2009年11月28日 J1 第33節
カシマサッカースタジアム 入場者数:35,598人
鹿島5−1G大阪(前半0−0、後半5−1)
3連覇へ王手!5得点の大勝でG大阪下す
負けられない3連戦の2戦目。今日鹿島が勝って、同時刻スタートの川崎が引き分け以下で鹿島の3連覇が決まる。優勝の瞬間を見ようと、ほぼ満員。ほとんどが当然鹿島サポーターだが、ガンバサポーターもかなり多く詰め掛けていた。今日俺は5時に起きて、京都から新幹線で駆けつけた。この新幹線の中にもガンバサポーターがいた。それだけ両チームとも大事な一戦。
出場停止だった岩政、マルキーニョスが復帰。現時点のベストメンバーだ。対するガンバはメンバー的にはほぼベストだが、加地、中澤、山口が怪我をおして出場しているようだ。守備に不安がありそうだが、攻撃陣が怖い。好調ルーカス、ペドロ・ジュニオール、何とか抑えてほしい。
ガッツポーズのしかお | 「V3」のゲーフラ、絶対決めようと |
サポーター席は埋めつくされた | ガンバサポーターもかなりの数 |
ゴール裏2階層からのビッグフラッグ | バックスタンドからもビッグフラッグ |
試合開始、早速鹿島が主導権を握る。積極的に攻め立て、ガンバゴールへ攻める。対するガンバは佐々木の強烈なシュートがあったが、新井場がブロックする。守備はお互い集中していた。鹿島はガンバのセットプレーを封じれば、ガンバは守備に不安のあると思われていた中澤、山口がその守備の不安を感じさせない動きだ。遠藤の絶好のフリーキックが一番のヒヤリ。外してくれた。お互い点は入らず、前半終了。今日は、川崎の情報は一切伝えず、この試合に集中させるはずだが、なぜか大型ビジョンやLED帯状映像装置に川崎戦の途中経過が流れた。お〜い!どういうことやねん・・・。口頭でのアナウンスはなかったけど。
後半開始直後は、ガンバも主導権を握り始めていた。そしてついに均衡が破れる。中央付近でペドロ・ジュニオールのボールを小笠原がカット、そして素早い攻め、小笠原が興梠へスルーパス、興梠がDFをかわしてシュート!これが入り先制点!大歓声のサポーター。さぁもう1点、と。その1点が2分後に、マルキーニョスの強烈なシュート、藤ケ谷にはじかれるが、このこぼれ球を「ミスター・クライマックス」こと野沢が左足でループシュート、これが見事にゴールマウスに吸い込まれ2点目!サポーター大興奮。ガンバも黙ってはいられない。すぐさま二川のゴールで1点差に。1点差にされたが2分後にまた興梠がやってくれた!これは大きな3点目だ。失点直後だけに。目まぐるしい点の取り合いだ。
さらにルーカスがイエロー2枚で退場となり、さらに有利な状況に。でももう攻めるしかないガンバ。ガンバの攻めも何とか凌いだ。そして交代出場の田代のゴールで4点目、とどめは同じく途中出場のダニーロのヘディングシュートで5点目。ガンバは途中から攻撃的な選手と次々と投入したこともあったか、鹿島が攻撃時には守備はぽっかり。このまま試合終了。
興梠のゴールで先制! | 野沢のループシュート |
ゴールマウスに吸い込まれた! | 喜ぶ「ミスター・クライマックス」野沢 |
マルキ、エキサイトする場面も | 3万5千人超えの入場者数 |
田代のゴール | 終わってみれば5対1 |
勝った。しかし、ベンチが騒いでいない、わかっていたんでしょう、川崎が勝ったことを。今日優勝が決まらず、持ち越しになった。5対1はさすがに想定外やった。2対1とか、1点差勝負かと思っていた。最終節は完全アウェイの浦和戦、そう簡単にはいかないが3連覇を決めよう。大量得点試合の次は要注意、結構得点が入らないことがある。川崎がそうだった。10月の広島戦で7点の大勝直後のナビスコ決勝はゼロ。さすがに3連覇がかかる試合では関係ないはず、絶対3連覇を決めてくれ。
ただ、ちょっと不安材料が、途中交代の内田、試合終了間際に自ら退いたマルキ、怪我の状態が気になる。浦和戦出場できることを祈る。
試合終了の握手 | 2得点の興梠 |
バックスタンド側のサポーターへ挨拶 | ガンバの選手たちが挨拶、サポーターは拍手 |
オリヴェイラ監督のスピーチ | 場内一周 |