2007年12月1日 J1 第34節
カシマサッカースタジアム 入場者数:31,384人
鹿島3−0清水(前半1−0、後半2−0)
奇跡の大逆転優勝!2002年のナビスコ以来、5年ぶりのタイトル
前節の浦和戦、観戦チケットは持っていた。しかし、浦和の優勝を見るのはいやだ、この12月1日の試合に賭けたいという気持ちがあり、浦和戦の観戦を見送った。それが結果的に正解だった。浦和戦勝利の後、すぐにSSS席のチケットを取り、行きの新幹線と帰りの高速バスの切符を買いに行った。
そしてこの日がやってきた。勝ち点70の浦和、同69の鹿島。今日鹿島が敗れると当然優勝はなし。引き分けの場合、浦和が敗れると勝ち点で並ぶが、得失点差で浦和が大きく上回っているため、現実的にはほぼ可能性はない。鹿島が勝って、浦和が引き分け以下で鹿島の優勝が決まる。浦和は最下位横浜FC戦だけに、やはり浦和有利か。でも可能性がある限り。
決戦前のカシマスタジアム | ホーム側はこの盛り上がり |
「SPIRIT OF ZICO」、ある日からサポーターが ずっと持ち続けている |
2Fサポーター席もいっぱい |
赤と紺の縦じま模様 |
試合開始、開始直後は清水ペース。やはりちょっと硬くなっていた模様。そんな中、マルキーニョスがペナルティーエリアで倒されPKゲット。キッカーは小笠原、「頼むぞ、頼むぞ・・・」。PKが決まり先制!これで楽にはなっただろうと思いつつ、まだ1点入っただけ。あと2点は欲しいところ。
ハーフタイム、いつもなら他会場の途中経過がスクリーンに流れるところだが、この試合に集中するため、流れなかった。
後半キックオフ、後半3分、早速鹿島に追加点。左コーナーキックから清水のクリアボールが本山のところに、思い切り蹴りこみゴールマウスに吸い込まれる。後半13分にもマルキーニョスのダメ押し弾で、これで勝てるかも、と思った。でもまだ試合が終わったわけではない。取れるときにどんどん取ろう。
試合前 | 清水コーナーキック |
小笠原PK決める | 本山ゴールでみんなから祝福 |
マルキーニョスがゴールへと攻める | マルキーニョスのゴール! |
入場者数31,384人、もう少し入ってほしかったが | タイムアップ直後、優勝か? |
このときがやってきた。このまま3対0で鹿島勝利。するとベンチにいた選手・スタッフたちがピッチに喜びながら入ってくる。「優勝か!?」と思い、スタジアムは大きな歓声に包まれる。その直後、大型ビジョンに浦和戦の生映像が流れる。浦和戦はまだ試合が続いており、1分弱見守る。その大型ビジョンの右下に岩政の号泣姿が(笑)。そして試合終了。2度目の大歓声がスタジアムに響き、優勝が決定!
大型ビジョンに浦和戦が映される(岩政号泣) | 浦和戦タイムアップ!この瞬間、奇跡の大逆転優勝! |
優勝し、みんな輪になって喜びを表現。オリヴェイラ監督の胴上げ、表彰式、スタジアム内はずっと優勝の余韻が残ってる。なんと、サポーター席に選手が続々と。そして監督までも。サポーターが選手、監督胴上げ、優勝決定後も最高の雰囲気に包まれ、ここで私はスタジアムを後にする。
鹿島サッカースタジアム駅に臨時停車する最終は16時46分で終了で、スタジアムを後にしたのが17時ごろ。。。早いよ、最終電車・・・。なので、鹿島神宮駅まで歩きました。約3キロの道のりを約40分くらいかかりました。。。
優勝決定直後 | 輪になって喜ぶ選手・スタッフたち |
V字型に水を出す演出 | 記念撮影 |
メダル授与 | 裸のマルキ、メダルもうないの?もらってない・・・ |
首藤からメダルをかけてもらうマルキ | チャンピオンフラッグ |
石神とマルキーニョス | 「10冠制覇」 |
選手、スタッフ、全員で万歳! | 優勝の余韻が残る中、夜のカシマスタジアムを撮影 |
その鹿島神宮駅で、「KASHIMA光のアート・ギャラリー2007」というイベントをやっていました。キレイなイルミネーション、そして見事に奇跡の大逆転優勝を遂げたアントラーズを祝福するイルミネーションまで。いやぁ〜、偶然こんなイベントをやっていたとは思わなかった。しばらく堪能して鹿島を後にする。
10冠達成。俺自身、2003年から本格的にサッカー観戦を始めて以降、優勝の瞬間を生で見ることがなかった。むしろ、相手の優勝を2度見てしまった。俺としては1冠である。さらに2冠、3冠と達成できるよう、これからも鹿島をサポートする。
大きいです | こちらにも |
鹿島の鹿です | アントラーズ優勝を祝福 |