鹿島魂From関西
観戦日記

試合データ

2008年12月06日 J1 第34節
札幌ドーム 入場者数:26,220人
札幌0−1鹿島(前半0−1、後半0−0)

  • 札幌メンバー
    • GK 佐藤優也
    • DF 池内友彦、西澤淳二、西嶋弘之、坪内秀介
    • MF 藤田征也、西大伍(→岡本賢明)、上里一将、西谷正也(→芳賀博信)
    • FW 砂川誠(→宮沢裕樹)、ダヴィ
  • 鹿島メンバー
    • GK 曽ケ端準
    • DF 内田篤人、岩政大樹、伊野波雅彦、新井場徹
    • MF 青木剛、中後雅喜、本山雅志(→増田誓志)、野沢拓也(→船山祐二)
    • FW 興梠慎三、マルキーニョス(→田代有三)
  • 得点者
    • 鹿島 野沢(前半35分)

試合後記

鹿島2度目の2連覇達成!野沢のゴールを守りきる

 朝5時に起き、京都から関空へ、朝8時40分発の新千歳空港行きの飛行機で駆けつける。今まで飛行機に乗ったことなく、ちょっと揺れもありドキっとしたけど、10時15分頃新千歳空港に到着する。新千歳は小雪が降っていたけど、札幌へ駆けつけた頃には雪は止んだ。でも寒いねぇ。この土日は冬型の気圧配置で、気温は0度。

関西空港、乗る飛行機 札幌行きの案内 新千歳空港到着、ちょっと雪が
関西空港、乗る飛行機 札幌行きの案内 新千歳空港到着、ちょっと雪が

 いよいよ優勝のかかった大一番。昨年の浦和の立場とよく似ている。昨年、前節まで首位だった浦和は、最下位でJ2降格が決まっている横浜FCとの対戦、今年は首位鹿島が、最下位でJ2降格が決まっている札幌と対戦。昨年は浦和が負け、鹿島が逆転優勝。今度はこちらが浦和の二の舞にならないように。

札幌サポーター 多く詰め掛けた鹿島サポーター
札幌サポーター 多く詰め掛けた鹿島サポーター

 試合開始、やっぱり硬くなっていたか、序盤は札幌がサイドからの攻撃を多く使い、攻め立てる。少しずつ鹿島らしいパスが見られるようにはなってきた。マルキのヒールパスから興梠のシュートもあり、これは惜しくもGKの好セーブに阻まれる。そして前半35分、野沢のミドルシュートがゴールマウスを揺らし先制!ゴールを決めた野沢らベンチ付近まで行きみんなに祝福される。前半は1点リードして終了。
 後半、マルキと興梠が再三ゴールを狙っていく。今日はマルキは不発だった、幾度か好機がありシュートを放ったがポスト左やオフサイドの判定。札幌も守備の意識が高く、早い対応。上里のシュートがポストに当たってしまうシーンが特に危なかった。そしてロスタイムは3分、鹿島はボールキープに入る。何とか守備陣も得点を許さずタイムアップ!優勝決定!

鹿島のスタメン 空中戦
鹿島のスタメン 空中戦
野沢ゴールで仲間に祝福される J秋開幕反対を訴える札幌サポーター
野沢ゴールで仲間に祝福される J秋開幕反対を訴える札幌サポーター

 みんな大きく喜ぶ。ベンチ付近では監督スタッフたちが勝利の円陣。表彰式の準備が始まった。今年から優勝看板が変わった。黒の看板に黄金の文字、すごくかっこいい。今年は優勝シャーレ(銀皿)も札幌ドームに用意されていた。まずはチャンピオンフラッグの授与、そして優勝シャーレの授与。新井場が優勝シャーレを掲げて一斉に全員万歳!大岩、野沢も優勝シャーレを持ち、また全員万歳。これで終わりかと思ったら、マルキまでもが。。。同じくマルキが優勝シャーレを掲げた瞬間、また全員が万歳!オリベイラ監督の胴上げ、最高のムードだ。

優勝直後 みんな大喜び
優勝直後 みんな大喜び
優勝シャーレ(銀皿) オリヴェイラ監督を中央に、記念撮影
優勝シャーレ(銀皿) オリヴェイラ監督を中央に、記念撮影
チャンピオンズフラッグ授与 優勝シャーレが新井場の手に
チャンピオンズフラッグ授与 優勝シャーレが新井場の手に
全員で万歳!カメラマン邪魔・・・ J1リーグチャンピオン!
全員で万歳!カメラマン邪魔・・・ J1リーグチャンピオン!
オリヴェイラ監督もシャーレを持って記念撮影 オリヴェイラ監督の胴上げ
オリヴェイラ監督もシャーレを持って記念撮影 オリヴェイラ監督の胴上げ
今年の優勝看板 曽ケ端が声援に応える
今年の優勝看板 曽ケ端が声援に応える

 表彰式が終わり、選手が引き上げてきた。ここで俺は思わぬ一足早い「クリスマスプレゼント」をもらった。選手スタッフが着ていた優勝記念Tシャツを伊野波がメインスタンドへ投げ込む、それをとっさに手が出てキャッチした。思わず大興奮、「あぁっ!取れた〜!」。みんなから「おめでとうございます」って祝福された。ホンマに京都から札幌へ駆けつけた甲斐があった。伊野波!ありがとう!

伊野波が投げてくれた優勝記念Tシャツ 優勝記念Tシャツの後ろ
伊野波が投げてくれた優勝記念Tシャツ 優勝記念Tシャツの後ろ

 その後、素晴らしい出来事があった。なんと鹿島サポーターが「コ〜ンサドーレ!」とコンサドーレコールを!表彰式を見守ってくれているサポーターに対して、これは札幌サポーターもうれしいでしょう。そして札幌サポーターも「鹿島アントラーズ」コールを!すばらしい。来年J2だが、すごく若手が成長している。1年で戻ってきてほしい。そして俺はドームを後にする。
 2008年度の獲得タイトルは1つ、通算12冠。目標としていたACLはガンバに。来年こそACL優勝を目指し、国内タイトルも取れるだけどんどん取れるように、これからもサポートする。

その日の夜

 札幌駅前のシティホテルにチェックインした。鹿島のユニフォームのままチェックインしたことから、ホテルの人が「さっきもアントラーズの服を着た人たちが来てたので、なにがあったのかなぁ」と話題になってたと。まぁ、優勝がかかった試合やし、せっかく札幌に来たんだから一泊して帰ろう、という人でしょうね。俺もそう。
 そしてチェックイン後、大通公園のイルミネーションを堪能する。雪が舞っている。キレイなテレビ塔、リアルタイムに光が変わっていく。この大通公園に鹿島のジャケットを着た人がチラホラ。やっぱりせっかく札幌にやってきたんだから、ということで。

テレビ塔をバックに きれいですね
テレビ塔をバックに きれいですね
こちらにも これもきれい
こちらにも これもきれい

翌日

 翌日は朝から雪、道路にも積もっている。雪の大通公園、時計台、北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)を訪れる。夜とはまた違った風景。パウダースノー!歩くとキュッキュッと音が。雪を堪能するだけだったが、これだけでもうれしくなる。
 そして、新千歳空港へ向かう。電車が駅に向かっているうちにどんどん晴れていく。新千歳空港の雪はうっすら。北海道の天候って、いつもこんなん?15時05分関西空港行きの飛行機で帰り、20時過ぎ、京都の自宅へ着きました。

雪のテレビ塔・大通公園 雪の大通公園
雪のテレビ塔・大通公園 雪の大通公園
札幌市時計台 北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)
札幌市時計台 北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)
新千歳空港のクリスマスツリー 乗る飛行機
新千歳空港のクリスマスツリー 乗る飛行機

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