鹿島魂From関西
観戦日記

試合データ

2008年11月23日 J1 第32節
九州石油ドーム 入場者数:31,744人
大分0−1鹿島(前半0−0、後半0−1)

  • 大分メンバー
    • GK 下川誠吾
    • DF 深谷友基、森重真人、上本大海(→家長昭博)
    • MF 小林亮、エジミウソン(→森島康仁)、金崎夢生、鈴木慎吾、藤田義明
    • FW ウェズレイ、高松大樹
  • 鹿島メンバー
    • GK 曽ケ端準
    • DF 内田篤人、岩政大樹、伊野波雅彦、新井場徹
    • MF 青木剛、中後雅喜、本山雅志(→船山祐二)、野沢拓也(→増田誓志)
    • FW 興梠慎三(→田代有三)、マルキーニョス
  • 得点者
    • 鹿島 内田(後半10分)

試合後記

内田弾!ナビスコ初優勝の大分を退ける

 残り3試合で、勝ち点3差で6チームがひしめく大混戦。今日は首位鹿島と4位大分との一戦。今節最も注目される試合である。首位鹿島と4位大分との勝ち点差は2、鹿島にとって今日負けると大分に逆転されるだけに、どうしても負けられない。対する大分は、ホベルトが累積警告で2試合出場停止、高橋大輔欠場、これがどう影響するか。
 今日の九石ドームは、優勝争いに大きく左右する試合であり、多くのサポーターが詰め掛けている。ゴール裏、バックスタンド、アウェイ側ゴール裏も、可動式座席が登場するなど、お互い、この試合に賭ける思いが伺える。

アウェイ側も可動式スタンド登場 お粗末な選手紹介(田代有三が2人!?)
アウェイ側も可動式スタンド登場 お粗末な選手紹介(田代有三が2人!?)
アウェイ側の鹿島サポ ホーム側の大分サポ 小笠原と遠藤
アウェイ側の鹿島サポ ホーム側の大分サポ バックスタンドもいっぱい

 試合開始、開始からほとんど鹿島がボールを支配、大分が攻めても中盤ですぐにボールを奪い、すぐに攻める。前半は幾度もチャンス、決定機があった。本山のダイレクトシュートがクロスバーを越え(大分も体張っていた)、その後、また本山が個人技からシュートを放つがポストに跳ね返る。また、左からのグラウンダーのボールを野沢がシュート、これも惜しくも左へ反れる。大分の守備陣を揺さぶり、多くのチャンスを作っても得点できない嫌なムードで前半終了。
 後半は大分も攻める時間帯が増える。そして後半10分、内田のボールを野沢が興梠に、興梠がシュート、そのこぼれ球が内田のところへ、そして内田が豪快にシュート、ついに鹿島が先制!そして最大の危機は後半37分、大分ウェズレイの怒涛のシュート攻め、1本目は曽ケ端が止め、2本目は内田が止め、体を張った守備で得点を許さず。後半ロスタイムは5分、鹿島はボールキープ、大分は奪ったあとすぐ攻める。このロスタイムの大分の攻撃も何とか体を張って得点を許さず試合終了。

内田ゴールで次々と圧し掛かる みんなで内田を祝福!
内田ゴールで次々と圧し掛かる みんなで内田を祝福!
この日決勝点をあげた内田 セットプレー
この日決勝点をあげた内田 セットプレー

 終了直後から、オブラディ・オブラダの大合唱。もうこれだけ今日の試合が重要だったということ。選手、スタッフ、サポータは大喜び。スタジアムを出て、直行バスの中での出来事、大分サポの人がみんなに「今日は残念でしたねぇ」「久々に九石ドームで負けましたぁ」、「鹿島は勝負強い」と。近くの人みんな苦笑い。
 次は磐田、残留争いをしていることもそうだが、鹿島はこの日中後がイエローもらって累積3枚目、累積3枚のメンバーが内田、青木、中後、マルキ、出場停止を食らうと痛いメンバーばかり。とにかく次の試合、イエローもらうな。当然レッドはだめ。

試合終了 勝利し万歳!
試合終了 勝利し万歳!

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