2009年12月05日 J1 第34節
埼玉スタジアム2002 入場者数:53,783人
浦和0−1鹿島(前半0−0、後半0−1)
鹿島、Jリーグ史上初の3連覇達成!
負けられない3連戦のラスト、今季最終節の大一番。前節で川崎が勝ったため優勝は決まらなかったけど、こちらは勝ってしまえば3連覇だ。しかし引き分け以下だと逆転優勝を川崎に許す可能性が高い。絶対に勝利で優勝したい。
今日は思わぬ出来事があった。鹿サポの女性から逆ナンパをされたのである。浦和美園駅を降りて、帰りの切符をあらかじめ購入したあと、これから向かおうかなと思ったときに声をかけられた。「浦和サポに囲まれるのが怖くて、もしよければ」と。今までこんなお誘いがなかったので「いいのかなぁ」と思ったけど、お誘いに受けた。
そして、その女性とmixiで知り合った鹿サポの仲間10人以上の方々に入れてもらった。やっぱり俺自身が京都から来たということで、「遠いところから」とか「カシマスタジアムまで来ることがすごい」と言われた。もちろん鹿島が好きやから。
開門、先頭のサポーターが入場すると、浦和サポからブーイング。まだこちらは入場していなかったけど、外からよく聞こえた。入場したときは凄まじい席の取り合い、俺ひとりだったらどうなっていたか。そして仲間が人数分取っていたところが前列付近、すごくいい席。ホントに仲間に入れてもらってありがとうございます。試合前は雨は降ってなかったけど、結局雨が降ってきた。
「三連覇」のボード | いろんなゲーフラ | 浦和サポーター |
選手整列 | バックスタンドもいっぱい |
試合開始から浦和の意地が見られた。主導権は浦和、絶対に埼スタで優勝を阻止しようと、積極的に攻めていく。鹿島は耐える時間帯。この中で前半10分には中田浩二が決めたかと思ったらオフサイド、前半40分過ぎには鹿島が攻め立て、野沢のシュート。数分後にはCKから興梠のヘディングもポストに跳ね返り、再び野沢がシュートするがバーの上。前半は0対0で終了。
ハーフタイム、他会場の途中経過が流れた。柏対川崎は0対3で川崎がリードの瞬間、浦和サポは大歓声、鹿島サポは「え〜〜〜!」。これで勝つしかない状況になった。絶対に後半、点を取って3連覇を信じ、後半戦へ。
後半も主導権は浦和、浦和が攻め立て、鹿島はカウンターの繰り返し。野沢が右から小笠原へのパス、決定的なシュートの場面だったが、小笠原決められず。そしてついに均衡が破れた、後半21分、内田からのクロスボールを興梠がダイビングヘッドでゴールマウスに吸い込まれた!待ちに待った先制点!ベンチは大喜び。その後何としても3連覇をと思う鹿島と、絶対に優勝を阻止と意地を見せる浦和、後半ロスタイムでは、怒涛の浦和の攻撃、浦和サポも「We are REDS!」の大声援。エスクデロの決定的なシュートを放つが岩政の足に当たり、バーの上へ。その後も怒涛の攻撃を見せ「何とか耐えてくれ!」と声援を送った。そして耐え凌ぎ、試合終了!
試合の様子 | 判定への不満で抗議するオリヴェイラ監督たち |
興梠のゴールで大喜び | 1対0でリード |
3連覇達成やぁ!サポ仲間と喜びを分かち合った。みんなでハイタッチ!「我ら〜Jリーグチャ〜ンピオン!かしま〜アント〜ラ〜ズ!」の合唱の繰り返し。そして肩組んでの「オブラディ・オブラダ」の大合唱。初めてサポーターの方と肩組んで合唱した。今までひとりでの観戦ばっかりやったし。これが優勝での大合唱だ。
表彰式が始まった。小笠原が優勝シャーレを受け取って、選手、スタッフ、サポーターが万歳!最高の雰囲気。そして今日はオリヴェイラ監督の誕生日、ハッピバースデイトゥーユーの合唱もあり。監督にとっては最高のプレゼントになったはず。
鹿島の選手たちが引き上げ、今度は浦和の選手が最終戦のセレモニーで登場する。鹿島サポーターから「ありがとー」の声も。浦和の社長かな?スピーチ中は浦和サポーターは大ブーイング、まぁ当然でしょう。ただ、力のあるチームなので、来年も浦和を簡単には倒せないはず。
優勝直後の様子 | 選手、スタッフが輪になって喜びを表現 |
抱き合う選手たち | 優勝ボード、昨年からのデザイン |
優勝シャーレ(銀皿)を受け取り、鬼武チェアマンと握手 | 小笠原が優勝シャーレを掲げる準備 |
そして選手、スタッフたちが万歳! | 野沢も優勝シャーレを掲げる |
興梠はフェイントをかましながら | 万歳! |
記念撮影(指で3連覇の3を) | 知り合ったサポーターさんの「優勝おめでとう」ボード |
3連覇達成、ホンマに5連敗したときはどうなるかと思った。今日の優勝で「完全復活」と言っていい。次は天皇杯準々決勝。次の試合は最も気持ちの切り替えは大変だ。前節のガンバの状態とは違うはずやし、3連覇の達成感からの切り替え、でも天皇杯優勝を信じている。まだシーズンは終わらない。
最後に、いつもひとりで観戦していた俺を仲間に入れてもらったサポーターの皆様、ホントにありがとうございました。スタジアムを後にするときも言ってましたが、絶対にまたスタジアムに足を運びますので、また会いましょう!