2011年7月31日 J1 第19節
大阪長居スタジアム 入場者数:28,039人
C大阪1−3鹿島(前半1−2、後半0−1)
鹿島逆転勝ち!13年ぶりに長居で勝利を挙げる
この試合、前日から弱気だった。今季セレッソは長居で5戦全勝、ドイツ2部リーグのボーフムへ移籍が決まった乾貴士のラストゲーム、鬼門の長居、鹿島は連敗中、試合間隔も鹿島は中3日に対してセレッソは中7日で休養十分、鹿島にいいデータがなかった。
だけど、土曜日にある出来事が。俺自身、ビールやお酒はあまり飲めないが、土日に関しては少しだけ日本酒を飲む。今回のお酒は桜の花びらの形をした金箔が2枚入ったビンの日本酒。前日の土曜日も少しだけ飲もうと、おちょこに入れたら、金箔が1枚入った。ふと思った、「桜(セレッソ)を飲んじゃえ」と。これが少し何かを予感させるものやったかも(汗)。
さて、今日は先ほども言ったけど、ドイツへの移籍が決まった乾のラストゲームである。当然のごとく「乾のために勝利で送り出そう」と選手やサポーターは意気込んでいる。MATCH DAY PROGRAMの表紙はもちろん乾。
俺にとってはあまりうれしくない(マヨネーズが大嫌い)けど、今日はビッグマックの無料券がここ長居スタジアムに。な〜んか、ビッグマックorダブルチーズバーガー無料券やったらなぁ〜。
MATCH DAY PROGRAMの表紙はもちろん乾 | ビッグマック無料券 |
長居スタジアムでは、前回の清水戦からコンコース規制が。7月2日の柏戦でサポーター同士のトラブルがあった模様で、その影響によってコンコースが規制され、アウェイサポ自由のチケットを持った人はフードパークの利用もできなくなった。これなぁ、スタジアム外からでも利用できるようにしたらええのになぁ。
前節G大阪に惨敗して非常に苦しい時、今日は「苦しい時こそ選手と共に」という横断幕を持った人が。ホントに一日でも早く、不調から脱出してほしいもの。今日のスタメンは左サイドバックに新井場が。これ以外は前節のG大阪戦と同じ。
規制されたコンコース | 「苦しい時こそ選手と共に」 |
セレッソサポーター | 鹿島サポーター |
前半、セレッソに先制点。乾だ。得意のドリブル突破、そしてシュート。マークが甘いというか、全然ついていけていない。あぁ、また勝てないのかぁ、と思った。しかし38分、セレッソGKキム・ジンヒョンが痛恨のミス、背後にいる田代に気づかず、ボールを置いた瞬間に、田代がボールを奪ってゴール!ジンヒョンはガックリと倒れこむ。よく見ていた田代。
そして前半終了直前、またしても田代がやってくれた。FKから田代がヘディングシュートが決まった。まぁ、これもジンヒョンのミスかな。田代へのマークは一人いたが、前に出ちゃったね。これでゴール付近はがら空き。先制されたけど逆転して前半終了。
後半最大のピンチは79分、セレッソのCK、ペナルティエリア内で新井場が痛恨のファウルでPK。蹴るのはキム・ボギョン、俺は手を強く握って祈り、そして「外せー!」と。蹴った、止めた!お見事!曽ヶ端!
後半アディショナルタイムは3分、後は逃げ切るだけかと思ったラストプレー、小笠原がハーフウェイライン付近から蹴ったボールは、えっえっ入るのか?とボールを見ていると、入っちゃった!もう万々歳!ジンヒョンまたガックリ。これで試合終了。
ヤン坊とマー坊 | ジンヒョンのミスを見逃さなかった田代のゴール |
メインスタンドは結構入った | バックスタンドも結構入った |
田代のヘディングシュート | ゴールを決めた田代は手を広げて喜ぶ |
田代と同期の中後との争い | 勝利の挨拶 |
試合終了。早速オブラディ・オブラダの大合唱。オブラディ・オブラダを昨年カシマスタジアムでセレッソサポーターにやられた。これは悔しかった。今日は長居で鹿島サポーターがオブラディ・オブラダ。今回は隣の人たちと4人で肩を組んで大合唱した。うれしい勝利になった。
今日に関しては「意地の勝利」。でも、まだまだこれから。暫定12位やから。年間順位が2桁順位になったことがない唯一のJ1クラブが鹿島、このままでは終わらへん。きっと上位争いにつけてくる。