2011年10月09日 ヤマザキナビスコカップ決勝トーナメント 準決勝
瑞穂陸上競技場 入場者数:8,562人
名古屋1−2鹿島(前半0−1、後半1−0、延前0−0、延後0−1)
柴崎、プロ初ゴールが決勝点!鹿島決勝進出!
思わぬ対戦カード。準々決勝で、マリノスには勝てへんやろうなぁ、って思っていたので。対戦相手は名古屋。もし新潟が勝ちあがってきたら、さすがに金銭面でキツイなぁと思って、瑞穂ならと。京都からは新幹線を使用せず、JR在来線でアクセスする。
今季名古屋とは4度目の対戦、今季は2敗1分。せっかく鹿島は勝ちあがってきたし、今季名古屋には1勝もしていない。それだけに勝って決勝に進出したいところ。
瑞穂のメイン入り口 | 快晴の瑞穂 |
ナビスコカップは、よく日本代表の試合と被る場合が多く、代表選手がいない状況で戦うことになる。今回そのために名古屋はケネディや藤本淳吾、鹿島は増田誓志がいない。
今日、鹿島のセンターバックは欠場の岩政(びっくり)に代わり、青木と中田。言ってみれば、この2人の本職はボランチ。青木と中田でボランチというのも、これまでも何度もあった。今回その2人が共にセンターバック。
グララがあいさつ | 選手登場 |
鹿島サポーター | 名古屋サポーター |
試合開始早々、ちょっと鹿島危ない場面があったけど、大丈夫だった。そして10分、小笠原からのパスを大迫が、あとは落ち着いて決めるだけ、決めた!鹿島先制!前半を見る限り、パスもそれなりに動いていたし、名古屋の最後の精度にちょっと精彩を欠いていたか。ただ、シュートは打てるけど、得点にならない。楢崎が特にいいセーブを見せていた。
後半に入っても最初は鹿島のペースだったけど、徐々に鹿島の運動量が落ちてきたのか、名古屋にシュートを多く打たれる場面が目立っていた。そして80分のセットプレーで闘莉王にやられた。「どうだ!」と言わんばかりの表情をしながら万歳をしていた。その後も名古屋に押し込まれる場面があった。試合は後半終了で、1対1のまま延長戦へ。
ゴールを決めた大迫 | 今日のセンターバックは青木 |
これで両チームとも、2試合連続の延長戦。名古屋はすでに交代カードを使いきっている。鹿島は2枚。どこで交代カードを切るのか。延長前半では両チームとも得点できず、延長後半へ。
最後の交代枠は本山。これでいいリズムをもたらしてくれたらいいんやけど。そして早速本山がやってくれた、柴崎のゴールをお膳立て。本山のスルーパスから柴崎へ、そして柴崎がゴールへ蹴りこみ勝ち越し!柴崎にとって公式戦初ゴール。さぁこれであとは逃げ切るだけ。今度は追いつかれることなく試合終了。
延長開始前、選手たちが集まる | セットプレー |
120分間の激闘は鹿島の勝利。これで5年ぶりの決勝進出。いやぁ、柴崎の初ゴールはびっくりしたし、うれしかった。やっぱり本山の力はまだ必要やね。流れを変えられる。センターバックの経験はあるが、よく動いてくれた青木、そして何度も相手のファウルや体を張って守備に貢献した中田にも感謝。
決勝の相手は浦和。G大阪だと、現実的に勝つのがより難しい。浦和ももちろん勝つのは難しいけど、リーグ戦の順位的にまだ可能性はあるか。ところが、浦和戦となると決勝戦、チケットが瞬殺の可能性が。とりあえずオリジナルチケットの申し込みはした。これで当たってくれたらいいけど。あぁ、何とかして行きたい。
ガックリ名古屋、喜ぶ鹿島 | 勝利の挨拶 |