまま1対0で鹿島勝利。これで今季リーグ戦の新潟戦は2戦2勝となった。新潟戦に関しては2004年を除いて、2005年から2008年までの4年間は鹿島は新潟に負けていない、2009年から2012年までの4年間は新潟が鹿島に負けていない。今度は2013年から4年間鹿島が負けない番かな。
 決勝点を決めたサコ、負傷の影響からか、今日は新潟の厳しいプレスにボールを奪われやすかったけど、負傷しなからも90分間戦い抜いたことに評価しよう。今日の前野は良かったねぇ。サコへのアシストもそうやけど、運動量があって仕掛けられる。この調子で。セレーゾ監督、これで次節のマリノス戦で前野が先発ではなくサブやったら「はぁ?」やで。
 新潟の守備にてこずって、試合内容はあまり良いものではなかったが、勝ったことに喜ぼう。次はマリノス戦、今節で首位に立ったマリノス、俺は次節は見に行けないが、今日以上の入場者数が詰めかけてくれると思うし、勝利することで弾みがつくはず。夏の大一番が待っている。マリノス戦で勝利することと、あとは、セレーゾ監督の不可解な選手起用がないことを祈って。

試合終了の挨拶 ヒーローインタビューを受ける大迫
試合終了の挨拶 ヒーローインタビューを受ける大迫
勝利の挨拶 ライトアップ、カシマスタジアム
勝利の挨拶 ライトアップ、カシマスタジアム

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